打球方向と打球割合
【表1】対象試合 107期〜111期の全809試合 自軍と相手の全打者の打撃結果
表の見方については記事最後を参照
実際の野球では位置関係上レフトへの打球が三塁打になるケースが少なく、反対にライト側が多くなる傾向にあるものの
この結果を見るにそういった性質は反映されてなさげ。
三塁手・左翼手と左方向に打球が偏っているのは自軍の選手に右打者が多かったのが理由っぽい
ただ、二遊間では右方向の二塁手の方が守備機会多いんでこの時点では何とも言えない
それを検証したのが下表。
【表2】対象試合 148期の全162試合 自軍と相手の左打者のみの打撃結果
予想通り一塁手、二塁手、右翼手への打球が多くなりました。
右打者も左打者も引っ張りの傾向にあるとみて良いでしょう。ただし引っ張りに偏重してる感じではないですね。
6MLBの打者は比較的広角に打ち分けるタイプな感じがします。
ただ、こうなると表1でも守備機会が二塁手>遊撃手であることが余計に気になりますが
他のポジションは三塁手>一塁手、左翼手>右翼手だけに。
ひょっとしたら微妙に二塁手の方が守備機会が多いのかも?
ただ個人的には自分の集計不足なだけで、集計試合数を増やしていくと
二塁手も遊撃手も守備機会は同程度に収まるんじゃないかなと思います。
【表3】表1の打球割合
一試合で片方のチームに打球が飛んでくる回数は平均で27.22回。これを各守備位置が分け合う形となる。
その中でも二塁遊撃への打球が一番多く、一試合あたり平均で5回前後打球が飛んでくる。
やはり二遊間は特に走守に惜しみなく振るべきポジションと言えるでしょう。
その反面、一塁三塁への打球はちょうど二塁遊撃の1/2くらいで内野でも負担は軽い。
捕手への打球に至っては1試合に一度あるかないか。打球に関わる部分では無縁といった感じ。
6MLBにおいてはキャッチャーに守備を振る意味があるかについては是非が問われる部分ですが、今回は持ち越し。
中堅手は左翼手・右翼手より走守+1〜4くらいした方がいいんでしょうか。匙加減が難しい。
ヒットゴロ | 外野に抜けたゴロヒット(「 ヒット(三→左) 」「 ヒット(二→中) 」などの安打。 外野手の合計守備機会にはカウントしていない。 |
ヒットライナー | 外野に抜けたライナーヒット(「 ヒット(左) 」「 ヒット(中) 」などの安打。 |
ゴロ | 「 二ゴロ 内野安打 」といった安打になったゴロも含む。 |
一試合当たり | 一試合で片方のチームの各守備位置に打球が飛んでくる平均回数。 外野はヒットゴロを除外(外野に飛んできた時点で既に安打と判定されている為) |
ヒットゴロ含む | 外野守備は主にホームへの悪送球判定に影響する。 |
総守備機会 | ここで言う「守備機会」は本来の意味での守備機会とは異なる。 |
【おまけ?】細かいデータ色々
表1をまとめる際に一緒に出てきた数字を色々
単独記事にするほどの内容でもないのでついでに。
対象試合、対象選手は表1と同じ全809試合の自軍選手と相手選手。
- 盗塁成功率
- 盗塁成功
- 1126
- 盗塁失敗
- 317
- 成功率
- 78.03%
- 盗塁成功
盗塁成功率は盗塁○の有無(と走力)に大きく左右されるのであまり参考になる数字じゃないかも。
- バント成功率
- 犠打成功
- 914
- 犠打失敗
- 126
- 成功率
- 87.88%
- 犠打成功
投手の犠打成功率が85.7%だったので、大体バントの成功率は85〜88%くらいって感じでしょうか。
- 内野ゴロの安打率
- 全内野ゴロ
- 14881
- 内野安打
- 804
- 内野安打率
- 5.4%
- 全内野ゴロ
走力次第で内野安打率が上がる可能性もなくはないですが
それによって増える安打数はそんなでもなさそう。
- 走者三塁での外野フライ処理
- タッチアップでホーム突入セーフ
- 286
- 12(外野手による悪送球セーフ)
- 286
- タッチアップでホームタッチアウト
- 6
- 生還率
- 97.9%
- タッチアップでホーム突入セーフ
- 走者一塁での内野ゴロ
- 併殺
- 929
- 走者アウト
- 636
- 打者アウト
- 786
- 野手選択
- 48
- 併殺
61.2%で三振と同等かそれ以上の結果となり
34.7%で犠打と同等かそれ以上の結果となる、という見方もできますが
やっぱり38.7%が併殺になるのは重い。
どこかミスってそうなのでたぶん加筆修正します。
追い込みキャンプ
簡単に言うと4、5番目の先発のパラを捨ててその分リリーフに振る方法。
全部言葉で説明するよりは分かりやすいと思うので図を用意してみました。
パラはあくまで一例。先発完投型の前提で話を進めます。
黄色がパラ振ってる投手、橙と白が捨て投手。
最初は①の状態だと思いますが、せっかく次の試合でキャンプするのであれば
試合前に②のように並び替えると良いでしょう。
2番目と3番目の先発を救援に回した方が当然勝ちやすい。
並べ替えた直後の試合に勝った場合、即座にキャンプインで③の状態にするわけですが
このキャンプイン中に誰かに挑まれて、②の中継ぎAが先発する事態を防ぐたえに
「試合結果を確認する窓」「キャンプイン(能力変更済み)」の画面を二窓で開いておくとより確実。
勝敗を確認してすぐに「登録」ボタンを押せば多少は防げるはず。
万全を期すのであれば、2時〜4時あたりの閑散した時間帯にやるのが理想でしょう。
あとはキャンプインの回数が無くなるまで、⑥の状態になったらその都度キャンプインで入れ替えればOK
②の試合も含めて1回のキャンプで最大4試合投手陣が強化でき、
終盤にキャンプの回数が中途半端に残っていても無駄なく使い切れます。
また、②〜⑦まではすべて全勝している前提ですが、途中で負けることも想定して
5回残ってる場合は144試合前後、4回残ってるなら148試合前後から追い込むと丁度よさげ。
当然ながら追い込み中はマメに更新して状態を確認する必要があるので
最低限まとまった時間(30分くらい)は欲しい。
ちなみに。それなりに劇ぱわやってる人にとっては割と(?)基本的なテクニックみたいなので
裏を返せばは追い込み中で普段より強化されてる可能性もあるわけです。
消化が終盤に差し掛かってるチームを相手にする時は気をつけた方がいいかもしれません。
追い込みキャンプも調子で入れ替えるキャンプのいずれも現実的に効果が見込めるのは直後の3〜4試合くらい
しかしながら残留争いや優勝争いなど、1勝がカギとなるシーズンにおいては
1つのキャンプインがペナントレースの命運を握るかと思います。
なるたけ計画的に、無駄のないように使いたいところ。
投手の打撃成績
107期〜109期の自軍投手の打撃成績を出しました。
打席 | 打数 | 安打 | 打率 | 単打 | 二塁 | 本塁 | 四球 | 犠打 | 失敗 | 成功率 | 三振 | 長打 | 出塁 | OPS | wOBA | XR27 |
1687 | 1427 | 181 | .127 | 168 | 12 | 1 | 51 | 204 | 34 | 85.7% | 362 | .137 | .156 | .294 | .124 | -0.12 |
打率は大体.120程度、犠打の成功率は80%ちょいって感じ
ホームランは1本だけ出てました。現実の野球と同様そうそうお目にかかれるものでもないようです
出来れば2000打席くらい欲しいので4シーズンぶんのデータとして上げ直すかも。
試合ごとの打席結果と一緒にエクセルに集計してます
上記に記載のない犠飛、併殺、塁打が載ってるだけですが興味ある方は見てみてね。
http://www1.axfc.net/u/3270419
打席結果の画像もご一緒に。
http://i.imgur.com/vy00oWd.png