2007-07-18 アートとしてのエンジニアリング
■ 俺たちのプライス (レス)
弾さんが「できる人は金をとれ」と煽ってるのを見て、増田佳泰さんが「Stallmanはバカだ。ヒッピーみたいなことやってないで、Free Softwareでもこれだけリッチになれるんだよって広告塔になんなきゃダメだ」っていってたのを思い出した。大昔の BSD関連の meetingでのことだとおもうが。
それは大人の人たちの意見として正しいとは思うけど。この学習の高速道路が、いや高速道路っていうより通行料無料のフリーウェイが引かれたインターネットを煽りつつ、そういうところに収入を求めるっていうのは矛盾してないのかなあ。
学習するためのコストが (自分のやる気と時間以外は) ほとんとただって環境で、イベントに金を払う根拠があるとしたら、それは講師陣のカリスマ性にほかならくなっちゃうんじゃないか。単にショービジネスであり、プロレスやハロプロとかわらない。そもそも無料でも学習できない参加者は、高い金を払いその雰囲気を感じて賢くなったつもりで帰っていく。
まあ、実際に動く労働者を確保するために、そういうエコシステムを作り上げていくのもいいかもしれません。
でも、逆に「大人」の世界が崩れているとも考えられるんじゃないか。みんなが合理的に行動するとする資本主義の前提が通用しない。「すごい人」なのに限界効用を追求せずにはした金で仕事や講演をしちゃう。金よりも「あんなことできる人だ」とノウアスフィアを独占する方に熱心だったり。
そんな感じでチープ革命を続けるためにも、すごい人はもったいぶった皮算用をせず、利己的に非合理的に行動してほしいなあ、と思うのだった。
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