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拓殖のあと このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2015-02-23 新学期の授業のネタ

[]新学期の授業のネタ 14:17 新学期の授業のネタを含むブックマーク 新学期の授業のネタのブックマークコメント

3年前位だったか、春期(筑波大学も今は2学期制になっています)の授業で、私が学生と一緒に読みたいという著作を一緒に読んで議論するという授業をやっている。4月からのその授業のリイーディング・リストには以下の著作が含まれる(予定)。予定、なのは、受講予定の学生希望も聞いてリストを決めるから

(1)

(2)

(3)

(4)

コンラッド短篇集 (岩波文庫)

コンラッド短篇集 (岩波文庫)

(1)は、単純に学生の多くは小笠原諸島や硫黄島とか知らないだろうし、私も詳しくないから読みたい。(2)はハリウッドのディザスター映画におけるマイノリティ表象問題について、目が鱗だと思うので。(3)は、伊藤計劃を読むことと絡めないと厳しいかも、ですが、今の状況を鑑みるに、特に表題エッセイは読むべきではないかと。(4)は、流浪の民(人事ではない)について考えるなら、コンラッドの、特にこの短篇集に入っている「エイミー・フォスター」こそ読むべきかな、と。

しかしこうならべてみると、(1)とからめてジャック・ロンドンJohn Barleycorn (1913)ーーアルコール中毒者としての自伝、としてではなく、小笠原をも含めた太平洋の放浪物語としてーーも読みたいような気もする。

2015-02-05 アオモリ(開高健『日本三文オペラ』)

[]アオモリ(開高健『日本三文オペラ』) 09:40 アオモリ(開高健『日本三文オペラ』)を含むブックマーク アオモリ(開高健『日本三文オペラ』)のブックマークコメント

備忘録的に。

院の授業で丸川哲史帝国の亡霊』(2004年)を読んでいたのだが、開高健『日本三文オペラ』(1959年)を論じた箇所があった。というわけで、たぶん25年ぶり位に『日本三文オペラ』をKindle版で読んだ。

ところで、丸川さんは、済州島出身の在日コリアン(だが他の在日コリアンとは一緒にしないで欲しいと自ら語る)ハンセン病者、自称青森県出身者の「アオモリ」に注目している(さまざまな議論ができると思うけれどそれは割愛)。なぜわたしが丸川さんの著書のこの箇所・この議論に注目したかというと、今年中間論文修士論文)を書いた留学生が、15年戦争期の生ー政治について議論するために北條民雄を扱っていて、わたしも北條作品をそこそこ読んだからである

それにしても、開高健作品に「アオモリ」のような人物が出てきていることを、四半世紀前に読んだ時には全く気づいかなかったことに軽くショック。あるいは気づいていても、現在に至るまでに忘れていた、問題化できていなかったということか。四半世紀たてばわたし自身も変わるし読み方も変わる。批評流儀も変わる。それを改めて実感した次第。毎度のことではあるけれども。

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