「セザンヌの疑惑」
ではなくて「誘惑」(douteをどう訳すか)ということになっているようだ。
でも
間接的言語と沈黙の声 (メルロ=ポンティ・コレクション 4)
- 作者: モーリスメルロ=ポンティ,Maurice Merleau‐Ponty,木田元,朝比奈誼,粟津則雄,佐々木宗雄
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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さて。
先週はバルザック『知られざる傑作』で、今週はメルロ=ポンティのセザンヌ論。セザンヌは『知られざる傑作』を読んで泣いたというエピソードもメルロ=ポンティの論中に言及があるが、それはまあおいといて。
セザンヌは(当時としては)トンデモだ、それは彼の生活や遺伝や環境や、果ては彼は精神分裂症(統合失調症)だったと言われていたのだ云々のエピソード紹介から始まって、後半には「自由」の問題が出てくる。
が、この「自由」の議論がぱっと読むだけではなかなか難しい。
来週もう一回しっかりやる予定。
それにしても、今日はゆったりとテクストを読み、学生さんとわりと活発な議論ができた。幸せ。
英語耳
さっき↓の広告に出ていたので晒しておく。http://www.cyber104.com/adwords/
こういうのやったことないんだけど、本当に効果があるんなら、私らみんなクビだよなあ。実際どうなんだろ?
この手の商品とかサービスが出てきて結構な年数になるのに、私らはまだご飯を食べている。だから、たぶん、たいした効果はないか、「人による」ということなのだろう、と思うんだが。