作曲家、畑中正人のblog

2014-03-29 コヨーテとUFO

htnkmst2014-03-29

今日佐々木幸男さんの新しいアルバムコヨーテUFO」を何度も聞いています。実は大変恥ずかしながら佐々木幸男さんの音楽に接する機会があまりなかったもので、感嘆と尊敬の念とともにその素晴らしい内容にただただ浸っております

佐々木幸男さんのblogはこちらです↓

http://stringsmatsu.blogspot.jp/

僕が勝手師匠と慕う西岡俊明さんがプロデューサー補・編曲そしてflugelhorn演奏として、一方で僕が勝手に姉と慕う橋本亜矢さんがデザイナーとして、最近仲良くさせて頂いている須田守政さんがフォトグラファーとして、そして何の因果小学生時代からの友人である片山竜二君がジャケットの絵を(「絵」ですよ、CGじゃありません。)担当されていて、僕としては色んな意味でとても見て見ぬふりができないとても特別アルバムです。

僕が片山君についてあれこれ言うのも旧知の仲だし照れくさいのですが、フリーハンドでこれほどの絵を描く人間には未だに会った事はありません。僕は小学生の時に彼に出会って絵の道を諦めました。彼の「絵」に対するスタンスセンス、そして確かな技術は既に小学生時代に完成の域にありました。その一方で中学高校時代はどこから入手したのか随分とマニアック音楽を僕に聞かせてくれて、その後僕が音楽の道に本格的に進んでいく過程を傍で見ている数少ない人のひとりでもあります。はっきりと「天才」と呼べる人物にすでに浜頓別時代出会えた事に今でも感謝しています

そんな事で「コヨーテUFO」。保存用とリスニング用に2枚購入させて頂きました。それでは皆様どうぞよい週末を。

畑中正人

http://www.hatanakamasato.net/

2014-03-23 3年。

夕方名寄から札幌に戻ってきました。昨夕に名寄入りして一泊。

そして本日午前に日取りを少し早めて故・裕恵の三年祭を無事に執り行いました。本当に月日はあっという間すぎて。それでも自分にとっては大きな節目となりました。

思えば2009年秋に亡くなった母、そして2011年春に亡くなった妻の裕恵と立て続けにやってきた訃報に何とか耐えながら東京山梨、そして札幌へと渡り歩いて来ました。

気がつけば自らの歳と共に、失われる命ばかりに意識がいってしまったこの数年。もう本当に誰も失いたくない。あらためてそう思います。でも人には寿命があるから、必ずその日はまたやってくる。それでも自分なりに生きていく意味を、そして生きて行く希望見出しながら前進し続けなくては、僕も死んでも死にきれません。そしていつかこの命が尽きる瞬間まで誰かのために生きたい、少しでも誰かのお役に立ちたいとも思います。

しか高校生の頃だったか自分死ぬ時は音楽をやめる時だ」と日記に書いた事がありました。その考えは今でも変わっていません。

まり振り返る暇もなく前に進むことをどうか許して下さい、と心の中で祈りながら、自分最期ぐらいは笑って迎えられる精神力を身につけたいと思います。極めて難しいことでしょうけど。


春はもうすぐそこです。

それでは、皆様どうぞよい1週間を。

畑中正人

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2014-03-10 3月17日

1週間後の3/17(月)19時からmatohuさんのコレクションメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京2014-15A/W)で演奏ます。会場はスパイラル。今回のmatohuさんのテーマは「ふきよせ」です。

下記の動画へのリンクは初めてご一緒した2006年のmatohu collection 2007 S/Sから。matohuさんの音楽担当させて頂いてからもう8年の月日が流れています。この時の会場は原宿クエストホール楽譜の代わりにモデルさんの写真が並んだ進行表を見ながらの即興演奏でした。いつかまたピアノでやってみたいなと思いつつ、今回はMacBookに音を仕込みます

http://youtu.be/fZWh8D03fAo

畑中正人

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2014-03-08 沼津コンベンションセンターの音演出

先月2/28沼津コンベンションセンタープラザ ヴェルデふじのくに千本フォーラム)」の展示場イベント施設2013年6月に先行オープン)と会議施設(こちらは2014年7月オープン)、それぞれのエントランスギャラリーでの音演出コンテンツの納品を終えました。

会議施設7月開業となりますので、まだ工事最中でしたが機材を持ち込み、ヘルメットを装着しての作業となりました。建築設計長谷川逸子さん。ご一緒するのは今回で二度目になります。そして音響システムYAMAHAさんです。

かつて初めて長谷川逸子さんとお会いしたとき建築は建てて終りではなく、その後地域の人々がどのようにその建物と共に歩み、育み、そして運営していくか、そこまでケアする必要性を訴えておられたお姿がとても印象的でした。自分仕事もそうありたいと常々思ってはいますが、なかなかそう簡単には行かずいつも自問自答と自省を繰り返しています

展示場のコンテンツは「Air Flow」、会議施設には「Air Sonic」とそれぞれ名付けました。

私が空間のための音を作るときに心がけている3つの要素「1. Signal(聞かせる音)」「2. Noise (聞かせない音)」「3. Information(情報を持った音)」があるのですが、今回はSignalNoise中間に位置するような音になっています。当初の目標としては気配だけがある音。たとえ突発的な音と混ざったとしても衝突しない音、という事を目指しました。今後は特に音量の問題に注視しながら、長期的かつ快適にお使い頂けるためのサポートをしたいと思います。また今回はこれらのコンテンツとは別に視覚障害者の方にお手洗いの位置を知らせるサイン音も作成致しました。こちらはYAMAHA製の薄型スピーカー「TLF」を使用しています。このスピーカーは薄くて軽くて曲げられるという特性を持っていますので、可搬性の高い什器などと組み合わせる事で、いつでも必要ときに設置できるようになっています

常日頃、アートや娯楽としての音楽(音)とは別に社会に少しでも貢献できる特定の「機能」をもった音楽(音)を作る事を私自身のライフワークひとつとして取り組んでおりますが、今回こうして「長谷川逸子建築計画工房」の皆さん、そしてYAMAHAの皆さんと再びご一緒できた事をとても嬉しく思っております。また元YAMAHA現在東京工業大学大学院総合理工学研究科連携教授清水寧さんと学生の皆さんとも現場でご一緒出来た事もまた良い経験になりました。また沼津市の職員の皆様はじめご関係者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます

そして今回は偶然にも感覚鋭いマネージャーが心底美味しいお店を見つけてしまいました。何を食べても感服するしかなく、これでまた再び沼津に訪れる楽しみが増えました。

こちら「プラザ ヴェルデふじのくに千本フォーラム)」のサイトです。

http://www.plazaverde.jp/

そしてこちらは「長谷川逸子建築計画工房」のサイトです。

http://www.ihasegawa.com/ja/

ということで、私はすでに次の案件に向けてスタートしていまして、4月終りまで怒濤の日々になります

季節も大きな変わり目です、皆様もどうぞご自愛下さい。

畑中正人

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2014-02-26

ワールドオーダー全国ツアーを終えて 12:09

おかげさまでワールドオーダー全国ツアーは無事に全日程を終えました。

お越し頂いた皆様、またご支援頂いた皆様には改めまして心からのお礼を申し上げます。

今回は緊急招集されたという様々な事情もあり、何かと至らない点も多かったのですが、今回の演出プランとコンセプトに沿ったお役目は何とかギリギリ果たせたのかなと個人的には思っています。

きっと昔からワールドオーダーファンの皆様の中には私がした編曲に関して賛否両論あるかと思います。

私自ワールドオーダーファンのはしくれとして、今回限りという覚悟を持ちながら、身を切る思いで編曲に取り組んだつもりではありますが、気にいって頂けた方には心からありがとうございます」を、また一方で気にいらないとおっしゃる方には心底「ごめんなさい」としか言えません。

何より原曲を作られたクリエイターの皆さんに最大限の敬意をはらいながらの大変に責任の重いお仕事でしたが、私個人としては、お引き受けして良かったと本当に思っています。

ワールドオーダーとファンの皆様、そしてご関係者スタッフの皆様の益々のご活躍とご発展を心よりお祈り申し上げます。

最後になりますが、大変お世話になりました。そして本当にありがとうございました