残暑と会社

八月二十五日(土)晴
いつまでも暑いと思ったが、考えたらまだ八月である。昔の小学生ならまだ夏休みである(最近のことはよくわからない)。高校野球が終わり、西武も一時の勢いを失って、何だか喪失感ばかりが募る昨日今日である。菊地で負けて今日も危うくノーノーになるところ。総合力で勝るホークスが調子を上げてきているので予断を許さない状況だ。ところで、金足農業の吉田君が巨人ファンで巨人に行きたいと言っていると聞いて心底がっかりである。まあ、田舎のあんちゃんだと思えばそれも仕方ないか。巨人さ行っでがっぽりかせぐも悪かねえが。
図書館で会社法の本を借りて来た。社史を書いているのに、会社のことをきちんとは何も知らないことに気づいたからである。教科書的な本だが、まずはこれを読み、やがては商法など関連する法律もひと通り知りたいと思っている。それにしても、自分は今まで何と世間で必要とされる知識や常識のないままうかうかと社会人をして来てしまったものか。定年近くなってしみじみと、自分の無知蒙昧と勘違いを恥じるばかりである。