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非正規労働者が能書きをたれてやる このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2017-09-10

山尾志桜里のスキャンダルについて考えた

民進党の山尾志桜里が不倫していたようだ。本人は否定しているが、文春の写真を見れば、言い訳なんて通用しない。実際に体の関係はなかったとしても、不倫していたと思うしかない。

ぶっちゃけ、政治家の私生活がどうであっても、関係ないと思うのだが、ただし、それが議員の主張と相反するところがなければ、の話だ。
軍事防衛を専門にしている議員が不倫してたって別にいいじゃん、と思うが、子育て問題を取り上げて有名になった政治家が、子供をおいて不倫していたとなったら、その主張と議員の人間性が相反するものになってしまう。その意味で、山尾志桜里の今回の行動は議員として疑問を持たざるをえないというしかない。



ここ最近、youtubeで野党議員の動画を追いかけている。自民党があまりにやばいのでなんとかならないかと、野党の議員を観察しているのだが、共産党、自由党なんかは、期待を持てる野党の動きをしているが、最大野党の民進党はいまだに迷走しているようにしか見えない。
なんなんだ、この人たちは。なんてことを思ってしまう。
民進党の中に政治家と言える人が果たして何人いるのか?

政治家は有権者に選ばれて初めて政治家になれる。選ばれなければいくら頭が良くっても、いくら能力があっても政治家にはなれない。
その意味で、民進党の中にどれだけ政治家がいるかということだ。
民進党の政治家の多くが、次の選挙で勝てるかどうかわからない。いつもギリギリで、変な風が吹いたら落ちてしまいそうな議員があまりに多い。
小選挙区で負けて、比例復活している議員の多いことよ。小選挙区では勝てず、比例があることでなんかと議員バッジをつけている。
民進党の幹部の多くがその比例復活な議員だったりする。
そんなもの、ダメに決まっているわけで、選挙区の有権者に信頼を受けていない議員が、どうやって国民の声を国政に反映できるというのか。
生の国民の声を聞くということは、どういうことなのか。少なくとも、政治家が生の声を聞く機会が多いのは、間違いなく選挙区の有権者と接している時のはずで、小選挙区で勝てないということは、選挙区の有権者とのコミュニケーションが足りていないということだ。

民進党に選挙の弱い政治家が多いのは、勘違いしている政治家が多いからじゃないか。東京にいて、役人やら何やらと頭の良さそうなことを考えたり、有力者と会食したり、現実離れした政策論争をやってみたりして、なんかすごいことをやっているような気になって浮かれ上がる。

しかし、そんなことをやったって、いい政治なんかできるはずはなく、実際には政治ごっこレベルでしかなかったりする。
少なくとも選挙区の有権者の考え方や感情をよく理解していなければ、現実の政治に対処できるわけがない。民進党がいつも浮世離れしているのはそのためだ。

山尾志桜里の不倫騒動もまさにそのことが表面化した話じゃないかと思う。
山尾志桜里の選挙応援の演説なんかをよく見ていて、もしかして、この人有能なのかも、何てことも思ったりしたが、ずっと見ていると、ちょっと違うかも、何てことも思ったりした。

理由は簡単で、演説に生身の人間感、生活感、社会感が感じられないのだ。「日本死ね」の話にしても匿名ブログで、それ以上の話が出てこない。匿名ブログの国会質問の後でお母さんが立ち上がった、なんて話なのだ。
お母さんのおかれている惨状を直接見聞きし、お母さんたちに寄り添った活動をした上でブログを紹介したのではないのだ。たまたま見つけた匿名ブログを紹介したら、それがホームランになったというだけの話だ。

もし、山尾がお母さんと常にコンタクトを取って現状を肌身で理解した上で、質問の材料としてブログを持ち出していたとすれば、政治家だと思う。でもそうでないなら、評論家と同じだ。
山尾が、もし本当に評論家だったらそれは問題ないのだが、評論家が政治をやってしまっているとすれば、これほど恐ろしいことはない。

山尾志桜里の話なんか聞いていると、本当に頭がいいし、優秀だし、話も面白いし、魅力もある。しかし、やはり政治家としてみるならば、疑問符がついてしまう。

そもそも、今回のことがなくても、次の選挙で勝てるかどうかも怪しいのだ。メディアで取り上げられて、もてはやされていれば通るかもしれないが、それがなくなれば、落ちる可能性も十分ある。
民主党旋風が巻き起こった政権交代の選挙で初当選。民主党政権の失敗で次の選挙では見事落選している。そして、前回の選挙で復活したが、有権者の支持は全然盤石じゃない。
そんな状態で政調会長をやり、スター政治家扱いされて、総理候補なんて言われて舞い上がってしまったんじゃないのか。

本来、この人がやるべきだったことは、東京にいてチャラチャラすることではなく、日本の実態を知るために、地元に帰って一人でも多くの有権者と話をすることだったはずだ。それをやらずに難しいことばかり言ったって、それは机上の空論というものだ。

民進党の政治家が信用できないのは、そういう机上の空論的な空気が漂っているからだ。有権者と語るよりも東京の役人やら有名人や学者と会って話をし、それで自分は政治家だと思ってしまっている。
確かに頭はいいし、理屈はたつが、なぜか首をかしげてしまう。そういう政治家があまりにも多い。

で、選挙はというと、連合などの固定票頼みで、あとは選挙運動での空中戦での選挙戦術と運だのみ。それでたまたま勝った政治家を政治家と呼ぶからおかしなことが次々起こってしまうのだ。

今回の山尾志桜里のスキャンダルは、なにも山尾だけの問題ではなくて、他の政治家にも当てはまる問題なんじゃないかと思ってしまう。
政治・政策と現実が離れてしまっていて、現実は現実、政策は政策、なんてことで、子育て問題はあくまで政策で、現実とは遠いものと思っていなければ、今回のようなスキャンダルは起こりようがない。実際に山尾には子供がいるわけで、子供が大事ならば、男と二人きりで遊ぶなんてことはできないはずなのだ。男と遊ぶくらいなら、困っているお母さんの話を聞くとか、いくらでもやるべきことはある。

今回のことで山尾志桜里は離党した。これから議員を続けるかどうかまでは知らないが、もし続けるのであれば、地道に有権者の声を聞き続け、現実感覚で政治をできるようになってくれれば、なんてことを思う。
間違いなく優秀な人なのだから、それができれば、本当にすごい政治家になる可能性が強い。

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