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拓殖のあと このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2004-04-29 公費

中野敏男『大塚久雄丸山真男−−動員、主体、戦争責任青土社、2001年 14:52 中野敏男『大塚久雄と丸山真男−−動員、主体、戦争責任』青土社、2001年を含むブックマーク 中野敏男『大塚久雄と丸山真男−−動員、主体、戦争責任』青土社、2001年のブックマークコメント

買ったまま「積読」だったので、ぼちぼち読む。

戦中から戦後一貫して、大塚&丸山が、国民を「自由な主体」として「動員」する志向を持っていたことを明らかにして、これを批判するために(慎重な手続きを踏んで)「個人化のポテンシャル」を語るこの本の330頁注(52)は、私にとって重要なものだったのでメモしておきます。

「個人化のポテンシャル」をこの戦後責任という場での自由の閉塞へと導く二つの罠に注意したい。ひとつは「自省化」の罠であり、もうひとつは「相対化」の罠である。/「自省化」の罠とは、「わたしたち」や「わたし」の中に抗争を持ち込むのではなく、「自省」を持ち込むということである。(中略)しかし戦後責任論の文脈では、この「自省化」の罠は、とりわけ「誠実」で「真摯」に連累を認めるという姿をとって現れてくるから、注意を要する。だがもちろん、いかに「真摯」に見えたとしても、責任を果たすということを「自省」に帰着させるのは、主体としてのアイデンティティを自己反省を通じて再興しようとするものであり、また「自己反省をなしうる誠実な人間」として承認されたいというナルシスティックな欲求の表現に他ならない。だからここには、被害者である他者の声は実は届いていない。(330)

2004-04-27 (ほぼ)読了

筑波大学文化批評研究会編『〈翻訳〉の圏域』(2004年) 10:03 筑波大学文化批評研究会編『〈翻訳〉の圏域』(2004年)を含むブックマーク 筑波大学文化批評研究会編『〈翻訳〉の圏域』(2004年)のブックマークコメント

600頁近い、多様な日本語の書き手の論集は、やはり読み応えがありました(市販はやはり難しいか・・・)。

 いろいろ面白い論文がありますが、私的には岩尾龍太郎「ヤクザン・ロック・ロビンソンーー十八世紀英国のイスラム・インパクト」(439−54頁)が面白かった。

本稿は、1知られざるヤクザン物語を紹介し、2これが一七世紀末からのアラビア学ブームにのって英国(のちにヨーロッパ中)に広まり、ロック哲学成立の機縁となったこと、また3奴隷貿易・海賊・置き去りという文脈から素材的内容を得てきたはずのロビンソン物語に「孤島に漂着した個人のけなげなサバイバル」という理念的モデルを提供し、4さらに独仏におけるロビンソン変形譚が成人男女の逃避型恋愛冒険や大家族共同体形成へと流れたときのルソーのカウンターパンチ(幼児が孤島で学習する物語として読むべし)を準備したことを略述するものである。(439)

「略述」ではなくて、本格的論考を読みたいものだと思いました。

柳瀬@台中柳瀬@台中 2004/05/03 14:00 青木人志「法と動物」。http://www.digest-pub.net/cgi-bin/shousai.cgi?id=11974

齋藤@帯広齋藤@帯広 2004/05/10 12:50 ペット法学会(http://member.nifty.ne.jp/veve/hp/petmenu.htm)というのもあるそうですし、昨年くらいから人/動物という差異をネタにした英文学会の発表も増えてきました。ノーベル賞をとったクッツェー『動物のいのち』も翻訳刊行されましたし、注目されてゆく分野なのでしょう。

柳瀬@台中柳瀬@台中 2004/05/13 04:43 「ペット法学会」は愉しそうです。日本だと「動物」への着眼は児童文学や私小説の安易な擁護(「城の崎にて」の蜂とか)に行き着く可能性があって、動物:人間(あるいはロボット:人間)のハードな差異には行かないような気がします。

2004-04-19 新刊予告

Edward. W. Said, Humanism and Democratic Criticism (forthcoming) 14:50 Edward. W. Said, Humanism and Democratic Criticism (forthcoming)を含むブックマーク Edward. W. Said, Humanism and Democratic Criticism (forthcoming)のブックマークコメント

これは必読ですね。_Beginnigs: Intention and Method_ (1975)と比較して読みたいです。

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0231122640/qid=1082129496/sr=1-1/ref=sr_1_1_xs_stripbooks_i1_xgl14/102-8223378-8409724?v=glance&s=books

2004-04-16 公費&読了

松田京子『帝国の視線ーー博覧会と異文化表象』(吉川弘文館、2003年) 19:08 松田京子『帝国の視線ーー博覧会と異文化表象』(吉川弘文館、2003年)を含むブックマーク 松田京子『帝国の視線ーー博覧会と異文化表象』(吉川弘文館、2003年)のブックマークコメント

西欧に見られると同時に、アジアを見る存在として立ち上がった「日本」の成立を、知識人の言説ではなく、第五回内国勧業博覧会を詳細に検討することで、明らかにしようとした試み。記述が丁寧で、「歴史学」というディシプリンの重みを感じました(私はホントいい加減です)。

参考 14:30 参考を含むブックマーク 参考のブックマークコメント

この本と一緒に読んだら面白いのが、吉原ゆかり「「生蛮」オセロ」(『〈翻訳〉の圏域』筑波大学文化批評研究会、2004年、473−496頁)ではないかと思います。

柳瀬@台中柳瀬@台中 2004/04/20 16:14 こんなHPがありました。小笠原でフィールドワークをしている人のようです。 http://skasuga.talktank.net/profileF.html

2004-04-05 帰ってきました このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

 先ほど東京から帰ってきました。会議がなくなったので、いま書いています。

発表、シンポとも(ゲストの佐野さんの問題提起のおかげもあって)なかなか盛り上がりました。佐藤清のような人を評価することの難しさも痛感しました。

 また、私自身の研究の問題点もあらためて考えさせられる機会もありました。

 参加者の皆さん、ありがとうございました。

 私自身は、しばらく休憩して、また出直しです。

柳瀬@台中柳瀬@台中 2004/04/07 02:57 お疲れ様でした。是非聞きたい内容でしたが国外にいるためかないません。 専門誌で活字化されるのですか?

佐野@仙台佐野@仙台 2004/04/10 04:46 先日は本当にお世話様でした。というよりご期待に添えなかったのではと心配です。こちらは個人的に佐藤清の英文学との関わりについてはだいぶ刺激を受けて、英文学/朝鮮/日本の三項関係についてんもう少し考えるきっかけができたように思います。やはり佐藤清はどこか「過剰」な何かを持っていた人だったと再認識しました。皆様にもどうぞよろしくお伝え下さい。

齋藤@帯広齋藤@帯広 2004/04/12 09:31 こちらこそ、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。なお、このシンポの内容は、今のところ活字化の予定はないのですが、何か文章は書くかも知れません。個人的にいろいろ考えさせられたこともありましたので。>柳瀬さん

柳瀬@台中柳瀬@台中 2004/04/15 12:28 是非斉藤さんの考えを活字にしてください。 今週川口君と会いましたが先の大戦の時はこんな感じだったのではという話になりました(柄谷理論だと来年が1945年にあたる)。 それと鷺沢萠さんが亡くなられた(自殺?)ようですが私とも斉藤さんとも同世代ですしこれは少しショックです。

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