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2015-05-15

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山田洋次=監督1993年松竹

面白い,という話を聞いてDVD借りてきた.

間中学の話.この映画を悪くいう人はいなかったけれど,これは名作の一言.初めから最後まで泣きっぱなしだった.

荒川区立第九中学校.夕方5時50分から1時間目が始まり,終わると給食.授業は9時半位までなのかな.授業では,生徒の日常生活が即教材になってしまうところは,人生の重みを感じる.

小さいころ愛読していた暮しの手帖に「お母さんは中学生」という記事1979年)があって,あまりにも面白くて(暗記するほど読み込んでいた),それで夜間中学のことを少し知っていた.

「となりに坐っている人と話をしようじゃないか.どうして義務教育小学校中学校を卒業できないで,この夜間中学校に来なければいけなかったのか.」

落ちこぼれだと思い込み,自信がない夜間中学の生徒たち.自分の半生に目を背けその日その日をようやく生きてきた人が多い.それに対し,正直に現実を見つめ自分を肯定し心を開き,学んだことを明日からの生活に活かそうというシンプルメッセージ.このネタだけでも十分なのに,山田洋次の紡ぐストーリーで,超一級の輝きを持った映画になっている.これまで観た日本映画の中でベストテンに入る.

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主役は誰かと思って興味深く見ていたら,教師役の西田敏行はベタすぎて予想通り.(当時最盛期の)裕木奈江が意外にもチョイ役で,田中邦衛に持って行かれていた...田中邦衛,常人の域を超えてた.人間臭くてヒリヒリする.最後は山形県最上郡戸沢村の公立病院に入院し,亡くなったという設定.あと,大好きな大江千里さんが東大病院の若き医師役なの!

東大構内でのロケが行われていたみたい(東大医学部本館前).私も週一のゼミで通っていた,ちょうどその頃のロケだと思う.ちょっと懐かしい.

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