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非正規労働者が能書きをたれてやる このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2017-10-01

共産党がありえないくらい柔軟だ

共産党が現実感覚で動くようになっている。世間的尺度での座標で言えば、左といえば左なのだろうが、空想感覚の左ではなく、全くもって現実的な左として存在している。

共産党の歴史的な経緯を知る人たちが思っているような組織ではなくなっている。世界的な革命やら、日本での暴力的運動なんて要素は微塵もない。遺伝子的に組み込まれているなんて話になったら、そこまでのことは知らないが、少なくとも現在の日本共産党は、政策的に政権を取ってもおかしくないところまで来ている。

天皇制を認め、日米安保を認め、自衛隊も認めているのだ。政権を取っても全て維持することを明言している。ましてや一党独裁なんてことは考えておらず、民主主義を守ると明言している。
とすれば、共産党が空想だけの政党であるという根拠は非常に弱いものになる。
じゃあ、何が現実的ではないのか、ということになると、実はそんなことはなかったということだったりする。

びっくりするのだが、自民党で保守と言われる議員と共産党の小池氏が対談していたのだが、あまりに意見が一致していて議論にならなかった。ネットでは右翼じゃないかとさえ言われている西田昌司氏だ。
西田氏は新自由主義に反対で、竹中平蔵に批判的な議員だが、その人物と議論をすると、あまりに議論がかみ合って、極めて建設的なものになっていた。二人の経済的な違いはというと、西田氏が消費税で財源を確保しようとするのに対し、小池氏は所得税の累進課税強化で確保しようとする。それくらいのものだった。あとはほとんど同じ。今の日本の経済状況に対する認識だって全く同じ。
共産党だから話にならないなんてことはこの議論を聞いていると、デマじゃないかと思うくらいにかみ合っていて、何も知らずに議論だけ聞いていたら、共産党と右寄りの保守の議論とは誰も思わないんじゃないか、なんて思ってしまった。
あまりに議論が噛み合いすぎるため、最後には西田氏が無理に違いを探しに行くなんてことにじゃっていった。で、やっと見つけた違いは、改憲か護憲かで、西田氏は改憲、小池氏は護憲で、やっと見つけた違いにほっとしているようだった。

しかし、憲法に対する立場が違うからといって、それで共産党が現実から離れたものとは到底言えない。というか、現実にそこにあって実際に現在機能している憲法を守ることは、今の現実を肯定しているということなのだ。逆に、共産党は憲法的には現実を受け入れていて、改憲論者の方がまだ見ぬものを追いかけているのだから、非現実的な空想主義者だと言えなくもないのだ。
議論の最後には西田氏も共産党のことを認めなければしょうがないような雰囲気になっていた。

西田氏だけでなく、自民党でガチガチの保守、右寄りの右寄りである鴻池祥肇氏なども、共産党のことを称賛していたりする。事務所に天皇を飾ったら、いつでも共産党に入るなんてことを冗談でも言っているのだ。
言っていることに筋は通っているし、ぶれない共産党に対して、敬意を表している。

実際、経済政策なんて聞いていると、共産党の政策は全然おかしくない。というか、自民党のものに比べたら、圧倒的にまともだ。累進課税を強化して富を分配する。極めてシンプルだが、今の日本では極めて効果のある施策だ。自由度が奪われるとか、別の議論はあるかもしれないが、間違いなく経済は自民党の政策より活性化する。




政局、選挙に対しても、共産党は思い切ったことを大胆に躊躇なくやってのける。
選挙に勝つために、候補者を一本化すると決めたら、そのためだったら、自党の候補者を当たり前に引っ込める。共産党以外の立候補者だって熱心に応援する。そんなことを整然とやってのける。
選挙に勝つためなら当たり前のように、自党に不利なことだってやるのだ。

共産党というのは、他の政党のように個人が政治家をやっているのではなく、共産党という組織でやっているからこそできる、大胆な行動なんだろうと思う。個人でやっていれば候補者を引っ込めるなんてことはそう簡単にできるわけがないが、組織であればそれは容易だ。立候補をやめたら党職員に戻ればいいだけの話なのだ。落選が当たり前になっている共産党では、候補者が落選して職員に戻るなんてことは普通のことなのだ。立候補をやめるくらい、そんな大変なことではない。

かつての共産党や、世界の共産主義を知っている人間がたくさんいるうちは、共産党のいいイメージが広がることは難しいが、そんなことを知らない若い世代には変な先入観はないわけで、これから共産党が支持を広げていく可能性はかなりあるんじゃないかと思っている。
っていうか、今でも保守である小沢一郎氏の自由党の支持者は、共産党との共闘を望んでいたりもするのだ。
近い将来、大きく化ける可能性が十分に考えられるのが、共産党という政党だ。
ヒットラーみたいな悪魔が出てきて、冤罪で弾圧なんてことがなかったら、政権だって取れるかもしれない。
汚れた政党ばかりの今の政党のなかで唯一手垢がついていないのが、共産党なのだ。さらに寄せ集めではない組織政党だけに、もし政権を取るようなことがあったら意外に安定することだって考えられる。


ただ、共産党はあまりに真面目すぎるため、ちょっと入りにくいということはあるんじゃないかと思う。組織が強いだけあって、議員の多くが市役所の職員みたいなのだ。真面目すぎるところには人は近づきにくい。
みんなどこかで自分は不真面目だと感じていたりするからだ。不真面目な人間が、真面目なところに行ったら怒られそうな気がしてしまう。そんな感じが共産党にはある。

ただ、話によると、共産党の美人議員が公共の場でベロチュウして、それが写真に撮られたなんて話があって、それが本当ならば、ちょっと親近感を覚えるのは自分だけか?

さらにあの不倫議員の山尾志桜里を選挙でサポートするために候補者を取りやめたなんて話もある。どうせなら、全面的にバックアップなんかしたら、好感度が上がるような気もする。
不倫なんて私的な汚い部分であって、そんな部分は誰にだってあるんだ、ということを共産党が認めている、となったら俄然、共産党に共感する。さらに山尾志桜里が共産党に入ったりしたら、支持しちゃうかも、なんてことを思ったりする。

不倫は文化な共産党なんていい感じじゃないか。

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