未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

勉強会とかイベントとかビール代とかつまみ代とかについて

わたしもカーネル読書会とか1000 speakers conference in English(1000 spと称す)とか、いろいろイベント的な勉強会的なものを主催する機会が多くて、参加者のみなさまの満足度はどうだったのだろうかと気にもむことも少なくない。

主催者側の手間ひまを最小限にするために、いかに手を抜くか、コストをかけないかというところで運営しているため、参加者の皆様にはいろいろとご迷惑、ご不便、不愉快なことを強いているのではないかと思う。

とはいうものの、手弁当でやっているので、そこはひとつ多目に見ていただきたいというか、大人の対応でお願いしたいと思ったり思わなかったり。

カーネル読書会も1000 spも飲み物(ビールなど)とつまみ(乾きものとかピザとか)を出して1000円という予算になっている。カーネル読書会の長い歴史の中で、1000円から1500円くらいでやりくりしていて、ピザを多めにするとコストがかかるので、最近では1000円に押さえるために、乾きもの中心のつまみ構成に落ち着いた。

カーネル読書会の場合は、コンテンツも運営も自分一人でまわしている感じではあるが、会場を提供していただいているレッドハットの平さんとか受付係をやっていただいている大神さんほか様々な人の助けなしには回らない。1000 spにしても産技大の上田さんの絶大なるサポートがなければ回らない。

持続可能にイベントをするためには、それ以上に参加者のみなさまのサポートがなければ続かない。参加者の善意に強く依存しているところが一つの脆弱性である。

勉強会・イベントの価値 > 勉強会・イベントの運営コスト(手間ひま)
(勉強会の法則)

前者が後者を上回っていれば持続可能だけど、運営コストが前者を上回ると続かない。そのために主催者としては手間ひまだけではなく精神的なコストも含めて下げるような努力を続けたい。

カーネル読書会オープンソースの勉強会のような形式をとっているが、自分にとっては半分飲み会みたいな要素もあり、参加者との意識のギャップがないか、ちと不安に思うこともある。

ビアバッシュがデフォルトだったんだけど、いっそのこと、それをやめちゃって、呑みたい奴は勝手にコンビニでもどこでもいいけど持ち込んでやるというのでもいいような気がして来た。

主催者側は何も用意しませんので、Bring Your Own Drink ってことで。どうだろうか?