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hotokatikaの日記@準備室 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-03-01 大学入学が株取引と同じレベルのリスクになってきた このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

2011-10-01

「単一民俗神話の期限」

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 たとえば脱原発デモ。「原発いらな〜い、原発なっくせ!」というシュプレヒコールは正しい。東北地方太平洋沖地震が起こった3.11以降、危機が起きた時にうまく管理できない原発は炉心溶融メルトダウン)を起こす、という現実が明らかになった。しかし、異常気象のため、暑すぎて熱中症になる人が続出する夏に、日本中のすべての原発の運転を止めて電力供給量を減らせば、どんな混乱が起きるか。電力需要量と電力供給量を厳密に計算しないと、より事態が悪化するかもしれない。脱原発デモに参加している人の中で、このことを想像している人はどれだけいるのだろうか。

 たとえば不倫が泥沼化した結果起こる愛の自殺。「二人はこんなに愛し合ってる。それなのに結ばれないなんて。だったらあなたを殺して、私も死んでやる」的な発想はたぶん正しい。現実世界で結ばれないのなら、せめてあの世に行って二人が結ばれるという選択肢を選ぶしかない。しかし、遺体を火葬してもらう手配をしないまま、自殺していいものだろうか。家の住宅ローンがあと何回分残っているか、計算しなくていいのか。入るべきお墓を事前に用意するのを忘れると、遺灰をエアーズロックのうえからばら撒かれてしまうかもしれない。不倫が泥沼化した結果、愛の自殺を選んだ人の中で、このことを想像している人はどれだけいるのだろうか。

 たとえば夫婦別姓vs夫婦同姓の論争。日本の中に「夫婦別姓がいい」という人々と「夫婦同姓がいい」という人々がいる。それぞれの主張は、それぞれ正しい。しかし、日本人の多くが、日本の中に「夫婦別姓がいい」という人々と「夫婦同姓がいい」という人々が同時に存在する、という並列思考をどうもよくわかっていないのではないだろうか。「みんなちがって、みんないい。 」という金子みすずの詩には大きな感動をしつつ、自分と異なる考え方を持つ日本人がいることに本当に驚愕し、相手を攻撃する。こういう人々は、シュレーディンガーの猫とかパラレルワールドといった概念を詰め込むと、頭がパンクしてしまうのかもしれない。夫婦別姓派の中には同姓派の気持ちを想像する人が、夫婦同姓の中には別姓派の気持ちを想像する人が、どれほどいるのだろうか。

2011-08-14

サンデル教授「世界中の国々で民主主義のストレステストを実施中だよん」

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 NHKオンデマンドの特集・白熱教室JAPAN 「ヒロシマからフクシマへ届けられるもの」(後編)が面白かった。というか最後10分のサンデル教授からのメッセージが大きい。

 イギリスの若者暴動にしろ、日本の菅政権にしろ、民主主義のストレステスト実施中だと思えば*1、なるほどなとガッテンしてしまいますよ。

 一方で、日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない*2と言われて、働いていてかつ残業を強いられる人と、失業していてお金がない人の、どちらもが「政治や政治家に物言うためのお勉強活動=政治参加活動」に参加する時間がとれずにいるのです。では、政治参加活動ができないからせめてネットで情報を集めようかと思えば、2ちゃんねるもtwitter国士様の活躍の場。反対の意見を述べる者へ敬意を払った議論なんて到底期待できない状況。賛成派反対派それぞれが、空気で議論するネットのひとたち*3ですから。

 そりゃあ、民主主義も苦戦しますよ。

*1:(なお、サンデル教授はストレステストとは言ってません、究極のテストって言ってました。)

*2:参考記事 http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1644.htmlなど

*3http://d.hatena.ne.jp/kawango/20110806

2011-08-13

暴動が 起きない日本 まだいける なわけねぇだろ 今が伏線

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 今日はブログ巡回の感想文です。Rootportさんの日記を読ませてもらいました。*1

 飛び火しても不完全燃焼とは虚構新聞もうまいこと言ってますね。しかし、何というか、「イギリスで暴動が起きてるけど、日本では暴動が起きない可能性が高い」からといって、じゃあ安心ですね?、とは言えない状況になりつつある気がしてきて、私はけっこう不安になりつつあります。

 たまたま、急速に若者の火炎瓶離れが進んでいることも重なって*2、「実家」という“溜め”がある人、振り込め詐欺という犯罪に手を染める人、それぞれが暴動を起こしてないだけでなんでしょうな。そういえば、在英京都人作家・入江敦彦さんが言うところでは*3、イギリスの暴動は

今回の暴動に参加している連中には「扇動する者」もいなければ「主張」もない。

ように見えたらしいのですが、日本でも「扇動する者」もいなければ「主張」もないのに、JRの駅で特急列車に飛び込む人が多いので*4、イギリスと日本って結構共通点が多いような気がします。暴動を飛び込みと置換すると、おー、なんかぴったり。これなら、参加人数では日本も負けませんよ。

・・・なんて。

2011-06-04

国会議事堂から小学校の学級まで、民主主義がテキトーすぎる

| 15:24 | 国会議事堂から小学校の学級まで、民主主義がテキトーすぎるを含むブックマーク 国会議事堂から小学校の学級まで、民主主義がテキトーすぎるのブックマークコメント

自分たちでリーダーを選ぶ。なのに文句をつける。その資格がありますか?

 ここに民主主義国家にあるまじき政策という記事と小沢一郎元民主党代表インタビューがあります。2つの記事の中ではちょっとだけ、「日本の民主主義は危機的状況だ」なんて書かれているんですが、そもそも日本に民主主義が根付いているでしょうか。日本に生まれて、なにか民主主義を学ぶ機会があったかどうかを、覚えてる人がいるでしょうか。

 民主主義っていったいどんなものなんでしょうか。 

 NHKスペシャル BS特集33か国共同制作 民主主義 世界10人の監督が描く10の疑問によれば、中国の小学校で学級委員長を決めるときはこんな感じらしいのですが、日本の小学校では学級委員長は「決めたほうがいい」としながらも、A.先生が決める。 B.くじ C.じゃけん D.多数決で決めてしまうわけです。長(リーダー)を決める方法の4択の中に「B.くじ C.じゃけん」が入っているあたりが、大半の日本人にとって「学級委員長なんてどーでもいい役職じゃん。誰がやっても同じだよ。いや、誰が長(リーダー)をやってもクラスに何らの影響の与えないよ」と思われているわけです。

 さすがに中学校レベルになってくると室長の人柄を含めた力量によって、学級運営が大きく変わるようなのですが、現実にはいじめっ子の推薦で、学級委員に成らされるケースが多く、役員に選ばれること自体がいじめになっているわけです。面倒くさい役員など誰もやりたがらないが、必ず決めなければならないとわかっていながら、役員をテキトーに決めてしまい、一方自らはできるだけカドを立てずに役員お断りをするために必死になる。なぜなら役員になることは、努力の割には何の見返りも無く、いじめの対象だから。

 日本では(or日本人はと言ってもいいですが)、小学校でも、民主主義の小学校でも、学級委員やPTAの役員決めといった、非常に重要な…とはいいませんが、ある程度重要なポストの決め方が、とてもテキトーすぎるのではないでしょうか。