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2007-12-31 濫読

[]濫読 13:59 濫読を含むブックマーク 濫読のブックマークコメント

12月30日

孔子伝 (中公文庫BIBLIO)

孔子伝 (中公文庫BIBLIO)

これの古い新書を買っていたのだが、積ん読にしていたので読む。『論語』の孔子像は問題があることを知る。

新・サルトル講義―未完の思想、実存から倫理へ (平凡社新書)

新・サルトル講義―未完の思想、実存から倫理へ (平凡社新書)

サルトルさん『嘔吐』が裏『ロビンソン・クルーソー』だという説は、やっぱり面白い。

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

大本というのはやはり興味深い。

12月31日

近代日本と小笠原諸島―移動民の島々と帝国』は寝る前にポツポツ読んでいるのだが、「移動民」と諸帝国の法(文)の接触についての(とてもストイックな)具体的分析を読んでいると興奮してしまって寝付けなくなる。例えば第9章の、欧米系住民の日本への「帰化」後に行われていた英語教育の話など、もっと詳細な記述を読みたい。

午後。

数の子の薄皮向き。エビの殻はずし。掃除

2007-12-29 今年は忙しかった

[]今年は忙しかった 13:02 今年は忙しかったを含むブックマーク 今年は忙しかったのブックマークコメント

12月26日

博論書こう会にて、Nさんがご発表。私は途中で抜ける。

15時よりI先生博論に副査として参加。ドイツの戦後の問題にはやはり多くを考えさせられる。

12月27日

札幌へ。

終日寝る。

12月28日

ゴリオ爺さん (上) (岩波文庫)

ゴリオ爺さん (上) (岩波文庫)

ゴリオ爺さん (下) (岩波文庫)

ゴリオ爺さん (下) (岩波文庫)

ゴリオ爺さん読了登場人物たちの過剰なセリフに笑いつつ、その過剰さを堪能。バルザックさんはすばらしい。とにかく王政復古期フランスのお勉強になるし。

12月29日

すすきのの某ネカフェにてカキコ。

今年は忙しかったのであります。来年はもうちょっと楽したいな、と思いつつ、それは到底かなわぬ夢であることはよーくわかっているのでした。

とにかく台湾には2回行くはずだし、小笠原にも行く予定。「英文学」をこういうところへ持っていってどうなるか。何もどうにもならないような気もするが、どうにもならないのであれば、そうであることをこの目で確認したい、というのが来年目標でしょうか。

2007-12-25 対照的?

[]対照的 14:51 対照的を含むブックマーク 対照的のブックマークコメント

12月25日

午前。

中井亜佐子さんから以下の本をご恵贈いただきました。

他者の自伝 ――ポストコロニアル文学を読む

他者の自伝 ――ポストコロニアル文学を読む

とにかく難しいポストコロニアル作家の作品&批評を読み抜いてきたこの人らしい著作、でしょう。

「他者の自伝」を読むことは、わたしたちの読書行為を一つの倫理的な要請として捉え直すことでもある。(中略)しかし、「他者の自伝」は自伝的であるけれども、そこには通常の自伝につきものの、あの居心地のよい一人称、私たちが容易に同化しうるあの「わたし」の物語には回収しきれない何かが残る。テクストが常に「他者の自伝」であることに自覚的であることによって、わたしたちはそこに、作家の「わたし」とわたしたちのあいだの隠微な葛藤発見するだろう。そのような葛藤発見にこそ、わたしたちの共同体の言説、制度を内部から食い破る可能性が秘められているやもしれないのだ。(8)

「わたしたちの共同体の言説、制度」を「内部から食い破る」には、例えばラシュディーさんやクッツェーさんやスピヴァクさんやらの超マンドクセなテクストに延々と、最後までつきあう根性、というか能力、というか「愛」(300)らしいのだが、そういうものが必要になるようだ。素直に、すごい。

私には『フィネガンズ・ウェイク 1 (河出文庫)』への偏愛があるだけだな。

午後。

荒木正純さんから以下の本をご恵贈いただきました・・・あ、まだ「はまぞう」ではでませんね。というか、版元の悠書館にも画像がないや。

荒木正純『芥川龍之介と腸詰め──「鼻」をめぐる明治大正期のモノと性の文化誌』(悠書館、2007年

それにしても、広大な世界に足を踏み入れてしまったものである。還暦を迎えた「旅人」は、もう帰らないかもしれない。

そもそも、わたしは日本文学研究を多少しているものの、国文学研究者ではない。まして、芥川研究専門家でもない。受けた教育とこれまで従事した研究からいえば、英文学研究者といえるかも知れない。あえて作家でいえば、シェイクスピアを中心としたエリザベス朝演劇の研究をしていたといえるかも知れない。このように歯切れのわるいいい方をするのは、わたしが文学理論に強い関心を抱き、構造主義・記号論・ポスト構造主義の知的風土でそだち、とりわけ初期デリダテキスト論に魅了され、その立場から、関心のおもむくままに、テキスト論的読みの実践活動に従事し、地道な個別作家研究をしてこなかったからである。(286−9)

よい子は真似しないように(笑)

午後3時過ぎ。

ふと×ラゲツブログを見ると、なんとこの人の本が!

無能な者たちの共同体

無能な者たちの共同体

ついに出るのか。感慨。即買いですね。

yanase@職場yanase@職場 2007/12/25 18:21 3冊とも買います。

齋藤@自宅齋藤@自宅 2007/12/25 19:22 荒木さんの本が日本文学プロパーの方々にどう受け入れられるのか、興味があります。
田崎本は待望の一冊、というところでしょうか。

taka-ctaka-c 2007/12/25 19:52 荒木先生の「腸詰め」話、本になったのですね。以前に筑波でお話を聞かせていただいたときに、「この方はどこへ行かれるのであろうか」と思ったりもいたしましたが、やはり「旅人」でいらっしゃるのですね。とても真似はできそうもありません。

2007-12-24 期待大

[]期待大 21:54 期待大を含むブックマーク 期待大のブックマークコメント

12月24日

深夜〜夜明けのドライブ。

朝寝、昼寝、だらだら。

夕方、ブログのチェック。

やはり某所では濃厚な議論がなされていた模様。『新英米文学』をやると、例えば拙著の4章や5章はたちまち古くなる論文やら本やらが出てくるのは間違いなし、ということは了解できました。はやく読みたいなー。

shintakshintak 2007/12/24 22:37 あらあら。ご参加をかなり楽しみにしていたのですが、残念でした。エンプソンの続編をやるかどうかは分かりませんが(やるかもしれません)、3月にはウィリアムズを中心とするシンポの企画が持ち上がっており、その時は私はエンプソンも扱いたいと思っていますので、ぜひご参加&ご介入ください。

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/24 23:40 どうも11月、12月が忙しかったので、正直頭も体もばててしまったようです。この週末はメタメタでした。
にしても、エンプソンさんのアイロニーといいますか距離の取り方といいますか、実に興味深い。サイードさんの立ち位置と並べて考えたいです・・・というのはshintakさんのお仕事になるとは思うのですが、私も中途半端な拙著結論の後始末は私なりにしなきゃならんとは自覚しておわけでして。

2007-12-23 『新しい学』

[]『新しい学』 09:41 『新しい学』を含むブックマーク 『新しい学』のブックマークコメント

12月21日(続き)。

5〜6限、2コマ。「教職専門科目演習」なる授業を担当し、英語教育の話をする。当然、理論的な話はできないので、高校出張講義を再演して、学生さんに批判してもらう。そろそろ新ネタを仕込まないといかんな。

総合文学忘年会バリバリに首と背中が痛かったが、飲んでいる内に楽に。

12月22日

おきたら昼。しかも2日酔い。背中と股関節がなぜかいたい*1。shintakさんのエンプソンさんのお話を拝聴するのは諦めました。いずれ論文となって世に出てくるであろうから、それまでに私なりに勉強するということにしよう。というか、次年度の院では『曖昧の七つの型〈上〉 (岩波文庫)』を読むわけではあるし、いろいろ議論すべき点も出てくるでしょう。

12月23日

おはようございます。もう9時30分です。

再びおはようございます。朝寝、っていうか昼寝したらもう4時半です。

年賀メールの設定などをしたあと、ふらっと稲葉先生の頁を見てみたら、この本が出たのを知る。

これが出たか・・・来年の院の授業、これを読みつつサイードさん最初期論文を読む、というのにしようか、とも思ってしまうな。まあこれは再来年にして、来年はエンプソンさんに集中するか。

これも出ましたね。

他者の自伝 ――ポストコロニアル文学を読む

Nさん、おめでとうございます。昨日出版の日付になっておりますな。*2

*1学生飲み屋で狭い場所に長時間座っていたせいであろう。

*2:著者からお恵みいただきました。以下のエントリーを参照。http://d.hatena.ne.jp/hspstcl/20071225

2007-12-21 ボヴァリスム

[]ボヴァリス13:19 ボヴァリスムを含むブックマーク ボヴァリスムのブックマークコメント

12月19日

会議

注文していた小笠原関係本がどかーっと届く。これは、読む。結果的に何も書けなくても、とにかく読む。

ダニエル・ロングさんのこれら▼なんかは基本だが、

小笠原学ことはじめ (小笠原シリーズ (1))

小笠原学ことはじめ (小笠原シリーズ (1))

小笠原ことばしゃべる辞典 (小笠原シリーズ (3))

小笠原ことばしゃべる辞典 (小笠原シリーズ (3))

前者に寄稿していた石原さんの博士論文が出版されているんでした。これは質量共に基本書になるのだろうな。

近代日本と小笠原諸島―移動民の島々と帝国

近代日本と小笠原諸島―移動民の島々と帝国

これの文化・文学版があればなあと思うわけなのでした。押川春浪さんとか北原白秋さんのテクスト以外の研究とか。

12月20日

ゼミ。『ミメーシス』第18章、フランス19世紀小説家三人組(なのかどうかしらんが)を読んだ感想を話す・・・というのも予習一週間では無理なので、スタンダールさんの話。

『赤と黒』はとにかく先行テクスト(モリエールさん『タルチュフ』、アヴェ・プレヴォーさん『マノン・レスコー』、ヴォルテールさん、ナポレオンさん等々──ただし明かに多くをパクっているルソーさん*1は明言されていない、ような)への言及が多く、ソレルさんもこんなのばっかり読んでいるからアタマが変になるのだということで、これはボヴァリスムの走りなんでしょうとか*2院生さんからは(ジュネットさんの『フィギュール〈2〉 (叢書 記号学的実践)』に収録されたスタンダールさん論*3をふまえつつ)フィクションに対するメタ意識があるのだとか、テキトーな話題がテキトーに出てくる。善きかな。

私としては、やっぱりイケメン主人公が気に食わん。イケメンならそれでいいのかよ、とか。まあいいんでしょうな。でも、私は思う。ソレルさんがブサヲタ毒男なら、裁判の時に町の綺麗どころなんて集まらず、同情の涙も流されず、ひたすらスルーされるんだろうな。でも私は泣いてやるぞ、とか。

12月21日

朝から某行事の仕事に専念。来年2月末まではこれに集中かなあ。

*1院生Kさんの指摘。

*2コンラッドさん『ロード・ジム』もこのパターン

*3:同僚のA先生がお訳しになったもの。

2007-12-18 青年

[]青年 11:13 青年を含むブックマーク 青年のブックマークコメント

12月17日

2コマ。

EnJOYCEmentの人、Nさん@静岡が本学に博論をもってやってきた。受理。1月17日公聴会の予定。

修論組の論文を2本、がんばって朱書。夜になった。

12月18日

朝、日経を読んだら、376×の株にヤバイ材料が出ていることを知る。短期の売買は博打ですね。でも376×、意外と下げていない。*1

〈日本〉の立ち上げに社会ダーウィン主義が関係しているだろうという予感も先行研究もあるのだが、それを『英語青年』でやろうとは思わなかった、というか村山さんのコメントが聴けるならやろうかとも思っていたのだが、このエントリーを読んで、うーむどうしようかと考える。イングランドに同一化できるという確信を持つためには、もちろん日本がpowerfulになる必要もあるわけだが、それを帝国臣民の魂にたたき込むツールはいくつも必要なはず。で、社会ダーウィン主義的文脈における、未来ある「青年」というのは(以下不明

*1:じゃなくて投げ売りで寄りつかないっつうことか(苦笑)。まあ放置だなー。

2007-12-17 『赤と黒』にしようか・・・

[]『赤と黒』にしようか・・・ 08:17 『赤と黒』にしようか・・・を含むブックマーク 『赤と黒』にしようか・・・のブックマークコメント

12月16日

今週の院の授業は『ミメーシス』18章、スタンダールさん、バルザックさん、そしてフロベールさんという最強3人組を分析した章なのだが、スケジュールの都合で年明けにまでまたがるので、年末年始宿題に以下の本を追加することに。

赤と黒 (上) (光文社古典新訳文庫 Aス 1-1)

赤と黒 (上) (光文社古典新訳文庫 Aス 1-1)

赤と黒(下) (光文社古典新訳文庫)

赤と黒(下) (光文社古典新訳文庫)

おお、野崎さんの新訳が出ているな。これで読もう。

Le rouge et le noir

Le rouge et le noir

原文はFlammarionでいいかー。しかし昨日注文したばかりでまだ届かないので、図書館にある懐かしい黄色のGarnier版で最初の1頁を。

"Put thousands together / Less bad, / But the cage less gay." (Hobbes)ということで、小人悪を為す籠、地方都市Verrièresの話が始まる。ふむふむdepuis la chute de Napolèonか、まだこの皇帝記憶は生々しいのだな。などと冷やかしていると、最後にest aussi bête dans les petites villes de France qu'aux Étas-Unis d'Amérique.で第一章終わりか、そういえば『マノン・レスコー』も最後はアメリカ植民地で終わるんだったな、で注17を見るのだが、スタンダールさんがこの小説の他でもアメリカに言及しているよ!としか書いておらず、この「アメリカ」という記号の意味はわからず。万国のスタンダールさんヲタによってとっくに解明されていることとは思うのだが、俄然興味が。

2007-12-16 師走

[]師走 08:47 師走を含むブックマーク 師走のブックマークコメント

12月14日

カゼで寝込む。夜、復活。

12月15日

午前中、下水管の清掃。

午後からN先生退官記念論集の校正を、卒業生のHさんとNさんをお呼びして、院生といっしょに行う。HさんもNさんも、非常に忙しい中を、それぞれ京都、松山から駆けつけてくれたのでした。遠いところをありがとうございました。

yanaseyanase 2007/12/17 23:45 14日には前日からの風邪をおし、
午前中の学外出張を経て台北に行って指導教官の某T先生に会ってきました。

翌日、国内線(笑)で花蓮へ。とてもいいところでした。
食事も美味しかった。後輩のLさんありがとう。

問題は書類仕事が山積みになっているというところですが(滝汗)、
まあ、、なんとか、、なる、、、でしょう、、、、(泣)。

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/18 10:59 最近はどうも「なんとかならなくても」仕事が入ってくるような気がしませんか?
まあある意味主力と認められつつある、ということなんでしょうなあ。>yanaseさん

yanaseyanase 2007/12/18 13:38 朝から学生の面試と書類仕事2つ終えて提出。
こちらは中文の書類は免除ですが日本語の書類書き
およびチェックは全部こっちですしね。

これから授業です。あとは作文の採点と週末の会議と
月末までの研究費申請と、1月の期末試験のための成績集計と
、、、。orz

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/19 11:27 私は年末ジャンボ、yanaseさんはレシート裏のくじで、どかーんと一発当てる・・・
しかし「多空籤」ですからねー。

yanaseyanase 2007/12/19 11:57 以前大学院時代の恩師が「宝くじに当たったら後進に道を譲る」と冗談でおっしゃっていたのを思い出しました(笑)。「同僚の○○先生が会議で思い切ったことを言えるのは、彼が山と畑をお持ちだからだ」とも。

しかし、そうなると退職の際の会議が面白いですね。
議長「ええ、西東先生は、年末ジャンボ宝くじに当選されたので本学の職を辞することになりました」
教授会「工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工」

、、、、、、、、これから30人の会話面接試験に行ってきまつorz。

2007-12-13 萌え

[]萌え 14:05 萌えを含むブックマーク 萌えのブックマークコメント

12月13日

ゼミ。『ミメーシス』下巻は17章のドイツ篇。シラーさんとゲーテさんがお題。というか、アウエルバッハさん考えるところの歴史主義についての詳しい説明、といったところで、いつもの詳しいテキスト分析はなし。

アさんの歴史主義は、ジェイムソンさん『政治的無意識』19頁注に引用されているマルクスさん『資本論』第3巻、"socialized men, the associated producers"が"Nature"(=Necessity)をコントロールしうる、ここに(Natureに安易に決定されない)人間の真の自由の領域があり得る、しかしそれは必然性の領域を基礎としなければならない云々の(たぶん柄谷さん以降有名な)箇所とよく似ているよー、という話をしたら、これって最近批評そっくりですよね等々の意見がでる。もちろんそうなんだが、ここはアさんが構造主義以前の無骨な語彙を使ってアルチュセールさん以降のマルクス主義に近いことを言っているイケテないところ、萌芽的、というよりは本来の「萌え」なところが面白いんじゃよお若いの、と説明したのだが、これって私の趣味なんだろうなあ。

午後。

とうとう私もカゼを引いたようなので、早々に帰宅。これから寝ます。

2007-12-12 クックさんの眼鏡

[]クックさんの眼鏡 06:36 クックさんの眼鏡を含むブックマーク クックさんの眼鏡のブックマークコメント

12月10日

2コマ。

ボチボチZep Reunionの映像がYouTubeに出てきたが、まだこれってのはない。比較的よいのはBBCニュース映像Black Dog)の短い映像。これは爺さんたちでもハードロックできるんだということを証明していると思う。85年や88年よりも、たぶんいい。また、のっぽさん*1ギターを弾いている姿は必見。ただ、ニュースはよいところだけをちょこっとだけ見せている可能性もあり、たぶんそのうち出るのだろう高価なDVDでじーさんたちの音(のへたれっぷり)を確認することにしよう。

D

12月11日

1日に3コマって楽だよなーと思う。

夜の院生研究会ではコレ▼の"Introduction"を読み始める。

The Road to Botany Bay: An Exploration of Landscape and History

The Road to Botany Bay: An Exploration of Landscape and History

キャプテン・クックさんの「眼鏡」をはずして"Botany Bay"と名付けられた場所を見ることを試みることと、植民地の"origin"*2を視覚化しつつその暴力を隠蔽してゆくレトリックを読み抜くことが連動している。といったことをカーターさんの文章からは読み取れるわけなのだが、このイントロを読んでいると、最後にちゃんと"beginnings"という言葉が出てくるのだな。なーるほど。

ちょっとレトリック過剰で、よほどうまく処理しないと日本語にはしづらいと思う。フーコーさんやらサイードさんやらホワイトさんやらで武装した36歳の歴史家仕事だから仕方ないか。

*1Jimmy Pageさんのこと。

*2:これはカーターさんは使っていない言葉

2007-12-09 寝ていました&タイーホ

[]寝ていました 02:02 寝ていましたを含むブックマーク 寝ていましたのブックマークコメント

12月7日

学会から、村山さんの著書、『(見えない)欲望へ向けて―クィア批評との対話』の書評が出るのだが、英文タイトルはわからないかという問い合わせが。早速筑波大中央図書館に潜って博論を確認したが、英訳タイトルはない。事務に聞くと、日本語論文には英訳タイトルを付記する習慣も義務のないのだそうだ。本人には聞けないからなあ。

12月8日

朝5時に起きて、北関東道の新開通区間(友部〜笠間西)を無意味に走ってきた・・・のはいいのだが、常磐道、朝から相当たくさんの車が北をめがけて走っているのに仰天。あれ週末の観光なんだろうな。みなさんおつかれさま。

私は友部の休憩所で蕎麦を食べて、帰宅。寝る。寝る。寝る。

夜、台湾からの大事なメールがスパム用フォルダに入っていたことに気がつく。もしかすると、来年5月か6月には台湾(しかも東部!)に行くことになるかもしれない。

12月8日

なんだか疲れて夜7時に寝たら、とんでもない時間に目が覚めた。当たり前か。ブログのデザインを以前のものと色違いのものに直した。アンテナが下にあるのってなんだか使いにくい。北海道みたいな冬景色は、それ自体は良かったんだが。

[]タイーホ 20:07 タイーホを含むブックマーク タイーホのブックマークコメント

12月9日

私が、ではない。

職場に明日の予習のために本を取りに行った帰り、ふといつもと違う道で帰ろうと思い立って、妻木(さいき)の交差点で東大通りから県道201号(旧バス道路)に入ったら、ハザードランプの点滅するワゴンがある。ウザイなーと思っていたら、警察官がぞろぞろ歩いている。と、お縄になった背の高い兄ちゃんがうつむいて歩いている。なんでしょうね、泥棒なのかな。

私のカーナビをかっぱらって、車をぶっ壊した犯人だといいのだが。

午後は久しぶりに本など読んでしまった。

王道 (講談社文芸文庫)

王道 (講談社文芸文庫)

id:shintakさんのところで刺戟されて通読。再読なのか記憶がない。が、こんなに妙なセクース植民地話だったかー、と思ったので、たぶん再読ではないのだろう。高校生のとき、『人間の条件 (新潮文庫)』でも読んだんだったか。

降ります―さよならオンナの宿題

降ります―さよならオンナの宿題

これは完全に予習のため、再読。再再読か。「降りる」というのは「死」でもあるということをあまりつきつめて考えるのはつらいな。

英文学研究』第84号が届く。拙著書評(Nさん)が掲載、第五章はもっとつっこんだ話を読みたい、例えばなぜ中島さんが『光と風と夢』において(文庫ならこれがある『光と風と夢・わが西遊記 (講談社文芸文庫)』)植民地表象一人称と三人称の交錯として書いたのか、云々。

うーん、たぶん「英文学者、中島敦」というテーマをギリギリ煮詰めてやると、植民地主義と〈英文学〉について(どれほど手前みそでも)かなり原理的な考察をしなければならないような予感があったので、避けたんだろうな。そういう考察は、あまり得意ではない。

そういえば、私が真正面から取り組まなかった中島さん論があったのだった。

中島敦と問い

中島敦と問い

shintakshintak 2007/12/09 21:53 「タイーホ」というトラックバックを見て飛んできましたよ。『王道』ですが、私も実は細部をよく覚えていなかったりして。数年前カンボジアに行って、マルローさんが盗みを働いたバンテアイ・スレイを見に行ったのですが、ガイドさんはちゃんと(?)「フランスの政治家が盗掘をして、それを小説に書きました」みたいなこと言ってました。

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/10 09:58 さすがに私がホントにタイーホされたら、ぬけぬけとブログ更新できませんわw
しかしタイトルを活かすのであれば、私が目撃した盗人さんと、マルローさんを重ねればよかったのでしたね。>shintakさん

2007-12-07 枕頭の書

[]枕頭の書 02:22 枕頭の書を含むブックマーク 枕頭の書のブックマークコメント

12月4日

三コマ。ただし2学期末試験答案返却なのでラク。夕方は4時間びっちりレポート200枚読み。

12月5日

面談会議。〆切過ぎの紀要原稿を必死に書く。夕方はレポート200枚読みの続き。終了。

昨日の昼休みミーティングで、「私たちってゆっくり本読むヒマもないわよね〜」というご発言がHさんからあり、これには全員極めて激しく同意。そこで最近千葉のOさん(というか私にとってはS君なんですが)からご恵贈いただいたこれ▼を年末年始に読むことにする。

ただ、枕にして寝てしまう可能性も大ですがねー。

分厚い系ならこれ▼も。

On Beauty: A Novel

On Beauty: A Novel

12月6日

『ミメーシス』、サン=シモンさんの「様式混合」(による「人間の奥底への凝視」)、「復古、反動による維新」について、アウエルバッハさんがどのようなテクスト分析の手続きを踏んで結論を導き出しているのか、確認。分析対象のチョイスがやっぱり的確、といことなのでしょうね。

夕方、紀要論文を〆切5日後に提出。〆切を破らないことにしている私にとっては非常な痛恨時。

yanaseyanase 2007/12/10 23:06 私も今日やっと紀要論文提出。締め切りは守ったのかどうか、、、。
これで年内の仕事終了ーではないところがつらいところ。こっちは1月は
正月ではありませんからね。

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/11 11:54 そうそう、旧正月が本番?なのでしょうからねー。
この旧正月の重要性は、家族がある人でないと、中韓の留学生諸君もピンとこないとか。それで結構困ったこともありました。>yanaseさん

2007-12-04 アンテナ更新

[]アンテナ更新 11:15 アンテナ更新を含むブックマーク アンテナ更新のブックマークコメント

ひそかに楽しんでいたGeoffrey Chaucer Hath a Blogアンテナに登録。

taka-ctaka-c 2007/12/05 01:34 これ、世の中にはとんでもない人がいるもんだと思いました。コメント欄とかもすごいですし。時間ができたら中英語の勉強を兼ねてじっくり読んでみたいです。

じまじま 2007/12/05 01:57 たしかにすごいんですけど英語だから3割増しなんだと思います。旧仮名遣いの文語調で日記書ける人もいるでしょう。日本語に比べれば英語の文法変化は小さいものですし。
いやでもすごい。

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/05 10:39 古英語で書かれてもわからない。17世紀以降の英語ならフツウに読める。チョーサーのなりきりというのは絶妙なチョイスなのかもしれませんね。結構アフォなことを書いているのも偽チョーサーらしくてよろしいかと。>taka-cさん、じまさん

2007-12-03 台湾のみなさん、ありがとうございました

[]台湾のみなさん、ありがとうございました(写真下は「越南」のデザート、mor mor jar jar。激ウマー) 11:58 台湾のみなさん、ありがとうございました(写真下は「越南」のデザート、mor mor jar jar。激ウマー)を含むブックマーク 台湾のみなさん、ありがとうございました(写真下は「越南」のデザート、mor mor jar jar。激ウマー)のブックマークコメント

連チャンの会議をこなし、30日から2日まで台湾(台中&台北)に行ってきました。遊びではなかったのが残念ですが、それでも台中のKさんYさん、台北の筑波卒業生、国立台湾大学先生方、アフォ話&有意義な議論ができて本当に感謝しています。ありがとうございました。

そのうちヒマができたらいろいろ書ける、だろうかw

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[]ありゃりゃ 14:20 ありゃりゃを含むブックマーク ありゃりゃのブックマークコメント

台湾南部でデング熱流行

私は高雄には行けなかったんだがなー。

yanaseyanase 2007/12/03 23:09 おかえりなさいませ。久々にお会いできて楽しゅうございました。
次はまた日本で。

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/04 07:42 こちらこそ!>yanaseさん

筑波卒業生U@花蓮筑波卒業生U@花蓮 2007/12/04 14:36 久々にお話でき、楽しい一時を過ごさせていただきました。
次の機会にはぜひ東部へもお運びください。御身くれぐれも御自愛のほどを。

齋藤@筑波齋藤@筑波 2007/12/04 14:53 東部から「琉球」へ、というのが私の夢でございます。
いずれ、必ず花蓮へ参りますので、よろしくお願いいたします。>U@花蓮さん