枕元ランプを和紙と竹ひごで作った。

ベッドに読書灯が欲しくて和紙でランプを作ることにした。
製作過程を書く。完成品は一番最後に載せる。
材料はこちら。

竹ひご 1本20円。5本ぐらい。
電球 100円
コード、スイッチ付き電球ソケット 800円
電球ガード 150円
木の台座 200円
ネジ 100円
たこ糸 300円
そして和紙。

でかいのは1枚600円。小さいのは1枚100円。
小さいのはアクセントに使おうと思ったが、最終的には使わなかった。
使用道具は、軍手、ドライバー、木工用ボンド。


まず竹ひごでシェードのフレームを作る。
火で炙って、

円形のものに押しあてて曲げ、

水で冷やしてカーブを定着させる。

竹ひご、もともとは堅いが、炙ると曲げやすくなる。無理に曲げると割れるので注意。

竹ひごに皮がついていたら、皮がカーブの外側になるように曲げると良い。
ここが一番手間だけどがんばる。
そして輪っかをいくつか作る。

連結部分はたこ糸で結ぶ。結び方は巻き結び。以下をご参照。
http://www1.ocn.ne.jp/~tatsujin/ropework/


一番大きい輪を縦フレームにして、球形を作る。

きれいな球形が必要なわけじゃないので、アバウトに。歪んでるくらいの方がかわいいかな、という感じで。真ん中のハーブはおしゃれ演出用。
シェードの上には熱を逃がす用の小さい穴、シェードの下は電球ガードを通過できるくらいの穴が必要なので、それくらいは考えた方がいいと思う。


途中で合わせてみたりする。

モチベーションが上がる。


シェードに和紙を貼る。
貼るのには木工用ボンドを使う。

白いうんこみたい。これを水に溶かす。指で溶くのが良い。手はどうせ後でボンドまみれになる。
和紙は手で適当な大きさにちぎる。

これをボンド水に浸す。

そしてフレームに貼る。

素晴らしい内職気分に浸れる。
貼り終わったら乾かす。

別にぬいぐるみに見守らせる必要はない。
シェードは乾いたら出来上がり。


結構長時間作業になるので、クサクサしてきたら外に花を見に行くといい。

あなたががんばらなくても、美しいものはそこかしこにある。


一方台座。こちらは簡単。台座にソケットをネジで固定する。

電球ガードは何も考えずに買ったので固定方法がわからず途方に暮れる。下の口の部分が締まるようになっているが、全部締めてもソケットの方が小さくて固定できない。
でも、いいものを見つけた。

これでソケットと電球ガードを固定する。

あとは電球つけて出来上がり。


台座とシェードができたので、シェードをかぶせたら完成。
このシェードのかぶせ方で、一度失敗した。
最初はシェードを固定しようと考え、縦フレームを台座に差し込もうとした。
ネジで台座に穴を空け、

シェードの縦フレームを刺す。

でも、これだと電球ガードに引っかかってはずせない。シェードはずせないと、電球が換えれない。
どうするか考えた結果、下のお口はゆるゆるにして、台座をすっぽり包んで直に床に置くようにした。


そうして完成したのがこちら。

汚い。
電気をつける。

まあ見れるか。
もっと和紙をきれいに貼れば良かった。貼り直そうかな。