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さよならテリー・ザ・キッド

2006/07/21

OFGRベルト

[][]オフ喜利3感想(結果ネタバレあり)

見てない人へのレポートじゃなくてスタッフとしての個人的な感想を書くので見た人にしか伝わらないと思います。レポはレポでまた書きます。


まずご来場の皆様、ありがとうございました。 入場に関してまたしても手違いがあったようですみません。説明&会場からのお詫びはこちら→


予選順位に関しては不満という意見もいくつか聞きましたが、減点なし+手数重視(もちろん出せばいいってもんでもないけど)だとああいう順位になるんです。印象点だと僕の中でも順位がだいぶ変わって、見てる人と似た順位になりますが、印象点だと細かい順位がつけれなくなるのでこういう審査方法なのです。予選落ちた人は単純に手数が少なかった。

あとサシの時の判定がめちゃくちゃ難しかったです。僕と遊星さんは傾向が似てたので(安易なかぶせは嫌いなとことか)、上がるとこがほぼ同じになってしまったのはちょっと今後いろいろ考えるべきかも。基本的には得点に動きがあったほうが見てておもしろいので、判定は甘めというか「まあ、上げてもいいかな(偉そうな言い方ですが)」ぐらいのでも札を上げることにしてるんだけど、それでも他の2人と被ってしまって2点入る、ということが何度もあったし。

「答えのレベル的には『1本!』って感じじゃなくて『技あり』って感じで1点なので(←ほんと偉そうな)、僕も面白いと思うけど他の2人が上げてるなら僕は上げなくてもいいかな・・・」

っていう場合もあって、その時は上げないほうがいいんだろうけど、見えるとこでそれをやると「なんであいつ笑ってるのに上げないんだ?」と思われるはずなので超悩みました。それでも自分の判断で上げたけど、でも「これは2点じゃないな・・・」って場面はあった。まあそれが誤審かと言われると、このシステムではそうなることもありうるから間違ってない、ぐらいしか言えないのだけど。今後は人数増やした方がいいのかも。

審査は誰がやっても「あれが上がらないのはおかしい」っていう苦情が出ないってことはないんだろうけど、でも次回は「無作為に選んだ10人の客で判定」とかでもいい気もする。


それにしても今回はチョリ蔵と館長が調子悪かったのが個人的に残念すぎる。2人とも予選では圧倒的な差で勝ち抜いてたんだけど、決勝での本領発揮できなさはなんだったのだろう。単に2人とも入れ込みすぎだったのか。この2人に限らず、初期メンバーは日常生活に支障をきたす程度に大喜利に真剣に取り組んでる人が多いんだけど、その辺が悪い方向に出ちゃった感じ。この2人はオフ喜利界の馬場猪木勝手に思ってるのでがんばって欲しい。「明るく楽しく激しく」を信条とする巨人・館長とストロングスタイルを標榜するアゴ・チョリ蔵。身長だけなら2人とも巨人だしチョリ蔵のほうがデカいけど。


サシ喜利はドラマが生まれるけど、やっぱ諸刃の剣ですね。「誰々が落ちるのもったいない」という意見をわりと聞きますけども、例えば準決勝の「12人を6人×2グループにして3人ずつが決勝進出」という形にしても、その結果が18人中の上から6人が生き残りとはならないわけですからね。トップ6が片方のグループに偏る可能性だってあるわけですし。なにより決勝で見たい人が6人に納まらないのでしょうがない。まあ「もったいない」とかはシステム批判で書いてるわけでもないんでしょうが。それにしても館長vsチョリ蔵みたいなことにならなくてよかった。公式レポで「チャンピオン対決も有りうる」みたいなこと書いた時点で「こういうのは書いたら実現しちゃうよな・・・」とか思ってたので。あと解説のせいで出場者が集中できない場合があるのも諸刃だ。難しい。


決勝は歴代チャンプ2人と、唯一の4連続決勝進出であるはずの安定株・ゴトウさんの3人がなぜか萎縮した感じで発言が少ないし、個人的にものすごい期待してたステゴーのたけし君がバテてたしでびっくりした。なんかみんな別人のようだったんすよ。しかももうひとりの安定株だったはずの裏の支配者・岩倉君がいないし。でもそれで盛り上がらずに優勝・準優勝の2人が繰り上がり当選かというとそんなことはなくて、この2人が盛り上げてくれたので、決勝はいつものように素晴らしかった。歴代のチャンプに引けを取って無いと思う。いつも優勝者って得点的にも空気的にも「これに誰が勝てるんだよ」っていう感じになるんだけど、三村君もきちんとそうなってた。彼の頭の回転の速さとポーカーフェイスは恐怖さえ感じます。紹介文やら審査委員長からのひとことではウォーズマン的な扱いをしてしまって悪いなーとか思ってたんですが正解でした。大喜利サイボーグ。あと原宿君は決勝なのに淡々としてて、あのスタイルでも2位になれるってことを証明したのでものすごく意義がある。


いろいろ書いてますが、今回も満員で、会場での反応も良かったし、演出も回答もレベル上がってるし、アンケートの反応も否定的な意見はほぼ無かったし、「順当にいけば館長かチョリ蔵だろう」という下馬評を跳ね返して、おもしろい上に若くて美形でアウェイな三村くんが優勝したので「次回へ続く」っていうストーリーとしては最高の形だし、さらに原宿くんが決勝初進出にして準優勝でイベント新陳代謝をよくしてくれたし、客観的に見て大成功なはず。

それでも問題点は進行やらにも山積みなんですが、それ以上に打ち上げでは全員に高揚感が感じられなかったんですよ。18人もいたので負けた人数も多いせいだけではないような。まあこんなこと書いても誰も得しないんですが、やってる側としては「最高ー!」とは書けない感じ。出演者側が感じてるだけなのかしら?何回も見てる人に忌憚なき意見を聞きたい。まあ今までが回を重ねるごとにイベントの出来が右肩上がりだったし、前回が神懸かり的だったせいなのでしょう。マンネリというか安定期になってきたのもあるのかな。混沌がなかった。全体的な満足度はオールナイトには及ばないものの、少なくとも「2」以上の完成度だったはずなんだけど。うーん。


館長・チョリ蔵・たけし君・ゴトウさんはサシで燃え尽きて、決勝初進出の原宿くんはサシが終わった時点で「あとはもう気楽に楽しもう」みたいになってて、サシ未経験の三村くんはそんなに重く考えずにプレッシャーがなかったのかも、と推測。サシ初体験のイベント中はそんなに気づかないけど、サシのプレッシャーは終わった後にこそどんどん体を蝕んでサシ2回目を非常に重く感じさせるんでは・・・という仮説。これが正しいなら(個人差というか性格もあるだろうけど)三村くんは次回にプレッシャーがきつくなるのかも。


翌日に代々木公園にメガネバリヤー・ヂル君のサイン会に行って、ついでにみんなで青空の下で大喜利やったんすよ。オフ喜利出演者だとヤスノリさん、ポックリボーイ、コウイチヤング、ヂル君。あとはメガネバリヤー読者の皆様。そこだとプレッシャーもないせいで、みんなおもしろかった。特にヂル君は前日の不調が嘘のよう。あと僕ですら「正解!」って感じのを1個だけ言えた。ウケるの楽しいー。で、それやってみて思ったんだけど、オフ喜利メンバーは大喜利を重く考えすぎになっちゃったんだと思う。おもにサシ喜利のせいで。真剣になるのは歓迎すべきだけど、真剣すぎて楽しめなくなってるのかも。楽しもうぜ!大喜利!

「出演者がとにかくおもしろいことを言って自分らが楽しくやりたいが為だけにやる」という原点に返ることを気づかせるための停滞(何度も言うけど多勢の客から見たらたぶんそんなことない)かもしれんですね今回は。これを打ち破れば次はガラっとよくなるはず。青空大喜利は楽しいのでみんなもやるといい。そのうちバドミントンとかと並ぶピクニックでやるゲームの定番となって、公園の売店でスケッチブックとマジック売ったりするといいと思いました。これはこれでスケッチブックを一部持って返ったので記憶を頼りにレポできると思います。


次回オフ喜利は8月26日、Tシャツラブサミットにて!

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