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2008-11-30 Sun

[][][] 小出稚子「ケセランパサラン」をまた聴けた

題名のない音楽会」で、小出稚子「ケセランパサラン」の演奏が放送されていた。丁度1年前くらいに芥川作曲賞の選考の様子をラジオで聴いて(http://d.hatena.ne.jp/hrkntr/20071007/p2)以来だ。また聴けてよかった。どういう奏法を演奏者に求めていたのかを見ることができたし。作曲家が書いているもの自体への真っ直ぐな「好き」があれば、大抵の現代の音楽は受け入れられると思えた。最近の作曲家、某・望○○とか、某・江○哲○とかが、作品の背景の説明をしたりする様を見たことがある。彼らからは、書かざるを得なかったという切迫感は伝わってきても、本当に好きで書いてるのか疑問を抱かせるような印象しか受けなかった。それと比べた小出の、やりたいことをやり切っていく姿勢は分かりやすく、微笑ましかった。

題名のない音楽会|テレビ朝日

(解説:小出稚子)

ケセランパサランが本当のところ一体何なのか?― それは誰も知りません。ただ、巷では「白いフワフワした毛でできている生物」であるとされ、「持っていると幸せになる」「笑いながら飛んでくる」「桐の箱に入れておしろいを食べさせると増殖する」などと言い伝えられています。

以前からその存在は知っていましたが、一昨年の夏休みに行った東北地方博物館にてケセランパサランを偶然にもこの目でみることができました。(博物館なのできっとあれは死骸ですね・・・)ちなみに名前語源は「なんだろう?何が起こるんだろう?」という意味スペイン語「QUE SERAN PASARAN」だという説があるのですが、この説は非常にワクワク感があり素敵ですよね。

さて、この作品の中で私がやりたかったことは、1.規則性を持って流れていくものと、規則的な流れの中に在りながらもある程度自由に動けるものを共存させること。 2.オーケストラという編成上の特性を活かした視覚的、聴覚的な仕掛けを随所に散りばめ、それによって立体的な音響空間を作り出すこと。 3.いくつかの異なった性格をもったブロックが乱立しながらも、それらが相互に有機的な繋がりをもつこと。 の3点です。

またこれらを音楽を形成する要素として具体化していく際に、音色リズムの変化によって発生する微妙空気の色合いにアンテナを張り、その合間合間に遊び心とユーモアを忍ばせることにしました。

この作品は私の書いた初めてのオーケストラ作品です。高校時代オーケストラ部に所属していたこともあり、常々オーケストラという編成には他の様々な編成にはない、独特の生活感と親近感を感じていました。たくさんの遊びなれた遊具がある近所の公園のようなイメージです。

その公園に作曲家という立場で改めて入ってみると、以前から密かに感じてきた「これをこうしたら絶対おもしろいだろうな」「あれをこうしたらどんな音がなるんだろう?」といった願望や好奇心を、実際に作品の中に実現させてみたくなり、自分で自分の妄想にどきどきしながら書き進めていきました。

Wikipediaでの掲載内容を読んでみたら、池辺晋一郎弟子なのか。池辺はどんな作曲の講義をするのだろう。

小出稚子 - Wikipedia

2008-11-29 Sat

[] 大栗裕「吹奏楽のための神話

久々に大栗裕の「吹奏楽のための神話」聴いて感動してしまう。疲れてるね。

[] 弦のボストン

ボストン交響楽団の弦楽器セクションは高い評価を得てきたらしい。「弦のボストン」という言い回しがあるらしい。モントゥーが居たからなのか、クーセヴィツキーのトレーニングのおかげなのか。ミュンシュとのこの録音の弦楽器は、とてもクリーンな響きがしている。

[] 橘木俊詔早稲田慶応 名門私大の栄光と影」

早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 (講談社現代新書)」、読了。いまひとつの内容。この著者には「格差」に関する著作が多いようだ。その得意分野の切り口で早慶を見てみたら、意外に紙面が埋まったという程度の内容だと思う。データが多いように見えて、使いこなせている域にまで達していない印象。家計に関する部分以外は、私見の域を出ないと思うし、時折挿まれる著者の母校への思いなど、不必要だ。ちょっと勿体無い買い物だったと思うのだ。

2008-11-28 Fri

[] スーク・トリオの「大公」と激しそうな「春の祭典

「大公トリオ」は、「海辺のカフカ」の影響。

ロリス・チェクナヴォリアン/ストラヴィンスキー: バレエ音楽「春の祭典」 x 2<タワーレコード限定> - TOWER RECORDS ONLINE

ロリス・チェクナヴォリアンとエドゥアルド・マータ、それぞれの「春の祭典」を収録するという濃すぎる内容。

2008-11-27 Thu

[] ポイント

意気込みを見せ、新しい視点を入れ、更に何かを追加出来る余地を残す。これだ!

これか?

[] サン=サーンスの所謂「オルガン交響曲

サン=サーンスの所謂「オルガン交響曲」、この曲にはピアノがあるんですね。

2008-11-25 Tue

[] 声

声出していくしかないか!

けど、声を出したら出したで何か言われた記憶もある。

けど、提案をし続けていないと叩かれもする。

そのへんの匙加減がまだ掴めない。

[] リチャード・ヒコックスが亡くなった

ブログが見つかりません

急なニュースに、おい、と声を出してしまった。リチャード・ヒコックス、60歳で逝去とは余りにも早すぎる・・・。どういうことなんだ、これは。ふと思い出したのは、同じシャンドスに意欲的で少なくない録音を遺して1991年に逝ったブライデン・トムソン。二人とも遺したものが多いだけに救いはあるのだけど、それでもさ。

頑張っていくしかない。僕も明日生きているかどうか分からないのだから。

2008-11-24 Mon

[] 風邪

風邪ひいた。年々抵抗力が弱ってる。

2008-11-23 Sun

[] 「ビッグイシュー」を買った

先週「ビッグイシュー」107号を買った。買ったのは2回目くらい。表紙は茂木健一郎さん。彼の話すことのメモ

[] 今日聴いたもの

Antal Dorati; Rafael Kubelik

Mercury (1998-05-12)
売り上げランキング: 790632

シカゴ響はショルティじゃなくても爆裂っすね。そういう伝統なのか?

Jean Martinon Conducts Ravel
Jean Martinon Conducts Ravel
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RCA (2000-06-06)
売り上げランキング: 634505

こっちは、ちょっと趣味いい感じだった。

検索してて、こんなのを見つけてしまう。大変気になる。

2008-11-22 Sat

[] ドイツ・シャルプラッテン

ハイドン/交響曲第93,94,95番
ドレスデンフィルハーモニー
徳間ジャパンコミュニケーションズ (1994-04-25)
売り上げランキング: 485811

ハイドン:交響曲第98&99番
ヘルビッヒ(ギュンター)
徳間ジャパンコミュニケーションズ (1994-04-25)
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ハイドン:交響曲第101番
ヘルビッヒ(ギュンター)
徳間ジャパンコミュニケーションズ (1994-04-25)
売り上げランキング: 791400

2008-11-21 Fri

2008-11-20 Thu

[] 僕には出来ない

10年くらい前は、もっと怒りっぽくて言葉遣いも荒かったけど、今は随分抑えられているように思う。怒鳴ったりなんてしたくないな。そのことが何かに影響して、何かが壊れるかも知れないことを僕はもう知っているし、怒鳴る人が既に一人居るならもう十分だから。

[][] 手持ちの「幻想交響曲

手持ちの「幻想交響曲」で、今思い出せるのはここまでです。報告終わり。

ベルリオーズ:幻想交響曲
ミュンシュ(シャルル)
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M) (2007-06-20)
売り上げランキング: 1676

ベルリーズ:幻想交響曲
小林研一郎
クタヴィアレコード (2006-05-24)
売り上げランキング: 309837

ベルリオーズ:幻想交響曲
トロント交響楽団
ソニーレコード (1995-10-21)
売り上げランキング: 93121

[][] 「春の祭典」を指揮してみたい

「春の祭典」を指揮してみたいなあ。いい汗かけそう。

2008-11-19 Wed

[] 梨木香歩「春になったら苺を摘みに」を読み始めて

買ったこともすっかり忘れていたのだけど、少し読み進めたらちゃんと覚えていた。「この本を読んで感動した」という人を知っている。なのにその感動が、その人の実生活に反映されているようには見えないことに首を傾げる。僕は謙虚さが足りない。嗚呼・・・。

2008-11-18 Tue

[] 野地秩嘉サービスの達人たち」

読了。知らない業種で頑張ってきた人たちの様子を知ることが出来て、清々しい気分になった。仕事は選んでいくものだけど、呼ばれて吸い寄せられていくような感覚があるのも本当だ。いつだったか、英語の「Calling」に「天職」という意味があることを知った時、僕はその時に就いていた仕事には呼ばれていないと思った。この本に出てくる人は、全部呼ばれた人ばかりだ。今の僕は、、、少しは呼ばれている気がする。

あと、あとがきのこの部分。

一般の人々はえらそうな人間にひそかに反感を持っている。

その通りだ! 誰かからえらそうな態度で接してこられたとしても、僕はそれをまた別の人には絶対にすまい。例えば年下の同僚にも。どんな相手にも、どんな状況でも、えらそうに振る舞わないようにもう一度注意したい。人のふり見て・・・w

2008-11-16 Sun

[] シベリウス

何でシベリウスの第1番ばっかりなんだろう。そんなにシベリウスが好きなら、第4番とか第6番とか、さ。どこが先進的なんだよ。

[] 今日聴いた音楽

この演奏は、それこそ何度も何度も聴いたので、間の取り方とか音を外すところとかまで覚え切っている。

Sibelius: Symphony No. 1, 2, 5 & 7; The Swan of Tuonela

Dutton (2000-09-12)
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第1番を覚えるまで何度も何度も聴きますよ。そうする。

[] サロネン/ロス・フィルの「春の祭典」に圧倒された

D

エサ=ペッカ・サロネン指揮のロス・フィルの「春の祭典」がYoutubeに全部上がっていたので、順に見始めて圧倒されて、そのまま全部見た。これは最後の部分だ。サロネンの正確なタクトについていく奏者たち。各楽器が十全に鳴り切ってて、綻びもほとんどなくて、まだ余力がある。正確に指揮棒を振れて、なおかつパッションがあると最高だ。どちらかしかない指揮者が多い気がするもの。

CDはこれかな。

2008-11-15 Sat

[] キャッチコピーを書くにあたって

  • 視点の発見
  • 思い当たること
  • みんなの気持ちから発想
  • 別視点からの発想

[] 演奏批評存在意義はあるのか

僕も勝手なことを頻繁に書くので人のことは言えないのだけど、クラシックのいわゆる演奏会批評というものに存在意義はあるのだろうか、と疑問に思っている。

書評なら、どんな酷評であれ、批評を読んだ人間がその書籍を手にし読みさえすれば、批評に反論したり共感できたりする。美術批評を読んだ人間は、評の対象となった作品にまた出会い、鑑賞者として参加することが出来るだろう。CD批評なら、自分自身で身銭を切って同じ立場で何かを語ることが出来るはずだ。ほか映画批評も、単発の公演でない演劇興業への批評でも、批評に接した人間が作品にアクセスする可能性は残されている。

それではクラシック*1の演奏会批評はどうだろうか。

演奏会批評の対象となるクラシックの演奏会は、他の分野の芸術エンタテインメントとは成り立ちが大きく異なり、音楽誌新聞に掲載される頃には既に終わってしまっている。再現不可能なものなので、存在がなくなってしまっていると言ってもいい。つまり美術作品の展覧期間が終わることとは性質が異なり、批評を読んでから作品・演奏行為に接することは二度と出来ないのだ。書かれた批評に反応できるのは、その演奏会に参加した多くても2,000人にも満たない観客だけだ。そんなささやかな対象に向けての批評がどんな役割を成すかと言えば、稚拙に例えるなら、観客の感動体験の赤ペン先生だ。自分が良いと感じた演奏会を承認してもらうためのもの以上の意味はない。それさえも意味と言って良いものかどうか。そして承認されなかったら、これは悲劇だ。個人の大切な感動を、心ない酷評で数日後・数ヶ月後に破壊される。感動の体験が深遠で温かなものであるほど、その破壊行為から受ける傷は深い。

もし演奏会批評を手がけるのならば、その書き手はどんな美を求めているかを明らかにする必要があるだろうと僕は思う。どんな音楽受け手の捉え方で形を変え、個人個人それぞれの音楽体験を所有することになるのだから、受け手の一人でもある批評家が何者なのかを表明することで、その演奏会批評は一個性を獲得できる。その批評に接する人間も、批評から一個性を感じられさえすれば「私はこの批評とは違うものを得た」と自信を持って相対することができるのではないかと思う。

例えば「音楽の友」の批評のページの、各批評家の言ってることに一個性があるかどうか。どんな人間が、どんな美意識をもって対象に臨んだのかが分かる批評があるかどうか。全力で耳を傾けた時間の記録、その戦いにも似た生業の痕跡が伝わってくるものは滅多にないと言っていい。そこにあるのは訳知り顔で、あまり目にしない単語で人々を煙に巻くことで足並みを揃えた、無個性なものたちばかりだ。音楽の神や作曲家代弁者とでもなっていつもりなのだろうか、高地に位置して一般論的に語られる批評に僕は辟易する。

傷だらけの演奏があるだろう。聴くに値しない演奏会があるのも本当だろう。けど、それをその場に居ない人々にまで伝えることに意味はあるのだろうか。とても疑問だ。そして僕自身も、批評家ではないけれど反省する。

[] ショパンベートーヴェン

今日ピアノを聴いている。

Piano Masterworks: World’s Favourite Piano/Var
Various Artists
Decca (2008-10-28)
売り上げランキング: 748

マルタ・アルゲリッチのショパンの「24の前奏曲」を聴く。思い通りに音楽を綴っていくアルゲリッチは頼もしいのだけど、一日の疲れを癒す音楽ではないなと思ったりする。この力強さ奔放さを受け止める体力が、今ない。

続けてはフリードリヒグルダの弾くベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と第5番。グルダのタッチは軽快で、触れれば砕け散ってしまうようなデリケート音色。小さな妖精のような音楽だ。重心の高さが気分を高揚させる。ウィーン・フィルにも肩の力の抜けた表情がある。逆に、音楽に身を委ねられるような安心感は少ない。

このBOXセットは、まだまだ楽しめるな。今日の2枚も、もっと元気な時に聴き直そう。

[] コチシュのラフマニノフがどれくらい速いか

ゾルタン・コチシュの弾くラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」を再生してみたら、第1楽章がかなり速くてびっくりした。で、思わず、手持ちのこ「ピアノ協奏曲第3番」のそれぞれの演奏時間を調べてみたりする。全く意味のない作業と時間。

ピアノ、指揮/オーケストラ第1楽章第2楽章第3楽章
セルゲイ・ラフマニノフユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団13'518'3911'22
ゾルタン・コチシュ、エド=テ・ワールト/サンフランシスコ交響楽団13'559'5513'28
バイロンジャニスシャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団14'4010'0212'48
バイロン・ジャニス、アンタル・ドラティ/ロンドン交響楽団14'4810'0812'49
ヴラディーミルホロヴィッツ、フリッツライナー/RCAビクター交響楽団15'269'4712'08
マルタ・アルゲリッチ、リッカルド・シャイー/ベルリン交響楽団15'2710'5913'21
アレクシスワイセンベルクジョルジュ・プレートル/シカゴ交響楽団16'2611'4214'54
ベルント・グレムザー、アントニ・ヴィト/ポーランド国立放送交響楽団16'3811'2614'24
ニコライ・ルガンスキーイヴァン・シュピラー/ロシア国立交響楽団16'5111'1214'53
タマーシュ・ヴァーシャーリユーリ・アーロノヴィチ/ロンドン交響楽団17'4712'0814'21
ヴラディーミル・アシュケナージアンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団18'4412'0814'58

コチシュが一番速いかと思ったが、ラフマニノフの自作自演がそれを超えていた。第1楽章に関してはコチシュはラフマニノフと4秒差で、コチシュのほうが録音が新しい分、体感速度は速い印象。この速さに慣れてからアシュケナージの冒頭の重々しさを聴いたら、「何事か」と思わずスピーカーを見てしまうこと必至。

演奏時間のソースジャケットの記載内容なので、演奏によってはカットとかがあるかも知れない。スコアを買って検証してみたくなってきた。

*1オペラのような複数日に興業が続くものは除く。

2008-11-14 Fri

[] 村上春樹1973年のピンボール」を読んだ

再読してみたが、鼠の話していることや鼠の考えることが、どこか稚拙に見えてしまう自分が居た。読み直しが数年前だったりすると共感していたかも知れないけど、この本にある苦しみや歪みを、僕はもう乗り越えてきたのかもな。色々なことがもう終わったことなのだ。僕は大人になっているのだと思う。

ダンス・ダンス・ダンス」以後の村上春樹はリアルタイムで読んでいる。「1973年のピンボール」は、「ダンス・ダンス・ダンス」より後に読んだはずだ。今となってはどうしようもないが、「風の歌を聴け」から順に「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」と続けて読むことが出来ていたら、どういう感想を持てたかな。自分の中で村上春樹はどういう存在になったかな。

で、流れ的に「羊をめぐる冒険」を再読しようかと思っている。

[] 「サービスの達人たち」を買ってきた

この本を誰のブログで見つけたのかを忘れた。

[] ブログ通信簿をやってみた

ブログ通信簿をまたやってみた。

f:id:hrkntr:20081114224817p:image

16歳だそうだ。前回から32歳も若返った。

[][] 京舞への臨み方

今朝の「だんだん」の京舞の稽古のシーンを見てて、クラシック演奏に通じるなあ、と思えるセリフがあったのだけど、どんなのだったかすっかり忘れた。明日の再放送を見たいけど、仕事だったよ・・・。ググってみて記憶と繋げてみると、「京舞は心の内面を出して舞ってはいけないもので、そんな舞では見てる人が窮屈になる」みたいな感じ。BSを録画できればいいのだけど。

2008-11-13 Thu

[] 死に絶えた

気持ちが死に絶えた。とりあえず今日は。心身疲労。

2008-11-12 Wed

[] 少年カフカ

次はこれを読む。大きくてかさばるな。通勤中には読めない。

[] 今日聴いたもの

Brahms: The Symphonies
Brahms: The Symphonies
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Teldec (1997-09-10)
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第3番と第4番を。武骨な演奏を期待していたけど、意外に流麗で聴かせる。鬩ぎ合い。

木管五重奏の「3つの小品」を聴くためにプレーヤーに入れた。けど、1曲目のハープ独奏の作品が瑞々しくて、それだけを繰り返し聴いてしまった。

Orchestrations by Zoltán Kocsis of Works by Debussy & Ravel

Hungaroton (2003-12-01)
売り上げランキング: 502284

「フンガロトン」を昔、「フンガトロン」と読んでいた。「トリニトロン」が原因かな、きっと。

2008-11-11 Tue

[] 村上春樹海辺のカフカ

単行本も持っていて、今回の再読はそれを読んでからの約6年ぶりになるが、この作品に対して持っていたイメージが少し変化していた。端的に言えば「爽やかな作品」と感じていたのだが、それは作りがシンプルであることから来る短絡的な受け取りの結果、と自己分析。実際は、深刻で未解決なこと山積で、なのに前向きな話だな、と。下巻の後半は6年前に読んだ記憶も薄れていて、新鮮に読めた。

村上春樹が、親子とか兄弟・姉妹とかの血縁関係を持つ人物たちを描いた小説は、あまりないのではないかと思った。マルタクレタとか、「1973年のピンボール」の双子を思い出す。そんな血縁関係を持つ者たちは何かを象徴するかのように独特な立場で用いられることはあっても、物語の中心を為していくことはなかったように思う。でも「海辺のカフカ」は違う。真正面から親子や兄弟が描かれていき、彼らの行動が物語を動かしたり止めたりしていく。それと同時進行で、血の繋がりを持たない人同士の関係もコツコツと描き続けられる。カフカ少年大島さんの理解し合う様。ナカタさんを手伝う星野くんの変化。親子のように血が繋がっていても脆弱な気持ちや不安人間関係を描くと同時に、その場限りの出会いだったかも知れない他者同志の親密をかなりの紙面を割いて描いている。

この本を読んで思ったことの説明はある程度出来るのだけど、作品自体を「捉えた」「理解した」という感慨は全くない。自分の中できちんと受け止めきれず、難しい。簡単ではないテーマだと思う。にも関わらず語り口は平易なので、読む人によっては侮ってしまう作品なのかもと思った。掴みきれたようでもあり、見当違いな感想を持ってしまっているような気持ちにもなり、不安が募る。また数年おいて、読み直したい。

星野くんが喫茶店で聴いた「大公トリオ」を、僕も聴いてみたくなった。聴いたことないと思う。駄目だなあ。本の中でも出てきたスーク・トリオのものを買ってみようかな。

2008-11-10 Mon

[] 面倒になってきた

面倒になってきた。

巨大な推進力を持ち、多くの場数を踏み、この場所の大きな幹であることは確かだけれども、自分だけが全てを動かしている風な態度を見せてしまうのは危険だ。そういう配慮のない態度は、いつか破滅を呼ぶ気がする。訴えられかねないよ。

それでも僕は僕を保つようにしよう。耐えられるだけの情熱は持っているけれど、なぜこんなに脅かされながら活動をしないといけないのか、時折不思議に思う。

2008-11-09 Sun

[][] リットン

N響アワーに出てるアンドリュー・リットンですが、随分太りましたね。

「リットン」でググるとやっぱり「リットン調査団」が一番上でした。

2008-11-05 Wed

[] 弘兼憲史「キミは寝言を言っているのか!」

いつ読んだのかは覚えていないけど、最初から数ページには仄かな記憶があった。一応、読み終えた。まあ普通

課長島耕作」は読んでみたい。え、今は社長なんですか?

[] ヘルビッヒ

ギュンター・ヘルビッヒって、何歳なのかな。

夕食を食べながら聴いてみたけど、オーケストラって感じ(そのまま)。

[] 愛

【公式】アパグループ|APA GROUP

話題になっている田母神俊雄論文(?)、全部読んだけど、自衛隊内部でたまったストレスの発散のために書いたのかな、と推察。自衛隊内には、想像を絶する軋轢と捩れがあるのだろうかと心配になる。暴行死亡事件とかもあるし。それにしても300万円とはまた・・・。審査委員長渡部昇一の本を引用したのが決め手かな。

何だこの部分w

さて大東亜戦争の後、多くのアジアアフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人種平等世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2百年遅れていたかもしれない。

「多くのアジア、アフリカ諸国」とざっくり書いてるけど、どの国なんですかね。それらの国で解放運動とかしてた人の存在がなかったわけでもないだろうし、どういう所以で日本の力によるものになるんだw そして「国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった」ことまで日本の力によるものとは・・・、凄い飛躍だ。ここまで来ると、「考え」ではなくて「妄想」ですよ。

この論文(?)の最後に「日本というのは古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのだ」という部分があるけど、「古い歴史と優れた伝統」があるのだから、ここ100年くらい最近のことをどうこう言われても、日本の良い部分は失われないと思うし、「個別事象に目を向ければ悪行と言われるもの」を忘れない態度を示すことで得られる他の国からの信頼も無視できないわけだから、その個別事象から目を逸らすわけにはいかないだろう。だいたい「侵略国家」と言われたぐらいで、自分の国が嫌いになることはないな。そう言われることだけで挫けてしまう愛なんて、どれだけ脆弱で歪んだ愛なんだと。あー、検閲が怖いー。

2008-11-04 Tue

[] クラシック回帰

小室逮捕されて、クラシックに回帰しました(嘘)。

Wagner: Overtures [Germany]
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Puccini: La Boheme (Highlights); Madame Butterfly (Highlights) [Germany]
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謎が深まる「THE ROYAL PHILHARMONIC CLLECTION」からの2枚。それぞれ100円だった。

思えば、アンチェルの録音は定期的に買っているな。

[] これからは再読推進

本を買ってばかりなので、これから暫くは再読推進期間とします。スタート

これ、買ったのを忘れていた。人に勧められて、買い直すところだった。危険

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社
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単行本は読んで、文庫も買ったけど、もう一回。

引っ越し後の本棚整理をしていたら、こんなのが。BOOK OFFの値札が付いていた。いつ買ったのか、いつ読んだのか。

2008-11-03 Mon

[] 休日DHM、歳をとりつつある

休日はDHM(Deutsche Harmonia Mundi)のBOXを聴くのが、今のところ一番いい。歳をとりつつあることを実感する。

Deutsche Harmonia Mundi: 50 Years (1958-2008)

Deutsche Harmonia Mundi (2008-04-29)
売り上げランキング: 12894

今日スカルラッティの「ヨハネ受難曲」と、バッハの「オーボエ協奏曲」、モンテヴェルディの「アリアンナの嘆き」。続けて聴いたが、どの音楽もとても推進力があって、決して老人の音楽ではないとは思う。それでも声部は少ないし、音の厚みはそれ程でもないものだから、何かをしながら的に爽やかに聴けてしまう。

ギラギラしたオーケストラ作品が好きだった。クラシックを聴き始めた頃でも耳に残ったのは、ブラームスの「交響曲第1番」の終楽章や、グロフェ「大峡谷」の「豪雨」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」だったりした。中学の時はベートーヴェン。友人に勧められたブルックナーバーンスタインに入れ込んで、その流れでマーラーに近付いた。吹奏楽部関連でハチャトゥリャンにレスピーギウォルトンコダーイプッチーニw 大編成好きな性質が長く長く続いた。

二十歳を超えてからだと思うけど、シンプルな響き、一本の楽器の雄弁な語り口みたいなものにも魅力を感じるようにもなってきた。それはマラン・マレ睡眠の音楽にしていたことや、シギスヴァルト・クイケンリサイタルに幸運にも足を運べたりしたこと、色々なことが理由だろうと思う。コダーイで歯噛みしたこと、ウォルトンで疲れたこと。チャイコフスキー不安になったことも。

音楽を聴く幅が広がるのは嬉しい。それは自分が変わってきたことの証。好きになって間もない音楽を聴く時は、過ぎた時間をどう使ってきたかが分かる瞬間。歳をとった。

2008-11-02 Sun

[] 和田竜「のぼうの城」

のぼうの城」を金曜日あたりに読了。知らないことを伝えてもらえるのは嬉しい。途切れ途切れに読んだので、その世界にみっちりとは浸りきれなかったのかも知れないが楽しめた。文献からの引用と、それを土台にした作者の創作想像)が頻繁に入れ替わる。文献からの引用を、信じさせる武器にしているのか、それとも自分が書くことは創作だという宣言なのか、そのあたりはどうなのだろう。後者だと解釈したいところ。

[] 長嶋有「泣かない女はいない」「パラレル

二つ続けて読んだ。

パラレル (文春文庫 な 47-3)
長嶋 有
文藝春秋
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こう読むと、やはり女性主人公であるよりも、男性が主人公の作品のほうがすんなりと共感できる。「泣かない女はいない」の女の感情の揺れ幅も魅力的ではあるけれども、描き切ることを端から狙っていないような「パラレル」の男性のほうが愉快だ。それぞれを女性に読ませて感想を聞いてみたいところ。