台湾全国公園緑地会議

 台湾全国公園緑地会議に参加しました。台湾の国家公園の取組みは今回始めて知りましたが、台湾の沿岸生態系管理については以下の点で他国よりやりやすいのではないかと指摘しました。
0)内務省営建署(日本で言えば国交省)が湿地生態系を守る宣言をする会議を開き、500名もこの場に参加すること自体がすばらしい
1)九州とほぼ同面積の島国である。大陸より小規模なので、管理しやすい
2)島全体が一つの政府である。河川上流も含めて統一した管理ができる
3)国土の多くが多雨、森林、山地である−頑健な生物多様性をなお維持している
4)東海岸と西海岸で大きく違う。東海岸は急峻で自然海岸がほとんど残されていて人口も少ない。西海岸は平野部も広くほとんど人工海岸で2000万人の人口のほとんどが暮らしている。東側は現在の自然を保育し、西側は重要な湿地などの復育を計ればよい
・・・・(詳しくはCOE公開掲示板2007.12.22