未来のいつか/hyoshiokの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2018-06-21

プログラマ60歳定年説、FA宣言

タイトル釣りです、すみません無駄に長いのでお忙しい人は、どーぞ、飛ばしちゃってください。

自分は今年の9月で満60歳になる。60歳というと多くの日本企業の御多分にもれず定年である。定年後に何をするのかしないのか、ここで簡単に記してみる。

日本の伝統的な大手企業(経団連に属するような企業)では、定年などの制度がしっかり整備されているので、先輩たちがどんな暮らしをしているかおおよそのロールモデルがある。一方で自分が今所属している企業は20年ちょっと前に創業したネットである。規模は大企業だが相対的若い企業なのでそもそも50代の従業員がそんなにいなくて定年退職した人も数えるくらいである

日本において職業プログラマ世界では、特にフリーランスではなくて会社に所属している場合、35歳定年説というのが炎上系のネタとしてよく議論される。特にSI系の場合多重下請け構造の中で歳を食ってプログラミングをしているなんていうのは、よろしくない、あるいは許されない(単価的にも能力的にも)ということがまことしやかに囁かれる。

今回ここでのお話は、そのようなことではなくて、会社の人事制度としての「定年」のお話である若いプロフェッショナルな皆さんは自分が定年になることなどは想像するのは難しいとは思うが、人は必ず歳をとり、生きていれば誰でも60歳になる。技術系(ジェネラリストではなくエキスパートとして)で生きてきた会社員がどのような考えでどのような選択肢を持つか、あらかじめ考えておくことはあながち無駄なことではないと思う。なんかの参考になればと思う。

働き方改革とか人生100年時代とか働き方とか生き方話題になる昨今であるが、基本的には年金制度が破綻しつつあるので、定年で仕事やめて、老後は年金で暮らすというのはもはやできませんよ、というのがその根底にある。

さて、それでは自分はどうか。子どもはすでに独立しているので、人生において生活上の固定費は低い。したがって、今の収入をあげるという強いインセンティブは少ない。昔は収入をあげたいと強く思ったものである。(生々しい数字はここでは割愛)。

大雑把に言って、次のような選択肢がある。1)雇用延長で65歳までいる。1年毎の契約社員。2)転職する。3)独立する。個人事業主となるか会社組織を立ち上げて代表になる。

日本の大企業の場合、50代がわんさかい年功序列賃金なので、パフォーマンスに比べて高い賃金を貰っていると言われている。企業として成長しているのであれば、それでも問題はないわけであるが、そうでない場合、どうしても定年などの制度がないと解雇が難しいので、人件費が増大して生産性が低くなる。(一般論として)

企業の本音としては、役職定年や定年制度で賃金カット雇用調整を合法的に行いたいということである

一方で働く側としては、同じ仕事をしていて、いきなり賃金カットというのは精神的にはなかなか受け入れがたい部分がある。誕生日をすぎたからと言って、急に能力が3割減になるというのはあり得ない。(あるかもしれないけど)

結局のところ、需要と供給のバランスというかマッチングなので、人材流動化して、必要とされているところに必要とされているタイミングで移動するというのが落とし所になる。

自分が1)やりたいこと、やりたくないこと、2)できること、できないこと、3)社会的に需要のあること、ないこと、などの軸の中で、収入を得る時間の使い方を考えていくことになる。(当たり前の話だけど)

自分イメージとしては、今までの職業の中で培ってきたキャリアプログラマとしての能力、小さなチームのプロジェクトリードオープンソーススタートアップCTOでの経験コミュニティーの立ち上げやエバンジェリスト、大きな企業で技術理事としてできたことできなかったことなどを考えながら、自分が最もバリューを発揮できるところ、自分が最も時間を費やしたいところ、自分を最も必要としてくれるところなどのバランスを考えることとなる。

昨今、古典を読みまくったり、勉強をしたりしているが、技術の変化というのは、表層はすごい勢いで変化していっているように見えるが、根っこの部分、すなわち基盤の原理原則はほとんど変化していない。

若い人たちAWSとかAzureとかDockerとか(昨今の流行りのテクノロジーをあげてほしい)フォローするのに大変かと思うが、一方で成長する技術組織とか、技術者としての落とし穴とかソフトスキルとか、そんなに毎日変わるようなものではないものも少なくない。

0から1を作るとき落とし穴技術者としての勉強方法とか、IT業界に長くいたからこそ貢献できるあれやこれやもあると思う。

自分の体力、能力知的好奇心などを生かしてくれるところを探して、マーケティングするということになる。それは社内でも社外でも同じだ。組織に属してもいいし属さなくてもいい。フリーランス個人事業主)でもいいし会社組織を立ち上げてもいい。自分のできる範囲の中での選択肢を考えていく。

組織に属するとしても、様々なことを様々な形態でやりたいので、副業が前提になる。さらにいうと、9時5時に満員電車に揺られて仕事をするというよりも(もちろんオフィスに行くことはやぶさかではないが)、リモートワークなどが主体となるようなイメージである

これは、会社員としての FA (Free Agent) 宣言でもある。興味がある人は連絡ください。個別にご相談させていただきます。( hyoshiok @ gmail.com )

thin white dukethin white duke 2018/06/21 23:32 まだまだ現役で頑張ってください、我々も励みになります

yebiharayebihara 2018/06/23 02:14 社内外で「よ」だけで存在感を示すことのできる吉岡さんは、自分にとって最初のロールモデルでした。
同じ会社の時は顔を合わせたことすらないので、私淑ってやつですが。

その結果、自分のプログラマー歴は既に20年になりました。
今でも胸を張って自分の職業はプログラマーだと言っています。

新たなチャレンジを陰ながら応援しております。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20180621/p1