拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

夏休み

は久しぶりにゴロゴロしてしまった。札幌の実家にある石森章太郎サイボーグ009小学館版15巻をたぶん25年ぶりくらいに読んでしまい、懐かしさのあまり未読の作品をメディアファクトリー版全36巻から買い足して、ほぼ通読してしまった。初期(誕生編からヨミ編、1964―67年)と中期の「エッダ」編(1976年)がよくて、「神々との戦い」編(1970−1年)は、石森も観たであろう『2001年宇宙の旅』に対抗しようとして玉砕したのかなと思ったり・・・でも、おもしろかったなあ。なんだかんだ言われても、20世紀の少年漫画の傑作の一つだと思った。ところで、2001年から2年まで、テレビ東京で平成版のアニメをやっていたのですね。帯広はテレビ東京が入らないから、全然しらなかった。 

(私費)島崎藤村『破戒』岩波文庫、1957年;2002年改版

魚住の『野中弘務―差別と権力』(講談社、2004年)を読んだので、久しぶりに通読。瀬川丑松のような人はテキサスだけではなくて北海道にも開拓に入ったんだろうなと考える。でも、そういう研究はまだ読んでいない。