2010-03-20
2010年15号ジャンプ感想(まだ途中)
ワンピース
黒ひげさんは本当に頭が悪いなあ。ヤミヤミがどれだけ凄いのかいまだによくわからないけれども、「この世の全てを思い通りにできそうだ!!!」は明らかに言いすぎであろう。ついさっきまでその力持っていた本人も、やられちまったんだぜ。自慢している間にやっぱり攻撃を食らっているしな! 油断王だよ。
話の流れ的には今週死んでいてもおかしくなかったジンベエは、どうも助かったようで。ただなー、あんだけ死亡フラグ立てておいて、結局死なずに普通に治療してもらって復活、ということになるとなんであんなに死亡フラグ立てたの? という疑問が出てくるなあ。後遺症が残ったりしてまた話の展開を変えてくるのかな。あと最後の「おれは医者だ!!!」って言っている人、どこかで見た記憶はあるんだけどどこで見たのか思い出せません。単行本も持ってないライトユーザーじゃそんなもんか。
トリコ──今週のダメダメ
先週面白かったのと反して、今週はもうダメダメ。ジャンプ全体の中で最もダメダメだったので、「今週のダメダメ」の称号を与えます。それぐらいダメ。トミーさんは明らかに虫使わないほうが強いのにがっくりきたし、腕輪外して筋肉が盛り上がるのはいいんだけどなんか外す順番がおかしくないですかこれ? 先に肘から先のを出してしまったら、腕の筋肉のあたりの腕輪が外せないような……。
しかしそれ以上にダメダメだったのはキックの方が強いとかいうわけのわからない展開。「手の3〜4倍のパワーがあると言うが…」ってどういうことだよ! 今さらそんな当たり前のこと言われても戸惑うばかりだよ! キックのド素人が急にキックに目覚めちゃったよ! いやでも割と今までのトリコって、変だな? っていうところにもちゃんと理由を持ってきてくれてるんで、意外と次の週とかで説明されそうな気も……。
あとトミーさんはどてっ腹に3つも大きな穴があいてしまったので、あの「とっておきの虫」は死んでしまっただろうな、と思って悲しくなり安した。あの凄そうな虫どこに行っちゃったんでしょうね? 黄猿さん並に忘れられているよ。
バクマン──今週のオススメ
まったくもってこの二人のわがままは度が過ぎているようなところがあるなあ、というかなぜか芸術的と呼ばれる方面の仕事は、こういう無茶がまかり通る(原稿落としたり)傾向があるけれど、普通は納期なんて守って当たり前のもんですよね。しかも突然辞めたい、なんて言い出したら、二度と仕事なんて来ないと思った方がえーんじゃないかな。もう「ジャンプ」には描かない覚悟があるなら辞めろ、って言ってたけど、他の雑誌でも途中で仕事放り出すような人たちと一緒に仕事したくないだろう。無茶を言わせている、という空気はあるのだけれども、その空気以上に読んでいるこっちはそれを無茶だと思っている。
とはいうものの今週は凄く面白かったです。ずーーっとジャンプの中だけを書いてたんで、正直世界観がせまくて、息が詰まってたんですよ。世の中には漫画雑誌、っていっぱいあるのに、そういうのがまったく出てこないから。この先実際にジャンプをやめるなんていう展開にはどうしたってなりようがないにしても、「やめる」っていう選択肢がバクマンの世界に存在しているってだけで、世界観が広がった感じがあります。
嘘予告:ジャンプを辞め、のちに知り合った週刊少年サンデーの編集に拾わるサイコーとシュージン。望み通りシリアスなストーリー物で連載を開始したサイコーとシュージンだったが、二人の選択は、実はギャグ漫画として頭角を現し始めていたサイシューを警戒した服部と新妻の罠だったのだ。二人はサイシューをそそのかし、シリアスの方が得意だと思い込ませ、ジャンプから厄介払いをした。それを信じ込んだサイシューの連載は当然サンデーでもうまくいかず、即座にクラブサンデーへと飛ばされることになる。「このままでいのか?」二人は何度も相談するが、すでに一度ジャンプを自己都合でやめて、さらにサンデーまで離れてしまったらどこも拾ってくれることはない。ここでやるしかないんだと覚悟を決める。しかし、編集が持ってきた話は二人に衝撃を与える。
「ワンピースみたいな絵でワンピースみたいな話を書いてくれ」
どうするサイシュー!
うん、これなら面白いな。
いぬまるだしっ
「どうだろうか?」
「なにそれギャグ?」
こ、これは……!! 明らかに喧嘩を売っている…! すっかり売れっ子原作者になってしまったガモウひろしに対して、まさかの身内から刺客が! とはいっても、「どうだろうか?」は追い詰められたシュージンを現したギャグであって、つまんないことは承知の上なんだから別にディスっているわけでもないですよな。しかしこういうネタの面白さを見ると、ジャンプにはパロディが出来るギャグ漫画家が必要だ! と思います。『いぬまるだしっ』は基本的にバクマンしかパロってないけれども……。帰ってきてくれモテ王!
めだかボックス
なるほどなるほど……。めだかちゃん記憶喪失ね。つまりこれはアレか、次の週では善吉くんがどこからともなくやってきて、阿久根くんと二人でめだかちゃんに自分の身体から出た週刊誌には書けないような液体を飲ませる……と。そして善吉くんと阿久根くんは至高の喜びを享受するんだ、変態だなーまったく! しかしその話を入れるとしたら、記憶喪失の前じゃないといかんよなー。これはミスった。じゃあめだかちゃんは今から宮殿へ向かって羽をはやして飛んでいかないとな。
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とある科学の超電磁砲全24話を観終えて
いやはや……。面白いアニメでした。今さっき最終回を観て、興奮しながらこれを書いています。眠い! あらすじなどはこっちで⇒とある科学の超電磁砲<レールガン>を13話まで観たよ。 - 基本読書これぐらい頑張って観たのは、久しぶりのアニメ作品だったかも。原作未読だったということもいい方向に働いていたかもしれません。先がわかっちゃうと、興ざめですからね。常に気持ち良い作画と、感情移入できる敵、なおかつ舞台である学園都市の矛盾、謎を暴きつつの進行、一期だけでもかなりの作品でした。特に画面がいつも気持ち良い構成になっているんですよねー。
対して、二期は原作なしのオリジナルストーリーということで期待3割不安7割。なぜなら一期がとてつもなく良かっただけに、それを上回る物を持ってこないと納得できないでしょう。そういったキビシー条件の中で始まった二期ですが、いやあ! 面白かったです。手放しに絶賛できるかというと、別にそういうわけでもないんですが、最終話はとっても素晴らしい!
一期では、短編形式の話をひとつひとつこなしながら、大筋としては木山先生という人が起こす事件の謎を追っていく。そして最後には学園都市全体から湧き上がってくる劣等感のようなものとのバトル。その過程で、主人公である御坂さんたちは舞台の学園都市における「闇」の部分。つまりは、学園都市にいる能力者たちはみんな何かの目的の為に集められたモルモットみたいなもんだよーん、っていうことと、あとは学園都市の生徒たちはその目的の為だけに集められたんだから、目的にそぐわない人たちにとっては凄く生きずらい都市なんだよーん、っていう事実が浮き彫りになるんですよ。で、その二点が表に出して顕在化させたのが一期であるならば、それをさらに発展させて、中身までキッチリ描いて、一応の決着までを描いたのが二期といえるんじゃないかと。
14話「特別講習」では、能力のレベルが低いという劣等感から集められて犯罪行為に手を染めた生徒たちのフォローが行われ、15話、16話では能力が使えない人間が集まって能力者狩りをする集団が描かれました。この三話だけをみれば、学園都市は誰にとっても住みやすい都市であるとはとうてい思えません。人間である以上誰でも劣等感は持つわけですけれども、それにしたってえ「能力」とかいう、努力でどうにかできるのかどうかもよくわかんないもので評価を決められたって困るでしょう。御坂さんは努力すればなんとかなるみたいなことも云ってましたけど。
対照的に、17話18話19話では学園都市に住む人々の日常的なお話が描かれます。学園祭みたいなお祭りにいったり、登場人物の一人の恋をみんなでちゃかしたり、ゲーセンでゲームしたりします。ここにはほとんど能力は出てこなくて、そのせいか「こんなん電磁砲でやる意味ないだろ」とよく批判されていたようですが、でもそれは「能力が存在する世界であえて能力を描かない」という選択をしていたのかな、と思います。これはある意味、能力がなくても学園都市は楽しいぜ! っていうお話なのかもしれませんな。これは最終話につながってくる。
続く20話から最終話である24話までは、能力の暴走によるポルターガイスト現象が起こっているが、それはなぜなのか? という謎を起点としたストーリー。その謎は、次第に木山先生の事件とつながっていって──。ここが二期の話の肝であり、電磁砲全体を総括する最大のポイントです。学園都市は実験場であるのではないか? というのが木山先生によって提示された問題点であり、二期はそこにどのようにして答えを出すのか? わたしがわくわくどきどきしながら楽しみにしていたのは、その答えと、あとはどれだけ気持ちよいバトルを見せてくれるのかでした。
20話からだんだんと、問題の核心に近づいていきます。いったい学園都市が能力者を集めている理由は何なのか、黒幕は誰なのか。そこでついに出現する、すべての問題点を体現しているようなわかりやすい悪役テレスティーナ、24話の最後の場面でそいつが御坂たちに、「おまえらみんな実験動物なんだよ!!」とスゲェ顔で言うんですが、それに対する御坂の返答は「学園都市は楽しい!」というようなもの。たぶん、実験動物だとか、実験動物じゃないとかどうでもいい、だってこの学園都市は楽しい場所なんだから、っていうことでしょう。そうはいっても無能力者にとっては楽しくない都市じゃないか! そのせいで佐天さんはレベルアッパーを使っちゃったんだぞ! といいたいところですが、ちゃっかり佐天さんも「無能力者だからこそ」活躍していたので、都市全体の多様性のバランスを考える上では無能力者も必要である! と納得しました。働きアリだけでは、アリの巣がまわらないように、能力者たちのための学園都市といっても、無能力者も一定数は必要なのだ!なぜなら能力封じされたときに困るからな!
最終決戦のアニメは凄く良かったです。今まで出てきたキャラクターがみんなわらわらと出てきて、ひとつの目的を達成するために戦う……。もう王道! って感じなのだけれど、やっぱり今までずっと観てきたキャラクターが王道をやってればそりゃ面白い! カーチェイスしながらロボとバトルとか、興奮しないわけがないだろうが! そういっておきながらも手放しに絶賛できないのは、20話から23話までの初春が話の展開上仕方なくウザイヤツにされていた(わたしにはそう見えた)ことと、全員そろっての最終決戦をやるために展開に違和感があったこととかで(病院でバトルしていたら都合よく金剛さんが助けてくれるとかどういうことや! ていうか病院でバトルなかすんなや!それ以外は凄く良かった! こんなに跳ね上がったハードルの中で、これだけ満足出来たっていうのは、スッゴイ! おつかれさまでした!
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