2011-03-21 早くも10日が経ちますが
実家のある浦安では未だに断水が続いています。
たまたまウチの両親は月末から海外旅行の予定なので、それまではと粘るつもりのようですが、そういうとりあえずの期限でもない限り、いつまで続くか見えない不安の中で、だんだん気持ちの部分もシンドくなってきていると思います。今のところ、実家の水汲み以外なんにもしてはいないのですが、何かできることを考えたいと思ってます。
実のところ、差し当たっての問題はトイレです。実は僕、結構トイレ関係では子供の頃からダメで、始めてボーイスカウトのキャンプに行った時も、ほぼ野グソ状態がどうしても耐えられず、一週間ウンコ我慢したくらいです。翌年からは平気でやるようになりましたが・・・今も実家では近くの公園のレンタルトイレがあるのだけど、停電とかになったら結構怖いので、ウンコしたくなる前に自宅に戻ってしまってます。ゴメンなさい。マジで東電さんには計画停電回避をお願いしたいです。
彼はもともと日立の原子力関連エンジニアだったのですが、東電の体質に嫌気がさして辞めたと言ってる。その彼によると、計画停電も完全に弱い者いじめだという。まあ、今はお客さんなんであんまり言いたくはないけど、今回の原子力発電所への対応でも、まこれは政府側の弱腰もあるにしても、完全に後手に回ってる(何故ハイパーレスキュー隊が最後なのか?)し、なんとなく現場の雰囲気が想像できるような答弁も多い。僕自身は今でも今後も原子力発電所推進派ですが、それでも正直、現状の体制(設計・構築と運用が別)のままでの運営は無理だと思う。アメリカ方式が良いとは言わないけど、原子力関連は独立させて、政府(これも原子力に特化した専門機関)とダイレクトに繋がる仕組みが必須じゃないだろうか。
原子力発電所に関しての状況ですが、
というデータがありますが、これによると今朝7時くらいからデータが上昇しつつあります。あんまり考えたくはありませんが、昨日3号機の圧力が上がって、ベントしようとしたら圧力が下がって落ちついたとの発表がありましたが、やっぱどっかしら放射性物質が漏れてたってことではないですかねえ?まあ、それでも15日の1/6位なので心配はしてませんが、こういうデータとの因果関係とか、ちゃんと説明して欲しいよなあ。ていうか、あんまり報道されなくなってきてるので、自分で見るようにしないとだ。
これによると、現地では20日の14時前頃から値が高くなっているのだけど、東京ー福島間が約250kmとして、時速に換算すると15km/h弱で、うーん、風はそんなに早くはないだろうから因果関係はないのかな・・・。まあ、素人考えなんですけどね。
さてさて、実家の水汲みは弟達とも分担して、自宅に戻ってからはひたすら練習と読書を。こないだ紹介した本(実はまだ読んではいなかった・・・)を読了。
- 作者: ジョージ G.スピーロ,志摩亜希子,永瀬輝男,坂井星之,塩原通緒,鍛原多惠子,松井信彦
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: 単行本
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フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまでもそうでしたが、ペレルマンについてだけでなく、ポワンカレの時代に遡って、そこからの数学者の努力の足あとを辿ってく読み物で、相変わらず中身はさっぱり分かりませんが、実に人間的で面白いです。あーでもないこーでもない、と試行錯誤し、時には全く違う概念を導入してみたり、(ほとんどがそうなのだけど)失敗してみたりと、問題解決のための努力は、ロジカルって意味では情報システムとかも同じなんだろうな。
そう考えると、今の福島第一への対応では、原子炉への対策立案そのものはロジカルでなくてはならないけど、作業者の被ばくを含め人間相手な要素が強いだけに単にロジカルなだけでは済まないわけで、その辺の分離と統合と決断がリーダーシップに求められているわけですね。さっきの話に戻るけど、今は本当に非常時な訳で、小うるさい役人とお客さんと出入り業者的な構造ではなく、誰でもいいのでリーダーシップを発揮できる体制が必要。そう考えると、できるだけ役人的な発想の(相対的に)少いと思われるメーカーが主導権を握るのが良いと思うのだけど、さて、どうなってるんですかねえ。

