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退かぬ、媚びぬ、省みぬ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-03-09 NHKにツッコミ!

houkouonchi2006-03-09

[]スクーター 21:54 スクーターを含むブックマーク

スズキの新CMを見ました。地味に続いてたんですねえ。

あやや保守

(しかし、あややの画像はクリスマス以来・・・・。どういうあややブログや・・・・)

[][]娘。Dokyu!ガッタス 21:54 娘。Dokyu!ガッタスを含むブックマーク

3月8・9の娘。DOKYU!はガッタスネタでして、先日のスフィアリーグ2ndステージの模様も

流れていました。ののたんゴレイロ。このステージは、攻撃力の不足が目立ったので、どう編集するのかな?

正直、よっすぃ〜まとめではなく、ののたん祭りにしかできないかと・・・・。

あるいは、決勝戦での宇津木めぐみ包囲の縦深防御ですか(梨華ちゃん粘着作戦)。

・・・・斉藤瞳の物語にしてもバチは当たらんと思うで。

[][]クロアチア料理2 21:54 クロアチア料理2を含むブックマーク

 京橋のクロアチアレストラン「Dobro」にまた行ってきました。

話を聞いたら、ハロモニ。に映った店で間違いなかったです。

(こういうこと書くから聖地巡礼って言われるんだなあ・・・・)

今回は、姐さんと圭織が食べたクロアチア風ロールキャベツ(サルマ)のセット1800円を食べました。

パン1切れと香草入りチーズ、前菜にタコのトマト煮が出て、酢漬けのキャベツで包んだ米入り挽肉、

デザートにクレープとアイスクリームで、紅茶かコーヒーで終わりです。値段相応ですね。

ロールキャベツ(サルマ)は・・・・うん、ロールキャベツだ!

それ以上の表現なし。

で終わるのもおかしいですな。ただ、酢漬けキャベツ(ドイツならザウアークラウト)を使用しているから

もっと酸味があるかと思ったのですが、普段食べ慣れている味でおさまっていました。

米も存在感を主張していないし、肉も普通。食べ慣れた味です。うーん、やはりまとまっていない。

 前菜のタコのトマト煮は、子タコのぶつ切りを使用し、臭みがないように煮込んであり、美味しいです。

デザートも、オーソドックスですが、外れはありません。紅茶・コーヒーはクロアチアのものではないそうで。

特殊な味を期待しないで、普段の味が実現されている、と書いておきましょう。

(クロアチアの味とは何ぞや、それはまだわかりません)

[]その時歴史が動いた の零戦考について 21:54 その時歴史が動いた の零戦考についてを含むブックマーク

 ハロ話でも時事ネタでもないので、興味ない人回避されたし。

 おいら、あややデビューよりずっと前から軍事ヲタやってまして(もうダメダメやん)、

エセックス級正規ヲタには遠く及ばないまでも、カサブランカ級量産ヲタ並の知識はあると自認してます。

(まずこの時点で、わかる人にしかわからず、しかも笑えないネタ書くのがおかしい)

 前置きはこの辺で。NHKの、何が何でも零戦に敗戦の責任をのっけてしまう番組構成にツッコミ。

まず、海軍技術者の話をあまり聞かないことや、攻撃重視で防御軽視・人命軽視は可とします。

その上で、

1.二号零戦(三二型)への考察

2.アリューシャンで捕獲された古賀機からの対零戦戦術への考察

3.防弾についての考察

4.マリアナ沖海戦の解説

以上について文句を書きたいです。


1.二号零戦について

 零式二号艦上戦闘機零戦三二型:A6M3)の生産開始は昭和十六年七月のことです。

この時点では、ガダルカナル戦どころか、日米開戦すらまだなのです。

三二型は、対米戦の戦訓ではなく、別な戦訓を元に要求が出されたものと考えられます。

それは対中華民国戦であり、前型の二一型からのフィードバックです。

三二型で要求されたのは、横転(ロール)・急降下(ダイブ)・上昇速度の向上、高空での性能安定、

機銃の弾数増加です。後述する、急降下性能の悪さなんて、海軍はとっくに把握していたわけです。

パイロットが格闘戦を好むとしても、将来は横転と急降下・急上昇が空戦法になるという見通しが

なかったとする考えは間違いです。三二型のエンジン換装や翼幅短縮は、それが反映されています。

ゆえに、航続力の低下は、仕方のないものと海軍は踏んでいたものと考えられます。

 二一型は、急降下中に空中分解を起こし、殉職者(下川大尉)を出しています。

当初は欠陥機と言っていいでしょう。さらに、空母に格納する際に、翼の先端を折りたたんでいました。

だったら最初から短くすればいいと考えますね。あと、曲線よりも直線の方が、量産時は工数が少ないでしょう。

というわけで、三二型は二一型と比べ、航続距離以外の全てが向上した戦闘機になる、はずでした。

 しかし、エンジン重量が増したこと、曾根技師が主張した翼端の形状による空気抵抗の増大、さらに

機銃の弾数を増やしたこと(60発から100発)によりドラム型弾倉が大型化し翼にまた余計な抵抗ができたこと、

といった理由により、海軍が要求した速度に達しなかったのです。さらに、欠陥機であった二一型は、

下川大尉殉職事件後に機体強度を増したり、エンジンの生産が慣れてきたこともあって、航続距離は

そのままに速度が向上したのです。三二型は二一型(改良後)より魅力的とはいえない機体になりました。

その上、ラバウルからガダルカナルまで長距離飛行をする戦いに突入したため、航続距離の短い三二型は

魅力のない機体になりました。

 僕は、要求に性能が追いついていなかったことを認めた上で、三二型の目指した方向性は間違っていないと

考えます。戦局が変わったため、使いづらくなって、結果として低評価になったものと思います。

当初の想定通りに使用できなくなったからといって、海軍の無能のように扱うのはおかしいです。


2.古賀機からの対零戦戦術

 昭和十七年、空母龍驤・隼鷹からなる機動部隊が、アメリカ・アリューシャン列島のダッチハーバー

空襲しました。その戦いの中で、天候不順のため古賀一飛曹の搭乗する零戦二一型(空母龍驤所属)が

不時着し、古賀一飛曹はその際に首の骨を折って即死(湿地に脚を取られ、機体がひっくり返った)、

本人も同僚も本来なら機体を破壊する命令を実行できず、ほぼ無傷で放置されていました。

 米軍はその後、古賀機を回収。徹底的な調査の上で、対零戦戦術を考案。ここまでは放送通りです。

しかし、それがF6Fに反映されたというのは、言い過ぎです。F6Fは、対日開戦前から計画されていた機体で、

別に零戦を意識した設計なんてしていません。

 零戦と真っ先に戦ったのは、海軍のF4F戦闘機です。F4Fは、零戦の餌食のように書かれまくっていますが、

実際は互角です。F4Fのパイロットであるジョン・サッチ少佐は、零戦の得意な格闘戦に入らず、

急降下や一撃離脱、2機(もしくは4機)一組の蛇行飛行で相互支援し合う戦闘法を確立しています。

古賀機の調査結果は、このサッチ少佐の戦闘法に裏づけを与えたくらいでしょう。

古賀機の調査結果は、対零戦戦術を考えるもととなったのではなく、それを徹底させる証拠となったのです。

新型の機体設計においては「防弾装備がない。あえて大口径の機銃を使う必要はない」となった程度で、

重防御で頑丈な機体はそもそも米軍機の特徴の一つなので、これに影響は全く与えていませんね。

ただ、F8Fという機体があり、これの設計には零戦の軽量化技術や操縦性が影響を与えたと言われています。

また、米軍機は頑丈な分重く、低速での性能が悪いため、離着陸の失敗で失われた機数は、大戦を通しての

全喪失機数のおよそ半分となっています。空母で運用する関係もあって、低速での操縦性が良く、

離着陸の容易な零戦は、その点で米軍に高い評価を受けています。ま、これがどう機体設計に反映されたかは

調査できていませんのでこの辺で。


3.防弾について

 番組では「技術陣は求めた。現場も求めた。しかし海軍上層部が却下した」となっていました。

ま、その通りではありますが。さて、防弾を実際に装備できたのでしょうか。防弾で重要なのは、

まず防弾ガラスですが、この製作が当時の基礎工業力からいって難しかったと、個人的情報で

すみませんが、大学の教授(故人)が言ってました。現在の複数の素材を組み合わせた防弾ガラスと違い、

強化ガラスでしかなかったわけですが、これを生産するための機材がなかったということです。

(反論希望。こっちも気が向いたら調査します)

 で、鹵獲したB-17からヒントを得た、生ゴムを使用した防弾タンクですが、その生ゴムは日本に生えて

いません。生ゴムは南方(マレーシア近辺)にしかなく、工場は日本なので、輸送船で運ぶしかないです。

制海権が怪しくなってから生ゴムを使おうとしても物資不足のため難しいでしょう。

 番組では、防弾装備の全くない五二型として扱ってましたが、それも嘘です。五二型は、

五二型、五二型甲、五二型乙、五二型丙と4タイプもあり、後期型は防弾装備を、なんとかやってます。

まず燃料タンクに自動消火装置は取り付けました。操縦席後部に、強化ガラスを取り付けました。

それで不十分だったようで、操縦席後部に防弾用の鉄板も取り付けました。さらに一部の機体は、

生ゴム装備の防弾タンクまで装備しています。これだけやってもダメでした。基本設計の問題です。

防弾装備を充実させればさせる程、重量が増加し、戦闘で求められる性能が低下しました。

源田参謀の「防弾よりも戦闘機としての性能」は、全否定では片付けられないものと思います。

そもそも1,000馬力のエンジンで、防弾して、機銃と弾数増やして、速度も高空性能も増して、

航続距離も、というのに無理があります。零戦なんてまだマシでして、陸軍の隼も同じ1,000馬力級の

戦闘機ですが、それに合わせた設計で余裕がなかったために、後に翼内に機銃を増設しようとしても

強度不足でできなかったくらいです。零戦なんて、エンジンほとんど変わらないまま、よくやってますよ。

 こっから妄想ですんで、ツッコミ無用で。零戦にはエンジンを大幅パワーアップするチャンスが

ありました。1,300馬力の金星エンジンに換えたい、と三菱側から海軍に要望を出した時、海軍は却下

しました。エンジンに余力があるならば、防弾と戦闘性能をなんとか両立しえた、かも、です。

まあ、重量配置が変わって三二型のように思った性能が出せず、防弾能力のカタログ通りかどうか

不明ですんで、海軍の「現状のまま、わけわかんない装備はなしで、強化しよう」というのも

わからんでもないです。

(設計主任の堀越技師は、「800馬力の瑞星エンジンに合わせた設計でなく、最初から金星エンジンに

 合わせた設計にしとくんだった」と後悔していました。瑞星が、後に同じサイズで1,000馬力を出す

 中島製栄エンジンに取り替えられ、栄エンジンは最大で1,180馬力までしか到達できなかったのに、

 金星エンジンは当初1,100馬力、換装を申し出た時点で1,300馬力、最終型は1,500馬力とバージョンアップに

 成功しています。金星エンジンは直径が大きいため、機体の大型化を好まない海軍に採用されないと

 考えて、小型の瑞星を開発当時に選択した事情があった。以上、堀越二郎著「零戦」より)


4.マリアナ沖海戦について

 もうつっこみどこ満載でした。


 まず、零戦が250kg爆弾を積んで出撃した話です。

全機そうやったとでも?? 大型空母には、ちゃんと500kg爆弾を積んで急降下爆撃できる彗星だの、

魚雷搭載の天山といった艦爆・艦攻がいました。当然、ここの零戦は普通に護衛戦闘機やってます。

隼鷹以下の空母は、高速の新鋭機が運用できず(甲板が短く、離着艦できない)、旧式の九九艦爆や

九七艦攻を使用しています。ここでも零戦は護衛戦闘機やってます。一部の零戦について、

「攻撃力の不足を補うため」爆装して出撃しています。というのも、軽空母は格納庫の関係で、

艦爆や艦攻は一桁台しか搭載できず、最も多く積み込めるのは小型の零戦だったからです。

だから、確かに爆装してよたよた飛んでいった零戦もいますが、もっと多くの零戦はちゃんと

戦闘機として出撃し、爆弾や魚雷は専門の機体が運んでった、ってことぐらいしっかり出せよな、NHK!!


 次に、「この時期熟練のパイロットがいなく、未熟なパイロットが五二型で出撃していった」という話。

ダウト! 熟練パイロットはまだ残っていて、そっちに新型の五二型を与えてます。新米パイロットには、

旧式だけどまだ数はあるし、操縦しやすい二一型を与えてます。で、皮肉なことに五二型に乗った

熟練兵程撃墜され、二一型の新米は操縦性もあって多くが逃げ帰ってきています*1。このことから、

零戦は二一型が最高で、後の型は、改造はされても改良にはならなかった」という評価までされています。

もう零戦はF6Fに歯が立たなくなったのは間違いです。新米が乗る旧式の二一型でも、まだなんとか

なっています。歯が立たずにボコボコ落とされたのは、艦爆・艦攻・爆装零戦です。

熟練兵は、高速で操縦しにくい五二型を嫌ってました。その通りに番組を作れば、

「防弾もなく機体強度不足の旧型の二一型の方が、新米でもなんとか帰還できる程優秀だった」という

零戦の悲劇」というテーマに合わなくなる結果になりますが、歴史は曲げないで下さい!!

(新米新米と書いてますが、彼らは空母に離着艦できるくらいの技量を持つ、まだ優秀なパイロットです。

 後には、空母はおろか、陸地でも着陸が不安なパイロットが出て、結果「だったら帰ってくるな」という

 特攻に至る道もあったわけでして・・・・)


 さて、マリアナの空戦ですが、「レーダーで位置を把握され、F6Fの待ち伏せを受け、辛うじて敵艦隊に

辿り着いても対空砲火で壊滅」てな話でした。上でも書きましたが、零戦自体は別に敵艦隊に行く必要はなく、

爆装したのが叩き落されただけで、これで零戦の価値を下げられても困りますな。

零戦の悲劇」に話を持っていきたいのは見え見えですが、あれは「仮に零戦じゃなくF6Fを使っていても悲劇」

です。基礎工業力の差の一つで、戦闘機に積み込まれた無線があります。これによって、米軍は的確な

攻撃位置に移動できたわけです。で、その的確な攻撃を指示したのがCIC(Combat Information Center)でして、

日本海軍にはなかったシステムです。F6Fは、日本軍機を撃墜する必要はなく、編隊を崩してバラバラにすれば

用は足りるわけです。これで日本軍が引き返せば十分です。攻撃を続行しても、米艦隊の射撃レーダーと

砲撃管制装置を使用して、近接信管(VTヒューズ)付対空砲・40mm機関砲・12.7mm機関砲の多重砲火を、

バラバラにやってくる日本軍機に浴びせればいいのです。米軍の防空システムが機能していたわけで、

個別の兵器がいくら性能良くても意味がありません。零戦に防弾があろうが、熟練兵が乗っていようが、

勝てないわけですね。正直、F6Fと零戦は、番組で主張している程、個別の戦闘力に差はありません。

零戦が歯が立たない相手ではありません。また、近接信管(番組には出てこなかった)も、神話のような

撃墜能力を持っていたわけではありません。システムと、それを実行できる数に差があったわけです。

日本海軍が同じことを使用と思っても(レーダーは、一応、ありますからね)、近接信管を作る工業力がなく、

無線が貧弱で戦闘機を誘導できず、対空砲の効果を発揮する輪形陣を作れるだけの(対空砲を積んだ)

駆逐艦がない、そういう状態です。仮にF6Fを運用していても結果は同じでしょう。

 番組で「日米の戦力比は1:2」とやってましたが、実は日本軍が数で優位な状況を作りえていたのです。

日本軍は、そもそもマリアナ近辺でアメリカ軍と決戦し、その結果を以て停戦したいという意思がありました。

当然、決戦用にマリアナの基地に準備をしていました。第一航空艦隊で定数は1620機という戦力です。

しかも、配置されたのは、真珠湾以来の熟練兵ばかり。この戦力が、実際には、司令部があっちこっちに

転用して整わずに350機しかなく、その部隊も戦闘機不足の状態で米艦隊を攻撃して損耗、とどめに空襲

食らって壊滅しました。数的な優位を作れなかったのは、この場合工業力よりも、作戦ですな。

 ついでですが、このマリアナ沖海戦に先立って、連合艦隊司令長官の古賀峯一大将が飛行機事故を起こし、

その際に作戦計画書が奪われる事件(海軍乙事件)が起きています。マリアナの日本軍の作戦は、

米軍に筒抜けだったわけですね。

 おまけですが、番組で「制空権を失った日本艦隊は、空襲を受けて、空母3隻を失った」ってありましたが、

空母大鳳翔鶴潜水艦からの雷撃です。制空権云々は関係ありません。対潜能力の欠如です、この場合。

空襲で沈められたのは空母飛鷹だけです(他も損傷しましたが)。

 以上でマリアナについてまとめますと、運用も戦術も兵器も数も質も劣り、今考えればまず勝ち目がない中、

とりあえずは頑張った零戦「 敗 戦 の 責 任 を 全 部 被 せ な い で 下 さ い ! 」

あの状況下で、やれるだけやった戦闘機なんですからさ。

以上!

*1:思いっきり余談。機動戦士ガンダムのア・バオア・クー戦では、新米は最新鋭のゲルググに乗り、ベテランは旧型のザクで戦い、こちらも旧型の方が多く生き残っている