2011-11-18
常総市産の“ゆず”から、セシウム合計62Bq/kg を検出
常総市では、10月31日から給食用の食材を数点づつ測定しています。
11月16日の測定で常総市産の“ゆず”から、セシウム134を31Bq/kg、セシウム137も同じく31Bq/kgを検出しました。セシウム合計で 62Bq/kgになります。
http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/03238.html 常総市ホームページ - 健やかに ひとを育み みどり豊かな まちづくり
“ゆず”をどのような献立で使う予定だったのか知りませんが、皮をちょっと使った香り付け程度で、丸ごと一個とか出すことはないでしょう。
したがって、今回の検査によって減らせた被爆量は極々微量であって、健康への悪影響の低減も全く無かっただろうなと思います。
(12月初旬に使用する予定であったことから調味料的に使うのではなく、ゆず自体を食べるような献立の可能性もあるため一文を削除しました)
こちらの食品放射能データベースによると、“ゆず”からは結構、検出されているようです。
(追記 食品の検出結果については、こちらのデータベースもご参照ください 茨城県>県内農産物・畜産物への影響について 農林水産省/検査結果の概要(茨城県) 食品の放射能:調べるには 厚労省がネットで公開 - 毎日jp(毎日新聞))
もし、常総市(給食センター)がこれを知ったうえで、調査対象に選んだのであれば、その姿勢は評価してよいと思います。また、検出されたことを隠蔽等せずに、公表した常総市も立派だと思います。(ただ、ウェブサイトの表記をみると、ゆずだけ一日遅れで公表したようにも見えるのは、ちょっと気になりますが) (そういえば阿見町の件は全く情報が見当たりません。新聞社の誤報だったのでしょうか)
常総市の方針では、放射性物質を検出した食品は全て給食として使用しないとしています。
そうなると別の食材の手配のために追加予算が必要となります。しかし、独自の基準ですから東電や国の補償の対象とはならず、常総市の負担となるのでしょう。
イオンの放射性物質が検出された食材は売らないというニュースを見ても感じたことですが、このような独自の基準で使われなくなった食材や、仕入先への支払いはどのようにしているのでしょう。
代金を支払わない(仕入れない)のは独占禁止法の優越的地位の濫用にあたりそうですし、(公的な基準では)十分に食べられる食品を廃棄するというのも、倫理的な問題は無いのかという気持ちもあります。(もちろん、だから検査するなとか、食材を使えといっているわけではありません。単なる疑問ということです)
多くの家庭では“ゆず”は買ってくるものなので、香り付け程度にしか使えませんが、“ゆず”の木のはえている家では、ゆずを砂糖漬けにして、おやつ代わりに食べたりするようです。
香り付けやジャム程度なら絶対量が少ないので気にする事は無いと思いますが、砂糖漬けを子供にバクバクと大量に食べさせるのは、とりあえず控えておいたほうが無難かも知れません。
最後に常総市へのお願いですが、検査結果の測定誤差も公表して欲しいです。
全ての測定誤差などを公表するのは手間や説明等で無理なのであれば、放射性物質を検出した物だけでも、結果の紙を画像ファイルでアップするなどしていただければと思います。誤差も大切な情報となります。
追記
給食用ではありませんが、龍ヶ崎のゆずから検出されていましたね。(給食用の食材で検査したものは全て未検出です)http://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/noutiku-1101 龍ケ崎市役所公式ホームページ /11月の農畜産物等の放射性物質検査結果(1日〜11日)
追記
市の記者会見で発表されたようです。