stable に testing のパッケージを入れる。

今現在 Debianの現行 stable は Debian GNU/Linux 4.0r3 (etch) (Debian -- Debian “etch” Installation Information リンク先は参照時の最新 の筈) です。それに testing段階のパッケージをいれて見たくなった。(etchPostgreSQL 8.2, 8.3 を試したかった、使いたかった)
etch自体は適宜インストールしたとする、taskselでDBサーバを選んでも PostgreSQL が未だ 7系なので選ばないでおく。パッケージ管理ツールは aptitude
ちょっと古いけど「http://mikilab.doshisha.ac.jp/dia/research/report/2005/0811/001/report20050811001.html」なんかも参考に。あとはまあ「Debian Reference」はいつでも参考になる。

source.list と debconf

既存の debconf文書「/etc/apt/apt.conf.d/70debconf 」に追記

APT::Default-Release "stable";
APT::Cache-Limit 100000000;

キーワードは "stable" とする、"etch" は効かなかった。

Cache-Limit は場合によるだろう、今回 etch と lenny の同居では、そのうち「エラー: Dynamic MMap ran out of room」とかエラーになりだしたので追記した。数字は適宜。(どれくらいがいいんだろう)

或いは man apt.conf 参照

  Cache-Limit
    APT は「利用可能」情報を格納するために、 固定サイズのメモリマップキャッシュフ
    ァイルを使用します。 このオプションは、そのキャッシュサイズを指定します。

「/etc/apt/source.list」ファイルに追記

deb http://<云々>/debian/ lenny main
deb-src http://<云々>/debian/ lenny main

deb http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib
deb-src http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib

こっちは "lenny"、というか追記されるべきもとの source.list は "etch" の設定がある。

update

stabel (etch) に固定してあるので、update しても更新すべきパッケージはでてこないが、インストールしてないパッケージは増えてる。バージョンも。

そして、PostgreSQL 8.2 とか、etch には無かったパッケージを選択。依存性とかでなんとか言われて駄目だったり。

バージョンが足りないと言われたパッケージを探し、個々のパッケージの説明を表示して探してくと lenny 用の新しいのがあったりするので「+」入れる、「g」「g」
改めて所要のパッケージを入れようとする。
繰り返し。

こんな感じで。