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2009-08-09 巡礼

 いやー、お金もないし、この夏は基本的に読書するつもり。その第一弾。

転生回廊―聖地カイラス巡礼 (文春文庫)

転生回廊―聖地カイラス巡礼 (文春文庫)

 アカデミー賞受賞作「おくりびと」の原作となった納棺夫日記 (文春文庫)と同じ著者。自分が旅に出る代わりに、旅の本を読んでみました。実際にはこの人自身は高山病で苦しんで、肝心な巡礼登山自体は中途半端に終わってしまうのですが、それでも聖地を巡る記述はとても美しいと感じたし、何よりもすごく共感しながら読みました。良い旅の本を読むと思いますが、旅の醍醐味ってのはやっぱり目的地とかではなくて、(準備も含めて)旅するプロセスそのものにあるんですよね。この本自体もいいのですが、本の中で言及される仏教関係の本は是非読んでみたいなあと思わせます。

 高山病と言えば、僕もペルーに行ったときに苦しんだ覚えがあります。リマからクスコに行った途端、坂道で足が前に進まないのです。そうはいっても日程も限られるし、頑張って歩いてたら、しまいには血尿出てしまいました。まあ、今となっては良い思い出です。ちなみにクスコ標高がだいたい3600mでしたが、ラサが3700mで、カイラスははそれ以上だというので、本当にその苦しみ、判ります。そういえば、その時には、(青蔵鉄道ができる前)当時は世界で一番標高高いところを通っていた列車に乗って、クスコからチチカカ湖畔の街プーノまで行ったんでした。僕はその時はコカ茶ばかりを飲んでたけど、この著者はバター茶を飲んでたりして、そういうとこも実感として想像しながら読んでました。カイラスまではさすがに難しいと思うけど、ラサには是非一度は行ってみたいところですが、やっぱ高山病対策と歩く体力を考えると、なかなか難しいかなあ。

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