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2000-04-22 Talking Book

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Stevie Wonder, Talking Book (1972)

TALKING BOOK

TALKING BOOK

あらためてじっくり聴いて、うーんと唸る。

この作品を最初にきいたのはたぶん高校生の時だったはずだが、こんな感動は覚えなかった。すべてすばらしいが、最近ちょっと疲れ気味なので、'Heartbreak Tuesday'や'You've got it bad girl'の美しい声、下降しつつ盛り上がるコード進行、定番なんだけどしかし猛烈に感動する。他方、ベースおたくとしては、めちゃくちゃ重いリズムの曲にも聴き惚れる。

カシオペア(!)のベーシスト櫻井哲夫が、雑誌ベースマガジン』かなんかのアンケートで「尊敬するベーシスト」としてスティーヴィーの名前を挙げていた。高校生の頃は櫻井哲夫ジャコ・パストリアステクニカルな面にしか興味が無かったので、えーなんで?と思ったが、今は納得。

もう一つ、非常にサウンドの質が高い。いくらSly and the Family Stone, Flesh (1973)が良いって言ったって、全然勝負にならんな。

当時のスティーヴィーは若干22歳。現在21歳の椎名林檎に驚いている場合ではない。実際、『勝訴ストリップ』には失望。まあ前作も含めて「三部作」を構想しているようだから、次回作ではもっと過激でタイトな作品を作り上げ、Rage Against the Machine, The Battle of Los Angeles (1999)を超えてもらうことを期待しよう。そのころには浜崎あゆみと比較される「林檎バブル」もはじけていることだろう。*1

*1東京事変でがんばっていますね。[2006/07/12]

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2000-04-16 ダンは結局全部よいのです

[]ダンは結局全部よいのです 22:40 ダンは結局全部よいのですを含むブックマーク ダンは結局全部よいのですのブックマークコメント

Steely Dan, Pretzel Logic (1974)とAlive in America (1995)。

Pretzel Logic

Pretzel Logic

Alive in America

Alive in America

この二枚はダンの作品の中ではく○だと思っていたが、昨晩聴き始めると止まらなくなった。○そだと思った自分がく○だった。Pretzel LogicとKaty Lied (1975)なんかは、ホントにいーかげんなクズ曲もあったりするのだが、しかしThe Royal Scam (1976)やAja (1977)のような傑作を予感させる萌芽、可能性みたいなものを、聴いている方が勝手に読みこめる、もとい聴きこめるからいい!と思うんだろう。といいつつも、やっぱりAja (1977)を聴けばやっぱりこのアルバムは圧倒的で(音の積み重ね方の密度・精度が全然違う)、それはZepのHouses of the Holy (1973)が好きだと言い張ってもやっぱりPhysical Grafitti (1975)とZoso Album (1971)でしょう、Joseph ConradのLord Jim (1900)もいいけどやっぱりNostromo (1904)が凄い、というのと同じ。

これまでどうでもよかったAlive in Americaが急に良くなったのは、たぶん来日公演のチケットを予約したからなんだろう。

ところで、なぜかMark Knopfler(で良かったかなspelling)のギターを聴きたくてしょうがない。

2000-04-13 石原慎太郎さん

[]石原慎太郎さん 22:36 石原慎太郎さんを含むブックマーク 石原慎太郎さんのブックマークコメント

新入生合宿研修から帰ってきた。消耗。

三国人」がお嫌いな石原太陽の季節慎太郎東京都知事を支持するという趣旨の電話が、反対するという電話よりはるかに多かったそうな。保守系団体がここぞとばかりに組織を上げて攻勢をかけているのだろうか。それとも本当に都民の6割は石原知事のタカ派ぶりを支持しているのだろうか。後者でないことを願うが、後者だという気もする。ああいうオッサンを選ぶ「都民」なる人々って、徴兵制にも喜んで賛成するんだろうか。修身教育にも大賛成なんだろうか。

コンドラチェフの60年サイクル説が正しいとすると、今年は「昭和十五年」である。*1

*1石原さんはいまだに東京都知事をやっているのはどうなっているのやら。[2006/07/12]

2000-04-11 専門英語講読

[]専門英語講読 22:34 専門英語講読を含むブックマーク 専門英語講読のブックマークコメント

助手あがりのちんぴらなのに「専門英語購読」なる授業を任せられ、その難しさにいまさらではあるが呻吟している。

リーディングの指導というとライティングやスピーキングの指導と比べて簡単だと思っておられる先生方が多いような気がします。けれども、実はリーディングの指導ほど難しいことはないのではないでしょうか。スピーキングやライティングなどは生徒の考えていることが外に出ます。教師としては生徒の話したり、書いたりする英語の中から、生徒の理解していること、まだわかっていないことなどを見つけて指導することができます。/ところが、リーディング(特にその内の読解)となるとそうはいきません。テキストと向かい合っていても生徒が本当に読んでいるのかどかは外から見ただけではわかりません。読んでいそうでも、内容を理解しているかどうかは何らかの形で外に出るように試してみなければなりません。読解のプロセスは個人の頭の中で起こるものなのです。/読みというと伝統的に教室で、しかも40人、50人といった集団で同時にできるものというイメージができ上がってしまっています。けれども考えてみると、ものを読むなどということは普通は1人で行うものなのではないでしょうか。それを教室では、集団で同時に行うのですからかなりの工夫が必要になります。(金谷憲・谷口幸夫編、薬袋洋子著『英語教師の四十八手〈第5巻リーディングの指導〉』研究社出版、1993年、iii-iv

昨年後半の授業を振り返ると、僕にはこの「工夫」が足りなかった。結局「読んで訳して」の罠にはまってしまった。

考えてみれば、僕はこのところ、〈英文学〉という国家装置の罠(というとちょっと大げさだけれど)に陥らずに英語テクストをどう読むか、という「読み」の問題をやっているようなものなのだから、「専門英語購読」ではまさに理論の実践が要求されているわけだ。「工夫」をすることは、僕の場合、即博論仕事と直結するはずなのだ。

とはいえ、学生明治翻訳を読ませるなどという無茶をしているわけではなく、ストーリーを追って行く果てにそのストーリーが反転破綻するさまを読ませるという、まあバーバラ・ジョンソン仕事のようなものをある種の理想型として念頭において、イントロと結論から読め、ストーリーを構築しろと指導しているが、その先の脱構築はまだまだ。

こんなわけで、最近リーディング理論書や指導書を大量に買い込んでいるのだけれど、そのほとんどが中学生高校生を対象としている。なぜ?大学でも「購読」の授業はあるわけだし、中高と同様の問題があるだろうに、店頭には大学(旧)教養における英語購読についてつっこんだ議論をした本はほぼないに等しい。そういう研究があることは知っているけれど(一応英語教育コース出身なので)。要するに、そんな本なんて買う大学教員がいないってことなのかな。*1

リーディングの指導 (英語教師の四十八手)

リーディングの指導 (英語教師の四十八手)

*1:実にデムパなことを書いている(苦笑)。[2006/07/12]