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2011-01-24 東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文3

[]東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文

↑というタイトルでやっている割に施行規則より条例に重点が置かれている気がするけどまあ気にしないでいこう。

今回の都条例改正に当たっては漫画アニメばかりがクローズアップされているけど、携帯ネットフィルタリングジュニアアイドルイメージビデオに関する部分も改正されています

今回はその中からジュニアアイドルイメージビデオに関する部分をピックアップします。

それが以下に示した第18条6の2及び第18条6の3です。

児童ポルノの根絶等に向けた都の責務等)

第18条の6の2

都は、事業者及び都民連携し、児童ポルノ(児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童保護等に関する法律(平成11年法律第52号)第2条第3項に規定する児童ポルノをいう。以下同じ。)を根絶するための環境の整備に努める責務を有する。

2 都民は、児童ポルノを根絶することについて理解を深め、その実現に向けた自主的な取組に努めるものとする。

3 都は、みだりに性欲の対象として扱われることにより、心身に有害な影響を受け自己尊厳を傷つけられた青少年に対し、当該青少年がその受けた影響から回復し、自己の尊厳を保つて成長することができるよう、支援のための措置を適切に講ずるものとする。

まずここでは単純に「『児童ポルノ』無くしましょう。その為に都はこんな感じで頑張らないとね」と言っています。

箇条書きにしますと

・都は『児童ポルノ』を無くすための環境整備をする責任がありますよ。

・都民は『児童ポルノ』を無くすことに協力してください。

・都は『児童ポルノ』によって傷ついた青少年のケアをします。

です。

ちなみに児童ポルノの定義は以下のとおり。

児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律

第2条第3項

 この法律において「児童ポルノ」とは、写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。

一  児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態

二  他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの

三  衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの

いわゆる写真・CD・フロッピーディスクビデオテープ等の記録媒体等々で18歳未満の、

・性交や性交類似行為をしている姿

・性器などを触ったり、触らせたりしていて見た人の性欲を興奮&刺激させる物

全裸or半裸で見た人の性欲を興奮&刺激させる物

を記録しているものの事ですね。

ちなみにこれは実写のみを対象としていて漫画やアニメ・ゲームは含まれていません。

でもって次

(青少年を性欲の対象として扱う図書類等に係る保護者等の責務)

第18条の6の3

保護者等は、児童ポルノ及び青少年のうち13歳未満の者であつて衣服の全部若しくは一部を着けない状態又は水着若しくは下着のみを着けた状態(これらと同等とみなされる状態を含む。)にあるものの扇情的な姿態を視覚により認識することができる方法でみだりに性欲の対象として描写した図書類(児童ポルノに該当するものを除く。)又は映画等において青少年が性欲の対象として扱われることが青少年の心身に有害な影響を及ぼすことに留意し、青少年が児童ポルノ及び当該図書類又は映画等の対象とならないように適切な保護監督及び教育に努めなければならない。

2 事業者は、その事業活動に関し、青少年のうち13歳未満の者が前項の図書類又は映画等の対象とならないように努めなければならない。

知事は、保護者又は事業者が青少年のうち13歳未満の者に係る第1項の図書類又は映画等で著しく扇情的なものとして東京都規則で定める基準に該当するものを販売し、若しくは頒布し、又はこれを閲覧若しくは観覧に供したと認めるときは、当該保護者又は事業者に対し必要な指導又は助言をすることができる。

4 知事は、前項の指導又は助言を行うため必要と認めるときは、保護者及び事業者に対し説明又は資料の提出を求めることができる。

『児童ポルノに関して、保護者とかしっかりしろよ』って言っています。

保護者に対しては

・18歳未満の自分子どもを児童ポルノに出演させないように努力してね。子どもが傷つくんだから。

・13歳未満の自分の子どもの全裸や半裸や水着や下着姿でエロいことさせて本とかにしないよう努力してね。子どもが傷つくんだから。

事業者に対しては

・13歳未満にさっき書いたエロいこととかさせないように努力してね。

で、

・13歳未満が都の決めた基準に該当するエロいことをやっている本やDVDなんかを売ったり配ったり見せたりした保護者や事業者に知事は指導や助言ができるよ。

・知事はさっき書いた指導や助言をするための資料提出を相手に対して求めることができるよ。

そして、13歳未満にやらせちゃダメよという東京都が決めた基準というのが以下にある施行規則第30条の2の各号です。

第30条の2

条例第18条の6の3第3項の東京都規則で定める基準は、次の各号のいずれかに該当するものであることとする。

衣服の一部を着けず、又は水着若しくは下着(以下「水着等」という。)のみを着けた状態(これらと同等とみなされる状態を含む。以下同じ。)にある青少年のうち十三歳未満の者の性器、肛門若しくは乳首(以下「性器等」という)。若しくはその周辺部(陰部、臀部及び乳房をいう。以下同じ。)を殊更に強調し、又はその衣服若しくは水着等の上から認識できるように性器等若しくはその周辺部の形状を殊更に浮き立たせた姿態を視覚的に描写したものであること。

飲食物その他の物品を用いること等により、衣服の一部を着けず、又は水着等のみを着けた状態にある青少年のうち十三歳未満の者を相手方とする又は当該青少年による性交等を容易に連想させる姿態を視覚的に描写したものであること。

衣服の一部を着けず、若しくは水着等のみを着けた状態にある青少年のうち十三歳未満の者の性器等若しくはその周辺部を他人が触り(その衣服又は水着等の上から触る場合を含む。)、又は衣服の一部を着けず、若しくは水着等のみを着けた状態にある青少年のうち十三歳未満の者が他人の性器等若しくはその周辺部を触る(衣服又は水着等の上から触る場合を含む。)姿態を視覚的に描写したものであること。

前三号に掲げるもののほか、衣服の全部若しくは一部を着けず、又は水着等のみを着けた状態にある青少年のうち十三歳未満の者の姿態を視覚的に描写したものであって、その描写がこれらの基準に該当するものと同程度に扇情的なものであること。

・13歳未満の半裸や水着or下着姿(その他似た様な状態)で性器やその周辺や胸などを強調したエロポーズや股間食い込ませとか乳首浮き出しとか。

・13歳未満の半裸や水着or下着姿(その他似た様な状態)でバナナとかバトンとか使った擬似フェラなど。

・13歳未満の半裸や水着or下着姿(その他似た様な状態)で性器やその周辺を直接間接問わず触ったり触らせたりすること。

・13歳未満の上記のものと同じくらいにエロいもの

となってます。

どう見てもジュニアアイドルイメージビデオ狙いです。ありがとうございました。

特にこの辺は近年低年齢化が問題視されている部分がありますので宜なる哉と思いますが、どうでしょう

ここまで読んでみて思ったことは改めて思ったこととしてはこの辺りは確かに実写関連の物だけど改正条例7条2号には直接関係はない感じか?ってことで、まあ同じ実写関連ということであくまで『児童ポルノ』との兼ね合いで、以前よりも具体的にちょいと物申す範囲を規定したといったところでしょうかね。

読んでみるとそれ以前に持っていたイメージと違う部分が出てくるのもなかなかに面白いものです。

またここまで色々法律を見た感じでふと疑問に思った部分として改正条例7条2号で

漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの

とある訳ですが、実際に『刑罰法規〜』以降に書かれている条件に当てはまる物で実写で描写または表現されている物って具体的に何があるのだろう?ということ。

更に言えばその中で青少年が簡単に手に取ることができる物とは具体的になんだろう?ということです。

AVはゾーニングが為されている訳でなかなか具体的なものが思い浮かばないのですよ。

なんとも纏め部分がしっくり来ませんが今回はひとまずここまで。

次回は審議会関連に移りたいと思います。

2011-01-10 東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文2

[]東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文

東京都青少年健全育成条例施行規則改正案読み下し2回目です。

今回は不健全図書関係の

まず不健全指定までの道程を条例から引っ張ってきますね。


第18条の2

知事は、第5条の規定による推奨をし、第8条の規定による指定をし、又は第14条の規定による措置を命じようとするときは、第19条に規定する東京都青少年健全育成審議会意見を聴かなければならない。

2 知事は、前項の規定により、東京都青少年健全育成審議会の意見を聴くときは、第7条から第7条の3までに規定する自主規制を行つている団体があるときは、必要に応じ、当該団体の意見を聴かなければならない。


これは以下になります。

・図書を推奨する為には『東京都青少年健全育成審議会』の意見を聴かなくてはいけない。

・不健全図書の指定をする為には『東京都青少年健全育成審議会』の意見を聴かなくてはいけない。

・『東京都青少年健全育成審議会』の意見を聴くときには必要に応じ自主規制団体の意見も聞かなくてはいけない。

審議会に付いては次の次ぐらいにやる予定です。

ここで審議されたものを『推奨図書』『不健全図書』として知事が知事の名を持って周知させる形になります。

不健全図書指定された物は第9条にある通りそれを『18歳未満に売っちゃだめ』『梱包しなさい』『売り場分けなさい』となっています。

そして違反すると罰則があります。

施行規則としてはこのあたりは改正前と変わっていません。

あるのは不健全図書の梱包方法と陳列方法です。

エントリー無駄に長くなるので

9yen和尚のエントリーと図示にて省略

http://www.qyen.info/archives/2011/01/tokyo-jourei-code-regulation.html#cr01

http://www.qyen.info/wordpress/wp-content/uploads/2011/01/tokyo-jourei-cr1.png


またこの他に知事の勧告というものもあります。

ここに関わってくる施行規則が第20条です。

ここが今回の改正で変更される部分です。

今回は対比させる意味も込めて現行と改正後の条例と施行規則を書きます。

まず現行の施行規則


第20条 条例第9条の3第1項の規定による勧告は、勧告書(別記第1号様式)を交付して行うものとする。

2 条例第9条の3第2項の規定による勧告は、勧告書(別記第2号様式及び第3号様式)を交付して行うものとする。

面倒ですが条例第9条の改正前の物を掲示します。


第9条の3 知事は、指定図書類のうち定期的に刊行されるものについて、当該指定の日以後直近の時期に発行されるものから表示図書類とするように自主規制団体又は図書類発行業者に勧告することができる。

2 知事は、表示図書類について、前条第2項から第4項までの規定が遵守されていないと認めるときは、図書類販売業者等又は図書類発行業者に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。

・指定図書の中で定期刊行物は指定された時の次の号からは成年マークつけてねと出倫協や出版社に勧告できる。

・成年マーク付きの本を青少年に売らないように努力しなかったり、ちゃんと梱包する努力をしなかったり、売り場を別ける努力をしなかったりした本屋や出版社にちゃんとやれって勧告できる。

ですね。

そして現行の施行規則第20条では「それぞれの勧告にはこの勧告書を使います」と規定しています。

なんというかたいしたことは書いていませんね。

そしてここからが実は大変。

今回の改正で条例第9条の3が変更されるに伴って、施行規則第20条も変更されています。

では条例第9条の3で今回改正された部分です。


2 知事は、図書類発行業者であつて、その発行する図書類が第8条第1項第1号又は第2号の規定による指定(以下この条において「不健全指定」という。)を受けた日から起算して過去1年間にこの項の規定による勧告を受けていない場合にあつては当該過去1年間に、過去1年間にこの項の規定による勧告を受けている場合にあつては当該勧告を受けた日(当該勧告を受けた日が2以上あるときは、最後に当該勧告を受けた日)の翌日までの間に、不健全指定を6回受けたもの又はその属する自主規制団体に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。

3 知事は、前項の勧告を受けた図書類発行業者の発行する図書類が、同項の勧告を行つた日の翌日から起算して6月以内に不健全指定を受けた場合は、その旨を公表することができる。

4 知事は、前項の規定による公表をしようとする場合は、第2項の勧告を受けた者に対し、意見を述べ、証拠を提示する機会を与えなければならない。

5 知事は、表示図書類について、前条第2項から第4項までの規定が遵守されていないと認めるときは、図書類販売業者等又は図書類発行業者に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。

以前の条文の1と2の間に新しく3つ加わっている形になります。

では一つずつ読み下し


2 知事は、図書類発行業者であつて、その発行する図書類が第8条第1項第1号又は第2号の規定による指定(以下この条において「不健全指定」という。)を受けた日から起算して過去1年間にこの項の規定による勧告を受けていない場合にあつては当該過去1年間に、過去1年間にこの項の規定による勧告を受けている場合にあつては当該勧告を受けた日(当該勧告を受けた日が2以上あるときは、最後に当該勧告を受けた日)の翌日までの間に、不健全指定を6回受けたもの又はその属する自主規制団体に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。


かなり解りにくいです。箇条書きにすると。

・不健全指定された日から過去一年間にこの勧告を受けてない場合はその1年間で不健全指定を6回うけた出版社かその出版社の所属自主規制団体に必要な措置を取るべきことを勧告できる。

・不健全指定された日から過去一年間にこの勧告を受けている場合は最後に勧告を受けた日の翌日までの間に不健全指定を6回うけた出版社かその出版社の所属自主規制団体に必要な措置を取るべきことを勧告できる。

です。

ここで間違えてはいけないのは、この勧告=不健全指定では無いということ。不健全指定はこの勧告とは別に第8条で行われます。

ここの勧告では

おたくしょっちゅう不健全指定されてるけど、その辺どう思ってるの?エロ本ならエロ本らしく売るとか手段を講じるべきだと思いますよ」

って言うようなものです。

「1年間に6回までは不健全指定されてもいいんだ」ではありませんよ。

あとよくある勘違いで一つ。

『勧告』は警告や忠告などと同義語で「勧め告げる」ですから、『命令』『指示』とは違いますので要注意。

3・4はまとめていきましょう。


3 知事は、前項の勧告を受けた図書類発行業者の発行する図書類が、同項の勧告を行つた日の翌日から起算して6月以内に不健全指定を受けた場合は、その旨を公表することができる。

4 知事は、前項の規定による公表をしようとする場合は、第2項の勧告を受けた者に対し、意見を述べ、証拠を提示する機会を与えなければならない。

ここの規定は

・前項の勧告をした翌日から6ヶ月以内に不健全指定を受けたらそのことを公表できるよ。

・公表するときには勧告された者に意見を述べ証拠を提示する場を用意しなくちゃだめ。

5は改正前の2がそのまま5になっただけだから省略。

ここの追加で以前にはなかった出版側が意見を述べる場所が登場しています。

ここでは「公表しようとする場合は、意見陳述の機会を与えます」といっているので不健全指定される側に必ず意見陳述の場が与えられる訳ではありませんが、

少なくともそういう場ができたということは認識しておくことでしょう。

でやっと改正後の施行規則第20条なんですが、実際に大きく変わったのはこの後に第20条の2と第20条の3が追加されたことです。


第20条の2 条例第9条の3第3項の規定による公表は、次に掲げる事項を広く都民に周知する方法により行うものとする。

一 図書類発行業者の氏名又は名称及び住所

二 勧告の内容

三 前二号に掲げるもののほか、知事が必要と認める事項

第20条の3 条例第9条の3第4項の意見を述べ、証拠を提示する機会(以下「意見陳述の機会」という)。におけるその方法は、知事が口頭ですることを認めた場合を除き、意見及び証拠を記載した書面(以下「意見書」という)。を提出して行うものとする。

2 知事は、条例第9条の3第2項の規定による勧告を受けた者に対し意見陳述の機会を与えるときは、意見書の提出期限(口頭による意見陳述の機会の付与を行う場合には、その日時)までに相当な期間をおいて、当該勧告を受けた者に対し、次に掲げる事項を書面により通知するものとする。

一 公表しようとする内容

二 公表の根拠となる条例等の条項

三 公表の原因となる事実

四 意見書の提出先及び提出期限(口頭による意見陳述の機会の付与を行う場合には、その旨並びに出頭すべき日時及び場所)

3 前項の規定による通知を受けた者(以下「当事者」という。)又はその代理人は、やむを得ない事情のある場合には、知事に対し、意見書の提出期限の延長又は出頭すべき日時若しくは場所の変更を申し出ることができる。

4 知事は、前項の規定による申出又は職権により、意見書の提出期限を延長し、又は出頭すべき日時若しくは場所を変更することができる。

5 知事は、当事者に口頭による意見陳述の機会を与えたときは、当事者又はその代理人の陳述の要旨を記載した書面を作成するものとする。

6 代理人は、その代理権を証する書面を、意見書の提出期限又は出頭すべき日時までに知事に提出しなければならない。

7 知事は、当事者又はその代理人が正当な理由なく意見書の提出期限内に意見書を提出せず、又は出頭すべき日時に口頭による意見陳述をしなかったときは、条例第9条の3第3項の規定による公表をすることができる。

簡単にいえば

・不健全指定されまくってる者の名前と住所なんかを公表するよ。

・公表される者が条例第9条の3第2項のによって意見陳述する方法は基本書面でお願い。知事が許可したら口頭でもOK。

・意見陳述の時には十分な時間をとって、意見陳述の日時とこう言うことを公表するよって書面を送るよ。

・止む得ない時には意見陳述までの日時を延長を申し出れるよ。

・知事は意見陳述までの時間を延長できるよ。

・知事は意見陳述の陳述要旨を作るよ。

・代理人が意見陳述に出るときはちゃんと代理人だと証明できるものを期限までに提出なさい。

・意見陳述の書面を理由なしに提出しなかった(意見陳述しなかった)ら、公表するよ。

です。

簡単にいえば以前より指定される側が物申す機会が増えるということのようです。

改正される部分の分量が多かったので重要かと思いきや元と同じであんま大したコトは書いてなかった気がするorz

次は条例7条2項で『その他画像(実写を除く)』と書かれているせいで『実写は対象外かよ!』と思われているけどちゃんとあるよ。

ということで条例18条6の2と条例18条6の3。それに関連する施行規則第30条の2を読み下すことにする。

2011-01-07 東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文1.5

[]東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文1.5(条例罰則編)

本来は東京都青少年健全育成条例施行規則の読み下しの続きをするつもりだったんだけど、

今回の条例で「不健全図書を売ったら罰せられる」とか「不健全図書売ったら警察本屋逮捕される」との言を見かけたので

本当にそうなのか今回の改正東京都青少年健全育成条例の罰則について読み下していきたいと思います

今回も書いておきますが

こちらに条例全文があります。( http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/kaiseijourei.pdf )

引用したものが以下のとおり第24条の3から第30条まで。


(罰則)

第24条の3 第18条の6の規定に違反した者は、2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。

第24条の4 次の各号の一に該当する者は、50万円以下の罰金に処する。

一 第15条の2第1項の規定に違反する行為をすることを業として行つた者

二 第15条の2第2項の規定に違反した者

第25条 第18条第1項各号、同条第2項第1号から第3号まで若しくは第5号から第9号まで又は同条第3項の規定による警告(同条第2項第4号に係る場合を除く。)に従わず、なお、第9条第1項、第2項若しくは第3項、第10条第1項、第11条、第13条第1項(特定がん具類に関して適用される場合に限る。)、第13条の4第1項若しくは第2項、第13条の5、第15条第1項若しくは第2項又は第15条の3の規定に違反した者は、30万円以下の罰金に処する。

第26条 次の各号の一に該当する者は、30万円以下の罰金に処する。

一 第13条第1項の規定に違反して、青少年に指定がん具類(特定がん具類を除く。)を販売し、又は頒布した者

二 第13条の2第1項の規定に違反した者

三 第14条の規定による知事の措置命令に従わなかつた者

四 第15条の2第1項の規定に違反した者(第24条の4第1号に該当する場合を除く。)

五 第15条の4第2項の規定に違反して、深夜に16歳未満の青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめた者

六 第16条第1項の規定に違反した者

第26条の2 次の各号の一に該当する者は、20万円以下の罰金に処する。

一 第13条の3第3項若しくは第4項の規定に違反して、届出をせず、又は虚偽の届出をした者

二 第17条第1項の規定による知事が指定した知事部局の職員の立入調査又は同条第2項の規定による知事が指定した知事部局の職員若しくは警視総監が指定した警察官の立入調査を拒み、妨げ、又は忌避した者及びこれらの項の規定による質問に対して虚偽の陳述をし、又は資料の提出の要求に応ぜず、若しくは虚偽の資料を提出した者

第27条 第18条第2項第4号又は同条第3項の規定による警告(同号に係る場合に限る。)に従わず、なお、第13条の3第5項の規定に違反した者は、10万円以下の罰金に処する。

第28条 第9条第1項、第10条第1項、第11条、第13条第1項、第13条の2第1項、第15条第1項若しくは第2項、第15条の2第1項若しくは第2項、第15条の3、第15条の4第2項又は第16条第1項の規定に違反した者は、当該青少年の年齢を知らないことを理由として、第24条の4、第25条又は第26条第1号、第2号若しくは第4号から第6号までの規定による処罰を免れることができない。ただし、過失のないときは、この限りでない。

(両罰規定)

第29条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第24条の4から第27条までの違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の刑を科する。

(青少年についての免責)

第30条 この条例に違反した者が青少年であるときは、この条例の罰則は、当該青少年の違反行為については、これを適用しない。

では一つずつ読み下していきます。


第24条の3 第18条の6の規定に違反した者は、2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。

第18条の6は

<何人も、青少年とみだらな性交又は性交類似行為を行つてはならない。>

です。

これを第24条の3に当てはめて少し軽い書き方をすると

「どんな人でも18歳未満の婚約してるわけでも真摯な交際をしている交際相手でもない人とセックスフェラチオや手コキやアナルセックスとかそういう事をやっちゃダメ。破ったら2年以下の懲役か100万円以下の罰金ね」

となります。

いわゆる淫行条例ってやつですね。次行きます。


第24条の4 次の各号の一に該当する者は、50万円以下の罰金に処する。

一 第15条の2第1項の規定に違反する行為をすることを業として行つた者

二 第15条の2第2項の規定に違反した者

で第15条の2ってこれね


第15条の2 何人も、青少年から着用済み下着等(青少年が一度着用した下着又は青少年のだ液若しくはふん尿をいい、青少年がこれらに該当すると称した下着、だ液又はふん尿を含む。以下この条において同じ。)を買い受け、売却の委託を受け、又は着用済み下着等の売却の相手方を青少年に紹介してはならない。

2 何人も、前項に規定する行為が行われることを知つて、その場所を提供してはならない。

はい。では書き下しますね。

次に書かれた人は50万円以下の罰金です。

18歳未満から18歳未満の人の使用済み下着や唾や糞や尿。あと18歳未満がこれはそういうものだよ〜と言った物を買ったり、代わりに売ったり、買ってくれる人を見つけて紹介するのを商売にしてる人。

あとそういう事をやっているって知ってるのにそういう事をする人にその為の場所を用意した人

はい。ブルセラの売買禁止の罰金です。しかしまあ驚くのは糞尿や唾液も売買禁止対象なんですね。

じゃ次、ちょっと長くなりそう。


第25条 第18条第1項各号、同条第2項第1号から第3号まで若しくは第5号から第9号まで又は同条第3項の規定による警告(同条第2項第4号に係る場合を除く。)に従わず、なお、第9条第1項、第2項若しくは第3項、第10条第1項、第11条、第13条第1項(特定がん具類に関して適用される場合に限る。)、第13条の4第1項若しくは第2項、第13条の5、第15条第1項若しくは第2項又は第15条の3の規定に違反した者は、30万円以下の罰金に処する。

ではここに書かれている条文を列挙していきましょう。


第18条第1項

一 第9条第1項の規定に違反して青少年に指定図書類を販売し、頒布し、又は貸し付けた者

二 第9条第2項の規定に違反して同項の規定による包装を行わなかつた者

三 第9条第3項の規定に違反して同項の規定による陳列を行わなかつた者


第18条第2項

一 第10条第1項の規定に違反して青少年に指定映画を観覧させた者

二 第11条の規定に違反して青少年に指定演劇等を観覧させた者

三 第13条第1項の規定に違反して青少年に指定がん具類(特定がん具類であるものに限る。)を販売し、又は頒布した者

五 第13条の4第1項又は第2項の規定に違反して自動販売機等に指定図書類又は指定がん具類を収納し、又は撤去しなかつた者

六 第13条の5の規定に違反して同条に規定する措置をとらなかつた者

七 第15条第3項の規定に該当する場合を除き、同条第1項の規定に違反して青少年から物品を質に取つて金銭を貸し付けた者

八 第15条第3項の規定に該当する場合を除き、同条第2項の規定に違反して青少年から古物を買い受けた者

九 第15条の3の規定に違反して同条各号に掲げるいずれかの行為を行つた者


第18条第3項

第1項各号及び前項第1号から第9号までの各号のいずれかに該当する者が、法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者であるときは、その法人又は人及びこれらの代理人に対しても、これらの項の規定による警告を発することができる。


これを分かりやすくして箇条書きにすると

成年マーク付きの本や不健全指定された本を18歳未満に売った本屋

成年マーク付きの本や不健全指定された本を決められたとおり梱包しなかった本屋

成年マーク付きの本や不健全指定された本を決められたとおり陳列しなかった本屋

・不健全指定された映画を18歳未満に見せた映画館

・不健全指定された演劇などを18歳未満に見せた劇場

・おとなのおもちゃを18歳未満に売ったお店

許可されていない専用の自販機以外に成年マーク付きの本や不健全図書や不健全指定されたおとなのおもちゃを入れたり、入っていたものが不健全指定されてもそのものを退かさなかった自販機業者

・成年マーク付きの本や不健全図書やおとなのおもちゃを売る自販機を18歳未満が買えたり見れたりできないようにしない自販機業者

保護者の同意が無い18歳未満から質入れを受けた質屋

・保護者の同意が無い18歳未満から買取をした古物商

・18歳未満に下着等を売ってと頼んだり、風俗で働くよう勧誘したり、スナック等の客になるよう勧誘した人

になります。

第18条第3項は上記の項目を個人じゃなくて法人も対象にできるよってことですね。

でここで今回の本題である本屋のことが出てきました。

見てみると分かるとおり30万円以下の罰金です。

ただ条文を見るとまず違反に対して警告をうけ、それでもまだ違反を続けた場合に罰金となります。

「罰せられる」し「逮捕される可能性」もありますね。ただいきなり罰金ではなく警告というワンクッションがあります。

追記:読み違えていた部分があったので一部修正及び削除。この罰則で第18条第1項で規定されている第9条1項〜3項は『指定図書類(不健全指定された図書)』。成年マーク付きは『表示図書類』で規定しているのは第9条の2。一部の条文で『指定図書等』と『表示図書等』が同じものだと混同していました。該当部を修正。


第26条 次の各号の一に該当する者は、30万円以下の罰金に処する。

一 第13条第1項の規定に違反して、青少年に指定がん具類(特定がん具類を除く。)を販売し、又は頒布した者

二 第13条の2第1項の規定に違反した者

三 第14条の規定による知事の措置命令に従わなかつた者

四 第15条の2第1項の規定に違反した者(第24条の4第1号に該当する場合を除く。)

五 第15条の4第2項の規定に違反して、深夜に16歳未満の青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめた者

六 第16条第1項の規定に違反した者


これも箇条書きにしましょう

・18歳未満に不健全指定された玩具(大人のおもちゃ除く)を売った店

・18歳未満に不健全指定された刃物を売った店

・規定に沿って修正を命じられた広告物の修正をしなかった広告主

・18歳未満から18歳未満の人の使用済み下着や唾や糞や尿。あと18歳未満がこれはそういうものだよ〜と言った物を買ったり、代わりに売ったり、買ってくれる人を見つけて紹介した人。

・深夜に保護者の同意や正当な理由なしに16歳未満の者を連れ出した人

ネットカフェカラオケ興行場ボウリング場、スケート場プール漫画喫茶に18歳未満を深夜立ち入らせた人

が30万円以下の罰金です。


第26条の2 次の各号の一に該当する者は、20万円以下の罰金に処する。

一 第13条の3第3項若しくは第4項の規定に違反して、届出をせず、又は虚偽の届出をした者

二 第17条第1項の規定による知事が指定した知事部局の職員の立入調査又は同条第2項の規定による知事が指定した知事部局の職員若しくは警視総監が指定した警察官の立入調査を拒み、妨げ、又は忌避した者及びこれらの項の規定による質問に対して虚偽の陳述をし、又は資料の提出の要求に応ぜず、若しくは虚偽の資料を提出した者

箇条書きで

・成年マーク付きの本や不健全図書やおとなのおもちゃを自販機で売るための申請をしなかったり嘘ついた人

・立ち入り調査に来た都職員や警察官の調査を妨害したり、協力しなかったり、嘘ついた人

が20万円以下の罰金


第27条 第18条第2項第4号又は同条第3項の規定による警告(同号に係る場合に限る。)に従わず、なお、第13条の3第5項の規定に違反した者は、10万円以下の罰金に処する。

・成年マーク付きの本や不健全図書やおとなのおもちゃを売る自販機に管理者表示を怠って警告を受けても、表示をしなかった人

は10万円以下の罰金


第28条 第9条第1項、第10条第1項、第11条、第13条第1項、第13条の2第1項、第15条第1項若しくは第2項、第15条の2第1項若しくは第2項、第15条の3、第15条の4第2項又は第16条第1項の規定に違反した者は、当該青少年の年齢を知らないことを理由として、第24条の4、第25条又は第26条第1号、第2号若しくは第4号から第6号までの規定による処罰を免れることができない。ただし、過失のないときは、この限りでない。

成年マーク付きの本や不健全指定された本を18歳未満に売った本屋

・不健全指定された映画を18歳未満に見せた映画館

・不健全指定された演劇などを18歳未満に見せた劇場

・不健全指定された玩具を18歳未満に売ったお店

・18歳未満に不健全指定された刃物を売った店

・保護者の同意が無い18歳未満から質入れを受けた質屋

・保護者の同意が無い18歳未満から買取をした古物商

・18歳未満に下着等を売ってと頼んだり、風俗で働くよう勧誘したり、スナック等の客になるよう勧誘した人

・18歳未満から18歳未満の人の使用済み下着や唾や糞や尿。あと18歳未満がこれはそういうものだよ〜と言った物を買ったり、代わりに売ったり、買ってくれる人を見つけて紹介するのを商売にしてる人と場所を用意した人。

・深夜に保護者の同意や正当な理由なしに16歳未満の者を連れ出した人

・ネットカフェ、カラオケ、興行場、ボウリング場、スケート場、プール、漫画喫茶に18歳未満を深夜立ち入らせた人

がその相手が18歳未満だと知らなかったとしても罰はありますよ。ただしちゃんと確認したのに相手が嘘付いてたとかしてたら罰はないよ。


(両罰規定)

第29条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第24条の4から第27条までの違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の刑を科する。


・従業員が違反したり頼まれてる人が違反したりしたら本人の他に店や責任者、頼んだ人も同罪です。


(青少年についての免責)

第30条 この条例に違反した者が青少年であるときは、この条例の罰則は、当該青少年の違反行為については、これを適用しない。

・18歳未満が違反したときは当人の違反についてはお咎めなし。

以上東京都青少年健全育成条例改正案の罰則規定でした。

あちこちの条文を読むものだから非常に疲れました。

次回更新時は不健全指定廻りの施行規則をちゃんとやろう。

2011-01-06 東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文

[]東京都青少年健全育成条例施行規則に付いての雑文

東京都青少年健全育成条例について実際の条例及び施行規則についてとやかく議論をする前に、まずこの条例と施行規則の二つを読んでから議論を開始するべきであろうと思う次第。

そしてこの上記2つは東京都のHPに掲載されているがPDFなため閲覧する手段が限られている上に法律特有の判りづらさを有している。

条例はhttp://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/kaiseijourei.pdf

施行規則は

現行:http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/08_jyourei/08_p2.pdf

改正により追加される部分:http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/kisoku.pdf

その新旧対照表:http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/kisoku_sinkyuu_taisyou.pdf

ここも読んでおくといいかも http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/03/20k3i601.htm

そこで拙いながらも読み下していこうと思う。

条例については9yen和尚が(http://www.qyen.info/archives/2011/01/tokyo-jourei-counter-law.html)にて条例第7条第1項第2号に付いて書かれているので

ここに対応する施行規則第15条第2項に付いて書いてみたいと思う

1/10追記

9yen和尚による条例第8条第1項関連の分かりやすい図示

http://www.qyen.info/wordpress/wp-content/uploads/2011/01/tokyo-jourei-cr2.png

http://www.qyen.info/wordpress/wp-content/uploads/2011/01/tokyo-jourei-cr3.png

http://www.qyen.info/wordpress/wp-content/uploads/2011/01/tokyo-jourei-cr4.png

まず条例第7条第1項第2号


漫画アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、

刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、

不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、

青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの


9yen和尚の書いた図(http://www.qyen.info/wordpress/wp-content/uploads/2011/01/tokyo-jourei-new-7-2.png)が分かりやすいけど分解して箇条書きするとこうなる。項目として多くなるけど勘弁。

漫画、アニメ、その他画像(実写除く)で

・刑罰法規に触れる性交を不当に賛美するように描写する事

・刑罰法規に触れる性交を不当に賛美するように表現する事

・刑罰法規に触れる性交を不当に誇張するように描写する事

・刑罰法規に触れる性交を不当に誇張するように表現する事

・刑罰法規に触れる性交類似行為を不当に賛美するように描写する事

・刑罰法規に触れる性交類似行為を不当に賛美するように表現する事

・刑罰法規に触れる性交類似行為を不当に誇張するように描写する事

・刑罰法規に触れる性交類似行為を不当に誇張するように表現する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交を不当に賛美するように描写する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交を不当に賛美するように表現する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交を不当に誇張するように描写する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交を不当に誇張するように表現する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交類似行為を不当に賛美するように描写する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交類似行為を不当に賛美するように表現する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交類似行為を不当に誇張するように描写する事

・婚姻を禁止されている近親者間における性交類似行為を不当に誇張するように表現する事

により青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがある物を

販売店や映画興行主はお互いに協力して18歳未満の人売ったり貸したり見せたりしないように努力しなければならないとなっている。

つまり条例ではそういう物を書くな出版するなと言っている訳ではないということをまず頭に入れておかなければならない。

条例で直接あれを書くなこれを書くなといっている訳ではない。

つまりここだけを抜き出しても表現規制表現の自由侵害だとは当たらない。

でこれに関連して第8条1項第2号


二 販売され、若しくは頒布され、又は閲覧若しくは観覧に供されている図書類又は映画等で、

その内容が、第7条第2号に該当するもののうち、強姦等の著しく社会規範に反する性交又は性交類似行為を、

著しく不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を著しく妨げるものとして、

東京都規則で定める基準に該当し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認められるもの

を不健全図書として指定できるとある

要は世の中に出回っている図書類や映画等で前述の条例第7条第1項第2号に該当する物の中で東京都規則の基準に該当して青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認められる物を不健全図書指定できるとなっています

そしてやっと本題。上記の『東京都規則の基準』というのが追加される施行規則第15条第2項になります。

以下で分解していきます。


2 条例第8条第1項第2号の東京都規則で定める基準は、次の各号のいずれかに該当するものであることとする。

一 性交又は性交類似行為(以下「性交等」という。)のうち次に掲げる行為を、当該行為が社会的に是認されているものであるかのように描写し若しくは表現し、

又は当該行為の場面を、みだりに、著しく詳細に若しくは過度に反復して描写し若しくは表現することにより、閲覧し、又は観覧する青少年の当該行為に対する抵抗感を著しく減ずるものであること。


まずはここまで。

まず条例第7条第1項第2号に該当する物【刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為】というのが前提条件というかそこで書かれている『刑罰法規に触れる』で不健全指定されるってな部分をこの後に列挙して具体的に説明することになる。

で、その部分を列挙するとこう

刑法第176条(強制わいせつ

・刑法第177条(強姦) 

・刑法第178条(準強制わいせつ及び準強姦)

・刑法第178条の2(集団強姦等)

・刑法第181条(強制わいせつ等致死傷)

・刑法第241条(強盗強姦及び同致死)

児童買春児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童保護等に関する法律第4条(児童買春)

児童福祉法第34条の6 児童に淫行をさせる行為

東京都青少年の健全な育成に関する条例 第18条の6 何人も、青少年とみだらな性交又は性交類似行為を行つてはならない。

これらの法律に触れる行為をOKよと思わせるような描写や表現をしたり、そういうもんばかり描いたり表現したりで読んだ青少年にこういった行為を行ってもありと思わせる物


ニ 近親者間(民法第734条から第736条までの規定より、婚姻することができない者の間をいう。)における性交等を、

当該性交等が社会的に是認されているものであるかのように描写し若しくは表現し、又は当該性交等の場面を、

みだりに、著しく詳細に若しくは過度に反復して描写し若しくは表現することにより、閲覧し、又は観覧する青少年の当該性交等に対する抵抗感を著しく減ずるものであること。


こっちは条例第7条第1項第2号の『婚姻を禁止されている近親者間』について書かれている。

ここに出ている民法は以下のとおり

・民法第734条(近親者間の婚姻の禁止)

・民法第735条(直系姻族間の婚姻の禁止)

・民法第736条(養親子等の間の婚姻の禁止)

つまりここで禁じられている関係で性交等をOKよと思わせるような描写や表現をしたり、そういうもんばかり描いたり表現したりで読んだ青少年にこういった行為を行ってもありと思わせる物


三 電磁的記録媒体に記録されたプログラム電子計算機等を用いて実行することにより、人に前2号に掲げる性交等に該当する行為を擬似的に体験させるものであること。

これは簡単ですねこの前に書かれている二つを体験させるゲームの事(要はエロゲー)ですね。

でここで重要なのはここで列挙した規定の物は「不健全図書」の指定ができるということであって、条例が直接こういう物を書いてはダメとは言っていない。

なお不健全図書の指定を受けた本がどうなるかについては

9yen和尚の描いた図(http://www.qyen.info/wordpress/wp-content/uploads/2011/01/tokyo-jourei-new-7to9.png)にある通り。

少し長くなってMPもガリガリ削られているのでここまで。

少しでも条例や施行規則を読んでくれる人が増えることを祈って。

次は不健全指定された場合周りの施行規則について書く予定。

2010-08-10 つれづれいろいろ

[]今回のコミケサークル参加

もう直前だけど今回のコミケはサークル参加

金曜日東地区「パ26b」『MemoryBank有明出張所』です。

サークルカットにはいろいろ書いてありますが今回の頒布物は

以前に頒布した『ロマンシングサガRPG』のオフセット版&追加データCDPDF)のセットです。

頒布価格は¥1200の予定

友人のACA君が制作したオリジナルシステムです。

ACA君のサイトはこちら

http://aca-usual-weekend.com/

本来なら私H・Wizもちゃんと頒布物を制作して出すべきなのですが、

なかなかネタが固まらないです。

冬には何かしら制作せねば…。