Rising Sun Rock Festival day2-1

二日目は薄曇りから快晴に。さわお、ざまーみろ!

車に乗せてもらって会場に着いて、ヘブンズでご飯食べてたら、ちょうどアースの50回転ズがはじまる。1曲目は「雨上がりの夜空に」わー!いちごけずり投げ出してダッシュしたいのをぐっと押さえる(あのBPMだったらたどり着く前におわっちゃう!)。

→Pia-no-jaC← @bohemian stage
サンのビークルを横目に(例のコールはいつもどおりやってました。ロッキンでやらなかったのは青少年保護条例的な配慮か)ボヘミアンまで旅をする。ピアノジャック、ずっと見たかった!野外ステージにふさわしい、お客さんと一体になるすてきなライヴだった。カホンってあんなにいろんな音色だせるんだなあ。びっくりした。

SCOOBIE DO @ cristal palace
サケロックでゆるゆるしようかと思いつつ、リハだけ見て(えー)クリスタルパレスへ。ファンクスターにやっぱりやられたいじゃない?白スーツ着用時のコヤマシュウは最高だと思う。立て板に水のごとしMC、ひたすらにアッパーなステージング、そしてタイトでセクシーなファンクナンバー。こないだのFETM!でリリース前なのにスピンしてた曲、MIGHTY SWINGがすんごいよかった。→http://www.youtube.com/watch?v=X79xOV5tZrk

トラウマティック・ガール / DRUNK BEAT / 真夜中のダンスホール / Get Up / TIGHTEN UP / OH YEAH! OH YEAH! OH YEAH! / BACK ON / MIGHTY SWING

「おれたちでキョンキョンに出来ないことやってやろうぜ!」とか「お前らの嫌なこと全部吐き出せ!お前らの楽しいことも全部吐き出せ!俺たちが全部グルーヴに乗せて踊らせてやるよ!」なんてクサい物言いも、「野外フェスに来てこんな屋外に集まるなんておまえら変態だな!」とののしられるのもたまんないです。なぜか30分セットだったのが残念だけど、あの密度で1時間やられたら床抜けたと思うわ。

YOUR SONG IS GOOD @ earth tent
スクービー終わったらダッシュでアースまでいくつもりだったのに、すっかり腑抜けてしまって、物販眺めたりきゅうりかじったりしながらぶらぶら聴く。カミテがわの外で座って見てたのだけど「いつも押すからマキでやったら10分余った!」ていって始めたアンコール「あいつによろしく」で立ち上がって策前までダッシュ(現金なヤツだと言ってくれて構わないよ)。どうしたって某ワタベスを思い出しちゃうのがちょっと癪だけど。いい曲だなぁ。→ http://www.youtube.com/watch?v=evt6Mqng1eM

■BEGIN @ sunstage
テントでマグロ食べながら聴く。きくところによると、ブーム20周年に寄せて「島のものが島唄を歌ってもよく思われない時代があったけど、ブームが島唄を歌ってくれたことで道が開けて、今こうやって島唄を歌い続けることができる、ありがとう」ってMCのあとに島人ぬ宝ををやったとか。いい話だ。いーやーさーさー!


■ケンケン×SARO @ 酒場の二階
増子兄ィに非礼を詫びつつボウディーズを身にグリーンへ。のつもりが、途中にあるパイレーツ・オブ・カリビアンみたいな酒場の二階でなにやらセッティング中。ベース ケンケン×タップダンスSARO×オーヴァーダブ、っていう編成でのジャムセッションがスタート。うわあ。タップってパーカッションに近しいのねえとか、ケンケンのベースはほんとにただの変態だなとか思いながら見とれる。3セッションくらいでお開きになったのだけど、気づいたらすごい人垣になっててびっくり。青空に映えるシルエットが素敵だったなぁ。

吾妻光良&The Swinging Bappers @Red Star Field
通りがかったらちょうど一通りのセッティングを終えて音合わせ中。「お見苦しいですがご勘弁を」とかいいつつ、きちんと曲やってた。「俺たち相性いいぜ」をやりつつ、「もすこしモニタあげてくだーさいー♪」とか歌ってて笑った。流石替え歌の大家。後ろ髪を引かれつつ、リハ終わりまで見届けて歩を進める。

THE BAWDIES
そんなわけでラスト3曲くらいしかみれなかったけど、あの炎天下でもきっちりスーツなところにぐっと来ました。前に立ってたおじさま(たぶん親と同じ暗い)がガンガン踊り狂ってたのが印象的だった。ある意味リアルタイム世代。


サカナクション
一年前のアースで見たライヴの衝撃、そしてここ数回の圧倒的なステージングもあって、60分のロングセットをとても楽しみにしてたんだけど、正直なところナノムゲンを超えるインパクトはなかった。「minnnanouta」ではいつもタイトルコールのようなヴォコーダーヴォイスがはいるのだけど、それが「sakanaction 2009 rockin japan festival!」って鳴り響いて耳を疑った。ちょ、サンプラー触ってんの誰だ…(山口君です)。

個人的にはそこからバンドが動揺してまとまりがなくなったように感じたし、自分のテンションもむちゃくちゃ下がってしまった。三日月サンセットとか久しぶりに聴けたのはよかったのだけれど、どうにも惜しい。人間誰しもミスはあるし、去年のロッキンオンとWESSの確執なんかももうどうでもいいので、ことさら騒ぎ立ててなじる気はないんだけど、ただただ残念なのでした。とほー。そんで真裏のバッパーズはいつもと変わらない最強のライヴだった、と聞くと。ちぇ。

Ame(B) / ライトダンス / インナーワールド / サンプル / minnanouta / ネイティブダンサー / ナイトフィッシングイズグッド / 三日月サンセット / 白波トップウォーター / 新曲 / セントレイ / アドベンチャー

サカナが終わる頃にはとっぷり日も落ちて、あたりはすっかり夜に。さ、太陽がぐるりと巡ってくるまで石狩の地では音楽がまわり続けるのですよ。