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非正規労働者が能書きをたれてやる このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2018-12-21

NHKから国民を守る党がおかしい

 NHKから国民を守る党という政党があって、かなりの勢いで地方議会に議員を送り込んでいる。東京の立川・町田、千葉の松戸などで、市会議員を誕生させている。ちまたには、NHKに対する憎悪が渦巻いていて、NHKから国民を守る党がその受け皿となっているのだ。

 なぜ、NHKから国民を守る党が受けているかと言えば、強引な受信料契約が人々の怒りを買っているからだ。
 NHKは多くの日本人がテレビなんてろくに見ていないこの時代に、法律を盾に、委託会社を使って、押し売り同然の強引な手法で契約を取っているのだ。

 
 NHKは手を汚さず、委託会社に嫌な役を押しつける。下請けに汚れ役を押しつけるいびつな現代の下請け構造の典型みたいなことをやっているのだ。
 委託された会社の営業マンはノルマに追われて、忌み嫌われながらも強引に契約を迫る、なんてことになっている。
 

 そんな営業マンに一度でも訪問を受けた人は、NHKなんかいらないと思うのは当然で、NHKから国民を守る党なんてものがあると知ったら応援したくもなるというものだ。
 で、その結果がNHKから国民を守る党の議員の続々誕生ということになっている。


 断言しても良いが、NHKの偏向報道に腹が立って、などという理由でNHKから国民を守る党に票を入れる人なんてほとんどいない。偏向報道をきちんと見極められるくらいに社会問題に詳しい人は、NHKから国民を守る党のようなワンイシューの政党にそうそう投票したりはしない。多くが、NHKの営業マンの訪問を受けた人達だ。あとはせいぜいろくに見もしないNHKにお金を払いたくないと思っている人達だ。


 実はそんな営業マンの訪問を受けてふざけるなということで、NHKから国民を守る党を応援していたのだが、ちょっと雲行きがおかしなことになっている。

 代表の立花孝志の行動・言動がちょっと変なことになっているのだ。政治的に変な方向なのであれば理解もできるのだが、そうじゃなく立ち居振る舞い的に変な方向にいっているのだ。



 選挙ウォッチャー・ちだいという人がいて、この人は全国の国政選挙・地方選挙をリポートしている人なのだが、この人が立花を批判し、その批判に対してNHKから国民を守る党の代表の立花孝志があり得ない反撃しているのだ。ちょっと見ていられない反撃の仕方で、あまりに酷くて、目が点になってしまった。

 立花孝志に批判が起こった経緯については以前書いた。
http://d.hatena.ne.jp/humitake+hiseikikeizai/20180403/1522720699
 インターネットの生配信者の横山緑が立候補ということで、追いかけている時に起きたことだ。ちなみに横山緑は立川市議会選挙で当選。


 簡単に説明すると、立花孝志が著述家の菅野完に対して、森友問題についていきなり電話をし、それを無断で勝手にアップしたことから始まった。さらにその会話の中で、憶測としかいえないストーリーで同和問題を持ち出したことで、菅野完周辺から批判が巻き起こったのだ。


 立花孝志の言動や行動があまりに軽率すぎて、批判が起こるのは当然と言えば当然だ。人との電話での会話を勝手にアップしちゃいけないわけで、きちんと許可を取るべきだったし、差別を助長しかねない同和の問題を確定的な情報ではなく推測で言及するのは議員として、してはいけないことだ。


 はっきり言ってしまえば、政治家として批判されても当然のことなのだが、その批判に対して立花孝志が反撃を始め、その反撃がどんどんエスカレートしている。
 そして、そのターゲットとなったのが菅野完の周辺にいて批判を展開していた選挙ウォッチャー・ちだいなのだ。

 選挙ウォッチャー・ちだいという人はツイキャスなどで配信をしていたりするのだが、NHKから国民を守る党に対する批判を聞いていて、かなり脇が甘い印象があった。相手はNHK相手にバンバン裁判をやっているくせ者で、言葉を選ばないと危ないぞ、なんて冷や冷やしながら聞いていたが、やっぱりというか、言葉尻をとらえられて、裁判に訴えられてしまった。ほとんど嫌がらせのスラップ訴訟だ。
 

 さらには立花は、直接ちだいと対峙し面罵するなんてことを行い、それをネットでアップなんてこともしている。

 今、政治に関心の強いリベラル層の界隈では大騒ぎな状況になっていて、その界隈ではNHKから国民を守る党に対する怒りが沸き起こっている。




 そもそも立花が勝手に菅野との電話をアップしたことが原因なのだから、勝手に電話をアップしたことを謝罪して、同和問題を憶測で言及したことを撤回すればそれですんだ話だ。
 そうやって幕を引くのが政治家の取るべき態度だ。
 そうはせずに、批判する者を攻撃する立花の対応は、政治家としてどうか、と考えざるをえない。


 余談だが、選挙ウォッチャー・ちだいという人に、横山緑が会いたいなんて話もあったわけで、その時会って話していれば、もう少し違った展開もあったような気がする。実は、二人の対談を望んだりしていてhttp://d.hatena.ne.jp/humitake+hiseikikeizai/20180405/1522870504
なんてものも書いていたりする。
 これを書いていたときは、マジで二人が話すのを見たかった。



 話はそれたが、立花の攻撃は、インターネットの炎上芸としては面白いかもしれない。実際、面白がって見ている人は結構いる。
 しかし、炎上芸をすればするほどNHKをぶっつぶすことは難しくなっていく。


 
 立花がやりたいことはNHKをぶっつぶすことではないのか? とすれば、もう少し自重した行動や言動がすべきではないのか?


 立花は次期参院選挙に出ると言っている。今の勢いを考えると当選する可能性は十分にある。
 政界のうねりなんてものはどう動くかなんてわからないわけで、うねり方次第ではNHKをぶっつぶせる立場になることだって決してあり得ないわけではないのだ。考え方に共感する人はたくさんいるのだ。

 とすれば、感情を抑えて、多少のことは我慢してできるだけ敵はつくらないように気をつけるべきだ。
 今のままだと、当選しても、一定数の支持者が間違いなくいるが、それ以外みんな敵というワンイシューの政党になることは間違いない。そんな政党に誰が手を貸そうと思うだろうか。
 
 そもそも立花が軽率な言動や行動を慎んでいれば起こらなかった騒動だ。

 


 
 

2018-06-04

インターネットは世の中のトレンドを勘違いさせる

 少し前まで、ニコ生、ツイキャスなどの個人配信にはまっている。誰でもインターネットで生配信できるサイトで、そこから面白い人達が出てきていて、その面白い人達の配信をずっと見ていた。
 テレビのような規制がないため、とんでもないことをやったり、とんでもない事態になったりしていく。そのとんでもないことの多くが半分台本で、半分本当で、虚実の狭間なストーリーだったりする。

 男女の間の物語でも、ラブホテルに行って、女性に逃げられた、なんてことをやっていても、それが台本で、実際には関係を持っていたなんてこともあるし、逆に、関係を持ったなんてことを言っていても、それが台本で、本当は何もなかったなんてこともある。

 テレビなんかよりも面白くて、配信サイトに張り付いたりしていた。いつ何が起こるかわからないから、とにかく目が離せない。
 海にクジラを見に行ったら、クジラが現れるまでの待機時間で時間がつぶれてしまうが、個人配信サイトも同じで、いつ何が起こる何がわからないため、待機時間もずっと画面の前に張り付いてしまう。結局クジラは現れなかったなんてこともよくあるが、それでも、目が離せなくなるのが個人の生配信だったりする。
 それで、時間のほとんどをネットの個人の生配信視聴に費やすなんてことになっていた。



 個人配信にはまる前は、政治。
 山本太郎にはまって、山本太郎関連の動画、サイトを見続けていた。街頭演説に、講演会、選挙応援。もっとさかのぼって、2012年・2013年の山本太郎の選挙戦なんかも見るようになって、山本太郎漬けになっていた。

 山本太郎は、まったく世の中の空気を読まない。そして、空気を読まないことで孤立し、反発を受けることを恐れない。

 びっくりしたのが、山本太郎の経済政策で、やっぱり世の中の流れ・流行まったく無視なのだ。
 松尾匡をいう、マルクス経済の流れをくむ傍流の経済学者の理論に共感し、一緒に勉強会までやって、学んでいく。
 その結果、山本太郎は消費税廃止なんてことまで言っている。ポピュリズムの人気取りで言っているのではなく、理論的背景を持って廃止と言っているのが山本太郎で、その経済政策を強く支持する人も出てきている。評論家の宮崎哲弥も、山本太郎の経済政策を賞賛していたりする。

 冷静に考えれば、当たり前で、これだけ格差が開いたら、消費税なんて悪税でしかなくなる。金持ちはどんどん貯金が増えて、貧乏人はお金が全然足りない状況なのだ。となれば、入ってきたお金のすべてを使わない金持ちは収入すべてに税金はかからないが、全部を使っても足りない貧乏人は収入すべてに税金がかかる。借金があったりしたら、借金で使ったお金にも消費税がかかる。
 そう考えれば、消費税が貧乏人からお金を巻き上げる制度だというのがよくわかる。
 それを山本太郎が主張していて、すげえ、と思ってしまった。

 そんなこんなで、山本太郎漬けなしばらく続いていた。



 
 インターネットというのは、興味のある何かを見つけたら、いくらでも関連のサイトを見つけられる世界で、興味のある何かの世界をいくらでも広げられる。個人生配信サイトであれば、いくらでも過去の配信動画が残っているし、山本太郎に関しても、いくらでも動画があがっている。
 だから、次から次へと見続けるようになり、場合によっては一日中見続けるなんてことになっていく。
 そうなったとき、感覚的にどうなるかといえば、世の中の感覚とどんどんずれていって、目の前のネットの世界がすべてであるかのように思い込んでしまう。 


 世の中の感覚というのはこんな感じでできてくるんだと思う。世の中の多くの人達がこう思っている。それに反発する意見がいくつかあって、一番大きな反発がこれで、その次がこれ、興味のない人も一定数いる。その話題について知らない人もそれなりにいる。
 で、それぞれの人達の意見や考え方がわき上がって、混じり合って醸成されていくのが世の中の感覚ってものなんだと思う。
 大多数の人達が熱狂的に思っているなら、世の中の趨勢ということになるだろうし、反対が多ければ世の中の反発、知らない人や興味のない人が多ければ、世の中の無関心なんてことになっていく。

 普通に生活していれば、誰もが世の中の感覚というものをさほど間違うことなくとらえることができると思う、インターネットにはまり込んだとたんに、世の中の感覚なんてわからなくなっていく。冷静な判断なんてできなくなっていく。


 山本太郎にはまり込んでいるときは、みんな山本太郎をよく理解していて、を支持しているに違いないと思い込んでいた。
 ネットではサイトを選んで見ているため、そうそう反発の意見なんて目に入らない。たまに目に入ると、どこにでもいる何にでも文句を言い出すおかしなやつ、なんてことを思ってしまう。
山本太郎支持なサイトを延々見続けていたら、世間はほとんど山本太郎なんじゃないか、と思い込むようになる。
 当然、そんなだから、自民党支持者なんているわけがないと思ってしまうし、選挙で自民党が圧勝するなんてあり得ないなんてことも思ってしまう。

 でも、世の中は全然違っていて、山本太郎なんて、多くの人達が能力のないタレント議員だと思っているし、何を言っているか・何をしているかなんて知らないし、興味もないし、もっといえば嫌いだったりするのだ。
 逆に世の中的には山本太郎なんかより自民党を支持しているというのが現実だったりする。


 個人の生配信にしても、はまっているときは、人気配信者は、世の中的にも結構な人気者に違いないなんてことを思ってしまうが、実際には、世間の人はほとんど誰も知らない。非常に狭い狭い範囲の世界でしかなかったりするのだ。たまに身近な人に話題を振ったりもするが、本当に誰も知らない。本当に誰も知らないのだ。
 しかし、本当に誰も知らない非常に狭い狭い世界をすべての世界であるかのように錯覚させる力をインターネットというものは持っている。

  いくらでもサイトがあって、自分の興味のあるものだけ追いかけることができ、興味を満たし続けることができるから、他の世界が見えなくなる。で、いつの間にやら、自分の興味ある世界が、世の中も興味を持っているんだ、なんて感覚に陥ってしまう。

 なんか、怖いことだと思う。
 
 

2018-04-06

ちだい対横山緑 2

 安倍晋三にはマジで怒っていて、ずっとやめてもらいたいと思っていて、今回の文書改ざん事件はその絶好のチャンスだと息をのんで情勢を眺める日々が続いていた。
 だというのに、ネット配信者の横山緑がNHKから国民を守る党から立川市議選に立候補するせいで怒りの方向がずれてしまっている。
 やばいことに、笑わずにはいられなくなってしまっている。

 森友学園問題で、NHKから国民を守る党の党首である立花孝志が著述家の菅野完に電話したことで始まった今回の騒動だが、ネット上で立花孝志に対する批判・非難がますます燃え上がっている。一番の問題は、立花孝志が根拠もなく同和のことを持ち出したことで、推測で同和のことを持ち出すなんてことをしたら、信用されなくなるのは当たり前のことだ。
 そこから、NHKから国民を守る党に対する批判が広がって、NHKから国民を守る党から立候補する候補者の批判ということになっていった。

 NHKから国民を守る党から立候補予定の横山緑は選挙ウォッチャーをしているちだい氏から、いきなりツイッターで名指しで批判されて、最初はネタ的にそのことを取り上げていたが、どうも、冗談じゃすまないかも、なんて状況を少し感じ始めているようなのだ。
 横山緑がやっている配信、暗黒放送で、

「ちだい先輩が、赤丸派と名乗って、もし当選した際には、こんなもんじゃすまされませんよ、なんて怖いことを言ってるんだけど、どうしたらいい?」
 とリスナーに訴えていた。

「ちだいさんと、一度しゃべってみたい。何をもって、NHKをなんとかを反対してるか。連絡とって、会えるんだったら会いに行く、暴力禁止でね。どういう考えを持って反対してるか、直接会わないとわかんないじゃん」

 ちだい氏に対する印象についてはついては、
「ツイッターみてると、ちだいさんって冗談通じそうな人っぽいから、リベラルな人でしょ? どっちかというと。それとも、タカ派? 保守派? どういう人なの? 」
 と得意げに話すが、コメントでリベラルがどういうものか聞かれて、

「リベラルがどういう意味かについては、俺はわからん。ただ、(評論家の)東浩紀が語っていたのをそのままぱくっただけだ。カタカナ言葉使えば、頭良さそうに見えるじゃん」
 と、とても、立候補する人とは思えないことを言う。
 東浩紀と言う名前が出てくるのは、ニコ生で共演していたりしていて、話しについて行けず、本番では黙り込んで何も言えず、放送後に、黙っていた理由をあれこれと言い訳するという、横山緑節を炸裂させていた。

 横山緑に政治なんてわかるわけがなく、思想信条なんてないわけで、森友問題なんて知っているはずがない。
 みんな真剣に政治について考えている場に、一人何もわからず、迷い込んで、訳のわからないとんちかんなことを言っている。 
 本当に真剣に考えないといけないというのに、面白がらずにはいられない。やばい。

 ちなみに、ちだい氏は横山緑に会いたくないと、自分の配信で言っていた。

2018-04-05

ちだい対横山緑

 前回、NHKから国民を守る党のユーチューバーの立花孝志が森友問題で、著述家の菅野完に電話をし、それで大騒動になっていることについて書いた。
http://d.hatena.ne.jp/humitake+hiseikikeizai/20180403/1522720699

 その大きな原因は、森友事件なんて重大な社会問題で、立花が根拠なく同和問題を持ち出したことだ。後で、立花はそれが間違いであったことは認めているが、周りが大騒動になってしまって収集がつかなくなってしまっている。

 
 ヒートアップしているのは、菅野よりもむしろ菅野の周りにいる人だったりして、NHKから国民を守る党なんて許さない、なんてことになっている。


 その筆頭にいるのが、選挙ウォッチャーちだいという人で、NHKから国民を守る党に対して徹底的に攻撃していたりする。
 この人は、山本太郎の選挙応援に参加していた人で、ずっと市民運動的なところの人と関わっている。


 で、最近では、選挙ウォッチャーとして、日本全国の選挙をして取材している。国政だけではなく、地方の自治体選挙も足を使って観察し、それをまとめてレポートにして売っている。

 このちだい氏の基準では、最悪最低な政治家には名前の前に「うんこ」をつける。そして、うんこの称号を与えた政治家は、どうしようもない政治家として扱われる。
 例えば誰がいるかと言えば、維新の足立康史でちだいは、足立康史のことを「うんこ足立先生」と呼んでいる。
 「うんこ」の称号はなかなか与えられるものではなく。「うんこ」の称号が与えられることはすごいことだと言っている。

 その「うんこ」の称号をちだい氏は立花孝志に与えているのだ。本当にろくでもない政治家にしかつけないその称号を与えたのだから、ちだい氏がどれほど立花孝志に対して怒っているかわかる。

 そのちだい氏が、ツイッターで、NHKから国民を守る党から立候補予定の横山緑について批判した。
 前回も書いたが、横山緑という人は、個人のネット配信では第一人者で、誰もが認める配信者だ。その横山緑の立候補について、ちだい氏はこうつぶやいている。

6月の立川市議選にNHKから国民を守る党から立候補する予定の人は、死刑判決から3ヶ月以内の執行を公約にして、市議会議員になるそうです。この横山緑という人物、調べるとかなりヤバいです。今になって気づいたけど、この政党、マジで終わっていますね。最悪です



 ツイッターで自信の立候補を批判されていることを知った横山緑は配信で、さっそくそのことをネタにする。
「知らない一匹の名の知れぬ雑魚から、ツイッターで文句言われてるんですけど」
「何がウォッチャーちだいだよ! 聞いたことねえよ、こんなやつ。この小者!」
 と、ちだい氏のことを盛大にディスる

 ただ、最初強がって見せた後にきょどるいつものスタイルで、さらに自分の馬鹿さをさらけ出す。
「(コメントに左翼と言う言葉が流れてきて)左翼ってあるけど、怖い人じゃないよな? 雑魚って言っちゃったけど、左翼って人なの? どういう系の人なの? ちだいさん、っていう人。顔見たことないんだけど。肩に入れ墨とか入ってないよね?」

  当然のことながら、裏に森友問題があるなんてことはみじんも思っていないわけで、いい話題があったくらいにちだい氏のことを取り上げている。
 
 これ、笑っていいのかどうかわからなくて、それでもやっぱり笑ってしまった。
 ちだい氏のようにNHKから国民を守る党に対して怒っている人達が、よってたかって横山緑に罵詈雑言を浴びせる映像なんかが配信されたら、さらにもっと大笑いするんじゃないかと不謹慎なことを考えてしまった。

 前回の記事では、横山緑の立候補を遠慮して半分企画なんてことを書いたが、実際には間違いなく全部企画だ。
 それで、大騒動に巻き込まれちゃったのだ。

 森友なんて事件のことで、ことは重大事なことはわかっているし、NHKから国民を守る党の立花孝志の同和発言が簡単に許されないことはわかっているが、横山緑のことはスルーして貰えないか、なんてことを思ってしまう。
 ちだい氏は政党よりも候補者と常々言っているわけで、NHKから国民を守る党に問題があるにしても、横山緑には関係ないことなのだ。なんと言っても、横山緑の立候補は冗談なのだ。本気で怒っちゃいけない。たぶん、横山緑は総理大臣の名前も知らない。

 どうせやるなら、ちだい氏と横山緑が一緒に配信して、ちだい氏が横山緑にNHKから国民を守る党のでたらめさを責め、横山緑が何も答えられずあたふたする企画でもやって貰えないか。ついでにそこに大袈裟太郎氏の姿があれば、なお面白いような気がする。

 ちなみに、ちだい氏も横山緑と同じ配信者で、ツイキャスで配信し、結構人気を集めている。二人でなんかやったら、それこそ相乗効果で面白いことができるような気がするのだが。


 ただ、企画で立候補している横山緑が間違って当選したら困ってしまうわけで、やっぱり落選して、リスナーからよってたかって馬鹿にされるからこそ横山緑だ。

2018-04-03

森友問題の周辺が騒がしいことになっている

 最近、ニコ生・ツイキャスなどの個人のネット配信放送は、政治がらみのもの以外は見なくなってしまったのだが、以前は暇さえあれば、人気配信者の放送は見ていたりした。

 ネット配信草創期から活動し、今の放送文化を創った人が何人かいて、大御所扱いになっている。
 その中の一人に横山緑という人がいる。この人が声をかければ、多くの配信者が集まってくる、というくらいの大御所ぶりで、歌とか政治とかの特定目的で配信している人たちをのぞけば、配信者でその名前を知らない人はいないというくらいのビッグネームな人だ。

 覆面をかぶって、真剣にくだらないことを放送する。ドジで間抜けで、前準備に結構な時間をかけて、企画に向けて何日もその企画に対する思いを語った末に、実際に企画が始まると、さっさとギブアップなんてことがあったりする。
 正月に決めた数の神社を寝ずに歩いて参拝するという企画があって、楽しみにして待ち続け、放送が始まってさあ頑張れと思って視聴していたら、しんどくなってとっととリタイアした末に延々言い訳したりして、開いた口がふさがらず呆れかえった。
 しかし、このがっかり感を味わうことこそ、横山緑の放送の楽しみ方だ。
 がっかりする一方で、ふがいない横山緑を思い切りののしったりもできてしまうから、まさにサドマゾ両方の感情を揺さぶりまくるのだ。


 ドジで間抜けでとんちんかんな人柄はとても魅力的で、多くのファンがついている。最近は視聴はご無沙汰しているが、やっぱり結構好きで、Youtubeなどにあがった動画は時々チェックしていたりする。

 
 前置きが長くなったが、森友に横山緑がなぜ関係があるかといえば、横山緑が立川市議選にNHKから国民を守る党から立候補するなんて話があるからだ。
 立候補のために、横山緑が立川に引っ越して、立川で大盛りラーメンのチャレンジをして、やっぱり挫折して言い訳ををぐだぐだ言っている動画を見て相変わらずだなんてことを思った。

 正直な感想を言えば、半分まじめ、半分企画な立候補だと思う。政治に興味を持つ人が少ない今の時代、特に地方議会なんてほとんどの人が興味がない状態で、こういう立候補劇があって、少しでも話題になることはいいことじゃないかと思うのだ。



 横山緑の件は、それはそれなのだが、問題は、横山が公認を受けているNHKから国民を守る党のほうなのだ。党首の行動が、森友問題を解明しようと頑張っている人たちを烈火のごとく起こらせてしまっているのだ。
 このくそ大事な時期に、本当にとんでもないタイミングだ。

 きっかけはというと、トンデモ衆議院議員で有名になった上西小百合のマネージャーが、立花孝志に、著述家の菅野完に連絡するように勧めて、立花が菅野に電話したことだ。



 NHKから国民を守る党というのは、元NHK職員の立花孝志が、NHKの横暴に対抗するために立ち上げた政党で、文字通りNHKと戦うことを主な政策にしている政党だ。立花はユーチューバーで、受信料拒否を支援している動画なんかをYoutubeにアップしている。
 うさんくさい泡沫政党のように思えるかもしれないが、侮れないのは、すでに何人か地方議員を当選させていることだ。立花孝志も今は葛飾区議会議員だ。

 NHKを徹底的に攻撃している立花が、なぜか森友問題も追いかけていて、森友問題の関係者に接触して、いろいろ調べてYoutubeで語ったりしている。


 その立花に上原小百合のマネージャーが、どうせ森友問題を追いかけるならと、同じく森友問題を追いかけている菅野に電話することをアドバイスをして、実際に電話したことで大騒動になってしまったのだ。



 菅野完という人は、『日本会議の研究』という本を書いた人で、なんかよくわからない状況の中、籠池夫妻に代わって取材を受け、テレビに映し出されていた人だ。

 悪評の多い人で、ネットを見るとあちこちでこの人に対する罵詈雑言が踊っている。以前は反原発や反レイシズムの運動に関わっていて、お金の使い込みや女性に対するわいせつ行為が問題にされてもいる。


 さらには、性格にも偏ったところがあって、この人自身は非常に頭のいい人なのだが、知性至上主義なところがあって、頭が悪いとみなしたら、「頭が悪い」「程度が低い」とか言って、ぐうの音も出ないほどにけちょんけちょんに攻撃する。
 敵と見なした人にも同様で、汚い言葉を使って、徹底的に責め立てる。
 身内の仲間からも性格が悪いとか、嫌われ者だとか、金と女に汚いだとか当たり前のように言われている。

 ただし、この菅野という人の何がすごい人であることは間違いなく、性格が悪いとか、嫌われ者とか言われながらも一緒に活動しようとする人がたくさんいるのは、その情報収集能力、分析能力が極めて高いからだ。さらには政治・経済・歴史に対する見識は深く、アジ演説で普通なら出てこないような語彙がどんどん飛び出してくる。
 


 今、『日本会議の研究』を読んでいるが、こんなもの、そうそう書けるものではないなんてことを思う。
 日本会議に初めて手をつけたのが菅野で、まだ誰も踏み込んでいない分野で、一から資料を集めて、人から話を聞いて、これだけまとまったものを書ける人なんて今の時代ほとんどいない。
 先人達が開拓し尽くして高度な研究を残している分野なら、資料集めも簡単だし、すでに見本があるのだから核心部分がどこにあるか理解することもさほど難しいことではない。しかし、誰もやっていないことを一から開拓するとなると、とんでもないエネルギーが必要になる。とにかく資料になりそうなものは片っ端から当たって、その資料の中から使えるものを探すところから始めなければならないのだ。
 
 確かに、今の時代でも、いわゆる評論家とかジャーナリストという人たちはたくさんいる。しかし、菅野がやっているような面倒な作業をしている人なんてほとんどいない。多くが目の前に現れた事象や事件に対して今までの経験や知識を使って批判や論評をして、それで俺すげえ、な顔をして得意になっていたりする。非常に効率的で、無駄はなく、ビジネスとしてはいいのかもしれないが、それが本当に評論家とかジャーナリストとかいえるのか、ということだ。
 

 その菅野が森友問題にずっと関わっていて、間違いなく今、日本で一番森友問題に詳しい人物になっている。人物的に評判が悪いため、なるべくテレビ局もこの人とは関わりたがらないようなのだが、テレビで使われる資料は菅野の提供のものがいくつもある。よく見ていればわかるが、何かの資料が映し出されたとき、結構な確率で「提供 菅野完」と書かれていたりする。

 明らかに『日本会議の研究』のとんでもなく労力を要する手法が森友問題に活用されていて、森友に関係することは徹底的に資料を集め、徹底的に調べ上げている。その結果、菅野しか持っていない資料資料やがたくさんある。そのため、テレビ局も菅野に頼りたくなくても頼るしかないということになってしまっている。


 

 さて、上原小百合のマネージャーから始まった今回の騒動だが、何がいったい問題になっているかということだが、本来なら菅野ほど緻密ではないにしろ、立花も森友問題を追いかけているのだから、連携できれば、相乗効果を生みそうなものなのだ。
 だが、現実は最悪なことになってしまった。

 立花は菅野に電話する様子をYoutubeにアップしたのだが、それを見ると、だめだ、こりゃ、となってしまった。
 初めての相手にいきなり電話をして、それをアップしてしまうとか、菅野が立花の取材のあり方に疑問符をつけるとか、こまかいことはいろいろあるが、何より、立花が森友問題を同和の問題とつなげてしまっていることで、ため息が出てしまった。


 一応、同和について簡単に説明すると、ずっと昔から、農村で暮らす村人達と、外れて暮らしている人たちがいて、その人達が江戸時代の身分制の固定とともに、アウトオブカーストの扱いを受けるようになった。その人達がいわゆる同和の人達だ。多くが不浄と見なされる仕事、逆の見方をすれば神聖なことを行う仕事に従事していた人達だ。たとえば、屠殺であったり、動物の皮を扱う仕事であったり。
 その人達に対する差別意識が、今はかなり薄まっているとはいえ、まだ根強く残っていて、結婚などの段階でそのことが露見するなんてことがあったりするのだ。
 文化的にも言語的にも違いのある外国人差別と違って、同じ日本人であるにもかかわらず、長く差別の対象になっていたのだ。根は相当深いというしかない。
 

 菅野自身が同和出身で、解放同盟に属して活動していたこともある。当然、同和問題についてはかなり敏感に反応するのが当たり前で、先入観なく電話の会話を聞いていたのだが、立花の話からは、森友事件に同和がどう関わっているか、よくわからないのだ。よくわからないけれど、それでも同和問題が絡んでいると立花は言う。

 昭和の時代、エセ同和なんて人達がはびこって、行政の押しかけて、利益を得たもの達がかなりいた。歴史的に差別をしていたという後ろめたさを多くの人達が持っていて、そのことにつけ込んで、何でも差別だと言って大暴れして、恫喝・脅迫する。行政側は後ろめたさと恐怖から要求を飲むなんてことが起こっていた。
 ちなみに実際にそんなことをしていたのは、多くは同和とは関係のないちんぴらやくざの類で、解放同盟もエセ同和の問題には頭を悩ませていたなんて話もある。


 立花によれば、森友問題についても、エセ同和と同じ構図があるんではないか、という話だ。
 かつては差別を使って利権を得ていたものが、今回は差別を安倍昭恵に置き換えて同じ構図で利権を得たということらしいのだが、???となるしかない。
  森友建設に関わった業者の一つに同和系の企業があったということもあるらしいが、そのことをもってエセ同和と結びつけるのは無理がある。その企業がエセ同和の利権取得の方法として、差別を安倍昭恵に置き換えて行使した???
 むりくりで強引過ぎる。
 これなら、同和の話を外して、単に安倍昭恵の名前を使って恫喝したといった方がすっきりする。
 というか、これなら同和の構図なんてとってつけたとしか思えない。


 今の時代、表面だった差別は確かになくなってはいるが、間違いなく社会の奥底には差別意識は残っていて、何かのきっかけでそれが起き出す可能性が大いにある。もしかしたら、そのきっかけが立花の発言になるかもしれないのだ。
 

 さらには立花はその話に根拠はないといい、同和の件は推測だと普通に答える。同和問題についてそれはさすがにまずいし、多くの人達が怒り出すのは当然のことというしかない。
 同和のような微妙な問題は、確実な根拠や証拠、裏付けをもって発言しなければ、それが多くの人を傷つけ、場合によっては差別を呼び起こす可能性がある。

 ネットを見ていると、森友と同和を結びつける話が結構あがっていて、あるジャーナリストなんかははっきりとは言わないが暗に裏に同和が絡んでいることをほのめかしたりもしている。
 多分だが、どう考えても同和とは関係ないにもかかわらず、取材で話をする人の多くが同和の話題を持ち出しているんじゃないかと思う。同和に関する強い偏見が多くの人にあって、それ故に、同和だからこういう問題が起こったという、無理に同和と結びつけた話になってしまっている可能性が高い。


 ただ、立花の話を聞いていると、どうも悪気があって同和の問題を持ち出しているようではない。同和問題の重さを認識していないがゆえに無邪気に軽く取り上げている節がある。自分が差別するつもり、差別しているつもりはないのだろうが、少なくとも市会議員とはいえ、公人である以上、知らなかったではすまないように思う。
 どう考えても、森友事件において、同和問題は本筋とは関係のない、どうでもいい事柄でしかない。差別を安倍昭恵に置き換えた同じ構図なんてあまりに飛躍しすぎた話だ。


 この立花と菅野の電話によって、今とんでもないことになっている。

 立花は籠池夫妻についている弁護士は変えようなんて話をしている。菅野完と関わりのある人物らしいのだが、これを立花は立花系の弁護士に変えてしまうことを検討しているらしい。
 

 今回、立候補予定の横山緑は、今回のような騒動を知ったら、きょとんとして、どうしていいかわからなくなるに違いない。訳がわからず、何も言えずに、黙り込む姿が目に浮かぶ。どう考えても、半分企画の立候補が、こんな騒動のさなかになるとは思わなかっただろう。
 

2018-03-25

安倍はヤメロ

 それにしても、安倍晋三というのはとんでもない。とにかく身内優先。友達を守るためには国を犠牲にする。

 第一次安倍政権で、いやと言うほど感じたことだ。キヤノン偽装請負を起こしたキャノンの御手洗会長を徹底的にかばって、それから企業が堂々と労働者を食い物にするようになった。そのことについては、
http://d.hatena.ne.jp/humitake+hiseikikeizai/20111118/1321621083
に書いた。
 それ以降、企業は道徳も何もなくなって、そのことがリーマンショックの悲惨につながっていった。
 
 
 その安倍が首相をやったら、また同じようなことになるだろうと思っていたが、やっぱりというか、もりかけなんて、誰が見ても、国民を犠牲にした、ともだちのための政治になってしまい、しまいには文書改ざんなんてことまで起こってしまった。


 安倍が恐ろしいのは、いっぱいおともだちをつくって、味方に引き入れていく。それも極端に味方につける。もともと、育ちのいい坊ちゃんは、直接会った人たちから好感を持たれ、安倍支持になっていく。
 財界、大手マスコミの経営者、評論家に、さらには芸能人まで。

 自民党の中で支持をされているのも、そういうことなんだろう。育ちのいい坊ちゃんは細かいことまでごちゃごちゃ言わず、議員達はストレスのない自由な議員生活を送れることができる。だからこそ、安倍が全力を挙げている案件については賛成ということになる。自民党の議員の様子を見ていると、安倍が怖いからとか、逆らえないからという感じは受けない。むしろ、安倍のことを素直に支持しているように見える。


 政党のガバナンスとしては満点かもしれないが、それが対国民と言うことになると、将来に間違いなく禍根を残すものになる。
 偽装請負で問題を起こしたキヤノン御手洗をかばったことで、労働環境は崩壊し、道徳も倫理も吹き飛んで、今の経営者の傲慢で無責任な経営者達を生み出したように、もりかけ問題もこれからとんでもない影響を日本に与えていくことになることは間違いない。
 しかし、働きやすい環境にいる自民党議員達はそんなことには目を向けない。働きやすくて、やりがいもあって、充実した政治活動ができているのだから、日本だっていい方向に向かっているに違いないという錯覚を持つに違いない。それは間違いなく錯覚なのだが、それに気づかない。

 別に自民党政権だってかまわないとは思うが、今の安倍政権だけは、本当にとんでもない。すぐに退陣してほしい。


 
 
 


 

2018-03-10

 去年の中頃ぐらいまで政治に全く関心がなくて、ずっとアニメを見続けていて、虚構の世界にはまり込んで喜んでいた。現実なんて本当にやってられないから、現実を見ないようにしていればストレスがたまらなくていい。

でもちょっと山本太郎が面白いということで少し政治に関心を持つようになったら、こりゃとんでもないことになっていて愕然としてしまった。第一次安倍内閣の時から安倍晋三はとんでもないことはわかっていたが、まさかここまでとんでもないことをやっている内閣だとは思いもしていなかった。

今政権を揺るがしている文書改ざん疑惑だが、よりによって森友学園案件って、あきれるしかない。ほとんど私的な話で何の大義もない問題で、国が崩壊しかねない公文書改ざん疑惑が出てきてしまっているのだ。これが外交上の重大な問題に絡んでいて、とか、憲法をに絡んでとかいうならわからないでもないが、森友学園って。


こんなどうでもいい問題で官僚が追い込まれていくなんてばかげているとしか言いようがない。もっと大事な問題がいくつもあるはずなのに、よりによって、森友学園で官僚が追い込まれて自殺者まで出るって、おかしすぎる。

官邸の強権的な運営が官庁を支配していて、官僚達はそうそうあらがえない状態になっているとしか思えない。その結果忖度とかいうものが幅をきかし、官邸のご機嫌を取るためだったらなんでもやる。
そんな事案があまりにも多い。
完全な暴走だ。
権力維持が、国のあり方や国民の生活より、さらには法律も、重要視されている。


安倍を養護している人たちが、北朝鮮が、とかいって大騒ぎしているが、意味がわからない。
北朝鮮も中国もついでにいうとアメリカも別に怖くも何ともない。
そんなものよりもっと恐ろしいのは、権力が勝手に暴れ出すことだ。

権力が国や国民をちゃんと見ていれば、北朝鮮や中国やアメリカと何があってもどうにでも対処できる。
しかし、暴走の先に北朝鮮や中国やアメリカとの衝突があったりしたらもうどうにもならないということなのだ。
先の大戦というのはまさにそんな戦争だったんじゃないのか?

だから、何より権力が権力自体のためのものになっていくことを許してはいけない。

しかし、権力を維持するために行われているおかしなことの原因が国際情勢や社会情勢ではなく、森友学園なんて、日本の権力って子供の遊びかと思いたくなってしまう。

本当に政治なんかに関心を持つようになると空恐ろしいくらいにストレスフルになってしまう。

2018-02-11

名護市長選について

 2月4日のに行われた沖縄の名護市長選で、反基地を訴える現職の稲嶺進を破って、自民・公明の推すとぐち武豊が当選した。

 宜野湾市内の保育園の屋根に、米軍のヘリコプターのパーツが落下したりして、沖縄では反基地感情がたかまっているだろうと思っていたが、実際にはそこまでではないということが、この選挙で見えてきた。

 

 名護といえば、普天間飛行場の移設先である辺野古を抱える市で、盥召鯤造鵑如反基地運動の拠点になっているような地域だ。
 その名護市で飛行場建設を強行している自公の推す候補者が当選するなんてことは予想していなかったわけで、あまりにも意外で、かなり驚いてしまった。

 

 選挙戦術的には細かい話はいろいろある。

 前回の市長選では自主投票だった公明党が今回は全力を挙げてとぐち武豊を応援した、なんて話もある。その結果学会票が確実にとぐちに回ったといわれている。
 小泉進次が2回も名護入りして、人気をさらっていった、なんて話もある。デマ話と利権誘導示唆のひどい演説だったが、とにかく人を集めた空中戦を成功させている。
 さらにとぐち陣営は徹底して基地問題に触れることを避け、稲嶺陣営から求められていた討論会も拒否することで、この選挙から基地のことをなるだけ見えないようにした。

 そんな話はあるけれども、本当に戦術だけでとぐち陣営が勝てたとはどうも思えないのだ。


 基地問題を考えている人たちは日本中にたくさんいて、そのたくさんの人たちがこの名護市長選を熱く見守っていた。実際に名護に入って応援した人も多いようだった。
 この人達は基地という極めて政治的なイシューを深く考えていて、基地反対の思いは強い。それゆえ、非常に情熱的だったりする。
 しかし、この人達と、名護で普通に暮らしている市民の熱の間には大きすぎる温度差があるんじゃないのか。

 選挙を追いかけていた人がネット配信で、市民の人から話を聞いたが、そこに反基地に対する熱さは全然感じられなかった。
 辺野古移設反対の理由に挙げられている、ジュゴンの生息に対して、反基地とか基地推進とか関係なく「ジュゴンなんていないし」と冷めた感じで冷静に話している人もいるくらいなのだ。名護を訪れている多くの人が反基地であることを慮って「そんなこと言っちゃいけなかったかな」なんて言葉も添えていた。


 名護の人たちが辺野古飛行場を受け入れているかと言えば決してそんなことはなく、基地が仕事に関係ない人はみんな基地は反対だと答えていて、やっぱり米軍基地がくることには反対なのだ。
 
 人には生活があって、毎日の日常がそこにある。その日常の中に基地問題がどれほど占めているかということなんじゃないか。稲嶺市長の下で、いくら名護市がうまく運営していたとしたって、やっぱり全国比較で見れば経済的には苦しいわけで、今より暮らしが楽になるかもしれないと言うことになれば、とぐちに投票することは別におかしな話じゃない。
 

 名護に普通に暮らしている人の多くが本土にいる運動家のように何が何でも反基地というよりも、まずその前に生活があるということのような気がする。
 ある人が言っていたが「普通の市民は本土から来る反基地の運動家に対していい思いは持っていない」なんてことを言っていた。

 沖縄の人たちは間違いなく基地には反対なのだけれども、本土で反対している人たちのように直情的に反対ではなく、生活やら人間関係やら複雑な事情が絡んでいて、そんな単純に基地反対をとはいえないわけで、単純に基地反対でやってくる運動家には、多くの沖縄の人たちは何ともいえない違和感を覚えるのだろう。


 ニュース女子というテレビ番組で、沖縄で基地反対をしている人たちは本土からきた人がほとんどで、現地の人たちはむしろ基地には賛成で、その運動を迷惑がっている、なんて話を紹介していた。
 番組では沖縄の人たちが基地に賛成しているような印象を与えていて、明らかに偏向していることは間違いないのだが、嘘っぱちといって糾弾するほど荒唐無稽なことではないように思う。


 基地問題に直接関わっている人とそうでない人がいて、やっぱり直接基地問題に関わっていない人の方が多いわけで、間接的にはいろいろあっても、基地に反対であっても、最重要な課題は必ずしも基地ではなく、生活やらインフラだったりするわけで、そういう人たちにとっては、何が何でも基地反対といってやってくる本土の人間はうっとうしいと思っても当たり前のことだ。
 現実の生活には基地より大事なことがある。
 そう思っている人たちが、稲嶺進ではなく、とぐち武豊に投票し、今回の選挙結果になったのではないか。

 

2018-02-04

キノコは選んで食べないとやばいみたいだ 放射能

 ちょっと前まで、キノコ類が安かったので、結構買って食べていた。椎茸マイタケエノキダケ。人間、食物繊維が必要で、カロリーもほとんどないので健康にいいということで、安いならと必要以上に買っていたのだが、実はちゃんと調べて買わないとやばいみたいなのだ。

 福島原発事故から時間がたって、放射能のことなど気にもかけていなかったが、というか、事故後すぐだってほとんど気にかけていなかったが、今更ながらやっぱり放射能汚染ってやばかった、というかやばいんじゃないかという結論になった。


 放射能のことなんてよくわからない。汚染と言われてもよくわからない。だから、放射能のことなど気にせずに安いものを食べていた。

 世間では、もしくは身近にいる人たちは中国食品がやばい、なんてことをいっているが、日本の食品の方がもっとやばいんだと世界はおもっていたりするのだ。


 びっくりしたのだが、アメリカが日本の食料を放射能汚染の危険性を理由に輸入制限している。
リストがここにある。平成29年11月20日のものだ。
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/pdf/usa_gaiyo_171121.pdf


 日本の14県の食料を輸入禁止にしていて、福島だけではなく、埼玉・千葉・茨城のものまで禁止になっている。北陸の新潟の食品も規制されている。
 去年の段階、ほんの数ヶ月前のリストだ。
 世界は日本の放射能汚染がはちっとも収まっていないと思っているのだ。

 で、このリストを見ると、ほとんどの県でタケノコキノコがあがっている。とすると、やっぱりキノコは気をつけて買わないとやばいと理解するしかない。

 今更ながらだが、とりあえず、キノコ類は気をつけて買おうという気になってしまった。というか、そもそも安いから買っていただけだから、キノコはなるべく買わないことにする。

 非正規な人生で健康なんてどうでもいいか、なんてことも思うのだが、病気になったら金がかかってそれこそやばくなる。

2018-01-21

政治に寄付なんかしたら、個人情報が流出する 怖っ!!

 最近、政治に関心が強くて、時間があれば、政治関連の動画を見るようになっている。今では、複雑な現在の政局をほぼ理解している。

 数年前なら考えられなかったことで、民進党と言われても、いつそんな政党ができたのかも知らなかったし、維新の党ってなんだ、なんて思っていた。生活の党なんて、聞いたこともなかった。

 でも今は、希望の党も知っているし、立憲民主も知っている。民進党が参議院にまだ存続していることも知っているし、社民共産自由も知っている。無所属の会だって知っている。その上、各野党の党首さえ知っている。

 知れば知るほど安倍政権はやばい、ということになって、野党をちゃんと監視しておかないと、さらにやばさを増してくる。
 ということで、なけなしのお金、本当になけなしのお金から、千円でも献金しようか、なんてことさえ思うようになったのだが、そりゃ無理だという結論になってしまった。



 金がないから、千円、最大頑張っても数千円しかできないが、少しでも野党を応援したいと思って、ちょっと献金について調べてみたら、献金者の住所・氏名がネットで公開されているのを見つけてしまって、びっくりしてしまった。怖っ!!

 総務省のページに、収支報告書がPDFで公開されていて、そこに寄付者の住所氏名が記載されているのだ。

 こんなことをされたら、そう簡単に献金なんてできはしない。もしかしたら、寄付した政治家と敵対する者達が攻撃してくることだってないとはいえないのだ。

 別に公表することは間違っているとは思わないが、ネットで公開するなんて明らかにおかしい。知りたい人が、直接出向いて、身分を名乗った場合にのみ閲覧を許可するくらいにしないと、寄付者の安全なんて守れないだろう。

 個人情報を理由に自分の役所の情報は出さないくせに、国民の個人情報は平気で公開する。本当におかしな話だ。
 役所というところは、役所を守るために存在していて、国民を守る気はないのか? 

 あまりにあり得ないので、ちょっと献金なんてできないという結論になってしまった。
 日本人には寄付文化は根付かないといわれているが、実際には、個人の寄付をしようと思っている人は間違いなく増えている。でも、仕組みとして寄付をさせないようになっている側面を見つけてしまった。