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非正規労働者が能書きをたれてやる このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2014-06-02

バイト主力の企業が増えるということの意味 その三

 そもそも、社会中にこれほどまでにチェーン店が増えているということは異常なことだ。裏を返せば、最初からアルバイト主力で営業することを前提にした企業が日本中にあふれているということなのだから。そして、まともな雇用をされていない店舗が日本中にあふれているということなのだから。

 だが、低賃金で非常に便利なアルバイトを主力にする企業が増え続けて行った結果、かつてなら正社員などのそれなりの待遇で仕事をしていたような仕事がどんどんアルバイトに置き換えられるようになっていった。で、どこもかしこもアルバイトばかりになってしまった。

 ここまでチェーン店ばかりになっている状況は、よく考えればおかしな条件で働かされている人が増えているということだ。
 だが、そんなことに別に違和感を感じなかったりする。近くに、安くて美味しい店ができて便利だ、くらいに思ったりする。

 なぜそんなふうに考えるかといえば、昔からアルバイトという雇用が存在していたからだ。昨日も書いたが、主婦や学生などは、アルバイトという形態がなければ、困ってしまう。だから、アルバイトという雇用は別に本業を持っている者にとってはありがたいものなのだ。

 今でもその意識は残っていて、世の中にアルバイトばかりのお店が増えても、別におかしいと感じない。アルバイトなお店が増えたからといって、働いているのはどうせ主婦や学生の延長線上の人たちだろうと考える。もしくは、だらしない生活を送ってきたフリーターなんだろうくらいに考える。だから、アルバイトなお店が増えたからといって、別に違和感をおぼえない。

 だが、実際にはそんな甘いものではなく、世の中全体に大きな影響を及ぼすくらいのことになっている。多くの仕事がアルバイトに置き換えられた結果、世の中に仕事がなかなかみつからなくて、仕方なくアルバイトで生活している者たちがいたるところに存在し、将来に希望が持てず、ぎりぎりな生活をただ生きているだけだったりするのだ。
 そして、ぎりぎりな者が増え続けた結果、まともにものが買えない人間の割合が増え続けて、世の中の消費がどんどん落ち込んでいくなんてことになっている。

 チェーン店が増えれば、近くで安くものが買えるとか、安くて便利に食事ができる、なんてことを超えた事態が起こってしまうのだ。というか、起こってしまっているのだ。
 

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