鈴木敏夫「仕事道楽」
仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143)posted with amazlet at 08.07.29
仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143)
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土曜日くらいに読了していた。鈴木敏夫さんが「アニメージュ」に関わっていく段が一番の山場だった気が。
色々印象に残った箇所はあったけど、特にここ。
映画づくりで才能は必要ですが、誠実さも同時に必要です。実際、才能のある人ばかりで一本の映画を作るというのは不可能です。一人の人間の考えたものをみんなで寄ってたかって作るわけですから、数人の才能ある人と、誠実にこなしてくれる人の両方が必要なんです。
つまり、才能のある人には誠実さがないってことかな? それはそうと今の僕に才能はなさそうなので、誠実にこなす側に意図的にシフトするしかあるまい。才能もなく誠実もなければ、去るしかないのだ。