２０１０年に明治大学へ移籍します

　昨日は、この春開設される明治大学国際日本学部の教員懇談会でした。
　下の学部ホームページをご覧いただければお分かりいただけるように、日本の文化と社会を国際的な視野の中で捉える、というコンセプトの学部です。

http://www.meiji.ac.jp/nippon/

　ごらんの通り、いわゆる「クール・ジャパン」系の分野の研究にも力が入れられていて、藤本由香里さん、森川嘉一郎さんが、この春から専任教員になられるのですが、今から２年後の２０１０年度から私ミヤモトも専任教員として加わることになりました。２月末に明大と北九大の双方で、移籍のための手続きが正式に完了しましたので、お知らせする次第です。
　

　いや、ほんと迷って悩んだんですけどね。考えなければいけない要素がいくつもあるんで。そのいろいろある要素の中で、北九大生と一緒に勉強したり遊んだりすることと九州で暮らすことについては、一生続けてもいいと思ってたのは強調しておきたいと思います。総合的に考えたときに、藤本さん森川さんだけでなく、高山宏とか鹿島茂といったすごい人たちもいる新しい学部で、新しい挑戦をすることを選ぶべきかなという判断になったわけです。
　ちょうど２０１０年の春にオープンする予定の（仮称）北九州市漫画ミュージアムには、東京に移ってからも嫌がられない限りできるだけ関わり続けたいと思ってますし、ゼミ生たちとのつながりは一生消えないものだと思っています。全部で５年しかいないことになりますけど、僕の中ではもう第二の故郷感がばりばりなので、東京には「戻り」ますけど、九州にもしょっちゅう「帰る」人生になると思ってます。
　ともかく、この春から２年間は、北九大生と漫画ミュージアムのために全力を尽くします。あと博士論文も、かな。

今日の寝る前の本

　久しぶりに電車の本でした。

新訂 新幹線 特急列車 (超はっけん大図鑑)

　最近細かい記事まで読むようになったから時間かかるでぇ、と思ってたら、自分から、最初から最後まで読むと時間がかかるから、（なぜか）新幹線パートの最後の２ページだけと、あと後半の特急列車のとこを全部読む、と言い出したので、そのようにしました。