多摩動物公園へ
今日は多摩動物公園へ行きました。
東京に住んでいながら、なぜか行ったことのなかった多摩動物公園。なぜか突然機が熟したらしく、三男の「とおくのどうぶつえんへいきたい」という希望により、行くことに。
小中学生のころ昆虫学者になりたかった私にとって、多摩動物公園と言えば昆虫館のある動物園でして、上野動物園よりはるかに憧れの強い夢の動物園だったのですが、その後、大学入学とともに関東に来て、行こうと思えば行ける状態になったにもかかわらず、なぜか何かもったいないような気がして、そして昆虫学者になろうとは思わなくなってしまった自分が行くのは申し訳ないような気もして(自意識過剰)、結局今日に至るまで行かずじまいになっていたのでした。
で、まあ急に行くことになって、それはそれで楽しみにして行ったのですが、とにかく広くて坂の多い、というか平坦なところがほぼない敷地に、のっけから言い出しっぺの三男がぐずぐずし始め、のろのろのろのろしか進みません。抱っこさせてくれる時もあれば、抱っこは嫌だと言っておきながらきびきび歩くわけでもなく…みたいな状態が続きます。
ちょっと思ってたのと違うぞと思いながらも、オランウータンのスカイウオークに盛り上がった後、お昼用に買ってきたパンは三男も結構機嫌よく食べ、さあコアラとか見にいこうとなったあたりから、今度はおなかがいたいおなかがいたいと言い出し、あるけないだっこはいやかたぐるまもおんぶもいやみたいなモードに。
長男は昼食後とっとと単独行動に行ってたので関係ないんですが、次男は付き合わされてるのでスイスイ見たいものが見に行けず、不満顔になってきます。
三男は絵に描いたような末っ子気質なので、ぐずったり甘えたりすることが多く、「おなかがいたい」はその時の口実の典型の一つで実際はお腹の具合なんか悪くないことがほとんどですから、次男も「また甘えてるだけでしょ!」みたいな感じになってきます。仕方なく三男ととうちゃん、次男とかあちゃんに分かれて行動し始めた途端に、「おくちがきもちわるい」と顔色が変わってきました。
あ、やばい、と思ったので、道の端っこに行かせ、服にかからないように前傾姿勢にすると結構大量に嘔吐してしまいました。
あちゃー、ほんとにお腹痛かったのか、ごめんよ、風邪かな、同じパン食べた子たちは何ともないから食中毒ではないな、このゲロどうしようなどと思いながらウエットティッシュで口のまわりふいたりしてたら、たまたまちょうど通りがかった警備員さんが心配して救護室の場所を教えてくれたり、清掃員さんを呼んでくれたりしました。本人は一通り吐いたら割とすっきりした様子だったので、次男とおかあちゃんを呼んで、次男・とうちゃん、三男・かあちゃんに分かれて行動することに。
幸い三男はおなかがいたいはもう言わなくなり、モグラの家やモルモットちゃんとのふれあいを楽しんだり、次男とかき氷食べたり(それは平気なのかよ)して、それなりに機嫌よく過ごしてくれました。
とうちゃん待望の昆虫園は、そんなこんなで16時半に閉まるのを忘れていて(動物園全体は17時閉園)チョウのいる大温室しか行けませんでしたが、めっちゃテンション上がりながら次男と二人で堪能できました。かあちゃんと三男も大温室に入ったんですが、やっぱり微妙に疲れていたみたいで、途中でつかれたもうかえりたいと言い出したので16時半まで休憩して待ってくれました。
そのあとは、もともと夕食は立川の駅ビルで、って話だったんですが、三男がやはり全然食欲もない感じで帰りたい帰りたい言うので、おかあちゃんと三男だけ先に帰ることになり、だいぶ不完全燃焼の次男が食べたいものを食べることにして、とうちゃん長男次男で駅ビルのイタリアンでピザとパスタ食べて帰宅しました。
いやー、何か予想外の展開で、疲れました。おかあちゃんはもっと疲れたと思います。が、多摩動物公園自体は大変良いところで、今回半分もまともに見られなかったので、また来ようという思いを強くしました。三男も家に帰ってからは気分回復して夕食も食べられたようですし、お風呂も機嫌よく入ったので、単にちょっとお疲れモードだったということだったようで何よりです。なんだかんだ、トータルでは楽しい一日でした。おしまい。
今日の寝る前の本
三男はこちらをおかあちゃんに読んでもらいました。
しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん (幼児絵本シリーズ)
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2014/02/10
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- 作者: 広野多珂子
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