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非正規労働者が能書きをたれてやる このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2018-04-06

ちだい対横山緑 2

 安倍晋三にはマジで怒っていて、ずっとやめてもらいたいと思っていて、今回の文書改ざん事件はその絶好のチャンスだと息をのんで情勢を眺める日々が続いていた。
 だというのに、ネット配信者の横山緑がNHKから国民を守る党から立川市議選に立候補するせいで怒りの方向がずれてしまっている。
 やばいことに、笑わずにはいられなくなってしまっている。

 森友学園問題で、NHKから国民を守る党の党首である立花孝志が著述家の菅野完に電話したことで始まった今回の騒動だが、ネット上で立花孝志に対する批判・非難がますます燃え上がっている。一番の問題は、立花孝志が根拠もなく同和のことを持ち出したことで、推測で同和のことを持ち出すなんてことをしたら、信用されなくなるのは当たり前のことだ。
 そこから、NHKから国民を守る党に対する批判が広がって、NHKから国民を守る党から立候補する候補者の批判ということになっていった。

 NHKから国民を守る党から立候補予定の横山緑は選挙ウォッチャーをしているちだい氏から、いきなりツイッターで名指しで批判されて、最初はネタ的にそのことを取り上げていたが、どうも、冗談じゃすまないかも、なんて状況を少し感じ始めているようなのだ。
 横山緑がやっている配信、暗黒放送で、

「ちだい先輩が、赤丸派と名乗って、もし当選した際には、こんなもんじゃすまされませんよ、なんて怖いことを言ってるんだけど、どうしたらいい?」
 とリスナーに訴えていた。

「ちだいさんと、一度しゃべってみたい。何をもって、NHKをなんとかを反対してるか。連絡とって、会えるんだったら会いに行く、暴力禁止でね。どういう考えを持って反対してるか、直接会わないとわかんないじゃん」

 ちだい氏に対する印象についてはついては、
「ツイッターみてると、ちだいさんって冗談通じそうな人っぽいから、リベラルな人でしょ? どっちかというと。それとも、タカ派? 保守派? どういう人なの? 」
 と得意げに話すが、コメントでリベラルがどういうものか聞かれて、

「リベラルがどういう意味かについては、俺はわからん。ただ、(評論家の)東浩紀が語っていたのをそのままぱくっただけだ。カタカナ言葉使えば、頭良さそうに見えるじゃん」
 と、とても、立候補する人とは思えないことを言う。
 東浩紀と言う名前が出てくるのは、ニコ生で共演していたりしていて、話しについて行けず、本番では黙り込んで何も言えず、放送後に、黙っていた理由をあれこれと言い訳するという、横山緑節を炸裂させていた。

 横山緑に政治なんてわかるわけがなく、思想信条なんてないわけで、森友問題なんて知っているはずがない。
 みんな真剣に政治について考えている場に、一人何もわからず、迷い込んで、訳のわからないとんちかんなことを言っている。 
 本当に真剣に考えないといけないというのに、面白がらずにはいられない。やばい。

 ちなみに、ちだい氏は横山緑に会いたくないと、自分の配信で言っていた。

2018-04-05

ちだい対横山緑

 前回、NHKから国民を守る党のユーチューバーの立花孝志が森友問題で、著述家の菅野完に電話をし、それで大騒動になっていることについて書いた。
http://d.hatena.ne.jp/humitake+hiseikikeizai/20180403/1522720699

 その大きな原因は、森友事件なんて重大な社会問題で、立花が根拠なく同和問題を持ち出したことだ。後で、立花はそれが間違いであったことは認めているが、周りが大騒動になってしまって収集がつかなくなってしまっている。

 
 ヒートアップしているのは、菅野よりもむしろ菅野の周りにいる人だったりして、NHKから国民を守る党なんて許さない、なんてことになっている。


 その筆頭にいるのが、選挙ウォッチャーちだいという人で、NHKから国民を守る党に対して徹底的に攻撃していたりする。
 この人は、山本太郎の選挙応援に参加していた人で、ずっと市民運動的なところの人と関わっている。


 で、最近では、選挙ウォッチャーとして、日本全国の選挙をして取材している。国政だけではなく、地方の自治体選挙も足を使って観察し、それをまとめてレポートにして売っている。

 このちだい氏の基準では、最悪最低な政治家には名前の前に「うんこ」をつける。そして、うんこの称号を与えた政治家は、どうしようもない政治家として扱われる。
 例えば誰がいるかと言えば、維新の足立康史でちだいは、足立康史のことを「うんこ足立先生」と呼んでいる。
 「うんこ」の称号はなかなか与えられるものではなく。「うんこ」の称号が与えられることはすごいことだと言っている。

 その「うんこ」の称号をちだい氏は立花孝志に与えているのだ。本当にろくでもない政治家にしかつけないその称号を与えたのだから、ちだい氏がどれほど立花孝志に対して怒っているかわかる。

 そのちだい氏が、ツイッターで、NHKから国民を守る党から立候補予定の横山緑について批判した。
 前回も書いたが、横山緑という人は、個人のネット配信では第一人者で、誰もが認める配信者だ。その横山緑の立候補について、ちだい氏はこうつぶやいている。

6月の立川市議選にNHKから国民を守る党から立候補する予定の人は、死刑判決から3ヶ月以内の執行を公約にして、市議会議員になるそうです。この横山緑という人物、調べるとかなりヤバいです。今になって気づいたけど、この政党、マジで終わっていますね。最悪です



 ツイッターで自信の立候補を批判されていることを知った横山緑は配信で、さっそくそのことをネタにする。
「知らない一匹の名の知れぬ雑魚から、ツイッターで文句言われてるんですけど」
「何がウォッチャーちだいだよ! 聞いたことねえよ、こんなやつ。この小者!」
 と、ちだい氏のことを盛大にディスる。

 ただ、最初強がって見せた後にきょどるいつものスタイルで、さらに自分の馬鹿さをさらけ出す。
「(コメントに左翼と言う言葉が流れてきて)左翼ってあるけど、怖い人じゃないよな? 雑魚って言っちゃったけど、左翼って人なの? どういう系の人なの? ちだいさん、っていう人。顔見たことないんだけど。肩に入れ墨とか入ってないよね?」

  当然のことながら、裏に森友問題があるなんてことはみじんも思っていないわけで、いい話題があったくらいにちだい氏のことを取り上げている。
 
 これ、笑っていいのかどうかわからなくて、それでもやっぱり笑ってしまった。
 ちだい氏のようにNHKから国民を守る党に対して怒っている人達が、よってたかって横山緑に罵詈雑言を浴びせる映像なんかが配信されたら、さらにもっと大笑いするんじゃないかと不謹慎なことを考えてしまった。

 前回の記事では、横山緑の立候補を遠慮して半分企画なんてことを書いたが、実際には間違いなく全部企画だ。
 それで、大騒動に巻き込まれちゃったのだ。

 森友なんて事件のことで、ことは重大事なことはわかっているし、NHKから国民を守る党の立花孝志の同和発言が簡単に許されないことはわかっているが、横山緑のことはスルーして貰えないか、なんてことを思ってしまう。
 ちだい氏は政党よりも候補者と常々言っているわけで、NHKから国民を守る党に問題があるにしても、横山緑には関係ないことなのだ。なんと言っても、横山緑の立候補は冗談なのだ。本気で怒っちゃいけない。たぶん、横山緑は総理大臣の名前も知らない。

 どうせやるなら、ちだい氏と横山緑が一緒に配信して、ちだい氏が横山緑にNHKから国民を守る党のでたらめさを責め、横山緑が何も答えられずあたふたする企画でもやって貰えないか。ついでにそこに大袈裟太郎氏の姿があれば、なお面白いような気がする。

 ちなみに、ちだい氏も横山緑と同じ配信者で、ツイキャスで配信し、結構人気を集めている。二人でなんかやったら、それこそ相乗効果で面白いことができるような気がするのだが。


 ただ、企画で立候補している横山緑が間違って当選したら困ってしまうわけで、やっぱり落選して、リスナーからよってたかって馬鹿にされるからこそ横山緑だ。

2018-04-03

森友問題の周辺が騒がしいことになっている

 最近、ニコ生・ツイキャスなどの個人のネット配信放送は、政治がらみのもの以外は見なくなってしまったのだが、以前は暇さえあれば、人気配信者の放送は見ていたりした。

 ネット配信草創期から活動し、今の放送文化を創った人が何人かいて、大御所扱いになっている。
 その中の一人に横山緑という人がいる。この人が声をかければ、多くの配信者が集まってくる、というくらいの大御所ぶりで、歌とか政治とかの特定目的で配信している人たちをのぞけば、配信者でその名前を知らない人はいないというくらいのビッグネームな人だ。

 覆面をかぶって、真剣にくだらないことを放送する。ドジで間抜けで、前準備に結構な時間をかけて、企画に向けて何日もその企画に対する思いを語った末に、実際に企画が始まると、さっさとギブアップなんてことがあったりする。
 正月に決めた数の神社を寝ずに歩いて参拝するという企画があって、楽しみにして待ち続け、放送が始まってさあ頑張れと思って視聴していたら、しんどくなってとっととリタイアした末に延々言い訳したりして、開いた口がふさがらず呆れかえった。
 しかし、このがっかり感を味わうことこそ、横山緑の放送の楽しみ方だ。
 がっかりする一方で、ふがいない横山緑を思い切りののしったりもできてしまうから、まさにサドマゾ両方の感情を揺さぶりまくるのだ。


 ドジで間抜けでとんちんかんな人柄はとても魅力的で、多くのファンがついている。最近は視聴はご無沙汰しているが、やっぱり結構好きで、Youtubeなどにあがった動画は時々チェックしていたりする。

 
 前置きが長くなったが、森友に横山緑がなぜ関係があるかといえば、横山緑が立川市議選にNHKから国民を守る党から立候補するなんて話があるからだ。
 立候補のために、横山緑が立川に引っ越して、立川で大盛りラーメンのチャレンジをして、やっぱり挫折して言い訳ををぐだぐだ言っている動画を見て相変わらずだなんてことを思った。

 正直な感想を言えば、半分まじめ、半分企画な立候補だと思う。政治に興味を持つ人が少ない今の時代、特に地方議会なんてほとんどの人が興味がない状態で、こういう立候補劇があって、少しでも話題になることはいいことじゃないかと思うのだ。



 横山緑の件は、それはそれなのだが、問題は、横山が公認を受けているNHKから国民を守る党のほうなのだ。党首の行動が、森友問題を解明しようと頑張っている人たちを烈火のごとく起こらせてしまっているのだ。
 このくそ大事な時期に、本当にとんでもないタイミングだ。

 きっかけはというと、トンデモ衆議院議員で有名になった上西小百合のマネージャーが、立花孝志に、著述家の菅野完に連絡するように勧めて、立花が菅野に電話したことだ。



 NHKから国民を守る党というのは、元NHK職員の立花孝志が、NHKの横暴に対抗するために立ち上げた政党で、文字通りNHKと戦うことを主な政策にしている政党だ。立花はユーチューバーで、受信料拒否を支援している動画なんかをYoutubeにアップしている。
 うさんくさい泡沫政党のように思えるかもしれないが、侮れないのは、すでに何人か地方議員を当選させていることだ。立花孝志も今は葛飾区議会議員だ。

 NHKを徹底的に攻撃している立花が、なぜか森友問題も追いかけていて、森友問題の関係者に接触して、いろいろ調べてYoutubeで語ったりしている。


 その立花に上原小百合のマネージャーが、どうせ森友問題を追いかけるならと、同じく森友問題を追いかけている菅野に電話することをアドバイスをして、実際に電話したことで大騒動になってしまったのだ。



 菅野完という人は、『日本会議の研究』という本を書いた人で、なんかよくわからない状況の中、籠池夫妻に代わって取材を受け、テレビに映し出されていた人だ。

 悪評の多い人で、ネットを見るとあちこちでこの人に対する罵詈雑言が踊っている。以前は反原発や反レイシズムの運動に関わっていて、お金の使い込みや女性に対するわいせつ行為が問題にされてもいる。


 さらには、性格にも偏ったところがあって、この人自身は非常に頭のいい人なのだが、知性至上主義なところがあって、頭が悪いとみなしたら、「頭が悪い」「程度が低い」とか言って、ぐうの音も出ないほどにけちょんけちょんに攻撃する。
 敵と見なした人にも同様で、汚い言葉を使って、徹底的に責め立てる。
 身内の仲間からも性格が悪いとか、嫌われ者だとか、金と女に汚いだとか当たり前のように言われている。

 ただし、この菅野という人の何がすごい人であることは間違いなく、性格が悪いとか、嫌われ者とか言われながらも一緒に活動しようとする人がたくさんいるのは、その情報収集能力、分析能力が極めて高いからだ。さらには政治・経済・歴史に対する見識は深く、アジ演説で普通なら出てこないような語彙がどんどん飛び出してくる。
 


 今、『日本会議の研究』を読んでいるが、こんなもの、そうそう書けるものではないなんてことを思う。
 日本会議に初めて手をつけたのが菅野で、まだ誰も踏み込んでいない分野で、一から資料を集めて、人から話を聞いて、これだけまとまったものを書ける人なんて今の時代ほとんどいない。
 先人達が開拓し尽くして高度な研究を残している分野なら、資料集めも簡単だし、すでに見本があるのだから核心部分がどこにあるか理解することもさほど難しいことではない。しかし、誰もやっていないことを一から開拓するとなると、とんでもないエネルギーが必要になる。とにかく資料になりそうなものは片っ端から当たって、その資料の中から使えるものを探すところから始めなければならないのだ。
 
 確かに、今の時代でも、いわゆる評論家とかジャーナリストという人たちはたくさんいる。しかし、菅野がやっているような面倒な作業をしている人なんてほとんどいない。多くが目の前に現れた事象や事件に対して今までの経験や知識を使って批判や論評をして、それで俺すげえ、な顔をして得意になっていたりする。非常に効率的で、無駄はなく、ビジネスとしてはいいのかもしれないが、それが本当に評論家とかジャーナリストとかいえるのか、ということだ。
 

 その菅野が森友問題にずっと関わっていて、間違いなく今、日本で一番森友問題に詳しい人物になっている。人物的に評判が悪いため、なるべくテレビ局もこの人とは関わりたがらないようなのだが、テレビで使われる資料は菅野の提供のものがいくつもある。よく見ていればわかるが、何かの資料が映し出されたとき、結構な確率で「提供 菅野完」と書かれていたりする。

 明らかに『日本会議の研究』のとんでもなく労力を要する手法が森友問題に活用されていて、森友に関係することは徹底的に資料を集め、徹底的に調べ上げている。その結果、菅野しか持っていない資料資料やがたくさんある。そのため、テレビ局も菅野に頼りたくなくても頼るしかないということになってしまっている。


 

 さて、上原小百合のマネージャーから始まった今回の騒動だが、何がいったい問題になっているかということだが、本来なら菅野ほど緻密ではないにしろ、立花も森友問題を追いかけているのだから、連携できれば、相乗効果を生みそうなものなのだ。
 だが、現実は最悪なことになってしまった。

 立花は菅野に電話する様子をYoutubeにアップしたのだが、それを見ると、だめだ、こりゃ、となってしまった。
 初めての相手にいきなり電話をして、それをアップしてしまうとか、菅野が立花の取材のあり方に疑問符をつけるとか、こまかいことはいろいろあるが、何より、立花が森友問題を同和の問題とつなげてしまっていることで、ため息が出てしまった。


 一応、同和について簡単に説明すると、ずっと昔から、農村で暮らす村人達と、外れて暮らしている人たちがいて、その人達が江戸時代の身分制の固定とともに、アウトオブカーストの扱いを受けるようになった。その人達がいわゆる同和の人達だ。多くが不浄と見なされる仕事、逆の見方をすれば神聖なことを行う仕事に従事していた人達だ。たとえば、屠殺であったり、動物の皮を扱う仕事であったり。
 その人達に対する差別意識が、今はかなり薄まっているとはいえ、まだ根強く残っていて、結婚などの段階でそのことが露見するなんてことがあったりするのだ。
 文化的にも言語的にも違いのある外国人差別と違って、同じ日本人であるにもかかわらず、長く差別の対象になっていたのだ。根は相当深いというしかない。
 

 菅野自身が同和出身で、解放同盟に属して活動していたこともある。当然、同和問題についてはかなり敏感に反応するのが当たり前で、先入観なく電話の会話を聞いていたのだが、立花の話からは、森友事件に同和がどう関わっているか、よくわからないのだ。よくわからないけれど、それでも同和問題が絡んでいると立花は言う。

 昭和の時代、エセ同和なんて人達がはびこって、行政の押しかけて、利益を得たもの達がかなりいた。歴史的に差別をしていたという後ろめたさを多くの人達が持っていて、そのことにつけ込んで、何でも差別だと言って大暴れして、恫喝・脅迫する。行政側は後ろめたさと恐怖から要求を飲むなんてことが起こっていた。
 ちなみに実際にそんなことをしていたのは、多くは同和とは関係のないちんぴらやくざの類で、解放同盟もエセ同和の問題には頭を悩ませていたなんて話もある。


 立花によれば、森友問題についても、エセ同和と同じ構図があるんではないか、という話だ。
 かつては差別を使って利権を得ていたものが、今回は差別を安倍昭恵に置き換えて同じ構図で利権を得たということらしいのだが、???となるしかない。
  森友建設に関わった業者の一つに同和系の企業があったということもあるらしいが、そのことをもってエセ同和と結びつけるのは無理がある。その企業がエセ同和の利権取得の方法として、差別を安倍昭恵に置き換えて行使した???
 むりくりで強引過ぎる。
 これなら、同和の話を外して、単に安倍昭恵の名前を使って恫喝したといった方がすっきりする。
 というか、これなら同和の構図なんてとってつけたとしか思えない。


 今の時代、表面だった差別は確かになくなってはいるが、間違いなく社会の奥底には差別意識は残っていて、何かのきっかけでそれが起き出す可能性が大いにある。もしかしたら、そのきっかけが立花の発言になるかもしれないのだ。
 

 さらには立花はその話に根拠はないといい、同和の件は推測だと普通に答える。同和問題についてそれはさすがにまずいし、多くの人達が怒り出すのは当然のことというしかない。
 同和のような微妙な問題は、確実な根拠や証拠、裏付けをもって発言しなければ、それが多くの人を傷つけ、場合によっては差別を呼び起こす可能性がある。

 ネットを見ていると、森友と同和を結びつける話が結構あがっていて、あるジャーナリストなんかははっきりとは言わないが暗に裏に同和が絡んでいることをほのめかしたりもしている。
 多分だが、どう考えても同和とは関係ないにもかかわらず、取材で話をする人の多くが同和の話題を持ち出しているんじゃないかと思う。同和に関する強い偏見が多くの人にあって、それ故に、同和だからこういう問題が起こったという、無理に同和と結びつけた話になってしまっている可能性が高い。


 ただ、立花の話を聞いていると、どうも悪気があって同和の問題を持ち出しているようではない。同和問題の重さを認識していないがゆえに無邪気に軽く取り上げている節がある。自分が差別するつもり、差別しているつもりはないのだろうが、少なくとも市会議員とはいえ、公人である以上、知らなかったではすまないように思う。
 どう考えても、森友事件において、同和問題は本筋とは関係のない、どうでもいい事柄でしかない。差別を安倍昭恵に置き換えた同じ構図なんてあまりに飛躍しすぎた話だ。


 この立花と菅野の電話によって、今とんでもないことになっている。

 立花は籠池夫妻についている弁護士は変えようなんて話をしている。菅野完と関わりのある人物らしいのだが、これを立花は立花系の弁護士に変えてしまうことを検討しているらしい。
 

 今回、立候補予定の横山緑は、今回のような騒動を知ったら、きょとんとして、どうしていいかわからなくなるに違いない。訳がわからず、何も言えずに、黙り込む姿が目に浮かぶ。どう考えても、半分企画の立候補が、こんな騒動のさなかになるとは思わなかっただろう。
 

2018-03-25

安倍はヤメロ

 それにしても、安倍晋三というのはとんでもない。とにかく身内優先。友達を守るためには国を犠牲にする。

 第一次安倍政権で、いやと言うほど感じたことだ。キヤノンの偽装請負を起こしたキャノンの御手洗会長を徹底的にかばって、それから企業が堂々と労働者を食い物にするようになった。そのことについては、
http://d.hatena.ne.jp/humitake+hiseikikeizai/20111118/1321621083
に書いた。
 それ以降、企業は道徳も何もなくなって、そのことがリーマンショックの悲惨につながっていった。
 
 
 その安倍が首相をやったら、また同じようなことになるだろうと思っていたが、やっぱりというか、もりかけなんて、誰が見ても、国民を犠牲にした、ともだちのための政治になってしまい、しまいには文書改ざんなんてことまで起こってしまった。


 安倍が恐ろしいのは、いっぱいおともだちをつくって、味方に引き入れていく。それも極端に味方につける。もともと、育ちのいい坊ちゃんは、直接会った人たちから好感を持たれ、安倍支持になっていく。
 財界、大手マスコミの経営者、評論家に、さらには芸能人まで。

 自民党の中で支持をされているのも、そういうことなんだろう。育ちのいい坊ちゃんは細かいことまでごちゃごちゃ言わず、議員達はストレスのない自由な議員生活を送れることができる。だからこそ、安倍が全力を挙げている案件については賛成ということになる。自民党の議員の様子を見ていると、安倍が怖いからとか、逆らえないからという感じは受けない。むしろ、安倍のことを素直に支持しているように見える。


 政党のガバナンスとしては満点かもしれないが、それが対国民と言うことになると、将来に間違いなく禍根を残すものになる。
 偽装請負で問題を起こしたキヤノン御手洗をかばったことで、労働環境は崩壊し、道徳も倫理も吹き飛んで、今の経営者の傲慢で無責任な経営者達を生み出したように、もりかけ問題もこれからとんでもない影響を日本に与えていくことになることは間違いない。
 しかし、働きやすい環境にいる自民党議員達はそんなことには目を向けない。働きやすくて、やりがいもあって、充実した政治活動ができているのだから、日本だっていい方向に向かっているに違いないという錯覚を持つに違いない。それは間違いなく錯覚なのだが、それに気づかない。

 別に自民党政権だってかまわないとは思うが、今の安倍政権だけは、本当にとんでもない。すぐに退陣してほしい。


 
 
 


 

2018-03-10

 去年の中頃ぐらいまで政治に全く関心がなくて、ずっとアニメを見続けていて、虚構の世界にはまり込んで喜んでいた。現実なんて本当にやってられないから、現実を見ないようにしていればストレスがたまらなくていい。

でもちょっと山本太郎が面白いということで少し政治に関心を持つようになったら、こりゃとんでもないことになっていて愕然としてしまった。第一次安倍内閣の時から安倍晋三はとんでもないことはわかっていたが、まさかここまでとんでもないことをやっている内閣だとは思いもしていなかった。

今政権を揺るがしている文書改ざん疑惑だが、よりによって森友学園案件って、あきれるしかない。ほとんど私的な話で何の大義もない問題で、国が崩壊しかねない公文書改ざん疑惑が出てきてしまっているのだ。これが外交上の重大な問題に絡んでいて、とか、憲法をに絡んでとかいうならわからないでもないが、森友学園って。


こんなどうでもいい問題で官僚が追い込まれていくなんてばかげているとしか言いようがない。もっと大事な問題がいくつもあるはずなのに、よりによって、森友学園で官僚が追い込まれて自殺者まで出るって、おかしすぎる。

官邸の強権的な運営が官庁を支配していて、官僚達はそうそうあらがえない状態になっているとしか思えない。その結果忖度とかいうものが幅をきかし、官邸のご機嫌を取るためだったらなんでもやる。
そんな事案があまりにも多い。
完全な暴走だ。
権力維持が、国のあり方や国民の生活より、さらには法律も、重要視されている。


安倍を養護している人たちが、北朝鮮が、とかいって大騒ぎしているが、意味がわからない。
北朝鮮も中国もついでにいうとアメリカも別に怖くも何ともない。
そんなものよりもっと恐ろしいのは、権力が勝手に暴れ出すことだ。

権力が国や国民をちゃんと見ていれば、北朝鮮や中国やアメリカと何があってもどうにでも対処できる。
しかし、暴走の先に北朝鮮や中国やアメリカとの衝突があったりしたらもうどうにもならないということなのだ。
先の大戦というのはまさにそんな戦争だったんじゃないのか?

だから、何より権力が権力自体のためのものになっていくことを許してはいけない。

しかし、権力を維持するために行われているおかしなことの原因が国際情勢や社会情勢ではなく、森友学園なんて、日本の権力って子供の遊びかと思いたくなってしまう。

本当に政治なんかに関心を持つようになると空恐ろしいくらいにストレスフルになってしまう。

2018-02-11

名護市長選について

 2月4日のに行われた沖縄の名護市長選で、反基地を訴える現職の稲嶺進を破って、自民・公明の推すとぐち武豊が当選した。

 宜野湾市内の保育園の屋根に、米軍のヘリコプターのパーツが落下したりして、沖縄では反基地感情がたかまっているだろうと思っていたが、実際にはそこまでではないということが、この選挙で見えてきた。

 

 名護といえば、普天間飛行場の移設先である辺野古を抱える市で、盥召鯤造鵑如反基地運動の拠点になっているような地域だ。
 その名護市で飛行場建設を強行している自公の推す候補者が当選するなんてことは予想していなかったわけで、あまりにも意外で、かなり驚いてしまった。

 

 選挙戦術的には細かい話はいろいろある。

 前回の市長選では自主投票だった公明党が今回は全力を挙げてとぐち武豊を応援した、なんて話もある。その結果学会票が確実にとぐちに回ったといわれている。
 小泉進次が2回も名護入りして、人気をさらっていった、なんて話もある。デマ話と利権誘導示唆のひどい演説だったが、とにかく人を集めた空中戦を成功させている。
 さらにとぐち陣営は徹底して基地問題に触れることを避け、稲嶺陣営から求められていた討論会も拒否することで、この選挙から基地のことをなるだけ見えないようにした。

 そんな話はあるけれども、本当に戦術だけでとぐち陣営が勝てたとはどうも思えないのだ。


 基地問題を考えている人たちは日本中にたくさんいて、そのたくさんの人たちがこの名護市長選を熱く見守っていた。実際に名護に入って応援した人も多いようだった。
 この人達は基地という極めて政治的なイシューを深く考えていて、基地反対の思いは強い。それゆえ、非常に情熱的だったりする。
 しかし、この人達と、名護で普通に暮らしている市民の熱の間には大きすぎる温度差があるんじゃないのか。

 選挙を追いかけていた人がネット配信で、市民の人から話を聞いたが、そこに反基地に対する熱さは全然感じられなかった。
 辺野古移設反対の理由に挙げられている、ジュゴンの生息に対して、反基地とか基地推進とか関係なく「ジュゴンなんていないし」と冷めた感じで冷静に話している人もいるくらいなのだ。名護を訪れている多くの人が反基地であることを慮って「そんなこと言っちゃいけなかったかな」なんて言葉も添えていた。


 名護の人たちが辺野古飛行場を受け入れているかと言えば決してそんなことはなく、基地が仕事に関係ない人はみんな基地は反対だと答えていて、やっぱり米軍基地がくることには反対なのだ。
 
 人には生活があって、毎日の日常がそこにある。その日常の中に基地問題がどれほど占めているかということなんじゃないか。稲嶺市長の下で、いくら名護市がうまく運営していたとしたって、やっぱり全国比較で見れば経済的には苦しいわけで、今より暮らしが楽になるかもしれないと言うことになれば、とぐちに投票することは別におかしな話じゃない。
 

 名護に普通に暮らしている人の多くが本土にいる運動家のように何が何でも反基地というよりも、まずその前に生活があるということのような気がする。
 ある人が言っていたが「普通の市民は本土から来る反基地の運動家に対していい思いは持っていない」なんてことを言っていた。

 沖縄の人たちは間違いなく基地には反対なのだけれども、本土で反対している人たちのように直情的に反対ではなく、生活やら人間関係やら複雑な事情が絡んでいて、そんな単純に基地反対をとはいえないわけで、単純に基地反対でやってくる運動家には、多くの沖縄の人たちは何ともいえない違和感を覚えるのだろう。


 ニュース女子というテレビ番組で、沖縄で基地反対をしている人たちは本土からきた人がほとんどで、現地の人たちはむしろ基地には賛成で、その運動を迷惑がっている、なんて話を紹介していた。
 番組では沖縄の人たちが基地に賛成しているような印象を与えていて、明らかに偏向していることは間違いないのだが、嘘っぱちといって糾弾するほど荒唐無稽なことではないように思う。


 基地問題に直接関わっている人とそうでない人がいて、やっぱり直接基地問題に関わっていない人の方が多いわけで、間接的にはいろいろあっても、基地に反対であっても、最重要な課題は必ずしも基地ではなく、生活やらインフラだったりするわけで、そういう人たちにとっては、何が何でも基地反対といってやってくる本土の人間はうっとうしいと思っても当たり前のことだ。
 現実の生活には基地より大事なことがある。
 そう思っている人たちが、稲嶺進ではなく、とぐち武豊に投票し、今回の選挙結果になったのではないか。

 

2018-02-04

キノコは選んで食べないとやばいみたいだ 放射能

 ちょっと前まで、キノコ類が安かったので、結構買って食べていた。椎茸マイタケエノキダケ。人間、食物繊維が必要で、カロリーもほとんどないので健康にいいということで、安いならと必要以上に買っていたのだが、実はちゃんと調べて買わないとやばいみたいなのだ。

 福島原発事故から時間がたって、放射能のことなど気にもかけていなかったが、というか、事故後すぐだってほとんど気にかけていなかったが、今更ながらやっぱり放射能汚染ってやばかった、というかやばいんじゃないかという結論になった。


 放射能のことなんてよくわからない。汚染と言われてもよくわからない。だから、放射能のことなど気にせずに安いものを食べていた。

 世間では、もしくは身近にいる人たちは中国食品がやばい、なんてことをいっているが、日本の食品の方がもっとやばいんだと世界はおもっていたりするのだ。


 びっくりしたのだが、アメリカが日本の食料を放射能汚染の危険性を理由に輸入制限している。
リストがここにある。平成29年11月20日のものだ。
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/pdf/usa_gaiyo_171121.pdf


 日本の14県の食料を輸入禁止にしていて、福島だけではなく、埼玉・千葉・茨城のものまで禁止になっている。北陸の新潟の食品も規制されている。
 去年の段階、ほんの数ヶ月前のリストだ。
 世界は日本の放射能汚染がはちっとも収まっていないと思っているのだ。

 で、このリストを見ると、ほとんどの県でタケノコキノコがあがっている。とすると、やっぱりキノコは気をつけて買わないとやばいと理解するしかない。

 今更ながらだが、とりあえず、キノコ類は気をつけて買おうという気になってしまった。というか、そもそも安いから買っていただけだから、キノコはなるべく買わないことにする。

 非正規な人生で健康なんてどうでもいいか、なんてことも思うのだが、病気になったら金がかかってそれこそやばくなる。

2018-01-21

政治に寄付なんかしたら、個人情報が流出する 怖っ!!

 最近、政治に関心が強くて、時間があれば、政治関連の動画を見るようになっている。今では、複雑な現在の政局をほぼ理解している。

 数年前なら考えられなかったことで、民進党と言われても、いつそんな政党ができたのかも知らなかったし、維新の党ってなんだ、なんて思っていた。生活の党なんて、聞いたこともなかった。

 でも今は、希望の党も知っているし、立憲民主も知っている。民進党が参議院にまだ存続していることも知っているし、社民共産自由も知っている。無所属の会だって知っている。その上、各野党の党首さえ知っている。

 知れば知るほど安倍政権はやばい、ということになって、野党をちゃんと監視しておかないと、さらにやばさを増してくる。
 ということで、なけなしのお金、本当になけなしのお金から、千円でも献金しようか、なんてことさえ思うようになったのだが、そりゃ無理だという結論になってしまった。



 金がないから、千円、最大頑張っても数千円しかできないが、少しでも野党を応援したいと思って、ちょっと献金について調べてみたら、献金者の住所・氏名がネットで公開されているのを見つけてしまって、びっくりしてしまった。怖っ!!

 総務省のページに、収支報告書がPDFで公開されていて、そこに寄付者の住所氏名が記載されているのだ。

 こんなことをされたら、そう簡単に献金なんてできはしない。もしかしたら、寄付した政治家と敵対する者達が攻撃してくることだってないとはいえないのだ。

 別に公表することは間違っているとは思わないが、ネットで公開するなんて明らかにおかしい。知りたい人が、直接出向いて、身分を名乗った場合にのみ閲覧を許可するくらいにしないと、寄付者の安全なんて守れないだろう。

 個人情報を理由に自分の役所の情報は出さないくせに、国民の個人情報は平気で公開する。本当におかしな話だ。
 役所というところは、役所を守るために存在していて、国民を守る気はないのか? 

 あまりにあり得ないので、ちょっと献金なんてできないという結論になってしまった。
 日本人には寄付文化は根付かないといわれているが、実際には、個人の寄付をしようと思っている人は間違いなく増えている。でも、仕組みとして寄付をさせないようになっている側面を見つけてしまった。

2018-01-14

沖縄の軍事基地問題を沖縄の人はどう考えているのか?

 昨年末、ウーマンラッシュアワーの漫才が話題になった。それまで日本のお笑いが取り上げてこなかった原発・基地問題なんて、一種タブーな政治問題をネタにして、それをテレビでやっちゃったのだ。

 多くの人たちがこの漫才に衝撃を受けて、感動したなんてことを言う人さえいた。
 原発や軍事基地なんて問題は、報道ベースではそれなりに取り上げられたりはするが、お茶の間レベルのテレビではなかなか登場することはない。なんか、裏に何かあるくさくて、気軽な話にはならないのだ。
 
 ウーマンラッシュアワーのネタが衝撃的だったのは、本来もっと関心を持つべき問題を、裏があるくさい故に見て見ぬふりをしている日本人の欺瞞をついたからだ。

 
 そんな状況だから、それらの問題について、私もよく知らない。特に沖縄の基地問題なんて、ほとんど何も知らない。沖縄の人たちは基地問題をどう考えているのか。

 何となくだが、きっと沖縄の人たちは、基地に反対なんだろうな、くらいに思っていた。米軍軍人の犯罪が起こっても、地位協定によってまともな処罰もされないし、ヘリコプターが落ちても日本側はらち外におかれてアメリカが勝手に処理してしまう。
 そりゃ、怒るだろう。

 
 でも、実際はそうじゃないのか、なんてことがニュース女子で放送されて、実は沖縄の人たちは基地に賛成していて、現地で反対運動しているのは本土からきた運動家たちであるみたいに取り上げられていた。

 実際、本土の多くの活動家が反対運動に参加していて、基地問題の情報を発信している人たちも本土の人たちだったりする。とすれば、ニュース女子の情報もあながち嘘っぱちだと言い切れないかもしれない。

 ニュース女子の文脈で理解すると、基地反対運動をしているのは一部の過激な地元分子とつながった本土の左翼たち、もしくは在日外国人の運動家ということになる。さらに、在日の運動家は恣意的に運動を盛り上げるため、交通費を払って参加者を募っている。そういう活動が功を奏して、地元が迷惑がっている反対運動がいかにも沖縄の民意であるかのような印象を世間にあたえている。ということになる。
 放送では、運動に迷惑している住民のインタビューをとっていて、住民は基地に反対しておらず、逆に受け入れているように見える。


 一方で、沖縄のメディア、特に琉球新報・沖縄タイムズは鮮明に反基地の立場に立って報道していて、この二紙でほとんどのシェアを占めていることを考えれば、やはり沖縄の人たちは基地に反対していると思うのが常識的な見方なんだろうと思う。

 政治の世界でも、沖縄選出の国会議員のほとんどがオール沖縄の反基地の議員でしめられていて、それ以外の議員も諸手を挙げて今の基地に賛成という立場にはなっていない。
 そう考えれば、沖縄の人たちはみんな反対しているということでいいのかな、なんてことも思う。
 でも、基地を争点にした首長選挙で、自民党系の人物が当選していたりもするから、そう単純な話でもない。

 沖縄在住で選挙にも出たミュージシャンの三宅洋平が興味深いことを言っている。この人は山本太郎と組んで選挙フェスなんて新しいムーブメントを起こした人で、残念ながら落選し、さらにはマリファナ疑惑を持たれて政治の世界から身を引いた。
 この人が興味深い話をしていた。

 沖縄は基本的に血縁世界でいくら基地に反対でも、はっきりとそのことを表明することは難しい。親族・親戚の中には必ず米軍基地で働いていた人がいるわけで、基地反対を表明することは、その親族・親戚の人を否定することになる。だから表立って反対することは難しい。
 三宅が島の友達に辺野古ゲート前に来るように誘ったことがあったが、誰もやってこなかった。しかし、ネットで辺野古ゲート前の様子を配信すると、それを見て、三宅に敬意を表し、感謝する人が多かったというのだ。
 自分たちがいけないのに本土の人たちが頑張ってくれて。

 

 基本的に地域の住民感情は、その地域に住んで、皮膚感覚でつかむ以外にわかるわけがない。だから、安直にこうだ、というわけにはいかないが、少なくとも、多くの沖縄の人たちが基地に対して複雑な感情を持っていることは間違いない。

 ニュース女子の流した情報というのは、やっぱりかなり偏ったもので、住民が基地を受け入れているなんてことはあるはずはなく、かといって、仕事・生活に基地に関わっている人たちも多いため、単純に反対という立場にも立てない人も多いんじゃないか。


 先の大戦のいびつな落とし子として基地が存在し、いびつなかたちで沖縄に根を張っている。根を張ってしまった以上、米軍に出て行けとはいえない状況の中、問題はどんどん難しいものになっていく。
 ただし、何とかしなければならないのは間違いないわけで、ウーマンラッシュアワーの漫才で言っていた「沖縄に押しつけ」ていることに対してきちんと目を向ける必要があるんじゃないか。


 

2018-01-06

頑張れ、山本太郎!!

 去年から、山本太郎に注目するようになった。明らかにほかの政治家とは毛色が違う。これまでになかった価値観を国会に持ち込んで、多くの政治家にカルチャーショックを与えている。

 去年の年末、山本太郎が何をやったか?


 12月30日 大阪拘置所に行き、拘留されている籠池にむけて、拘置所の外からの声かけに一人で参加。籠池夫妻の息子さんと一緒に中にいる籠池夫妻を励ます。

 12月31日 横浜寿町などにおいて、雨宮処凛と一ボランティアとして炊き出しに参加し、ホームレスの人たちに食事を振る舞う。


 政治家としての活動としてはどうか、なんて批判も出ているが、多くの人たちがその行動に賞賛の声を上げている。
 政治家が、市民の活動に一参加者として関わるなんてことはそうそうない。関わるにしても、一段階高い位置にいるのが普通だ。

 しかし、山本太郎は市民もしくは庶民と同じ位置に常に自分を置こうとする。だからこそ、一ボランティアとして炊き出しに参加し、一応援者として拘置所前で籠池夫妻の声かけに参加する。



 常に市民・庶民の立場に身を置いて、その立場で政治を行おうとしているのが山本太郎なのだ。
 だから、山本太郎はほかの政治家に働きかけるよりは、街頭に出て訴え、市民もしくは庶民に働きかけようとする。
 その演説はとにかく熱く、人に訴えかける。山本太郎の街頭演説を聴いた人たちの多くが心打たれる。

 2013年、山本太郎が参院選の選挙に出たとき、選挙運動中、選挙区を抜け出して、新潟の森ゆうこのところに押しかけ応援に行った。
 軽い気持ちで押しかけ応援を受け入れていた森ゆうこだが、その演説を聞いて、森ゆうこは涙をにじませることになる。射貫かれてしまったのだ。
YouTubeにあがっているからみてみればいい。
 この演説で森ゆうこは触発されて、自分自身変わらなければと思うようになった。

 難しいことをなるべく平易に、わかりやすく、誰もがわかるように話そうと努力する。作り込んだ言葉より、飾らない言葉で思いをそのまま伝えようとする。そして、その言葉で人は射貫かれる。
 


 反原発を訴えて、芸能界から干され、変な人として世間から見られるようになり、その変な人が、変な人のまま政治家になって、変な人を続けていたら、いつの間にやら、その変が多くの人から支持されるようになった。


 スーツさえまとも着ようとしない山本太郎の存在は、国会の場にではカルチャーショックだっただろう。
 最初のうちはほとんどの議員がうさんくさい蔑むべき存在としてみていた。しかし、時間がたつにつれて、認めざるを得なくなっている。
 それが証拠に、山本太郎が訴えていた奨学金問題を多くの議員が政治的課題として受け止めるようになっている。
 初めて山本太郎が奨学金問題を国会で取り上げたとき、野党から「借りたものを返すのは当たり前だろう」というヤジが飛んできたが、いつの間にやらそのヤジを飛ばしていた議員が今では奨学金問題を熱く語るようになった。

 年末の炊き出しも、応援しようとする動きがほかにも出てきていて、立憲民主の近藤昭一も炊き出しを支援する活動を始めている。


 以前のような、ただの異端児として扱う議員は減ってきていて、敬意を見せる議員が増えている。
 
 前回の衆議院選挙でも、多くの議員の応援に入ったが、応援先では元芸能人の有名人という扱いではなく、政治家山本太郎として迎え入れている。新潟県では、先生扱いで、山本太郎自体が面食らったりもしているくらいだ。



 自由党内でも、山本太郎は共同代表としての敬意を向けるようになっている。もともと政策的に近かった山本太郎は自由党内(元生活党)の議員・元議員たちから好印象を持たれていたが、それでも、特に支持者の間に山本太郎に対する拒否反応が強かったが、いまでは山本太郎を熱烈に支持する人が増え続けている。

小沢一郎を応援する自由党の関連団体、生活フォーラム関西のホームページで、昨年暮れの山本太郎の活動が紹介されている。

昨年の暮れの寒い中、
30日は大阪拘置所の前、31日は横浜寿町の炊き出し、
山本太郎さんは西に東に神出鬼没です。

自分を必要としている所には、時と場所に関係なく駆けつけます。
私たちが応援する自由党は、こんな行動的な代表の下に集まっています。
 中略
 私たちは、この素晴らしい共同代表と共に歩いているということに、もっともっと誇りを持ってこれからの活動に参加したいと思います。

 
なんてことを書いている。


もしかしたらもしかする。山本太郎がもしかする、なんて可能性も感じている。


 とはいえ、やっぱり、山本太郎に必要なのは、小沢一郎で、小沢一郎がいるから山本太郎の存在が評価されるという面がある。山本太郎が異端児であることは間違いないが、その異端児が政治の王道を歩くためには小沢一郎だ、と思う。小沢一郎が一緒にいるからこそ、異端児山本太郎が王道を外れない、という安心感がある。
 小沢一郎がいなくなって、山本太郎は大丈夫か、なんて不安はある。