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2018-02-04

[]SkyWatcher ズームアイピース 00:33 SkyWatcher ズームアイピースを含むブックマーク

昨日、シュミットさんに寄って、こんなものを買ってみました。

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SkyWatcherのズームアイピース 8-24mmです。

実は、ミニボーグ60EDなどを時々鳥見用のフィールドスコープとしても使っているのですが、いちいちアイピースを差し替えるのが面倒なので、これを何とかしようと思って導入してみました。

税込でも1万円以下という低価格でありながら、見え味に対する評価は決して悪くないようで、そのあたりの興味もあります。

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アイピースは写真のような立派なプラケースに収められています。

本体は長さ約11cm(スリーブ込)、直径約4.3cmと、アメリカンサイズのアイピースとしてはそこそこの大きさ。重さも約230gほどあります。

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アイレリーフは18〜15mmで、眼鏡をかけていても比較的覗きやすい印象です。見口のゴムは柔らかく、もし全視野を見渡しづらい場合は折り返すことも可能です。ただ、このゴムは特に何かで留められているわけではなく、後述するTネジ(M42 P0.75)部分にかぶさって摩擦で引っかかってるだけなので、折り返した場合など落とさないよう注意が必要です。

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上でも書きましたが、見口のゴムを外すとTネジが現れます。Tリングを介してカメラを接続することで、拡大撮影も可能になるようです。

ズームリングの動作は比較的良好。スカスカ回ってしまうようなことはありません。なお、ズームするとピント位置は変わってしまうので、その意味では、正確には「ズーム」というより「バリフォーカル」と呼ぶべきなのでしょう。


そして、これをミニボーグ60EDや地上プリズムと組み合わせると……

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こんな具合に。ちなみに鏡筒に巻いてあるのはホビーズワールドで取り扱いのある「フレックス迷彩テープ」です。何度でも貼ったり剥がしたりができて、しかもテープ同士でしかくっつかず、糊も残らないという優れもの。自分のような「パートタイム鳥屋」には実にありがたい製品です(^^;

ミニボーグ60EDにこのズームアイピースを組み合わせると、倍率は14.6〜43.8倍となります。最高倍率だとさすがに像の甘さを感じます*1が、低倍率では収差も目立たず、なかなかいい見え味です。シビアなところは今後、星を見ると分かってくると思いますが、「フィールドスコープ仕様」としてはひとまず完成でしょうか。


それにしても、ひと昔前だとズームアイピースといえば子供だましの粗悪なものばかりで、像もユルユルのものが多かった印象がありますが、このSkyWatcherのアイピース低価格な割に想像以上にまともで、本当に驚きました。

*1:地上プリズムが原因の可能性もありますが。

MattMatt 2018/02/05 18:36 Hiroponさん
こんばんは、Hiroponさんが星屋兼鳥屋だったとは知りませんでした。
私もキジが居たら撮りますし、たまに烏や鳶を撮ってます(笑)

HIROPONHIROPON 2018/02/05 23:35 バードウォッチングも小学校の頃からやってるので、なんだかんだで長い付き合いですね。
(小学校にバードウォッチングをやるクラブがあった)
もっとも、こちらはもっぱら見るのが専門で、なかなか写真を撮るところまで行きませんが……。

http://d.hatena.ne.jp/hp2/searchdiary?word=%BC%AB%C1%B3%CA%AC%CA%E4%B5%EB
http://d.hatena.ne.jp/hp2/20161016

上の記事あたりが成果の一部ですが、カメラの性能の限界もあって、なかなか天体写真のようにはいきません(^^;

でも実際、ネット上を見渡すと星屋 兼 鳥屋という人は結構いますね。
望遠光学系という意味では共通する部分も多々ありますし、お互い、趣味として入りやすいんでしょうね。

にゃあにゃあ 2018/02/06 00:35 いつのまにか、怒涛のエントリーが! 皆既月食の合成って、真面目にやると恐ろしく難しいのですね。手元に1分おきの画像があるので、機を見てやってみます。ステナビを下敷きにしても難しそうです!

HIROPONHIROPON 2018/02/06 23:12 銀塩写真の頃は、地心から見たように補正しながら撮らないと影が真円になりませんでしたからねぇ。
彗星の撮影で使われていた「メトカーフ法」(メトカーフコンポジットではない)の要領で地球の影を
追尾するのだと思いますが、まさに名人芸の領域です(^^;

ステラナビゲータを下敷きにするのは、比較的簡単だと思いますよ。もっとも、月の向きや移動方向を
合わせるのにちょっと難儀するかもしれませんが……。

あぷらなーとあぷらなーと 2018/02/07 04:08 これはまたお見事な・・・。
中高生時代は多重露出ができるカメラを持ってなかったので、暗室でコンポジットしてました。でも、カラーの設備がなかったので、月食のカラー多重露光は憧れのまま。

一度の失敗で全てがパーになるのが怖いので、多重露光できるカメラを買った後も、結局やらずじまい。今回は雲にやられちゃいましたが、次の機会にはぜひ地球の影に挑戦してみたいです。・・・といいつつ、次回は欠けたまま沈んじゃうんでしたっけ(笑)

HIROPONHIROPON 2018/02/08 01:46 自分の場合、多重露出できるカメラは持ってたんですが、同じく失敗が怖くてとうとうやらずじまいでした。
フィルム代や現像代に加え、現像するまで結果が分からないのもあって、なかなか勇気が……(^^;

しかも当時は、今みたいにいいシミュレーションツールもなかったですしね。
それを思うと、塩田氏や藤井氏の超絶技巧たるや、凄まじいものがあります。

次回の7/28は月没帯食、そのあとの2021年5月26日と11月19日は月出帯食……ときて、次に条件が比較的いいのは
2022年11月8日ですか。今回並の条件となると、2028年12月31日〜2029年1月1日まで待たないとダメですね。
遠いなぁ……(^^;

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