Python2.5環境をLeopardに整える - 初めてのコンピュータサイエンス -
id:hyukix (@hyukix) のつぶやきが発端で、
定期的にアルゴリズムの復習をしておきたいなーという思いと
普段使ってない言語を書いてみたいなーと言う思いが勢いあまり、
「初めてのコンピュータサイエンス」
- 作者: Jennifer Campbell,Paul Gries,Jason Montojo,Greg Wilson,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: 大型本
- 購入: 4人 クリック: 376回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
という本を買ってみました。
どうやら初学者向けの大学講義用のテキストのようで、
Pythonでアルゴリズムを勉強してみよー!という趣旨のようです。
で、ぱらぱらとめくってみると、
本で使うライブラリとコードはダウンロードしてきてね!
とあったので早速ダウンロード。
http://www.pragprog.com/titles/gwpy/practical-programing/
インストールを試みたところ、ライブラリ類のインストールで
Pythonのバージョンがあっていないと怒られてしまいました。
# Python2.5.1がデフォルトの環境なのにっ!
よくよくファイルを確認すると相当古いバージョンのライブラリ*1らしいので、
MacPortsで揃えることにしました。
readline
タイムリーなことに、id:plasticscafe (@plasticscafe ) が
Macのreadlineはクソ!とつぶやいていたので、環境を確認。
Rubyの環境を整える際にMacPortsで導入していました。>> 過去のエントリ
Python関係のインストール
Python2.5環境と、本で使う環境をMacportsで入れてしまいます*2。
$ sudo port -d install python25 $ sudo port install python_select $ sudo port -d install py25-pyobjc $ sudo port -d install py25-numpy $ sudo port -d install py25-nose $ sudo port -d install py25-game $ sudo port -d install py25-setuptools $ sudo port install py25-pil $ sudo -d port install py25-hashlib
その後Python2.5の導入状況を確認、バージョンの切り替え。
$ python_select -l $ sudo python_select python25
これで環境整った!と思いきや、pythonのパスがMacデフォルトの/usr/bin/pythonのまま。
2.5.1(デフォルト)と2.5.4(Macports)とでは、python_select で切り替えられないようですね。
この辺、使い慣れていない言語だと機微が分からず不便だなと思ってしまいます。
気を取り直して、/usr/bin/pythonのリンク元を切り替えることにしました。
$ sudo mv /usr/bin/python /usr/bin/python-leopard $ sudo mv /usr/bin/python-config /usr/bin/python-config-leopard $ sudo ln -s /opt/local/bin/python2.5 /usr/bin/python $ sudo ln -s /opt/local/bin/python-config /usr/bin/python-config
対話モードで試してみると、無事Python2.5.4を確認できて、
導入したライブラリをimport出来たので良しとします!