シンプリシティの法則 【170】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【単純化】
■究極の一文(この本どんな本)
【 ここ当分のあいだは、複雑なテクノロジーが私たちの家庭や職場に押し寄せ続けるだろう。したがってシンプリシティはきっと成長産業になるはずなのだ。 】
高齢化が進めば複雑な機能は無駄になる。モノが増えればゴミになる。給料が下がればいらないモノは買わなくなる。
これからは・・・足すよりも引く。増やすよりもまず減らす。
「シンプル」に生きることを追求していこうと思いました。 それくらい「シンプル」という概念が、最近気になっています。
■お知恵を拝借(実行すること)
- 取り除けるものがすべてなくなったら、SHEなる方法が使える。 縮小(SHRINK)、隠蔽(HIDE)、具体化(EMBODY)。 SHEがうまくいくなら、小さいことはいいことなのだ。 (P.2)
- 木を見て森を知るのを達成しやすくするには、SLIPと呼ぶ特別のプロセスを活用する。 分類(SORT)、命名(LABEL)、統合(INTEGRATE)、優先順位の決定(PRIORITIZE)。 (P.12)
- 思い出こそが死に臨んで大切なもの。 「人生の終わりを目前にして、もうこれしか持っていないというときに、手元に置くべき貴重品とは何だろう?」 (P.100)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 テクノロジーはイネイブラーであると同時に、ディセイブラーともなりうる 】
*enabler(力をくれるもの)*disabler(力をうばうもの)
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- シンプリシティを実現する最もシンプルな方法は、考え抜かれた削減を通じて手に入る。
- 余白の量が増えることで失われるチャンスは、残っているものへの注目が高まることによって取り戻される。 存在するものが減れば、私たちはあらゆるものをはるかに深く理解するのである。
- 核となるモノが純粋で、シンプルで、クールな飾り気のなさを維持する一方、モノを包む衣装はそれを温かく、陽気で、またその気になればきわめて突飛なものとしておける。シンプルなモノと多くの追加的アクセサリーを組み合わせることによって、消費者は自分の感情とモノとの思い入れを表現するというメリットを手にするのである。
■今週読んだ本(32〜33)