平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-12-03

[]M-1グランプリ2017 敗者復活戦 18:40 M-1グランプリ2017 敗者復活戦を含むブックマーク

スーパーマラドーナ天竺鼠、アイロンヘッドに投票した。ただ、全ての面において、スーパーマラドーナ圧勝だったと思う。なんで決勝に残っていないんだ? 最初に出ていた面々はあまり笑えなかったなあ。吉本以外の面々は、熱心なライブの客だけではなく、一般の人にも届くような漫才をしないといけないと思う。

ちなみに上位3組予想は、かまいたち、ゆにばーす、敗者復活に投票した。本当はとろサーモンを1位にしようと思ったが、好き嫌いが激しいだろうと思ったので。そのくせ、2位にゆにばーすを入れているあたりがひねくれているのだが。

[][]稲見一良ダック・コール』(ハヤカワ文庫JA23:08 稲見一良『ダック・コール』(ハヤカワ文庫JA)を含むブックマーク

ダック・コール (ハヤカワ文庫JA)

ダック・コール (ハヤカワ文庫JA)

石に鳥の絵を描く不思議な男に河原出会った青年は、微睡むうち鳥と男たちについての六つの夢を見る――絶滅する鳥たち、少年のパチンコ名人中年男の密猟冒険脱獄囚を追っての山中マンハント、人と鳥と亀との漂流譚、デコイ少年友情などを。ブラッドベリの『刺青の男』にヒントをえた、ハードボイルド幻想が交差する異色作品集。"まれに見る美しさを持った小説"と絶賛された第四回山本周五郎賞受賞作。(粗筋紹介より引用

第二話「パッセンジャー」(『ミステリマガジン1990年6月掲載)、第六話「デコイブンタ」(『奇想天外』1989年10掲載)に書下ろしを加え、1991年2月早川書房より単行本刊行1994年2月文庫化


CMプロダクションに勤めるカメラマンの若者は、大金をかけた市のPR映画でラストシーンとなるビルの間に昇る太陽を撮るという仕事を任されたが、日本では珍しいシベリヤ・オオハシシギを見かけてしまい、そちらにカメラを向けてしまう。「第一話 望遠」。本人の感動と世間ギャップの違いを描いた作品のように思える。世間の冷たさを如実に描いたような内容で、どうも好きになれない。

猟の失敗で仲間外れになったサムは、村同士が仲の悪いサザンビルの村へ猟へ行ったが、そこで何万羽という鳩の群れに出会う。サムは森にとまった鳩を銃を撃ち続け、何羽も撃ち落とすも、サザンビルの村の連中がやってきた。慌てて隠れるサム。鳩の大量虐殺が始まった。20世紀初めに絶滅したリョコウバトの話。「第二話 パッセンジャー」。人間エゴイズムを見せつけられているような一編。人は簡単残酷になれるのだと思わせられると、少々憂鬱になる。

二度のがん手術の後、早期退職してキャンピングカーを買った私は、ボウガンアーチェリーで鳥の密漁を試みるが失敗ばかり。そんなある日、パチンコで器用に鳥を撃つ、少年ヒロと出会う。二人の奇妙な付き合いが始まった。「第三話 密漁志願」。初老の男と少年の心の触れ合いを描いた傑作。素直に心に染み入ります、これは。

刑務所から4人が脱獄した。そのうちの1人がたまたま家に忍び込んだところを捕まえた日系二世ケンタカハシは、アル・ダンカン保安官に誘われ残り3人を捕まえるためのパーティーに参加する。脱獄を仕掛けたオーキィは、ナバホ・インディアンの酋長の後裔だった。「第四話 ホイッパーウィル」。脱獄班を追うハードボイルドな展開から最後は意外な感動物語で終結する。ケンとアルとの心の触れ合いもさり気なく、それでいて染み入るような描かれ方がが絶妙。これまた傑作。ちなみにホッパーウィルとはヨタカ一種

南シナ海の真っただ中、漁船燃え海の中に源三は放り出された。潮の流れに身を任せて浮かんでいたが、2m以上の大きなオサガメが伸ばした首を厚い板に載せて泳いでいるところを見つけた。「第五話 波の枕」。自然神秘と、海の長老とでも言いたくなるような亀の懐の大きさを書いた作品。海はまだまだ神秘に充ち溢れている。

俺はダック・デコイ。鴨をおびき寄せる罠として作られた、木の鴨である。去年の秋、池で使われたまま捨てられ、岸辺に押し流されてしまった。不法行為で池の水は枯れて干からび、泥に埋まっていた。そんなデコイブンタが拾った。ブンタは虐められ、登校を拒否していた。「第六話 デコイブンタ」。結構暗い内容を含む作品だが、最後は閉じ込められた大観覧車からの脱出という意外な展開と感動が待っている。

ダック・コール”とは鴨笛のこと。本編に鴨笛は出てこないが、青年が石に描かれた鳥の絵を見て、青年は鳥にまつわる6つの夢を見る。表題にある通り、ハードボイルド幻想が交差する不思議作品が並ぶ。自然というものに触れるときの奇妙な感情不思議な暖かさ。それがまた、心に染みてくる。言葉にできない感情が、ここにある。全てを通して読むと、本当に傑作な短編集であると感じる。

何で今まで読まなかったのだろうと、自分の見る目の無さにあきれる。それでも、今読めたからいい。傑作であるし、誰かに読んでもらいたい一冊である

[]犯罪の世界を漂う 23:08 犯罪の世界を漂うを含むブックマーク

無期懲役判決リスト 2017年度」に2件追加。

求刑無期懲役判決有期懲役 2017年度」に1件追加。

やっと更新できた……。

[]忙しい 23:08 忙しいを含むブックマーク

部屋に戻ったらへとへとの毎日。パソコンを付ける気にもならない。昨日は珍しく早く終わったけれど、飲みに誘われてすぐにダウン。ボロボロですね、もう。年末まで続くのかな……。もしかして年度末までだったりして。まあ、日曜日休みなだけ、まだましか。今日も同僚の数人は仕事に出ているし。

[]M-1グランプリ2017を見た 23:08 M-1グランプリ2017を見たを含むブックマーク

ゆにばーす

ビジネスホテルに同泊するネタ。キャラクターはいいし、キャラクターに負けない笑いも入っている。トップバッターとしては上々。中盤に出ていたら、もっと点数は高かったと思う。92点。

カミナリ

この世で一番強い生物ネタ。どつきが有名だが、どつきじゃない笑いも入っていたので面白かった。どつきをもっと減らすべきじゃないかな。87点。

とろサーモン

旅館のネタ。笑えるのだが、癖が強すぎてどことなる引っかかる部分があるので、判断が難しい。最後は余計だったんじゃないか。89点。

スーパーマラドーナ(敗者復活)

コンパのネタ。ボケ重ねがうまいし、カニをうまく引っ張ったと思う。なんで敗者復活なんだ、彼らが。94点。

かまいたち

怖い話のネタ。達者だけど、テクニックが前面に出ている感じがあって、あまり笑えなかった。いっそのこと、にゃんこスターを絡めた方が、笑えたんじゃないか。91点。

マヂカルラブリー

野田ミュージカルのネタ。今大会、唯一のやっちゃった枠。上沼、言いすぎだろーと思えないぐらい、決勝に残ったのが不思議だった。82点。

さや香

うたのおにいさんのネタ。前組で冷めた空気を、若さでよく盛り返したと思う。ただ歌に突っ込むネタは古すぎる。もう少し動きを絡めるとか、変わったところが欲しかった。86点。

ミキ

「鈴」という字の説明だけで、よくこれだけ笑いに持っていくなと素直に感心。兄貴の声が裏返り、時々何言っているのかわからないところが残念だが、勢いだけで行っちゃったかなあ。92点。

和牛

ウェディングプランナーのネタ。作りこまれた安定した笑いがある。プランナー新郎に変わるところも面白かった。前半は今一つかなと思ったが、後半の畳み込みは素晴らしかった。95点。

ジャルジャル

変な校内放送のネタ。ピンポンだけでよくぞこれだけ笑いを取れるものだと感心。ジャルジャルらしいネタだが、好き嫌いが多いだろうし、私はどちらかと言えば苦手。それでも今回は結構笑えた。最後、もう一つ何か欲しかった。91点。

<最終決戦>

とろサーモン

石焼き芋のネタ。あまり笑えなかったなあ。

ミキ

スターウォーズのネタ。なんか、兄弟だけで楽しんでいる気がする。もうちょっと客のことを考えた方がいいと思った。

和牛

仲居のネタ。店の裏側のような嫌らしさも出ていてよかったと思うが、それが逆に不快感を招いたか。


最終決戦は客も含め笑い疲れ、やる方は決勝戦よりネタが落ち、笑いの量が少なかったと思う。それでも達者ぶりと幅の広さで和牛かなと思ったのだが、優勝はとろサーモンちょっと意外だったが、選ばれても不満はない。今年は皆、レベルが高かったと思う。笑神籤のシステムのそれなりに働いたし。ただ、進行がグダグダだったのは残念。

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