2009-11-29 エビ。
■[Investment][CAM] 市場は漢方薬が保健適用外とされる可能性は低いと予想。
ツムラは、医療用漢方製剤に特化した事業展開を進めているが、11日の事業仕分けでは、漢方薬等の「保険外し」が俎上に上がった。芳井氏は「保険削除されたらツムラは間違いなく倒産する」と危機感を露わにし、「漢方薬と日本の伝統医学が消えてなくなることにもなる」と強調。
ツムラは12日に売り込まれた後、下げ止まって、この3ヶ月の下落率は日経平均やTOPIXと同じぐらい。今のところ、市場は漢方薬が保健適用外とされる可能性は低いと予想。
いちよし経済研究所 本日(17日)モーニングミーティングメモ ツムラ(4540、東証1部):連結(略)
●レーティング:「A」(継続) ●フェアバリュー: 4,150円(継続)(略)
・漢方薬には医療経済的価値があると考えており、保険適用外とされる可能性は低いとみている
いちよし経済研究所もレポートを出していた。
- 小青竜湯(TJ-19): アレルギー性鼻炎
- 呉茱萸湯(TJ-31): 慢性頭痛 http://www.tsumura.co.jp/password/m_square/today/kkn/051025_2.htm http://www.jhsnet.org/GUIDELINE/1/1-15.htm
- 六君子湯(TJ-43): 機能性胃腸症 http://www.tsumura.co.jp/password/m_square/today/kkn/061221.htm
- 芍薬甘草湯(TJ-68): 筋痙攣(肝硬変に伴うもの)
- 大黄甘草湯(TJ-84): 便秘
- 大建中湯(TJ-100): 大腸癌術後の消化管機能異常 http://www.jsom.or.jp/pdf/opposition/opinion.pdf
漢方薬とプラセボ対照試験。ちゃんと資料を当たったわけではなく、検索して見つけたものをざっと列挙。ツムラのエキス剤に限るとエビデンスは若干ある。でも、この論法だけで有用性を主張するとしたら、効果が実証されたものだけ採用となって株価暴落だろう。
大抵の漢方医やツムラは表立ってそう主張することがないが、漢方医学の利点はよくある胃腸薬*1と同様、概ね安全性が確立した「安価な」プラセボ使用法の体系として臨床現場に根付いたという点にあると思う。事業仕分けの仕分け人に選ばれるような人達は、病人がプラセボを求めるという弱さを意識的、非意識的に無視したり、排除できる人達だからこそ選ばれているのかもしれない。だから、患者が困る(弱さへの共感)ではダメで、プラセボは安い(医療経済的メリット)という方向で主張すべきではないかと思う。
*1:一部の胃腸薬は、ぼくが臨床を始めた頃の治療薬マニュアルでも実質的にプラセボであると明記されていた。
- 1059 http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.info?_id=42ef9787379e97d927375b57c67d7b63
- 236 http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.info?_id=9f2c9af421718cbf027ad6303f043dc3
- 227 http://kamo.pos.to/dpoke/
- 216 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20091130
- 150 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/
- 105 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/hotsuma/20091129/p1
- 86 http://twitter.com/
- 77 http://reader.livedoor.com/reader/
- 60 http://b.hatena.ne.jp/hotentry/it
- 55 http://b.hatena.ne.jp/NATROM/




