2005-07-25 祈り。
■[Medicine] 遠方での祈祷は予後を改善しない。
- Krucoff MW, Crater SW, Gallup D et al. (2005): Music, imagery, touch, and prayer as adjuncts to interventional cardiac care: the Monitoring and Actualisation of Noetic Trainings (MANTRA) II randomised study. Lancet 366(9481):211-7. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=16023511&query_hl=2
しかし、ベッドサイドでの宗教的治療はわずかに改善させる。
■[Medicine][SES] 社会経済的状態とインスリン抵抗性。
読んでみると、たかが三国の調査というより、デンマークは西欧を示唆させていることがわかる。これに対して、エストニアは東欧、ポルトガルは南欧というわけだ。概要を読むと、インスリン抵抗性を指標にするのだが、金持ちの子健康ならずというのは、どうも調査方法による差異と見るには大きいということが強調されている。同種の調査が日本でなされた場合、どうなのかちょっと気になるが、このネタについて書き進めながら、より大きな要因は遺伝子かなという印象を持つ。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/07/post_e3b4.html
つまり、富や教養を有用に使える環境がないと、ジャンクフードや不摂生に金が回るだけ、というところではないかというのが、私の考察。とってつけたように遺伝子をもち出すよりは、いくらかでも教訓になるのではないだろうか。
http://www.med-legend.com/mt/archives/2005/07/index.html#000740
コメントでは高所得者層でウエスタンスタイルのジャンクフードを食べることがインスリン耐性をもたらしているかどうかについては疑問だとし、健康の不平等についてのあまりにも単純な見方には警告を発している。
↑並べてみると、ちゃんと議論になっているw
- Debbie A Lawlor, Maarike Harro et al.(2005): Association of socioeconomic position with insulin resistance among children from Denmark, Estonia, and Portugal: cross sectional study. BMJ 331:183. http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/abstract/331/7510/183



