3,4月自宅料理教室の続き、3品です。

前回、前半の料理を紹介いたしました。
今回は4,5,6をご紹介します。

4.たたき蓮根とテンペのドライカレー


たたいた蓮根を揚げ炒めにし、トマトソースとスパイスを加えて
テンペと一緒に水分が無くなるまで煮込みます。
蓮根は麺棒などでたたき、細かくした方がソースとからみ、食感も
良いと思います。

日持ちがするので、多めに作り、パンなどにはさんでも美味しいです。

5.野菜のア・ラ・クレック(レモン風味の蒸し煮)


人参、セロリ、かぶ、ズッキーニ、新玉ねぎ、カリフラワーをレモン汁と
塩だけで蒸し煮にします。
蒸し上がったら、すぐに鍋ごと急冷して火が入り過ぎないようにするのが
ポイントです。
蒸し過ぎてしまうと柔らかくなり食感が良くありません。
全体で6分くらい蒸し、半生くらいで火を止めます。
翌日の方が味がなじんで美味しいです。
カレーのつけ合わせにピッタリのレモン蒸しです。

6.きんとん甘酒のいちごクラフティー


甘酒が流行っています。
さつま芋に米麹を加え、さつま芋の甘酒を作ります。
作り方は甘酒と同様で、蒸したさつま芋をつぶして米麹を加え、炊飯器で
6〜7時間発酵させるととても甘いさつま芋の甘酒ができます。
これに豆乳とレモンを加え、上に季節のフルーツをのせてオーブンで
焼きます。
リキュールを少々加えると麹臭さが消えてカスタードクリームのように
なります。酸味のある果物と甘いクリームがよく合います。
きんとん甘酒はちょっと変わった甘酒で、そのまま薄めてお汁粉風に
してもヘルシーなスイーツになります。


料理が出来上がり、めいめい取り分けて楽しく皆さんと試食です。

3月、4月の自宅料理教室でのお料理です。

寒さが苦手は私は、桜も咲いて暖かくなると俄然やる気が
わいてきます。
今は、大好きな木の芽も庭のあっちこっちに葉を広げていて、
毎日何かにのせては楽しんでいます。


和、洋、中どんな料理にも合うと思います。

今回の教室のレシピは・・・・

  1. 手坊豆の前菜(16 cmセルクル1台分)
  2. ポテトロールの雑穀詰め
  3. 春野菜のサラダ、桜ドレッシング
  4. たたき蓮根とテンペのドライカレー
  5. 野菜のア・ラ・クレック(レモン風味の蒸し煮)
  6. きんとん甘酒のいちごクラフティー

先ず、1〜3をご紹介します。

1.手坊豆の前菜


ゆでた手坊豆をドレッシングであえ、セルクルに詰めます。
その上に5mm角に切ったセロリ、人参、ブロッコリー、パプリカ
玉ねぎ等をドレッシングで和えたものをのせ、2層にした前菜です。
手坊豆は少々軟らかくゆでるのがポイントで、上にのせた野菜との
からみが良くなります。
ほんの少々クミンパウダーを加えて香りを付けました。
野菜は季節の野菜をお好みで!!

2.ポテトロールの雑穀詰め


春の新じゃが芋を薄くスライスします。塩少々してしんなりさせて、
出てきた水分をふいてトマトきびソースを芯にして巻き、オリーブオイル
を塗ってからオーブンで焼きます。
緑のソースはふきのとうジェノベーゼです。
バジルの代わりにふきのとうをゆでてからソースにします。
春の香り一杯の一品です。
残念ながら、今年はじゃが芋が不作の様ですが、幸いにして
今回はとても美味しく出来上がりました。

3.春野菜のサラダ、桜ドレッシング


春野菜がたっぷりと入ったサラダです。
うど、うるい、スナップえんどう、ルコラ等等・・・
ソースは大和芋、昆布水、桜の花の塩麹漬けをブレンダーにかけた
とろろドレッシングをかけたものです。
色どりで梅酢も加え、ピンクのドレッシングにしました。
ほんのりと桜の香りのする優しい味の見た目も綺麗なドレッシング
です。たっぷりかけていただきました。

早春のVegetasia自宅料理教室 おまけのレシピです。

・ねぎのピクルス


ちょっとした箸休めにいかがでしょうか。
ねぎを1日塩漬けにしてから甘酢に漬けたものです。ピリッとしたらっきょうの
ような食感です。
作ってから1週間位した方が味がなじん美味しくなります

・れんこんのスライスサラダ


蓮根を薄切りにして梅酢少々をまぶして蒸します。
皿に並べ、塩レモンソースをかけ、レモンの皮とパセリをトッピングします。


今日の料理を取り分け、生徒さんと一緒に頂きました。

早春のVegetasia自宅料理教室の続きです。

前回の続き、料理教室での4品のご紹介です。

4.香りごぼうの巻き揚げ


海老芋をつぶしてしいたけのあんを包み、ごぼうで巻いて全体に粉をまぶし、
油で揚げます。銀あんをかけ、ゆず胡椒をトッピングした一品です。
ごぼうは薄切りにし、塩少々してしんなりさせてから芋に巻きつけます。
少々手間がかかりますが、ごぼうの香りのするおもてなしの一皿です。

5.根菜の筑前煮風


筑前煮にするような根菜(ごぼう、人参、蓮根、里芋等)をオーブンで焼き、
あんをからめます。
煮物よりしっかりとした食感と根菜のうまみが感じられます。
オーブンで焼くときは菜種サラダ油と塩少々を振って15分くらい焼きます。

6.大根n皮の玄米ごはん


大根の皮を厚めにむき、薄揚げと一緒に炒め、醤油で味付けし、炊いた玄米
に合わせます。
玄米は「彩り野菜と小松菜の卸和え」で使用した大根のしぼり汁を加えて
炊き上げます。
地味な一品ですが、心から癒される一品です。

7.干し柿と小豆のテリーヌ


干し柿を使った和風のデザートです。
干し柿(今回はあんぽ柿)をナイフで切れ目を入れて1枚に広げ、あん(砂糖
ナシ)を巻きます。
パウンド型に並べてみかんジュースの寒天を流しいれ、冷やし固めます。
ソースはゆでた白花豆とメープルシロップをペースト状にしたものです。
(リキュール等を少々加えるとリッチなソースになります)
この白花豆ソースをかけていただきます。

次回はおまけのレシピをご紹介します。

1,2月自宅Vegetasia料理教室

今回は和風の献立でおもてなしです。
私はどうしても野菜中心なので、お皿が地味にながちなので、なるべく華やかに
なるように工夫してみました。

今年初めての献立

  1. 酢の物のジュレ仕立て
  2. 彩り冬野菜と小松菜のおろし和え
  3. 百合根とユバの和風グラタン
  4. 香りごぼうの巻き揚げ
  5. 根菜の筑前煮風
  6. 大根の皮の玄米ごはん
  7. 干し柿と小豆のテリーヌ、白花豆のホイップクリーム添え

1.酢の物のジュレ仕立て


酢の物になる食材はうどや山菜を使い、合わせ酢をジュレ仕立てにしてグラスに
盛りつけました。
三宝柑のむいたものを入れうると適当に酢も効いてさっぱりといただけます。
三宝柑の代わりに、あまり甘くない実のしっかりとしたかんきつ類ならば何でも
結構です。

2.彩り冬野菜と小松菜のおろし和え


冬野菜の彩りを考ええ蒸し野菜にしてから、小松菜を刻んだ大根おろし
たっぷりとかけて、ポン酢で頂きます。
小松菜の生をみじん切りにし、塩少々し、水気を絞って大根おろしに加えて
作ります。

3.百合根とユバの和風グラタン


季節の百合根をメインとしたグラタンに仕上げました。
ねぎと生ユバ等を合わせた和風の素材のグラタンです。
ソースはカリフラワーのソースをかけてオーブンで焼き上げます。
蒸し煮にしたカリフラワーを使ったソースは豆乳も粉類も使わないのにコクと
うまみが出てホワイトソースのような仕上がりです。
百合根、ねぎ、カリフラワー等、季節の野菜の組み合わせはより良い味が
出るな〜と我ながら納得した一品でした。

今季最後の自宅料理教室の第2弾

今年最後の自宅Vegetasia料理教室、後半部で最後のご報告です。
今日は大晦日です。1年間大変お世話になり、ありがとうございました。
皆様、良い年をお迎えください。

4.蓮根のパテ


今回のコースのメイン料理です。
パウンド型1本に500 g位の蓮根を使います。
今まで蓮根はすりおろすのが大変だったのですが、フードプロセッサー
使ったところあっという間に出来上がってしまいました。
黒オリーブ、レーズン、ぎんなん、くるみ等を入れ、味付けは麦味噌のみ。
複雑な味をかもし出す一品です。
冷めたら、スライスしてフライパンで焼くとまたおいしくいただけ、日持ち
もするので、多めに作っても食べてしまいます。
今、蓮根の美味しい季節なので、お試しください。

5.おからのサラダ風


おからを乾煎りして暖かいうちにドレッシングと和えます。塩レモン
少々加えると風味が良くなります。
たっぷりのパセリ、かぶ、蓮根、ブロッコリーラディッシュ等と和えました。
おからがおしゃれなサラダに変わります。
合わせる野菜は季節の野菜何でもOKですが、軽い葉野菜などが合います。
おからは、乾煎りしてから小分けにして冷凍しておくと便利です。

6.チョコレートとドライフルーツのテリーヌ


最近、自然食品店などで砂糖不使用のオーガニックチョコレートが出回って
います。
甘味はアカベなどを使っているようで、十分甘いチョコレートです。
今回はこれを使ったちょっと贅沢なスウィーツです。
チョコレートは湯煎にかけて溶かして豆乳の水切りしたものとココナッツ
オイルを加えます。
粗みじん切りにしたドライフルーツとアーモンドを加え、器に入れて冷やし
固めます。
なめらかな生チョコレートのような風味のスウィーツの出来上がりです。
今日はこれに柿のコンポートを添えました。
杏のような食感です。日持ちするのでこれも作り置きすると便利です。


今日の成果を取分け、皆様と楽しみました。

来年もよろしくお願い致します。

今年最後の自宅「Vegetasia」料理教室です。

料理も完成し、今から生徒さんと楽しい試食会です。
今回は年末年始のお客様のおもてなしに使えるような、野菜、特に根菜
たっぷりな内容です。

1.野菜のカナッペいろいろ

カナッペの台は普通、クラッカーやフランスパンを使いますが、今回は野菜
を台に使いました。野菜だと食後体に軽いので何種か食べてもおなか一杯に
なりません。
かぶ、紅心大根、チコリ等の野菜を使います。
上に人参ディップ、マッシュルームディップ、黒豆のディップ、、黄菊の
ディップ、アマランサス等をのせてあります。
大皿に盛ると、彩りもきれいな一皿になります。

2.冬ねぎのタルタル風前菜

甘くなった冬ねぎを丸ごと使った前菜です。
ねぎの白い部分はブイヨンで柔らかくなるまで煮て水けをきります。
青い部分はアボガドと合わせ、ディップにします。
セルクルに青い部分、その上に白い部分を詰めます。
食べるときは混ぜながらいただきます。
淡白なねぎとアボガドのコクが良いバランスです。

3.しいたけと板麩のフライ、マスタード風味

板麩をベジブイヨンでもどして開き、たっぷりのマスタードを一面に塗り、
薄切りのしいたけをのせます。
薄衣を付けてこんがりと揚げたフライです。
マスタード風味が効いて板麩とは思えない風合いに出来上がります。
マスタードは我が家では一瓶がアッという間に無くなるぐらいなので、
手造りにしてしまうほどです。
この料理のポイントは板麩の水けをしっかりと取ることです。

次回、その他の料理3品等を紹介させて頂きます。