漂流日誌 このページをアンテナに追加 RSSフィード

■■■入れ替わり立ち替わり書いてます■■■
MAILHOME月間予定表2004年9月までの日誌

2006-02-28(火) 晴れ

[][][]語り得ないもの 語り得ないものを含むブックマーク

自分がどうすればいいのかはっきり分からない。今は好きなとき音楽を聴いたり、ゲームをしたり、ビデオを観たりしている。でも、それでいいか分からない。そうすることに根拠がない。もし学校に行ってたら、同じことをしてても、こんな気持ちにならないんじゃないかとも思う。さりとて勉強するのも無理な気がする。とにかく、いろんな場面で、どう行動したらいいのか分からない。こうすると自信を持って答えられない。行動の根拠は何だろう。

訪問先の男の子の話。身の処し方についての経験不足やら、するべきことをしていない焦りやら、自信のなさやらいろんなものが混じっているが、あっち飛びこっち飛びの話をまとめるに、彼が真に言いたかったことはそれらではない。というのも、この後が次のように続くからだ。

重力って何だろう。こういうことと、重力とは何かを考えることは似ている気がする。なぜ重力があるのか。宇宙の始まりを考えることにも似ている。ビッグバン最初と言うけど、そもそも宇宙が"始まる"ってどういうことなのか。先に述べたようなことを考えると、いつも重力宇宙のことを思い出す。

重力理屈が知りたいのか、と質問したら違うとの答が返ってきた。重力があるという、そのこと自体についての疑問だという。

重力とは引力と遠心力の合力であり、引力は物体同士が引き合う力をいう。引力は物体の質量が大きいほど強くなり、故にリンゴ地球に引っ張られて地面にぶつかる―物理に明るい人なら、もっと詳しく語るだろう。だが、どんな説明も、重力という現象解説はするが、そもそもなぜ重力なんてものがあるのか、という問いにはついに答えない。ビッグバンから宇宙が始まるという仮説は、「宇宙の始まり」そのものの説明足り得ない。自分の行動の根拠を考えることはそれに似ている、と彼は言うのだ。行動の根拠意味、そんなものはどこまでも問える。問えて、ついに答を得ない。そこで重力に思い至る辺り、なかなかセンスがいい。

■今はまだ「どうすればいいのか分からない」なんて言ってるが、もう少し考えれば、世界はそもそも語り得ないものの集合で出来ていることがわかるだろう。そこからの話をするのが楽しみだ。その日が早く来ないかな。

■余談。それにしても、「音楽を聴いたり、ゲームをしたり、ビデオを観たりしている。でも、それでいいか分からない」とは、岡村靖幸のようで笑った。「カルアミルク」だよ、それじゃ。

♪ここ最近の僕だったらだいたい午前8時か9時まで遊んでる

 ファミコンやって、ディスコに行って

 知らない女の子レンタルビデオ見てる

 こんなんでいいのか解らないけれど

 どんなものでも君にかないやしない (「カルアミルク岡村靖幸

あとは好きな子いるかどうか、だな。人間場合、「他人」という別枠からアプローチ存在するところが、重力宇宙の始まりに比べて融通の利くところだね。もっともその分、面倒でもあるのだが。

aa 2006/03/01 11:03 今はまだ「どうすればいいのか分からない」なんて言ってるが、もう少し考えれば、世界はそもそも語り得ないものの集合で出来ていることがわかるだろう

あんみつあんみつ 2006/03/01 11:13 がーん、すみません。おかしなふうに書き込んで。書いている途中で送信されてしまいました。日誌に登場するお子さん、まるで少し前のうちの子です(笑)。2年程前に、「根拠が欲しい。ファンダメンタルも欲しい」と。で、昨日などは、「どうしたらよいかわからない。そして、わからないことが世の中にはたくさんあるんだ、ということはわかって
きた。でも、それじゃいやなんだ。わからないと、いやなんだ。なんとなくじゃ、いや
だ。どうしてそうするのか、わからないといや」。 はあ〜・・・。ふう

相馬相馬 2006/03/03 09:38 そもそも、どうしてそんなに「わかりたい」のかを聞いてみたいですね。恐らく自分でもそれについては考えて、一応の結論は出てるはず。「”どうしても”わかりたい」と。「どうして、どうしてもわかりたいの」と聞けば、「”どうしても”だからどうしても」と答が返ってくるのでは。その「”どうしても”としか言い得ない感覚」が鍵です

あんみつあんみつ 2006/03/03 10:13 母のチョッカンですが、どうして、どうしても知りたいか・・・それは、自分の不安とか自信のなさに関係しているのでは?と思う私は、またなんでそう思うのかしらん?ああ、迷路です

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060228

2006-02-27(月) 吹雪。久しぶりに寒い

[][]ゆく人くる人 ゆく人くる人を含むブックマーク

■久しぶりに寒い日なのだ。地吹雪でやや視界も悪くなり、二月はじめの悪夢のような状況を思い出したが、なんともうすぐ三月だ。各訪問先でも、親子共々に「早いなぁ」と嘆息するところばかり。

■ということで、先週は終了になった訪問先が一件、さらにもうすぐ終わるところもいくつか出てきた。さみしいけれど、それもまたよし。ただ、これまでの終了と若干寂しさが違う。こちらに子供がいつでも訪問できる場所ができるので、やや「会いたければまた会えるさ」という感じが若干強いのが特徴です(当社比20パーセント増)。

■ちなみに問い合わせは一週間に一件は入ってきています。終わるところもあれば始まるところもあり。この辺が、「不登校は減少している」と巷間言われることへの現場の違和感ですな。

■えー、前回の日誌の最後はちょうどその時歌っていた歌です。スターレス

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060227

2006-02-26(日) 雨 大風

[][]さみしい会議さみしい会議にを含むブックマーク

■「漂流しない教室」会議改め「漂着教室」会議。強風吹きすさぶ天候のせいか、はたまた前回の会議後遺症か、参加者激減。さすがに前回はよくなかったと反省して、いろいろ改善したのだが、見てくれる人がいなかった。ちょっとまずい。

■内容は、前回からの経緯報告および現時点で決まっている「漂着教室」概要について。「漂着教室」は6月スタートの予定。週何日開けるのか、時間は、など話し合う。肝腎の料金はペンディング。当たり前の話だが、「漂着教室」の目指すところとそのための活動内容によって、金額は変わってくる。今までの話し合いに加え、今日会議で一定の方向は見えてきた。後は俺と山田仕事だ。詳しくは通信で各訪問先に報告する。

■次回会議は3/26(日)を予定。どんな場所なのか、みんなで見学に行けないかこれから交渉する。もしこの日がダメでも、4月の前半には必ず見学できるので、通信などで連絡します。

ボランティアスタッフ募集のチラシつくる。ヒマを見て各大学専門学校に貼りに行かなくちゃ。

あんみつあんみつ 2006/02/26 22:46 ああ、やっぱりその日ですよね。申し訳ないのですが、今からわかっているので「欠席です」

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060226

2006-02-25(土) 晴れ。ツルツル路面

[][]送別会 送別会を含むブックマーク

本日漂流教室から卒業していくメンバー相馬氏と一緒にお別れの飲み会をしています。スターレス

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060225

2006-02-24(金) 雪 真冬日

[][]ディベートフレンド ディベートフレンドを含むブックマーク

■久しぶりの雪。久しぶりの寒い朝。起きたら、荒川静香金メダルを獲ったとテレビが大騒ぎだった。訪問先で録画放送を観たが、なるほどこれはスゴイ。いや、たいしたもんだ。立派立派。もうひとつ印象に残ったのはスルツカヤの顔。闘う意志あふれたいい表情をしていた。長く世界のトップにいるということは、あーいう顔を持つということなんだろうな。競技が終わったということで、残るはエキシビション。好きなんだ、あれ。

■訪問先の子と、チョコは甘すぎるという話題で大激論。いや、今回は激論じゃないな。意見の一致を見たんだった。よく喋る子で、毎回なにかしら議論になる。先週は皇位継承についてだった。メンタルならぬディベートフレンド。帰る頃には喉が嗄れている。

■「漂流教室」は、何より先ず子供の話を聞く、ということを表に掲げてやっている。それが議論とは何だ、傾聴せいと言われるかもしれないが、ちょっと待った。議論と傾聴は一見正反対に見えるかもしれない。しかし、議論を戦わすためには、相手の言うことを正確に聞き、咀嚼しなくちゃならない。ここまでは傾聴の作業となんら変わりない。アウトプットの方法が違うだけだ。話を聞く、といってもカウンセラークライアントではない。子供に合わせて、場面に合わせて、多種多様な方法がとれるはずだ。論戦もひとつの手法じゃないか。もっとも、10代と30代では戦闘能力が違いすぎるから、多少の配慮やテクニックは必要だけれども。

■議論を交わす中で、今まで聞いたことのないエピソードが出てくることもある。傷めいた思い出が語られることもある。決して万人向きではないが、面白いやり方だと思う。意見を戦わせて気づくこともある。

■『100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)』という絵本がある。紹介の必要もないくらい有名な絵本で、もちろん俺も読んだことがある。でも、なぜだかあまり好きじゃない。子供の頃から好きじゃなかった。佐野洋子の絵は好きなんだけどな。

■白猫が死んで、"ねこ"は初めて涙を流す。そして静かに死んで二度と生き返らない。そうですか、なるほどね。終わり。いやー、よく出来てるけどさー。あまり残るものがない。白猫が死んだ。とても悲しいのに"ねこ"から涙は流れなかった。こんなに悲しいのにダメだった。または、それでも"ねこ"は死ねなかった。悲しいまま、それからやっぱり100万回生きた。うん、こういう方が好みだ。そうか、ラストダメだったのね、とこれはスタッフと話していて気づいたこと。

■帰り道はブラックアイスバーンでつるつる。明日は卒業するボランティアスタッフ送別会。明後日の13時からは「漂流しない教室」会議改め「漂着教室」会議です。場所はいつもの北海道市民活動促進センター

ゆきゆき 2006/02/26 12:13 ディベートフレンド楽しそうですね。カウンセラーとクライアントではない議論をする関係が、時にメンタルに関わってくることもあるでしょうね。私も似たようにやっていました。子どもによってやり方は変わるけど、カウンセラーっぽいのではなく、おしゃべりやお話作りから、いろんな過去の話題が出てきたり、気づかされることがたくさんあったり。
 北海道はまだ寒いようですね。長野は、大変な大雪の後例年にないくらい暖かくなりました。その分雪崩が怖いですが、3月みたいで道に雪がなくなり通勤は助かっています。ツルツルの道、お気を付けくださいね。春はもうすぐ!

相馬相馬 2006/02/26 22:31 聞く姿勢は揺るいじゃいけませんけどね。どういう方法を採るにしても。
札幌もずいぶん暖かくなりました。道路の雪もとけて走りやすいです。
まだまだ油断は禁物ですが

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060224

2006-02-23(木) 晴れ

[][]健康第一? 健康第一?を含むブックマーク

■訪問四件、一件お休み。春が近くなり春眠なんとやらになってきているのか。

オリンピックはいよいよ終盤になり、もうメダルもあきらめているようでそんなに日本日本言うこともなく競技だけ楽しめるようになってきているんじゃないのかな。

最近思うこと。健康に気を使っていろいろ食べ物とか気をつける、ってのがあるだろう。あれは体をある意味大事にしていないんじゃないかと思っている。気を使うということは、自分の体を信用していないからじゃないか。現状を肯定できないということだ。これと同じような思考とちょくちょく出会っている気がするなぁ、と思い返してみたら、「将来のために高校くらいは行っておくといい」という思考でした。

高橋高橋 2006/02/24 22:25 健康に気を使っていろいろ食べ物とか気をつける
ということについて、いろいろなからだや心の状態の人がいるのですから、もうちょっと説明がないといちがいに言ってしまうのは乱暴だと思いますが・・・
からだのことなのに、からだで感じることではなく頭で「健康」について考え「健康」を作り出そうとするのは確かに危険だなあと思います。
いまを信じていまを愛するというのは、シンプルですごく難しいことです。

あんみつあんみつ 2006/02/25 00:35 最近ようやく山田さんの日誌の特徴がわかってきたつもりのわたくしです(笑)。OZAWAさんのは、差し引いて^^、山田さんのは自分の中で膨らませて解釈しています。

私の母が健康信仰というか、健康と食べ物に多大な関心をもつタイプでして、おかげで私はそういうのが嫌いです。もちろん、母はそれでいい、と思いますが。それが母の生きる目的みたいなので。人間ドックで異常なし、と言われるのが無上の喜びらしい75才

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060223

2006-02-22(水) 曇り 3月並の気温

[][]途中で豹変 途中で豹変を含むブックマーク

今日、2件の訪問が終了した。ひとつは2年半通って、そろそろ自分ひとりでも何とかなると子供が言い出して。もうひとつは2ヵ月半通って、実はちょっと無理して会ってたんだと子供が言い出して。好対照な2件に見えるが、今の自分には必要ないと子供判断した、という点では同じケースとも言える。

■会っていた時間が短ければ、まだ何か出来たんじゃないか、という思いがよぎる。長ければ長いで、このままでいいのか、と悩む。答はない。願わくば、これから楽しい日々を過ごさんことを。そして機会があればまた会おう。会えなかったら会えないが会えたら会おう。

訪問が終了した日の帰り道は、毎回なんとなくしんみりした心持になる。今日もそうだった。いつも通る道なのに、いつもと違う気配がする。しかし、それで出てくる歌が「また逢う日までなのはちょっとどうか。「♪たがいに傷つき〜すべてをなくすから〜」だぞ。まあいいや。「また逢う。暇で」ということにしておこう。(最近ちょっとオヤジだ)

トリノ五輪って今週末までだっけ。早く終わんないかしら。メダルだ夢だ勇気貰っただのうるせーよ。そんなもん貰うな。「感動をくれてありがとう」って、お前らのためにやってんじゃねーっての。選手「ありがとう」って言うのやめろよ、気持ち悪い。テレビで見てるだけじゃん。何の関係もないじゃん。そういうことは公言するな。持ち上げる人はけなす人。

あんみつあんみつ 2006/02/22 22:01 思い出しました、うちの子の時。かめさんと二人、ほんとに後ろ髪引かれてましたものね。なのに、子どもは申しわけないほど、あっさりしたもの。何かを止める勇気、何かから抜ける勇気、誰かと別れる勇気、なんて思っていたのは、私だけだったのか・・・

しのしの 2006/02/23 01:27 メダルや夢や勇気をうるさく言う人と、トリノ五輪とは別々に考えてよ。トリノ五輪までけなされてひどい言われよう。寂しいわ。
五輪に限らず自分の好きなスポーツの観戦は面白いし好きな選手は応援したい。私の大好きな佐々木明の出場がまだこれからなんだから!

しのしの 2006/02/23 01:32 …でも、「感動をくれてありがとう」なんて言う人いるのかい…?私は聞いたことがないぞ。

相馬相馬 2006/02/23 03:10 ? 別にオリンピック自体はけなしちゃいないよ。応援だっていくらでもすればいーじゃん。そんなことに文句言わないよ

めぐめぐ 2006/02/23 09:24 感動をくれてありがとう!!!!
勇気を貰いました!!!

ってワイドショーでやってて、涙してる人を私は見た!

でも鳥の五輪大好き。もうネタ探しで楽しんでます。
フィギア見ると「靴紐が!!!」って号泣したトーニャ思い出したり、、、スノボクロスで余計な事して話題になったアメリカ選手見て大笑いしたり!(他人の不幸はみつのあ・・・・

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060222

2006-02-21(火) 曇り。暖かい

[][]答えは… 答えは…を含むブックマーク

■昨日の夜から妹に依頼されているPCの作成。やや眠い。

■訪問二件、送迎一件。清野くんは一週置いて次回で終了。お疲れ様でした。

相馬氏が違うんじゃないかと言っている答えは「つけ台」。検索してみると出てきます。しかし、何がどう違うと考えているのかな。

相馬相馬 2006/02/22 08:59 大字泉によれば、「付け台」とは寿司を乗せる板を指すとのこと。それってあの下駄みたいなヤツのことでしょう。百歩譲って、いわゆる「カウンター」を指すとしても、寿司屋でのみ使う言葉ならば、他の蕎麦屋、天ぷら屋には使えない(そもそも、ここにひっかかってたのよ)のだから、「カウンター」一般を指す言葉としては適切じゃない

OZAWAOZAWA 2006/02/22 09:54 付け台ってショウケースの横というか上というかの握った寿司を「へい」ってのせるところになってるよ。カウンターより高いところ。もう、日本建築学会編の建築設計資料集成みた。カウンター席ってきっと賄い食からきているような気がする。

あんみつあんみつ 2006/02/22 10:53 賄い食。ああ、なるほどね。カウンターって、調理台という意味もありますものね。私は、バーと呼ぼうっと(だから、それは横文字だって・・もう、いいいや^V^)

A渡辺A渡辺 2006/02/22 12:23 元々は屋台のそば屋の構造だと思うんですけど。寿司屋も明治期は屋台だったそうですし。

別件ですが、昨年度応募されていた「不登校への対応におけるNPO等の活用に関する実践研究事業」ですが、今年もそろそろ募集の公表があると思いますので、応募するのでしたら準備しておいた方が良いと思います。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/12/05122801.pdf
の3ページに記載がありますが、本年度も事業は継続し、委託機関を10機関から15機関に増やすそうですから、あと5機関分は募集するはずです。

相馬相馬 2006/02/22 12:37 気にかけて下さってありがとうございます。今年は事務所兼フリースペース開設もあり、バタバタ忙しくなるので、文科省への応募は見送ろうと思います

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060221

2006-02-20(月) 晴れ

なれの果て

[][]倒れてました 倒れてましたを含むブックマーク

以前紹介した道庁前のピカチュウ。今はこんなことになっている。事故に遭ったに違いない。シートベルトしてたのにな。

昼過ぎから急に頭が痛くなった。熱はない。身体もだるくない。ただ頭が痛い。その痛みが相当ひどくて、子供と話してる途中に一瞬気が遠くなるくらい痛い。帰宅後、すぐ寝ました。おかげで今朝は回復した模様。訪問も出来そう。

寿司屋などで「カウンター」と呼ばれている部分について。山田の言う「答え」が少々納得いかなくて、まだしつこく調べている。どうもその「答え」は違うようだ、ということまでは分かった。では何と呼ぶのか、というと未だにこれというものがない。誰か知ってたら教えて下さい。

■去年の日誌を読み返していたら、2/21にやはり頭痛で倒れていた。まさか毎年恒例。(2/21 朝)

OZAWAOZAWA 2006/02/21 10:14 「スタンド」のカウンタートップとかカウンター甲板とかいいますけど。「トップ」って私は使いますね。もうあまりなくなったけど、銘木店にいくと楽しいですよ。店主の木に惚れ込んでいる話しを聞くのが。寝かしてある材木が「どうだ!」ってならんでます。

OZAWAOZAWA 2006/02/21 11:27 ちょっと気になったんだけど、実際に使用するのかなぁ。金のかからない方法で、集成材の端材(裏はひどいけど、表はまともで陶器などの個展などで見たな、たぶん貰ったものですね。)、テーブルだと、廃グランドピアノの上の板を使用とか、店舗などに使っていたガラスの扉(テンパーライトドア)をそのまま使うとか、脚はフラットバー(スチール)加工してもらうとか、その辺の箱使用とか、どれもどこかで工夫して使っていた例。木材をボルト通しでつなげて自家製で作れるけど。これはむずかしいかなぁ。たわごと・・・。

相馬相馬 2006/02/21 20:54 そういった横文字の言葉が入ってくる前には何て呼んでたか、というのが疑問なんですよ。もしかしたら、カウンターという言葉が入ってくる前は、対面形式の席はなかったのかもしれないし。考えてると面白い

OZAWAさんの二つ目の投稿は銘木店についての話ですか。楽しそうだな銘木店

あんみつあんみつ 2006/02/21 21:39 バー(bar 棒)では^V^?おすし屋さんのことを英語でsushi barというから・・・。

barを調べたら面白い、あるわ、あるわ、意味が幾つもあります

相馬相馬 2006/02/22 01:01 だからbarも横文字じゃ……もういいや

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060220

2006-02-19(日) 曇り、雪がちらちら

[][]ハッキョー考 ハッキョー考を含むブックマーク

■小・中学校時代のことを思い出してほしい。友人たちにからかわれたり、何か失敗をしたりという時に我を忘れるほど暴れて、手がつけられない状態になった人のことを揶揄して何と言ってだろうか。ぼくや相馬氏より年上の世代だと「ハッキョー(発狂)した」と言ったことがあると思う。これが僕らより若い世代になってくると、「キレた」と言うだろう。ボランティアスタッフに聞いてもやはりそうだった。この二つ、意味が似ているようでちょっと違うな、と思い当たった。

※ちなみに「キレる」は「ぷっつん」という流行語と関係があるだろう

※「ハッキョー」は「発狂」であるが、ここでは語本来の意味と違うのでカナで書く

■ぼくの考えるところだと、違いはこうだ。

「ハッキョー」…暴れた状態を止めようとするが止めることはできず、こちらがもう関わることができない

「キレる」  …普段より強い怒りの状態に対して使い、暴れた状態を止められるかどうかは関係なく関わりは持たない

つまり、語が表す怒りの状態の範囲は

ハッキョー<キレる

と広がっている。これは言葉を使う我々の側が許容できる怒りが

ハッキョー>キレる

と狭くなっていると解釈することもできる。

■少し例を出してみよう。某スタッフに聞いた話だが、小学校時代にからかわれてリコーダーで机をバンと叩いたら「キレたぁ」と言われた、という。これは「ハッキョー」には当てはまらない。リコーダーを持ったまま暴れ回って手がつけられなくなれば「ハッキョーした」と言うだろう。「ハッキョー」を使う時は、周囲の人では解決のしようが無くなっていて他の人(普通は先生)の助けを借りなければならない時なのだ。対して、「キレる」を使う時は、周囲の人が解決するかどうかは関係が無い。だから、他の人が関わりになることも無い。まとめると、

「ハッキョー」…あきらめ、介入開始のサイン

「キレる」  …無視開始のサイン

といえそうだ。

■午前中、スタッフトレーニングにつき合い、午後まで相馬氏と話し。寿司屋蕎麦屋のカウンターと呼ばれている部分を日本語で何というか、調べたりする。答えはわかったが、読者のみなさまにはクイズとする。正解しても何もでないが。その後、妹に頼まれているPC作成のためにパーツを探したり、猫を病院に連れて行くために車に乗せたり。夜、ジンギスカン

めぐめぐ 2006/02/22 09:45 え。。もいもいどうしたの?

ちょびはアレルギー湿疹でかいかいです。

薬のませたら、ハッキョーしました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060219

2006-02-18(土) 曇り時々晴れ

仮面

[][]マッドメン マッドメンを含むブックマーク

■「アフリカン・マスク 想像ジャングル」展を見に、芸術の森に行ってきた。北大橋本信夫名誉教授研究のかたわら蒐集したもので、数年前に芸術の森に寄贈された。橋本教授は『動物のお医者さん』の漆原教授モデルでもある。

■今回の展示数は約100点。誰かの顔に似た仮面あり、能面のような仮面あり、『動物のお医者さん』に出てきた仮面もあった。ひとつだけだが、仮面を被れるコーナーもあった。つけたところをぜひ写真に撮りたかったのだが、撮影禁止で残念。3/26まで開催。なかなか面白かったので、もう一度行ってもいい。訪問先で行きたい子がいたら一緒に行こう。

■明日からしばらく暖かいそうな。三寒四温とは言うけれど、急な温度上昇はやめて欲しいな。天気については我ながら実にワガママだと思うけど、どうせ叶わないことだからいいだろう。それとも、祈祷の仮面でも作ろうか。

[][]天に唾する教育のせい 天に唾する教育のせいを含むブックマーク

安倍官房長官ライブドア事件は「教育が悪いからだ」>


安倍晋三官房長官は16日夜、東京都内ホテルで、小泉純一郎首相自民党総務会メンバーらとの会食に同席した。安倍氏はこの中で「ライブドア事件(の原因)は規制緩和と言われるが、教育が悪いからだ。教育は大事で、教育基本法改正案も出したい」と述べ、同方改正案の今国会成立に意欲を示した。(2/16 毎日新聞

教育基本法制定は昭和22年。制定から60年近くが経つ。教育基本法ライブドア事件の原因なら、もっと前から類似の事件が起きてておかしくない。最近になって教育基本法がますます尊重されるようになったという話は聞かないから、どうしてもここに結び付けたいのであれば、むしろ教育基本法がないがしろにされたせいで事件が起きた、とした方がまだ筋が通る。

安倍氏は、佐世保小学生女の子が同級生を切りつけ死亡させた事件の直後にも、事件は教育が悪いからだと講演で語り、教育基本法改正を説いているから、お得意の切り口なんだろう。所詮こういう方にかかっては、電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも、全部教育が悪いに違いない。トリノ五輪日本勢が振るわないのも、きっと教育が悪いんだろう。教育基本法改正絶対反対、なんて叫ぶ気はないが、こういうバカなこじつけで変わるのはご免蒙る。

■そもそも、下の世代の教育を云々することは自分の至らなさを省みることだと、きちんと理解した方がいい。教育は上から下へ伝えられるものだからだ。安倍官房長官、今年で52歳。堀江社長は、確か俺のひとつ下だから、今年で34歳。その差18歳。親子と言うのは無理があるが、さりとて同世代じゃないだろう。だいたい、今も昔も教育文部省(現文科省)主導で行われている。そして安倍氏は、ニ代に渡る与党第一党の党員だ。「教育が悪い」と言うが、その「悪い教育」に自分が加担してないとはどうしたって言えまい。己を反省しての言ならいいが、そうじゃないなら天に唾するだけだ。同じことを前にも書いた。三度目がないことを祈る。

A渡辺A渡辺 2006/02/19 10:24 安部は岸信介(60年安保騒動時の首相、A級戦犯)の孫。
岸信介は松岡洋右(国際連盟脱退演説をした外相)の甥。
二代なんてもんじゃないですね。

相馬相馬 2006/02/19 12:16 そうか、そんなに遡れるんですね。ちょっと平安貴族を想像した

A渡辺A渡辺 2006/02/19 12:50 安部の母方の祖父だから姓が違うので気が付きにくいかもしれません。
また、安部・岸は山口県選出の国会議員ですね。
平安というか明治維新のままなんですよ、長州閥。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060218

2006-02-17(金) 雪ちらつく。寒い

[][]パズルを解く パズルを解くを含むブックマーク

フリースクールネットサイト作成を引き受けたので、自由が丘学園に行き少し話し合い。はじめてピクロスを解く生徒に先生が至極丁寧に解説をしていたのが印象的だった。

■朝と夜の訪問がお休みになり、一件のみ。スリザーリンクというパズルをやった。難易度が五段階あるのだが、2でも難しい。「4が解けなくても、4.5が解けた時もある」と子供が言ってくれたが、なんだかもっと上手くなりたい気持ちになった。パズルゲームは、集中力や「もっとできるようになりたい」という気持ちを手軽に思い出させてくれるツールだと思った。

■ぼくの聞き間違え。ラジオで「独居老人」と言ったのが「どっきり老人」と聞こえた。歳を取っても驚くことが多い世の中よ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060217

2006-02-16(木) 曇り

白い葉

[][]不幸な方向で 不幸な方向でを含むブックマーク

■通りがかりの庭先で、枝の先に白いものがチラチラしてるのが見えた。え、花か。確かにここ数日の陽気じゃ、春と勘違いするそそっかしい木があっても不思議じゃない。車を降りて寄ってみると、裏が真っ白な葉っぱだった。一枚失敬して、今はダッシュボードの上にある。

■昼の訪問先が、最近学校に通いだしたとかで一時お休みになっている。空いた時間で、今週末の新人トレーニングの用意。その合間に日誌も書いている。ところで、最近気づいたこと。耳がいい加減なので、ラジオなどで流れる歌もかなりテキトーに覚えている。その間違い方に法則があるような気がしてきた。簡単に言うと、不幸な方に聞き間違える。この間、Bread & Butterの「あの頃のまま」がラジオでかかった。

♪For myself For myself 幸せの形にこだわらずに 人は自分を生きてゆくのだから

だが、俺の耳にはこう聞こえた。

♪For myself For myself 幸せの形にこだわらずに 人は地獄を生きてゆくのだから

すげえ。地獄を生きていくのか。拝一刀か。冥府魔道に生きるのか。四生六道順逆の境に立ちて死生命あり。人生いいことなんてない。それでも生きていかざるを得ないっていう諦めを歌ったんだね。パンクだな、Bread & Butter。すっかり感心して、帰宅後、歌詞を確かめたら「自分」だった。なんだよバカ。でも、「あの頃のまま」って作詞ユーミンだもんね。「地獄」なんて歌詞にするわけないよ。

The虎舞竜ダメだ。この名前、何回見ても笑ってしまう)の「ロード」も、「♪何でもないようなことが幸せだったと思おう」だと、ずっと勘違いしてた。「思う」じゃなくて「思おう」。本当は幸せじゃないってわかってるんだけど、それじゃあんまり惨めだから、せめて幸せだったと"思おう"。それで今日も生きていける。苦しいことなんか忘れられる。すげえ。さくらと一郎かよ。赤色エレジーか。「昨日もそう思った」か。期待したのに、正しくは「思う」だった。なんだよ、それ。つまらえこと言ってんじゃねえよ。何でもないようなことは何でもないんだよ。

■別段、不幸が好きってわけじゃないのですが。これも、『あしたのジョー』と『やっぱりおおかみ』のせいだろうか。はたまた、青林堂育ちの業なのか。また何か聞き間違えてたら、ここで報告します。(何の日誌か)

■「アウ・クル」会議速報。豊水小跡施設見学の日程が4月の3、4、5日に決まりました。これ以外に、3月末にも見学できないか交渉中。ということで、今月中の見学は出来ません。ずれ込んだ理由は、工事が長引いてるから。もうそれは聞き飽きた。

あんみつあんみつ 2006/02/25 01:09 今夜のドラマで「福岡に行く」というセリフが、何度聞いても「不幸カニ行く」に聞こえました。そうまけいたさんは、総負け板もしくは総巻け板。失礼しました。ああ、まだ頭が痛っ

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060216

2006-02-15(水) 晴れ時々曇り

[][]くっちゃね くっちゃねを含むブックマーク

センターにて通信作成。その後訪問三件、送迎一件。休みの連絡などあり。

相馬氏が長く会っていない友人のブログを見つけ、二人で「おお」と言いながら見る。元気そうでなによりだ。

■帰宅後、飯を作って食べたらものすごく眠くなり、ごろんところがりそのまま。背中がちょっと痛い。先週の水曜日に「おいでよどうぶつの森」を買って、訪問先の子供たちの村を訪問している様子なんか書こうと思ったのだけど、次回に回そう。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060215

2006-02-14(火) 雨混じりの雪

[][]目鼻不調 目鼻不調を含むブックマーク

■朝は少々具合が悪かった。頭が重く、鼻水が出る。急な陽気で風邪でもひいたか。布団の中で大人しくして、出かける頃にはなんとか調子を戻した。

■訪問は4件。1件目2件目と続けてゲーム画面を見ていたら、涙が止まらなくなった。角膜が相当やられてるのかしら。乾燥は目に悪い。怖い怖い言ってないで、目薬した方がいいだろうか。でも怖いのさ。みんなどうして平気なんだ。

■4件目の訪問はいつもと趣きを変え、札幌駅周辺を二人でブラブラ。本屋電気屋を冷やかして歩いた。たまにはこういうのもいい。できれば、一緒に飯でも食いたかったが、それはまた今度の楽しみにしよう。

■散策してると、突然声をかけられた。誰かと思えば、以前勤めていた会社の先輩だった。上司に毎日毎日怒られて、あの会社には正直イヤな思い出しかない。でも、覚えててもらったのは嬉しかった。

■昨日に引続き気温が高い。もうすぐ入学式かと思うような陽気。道路の雪もすっかり融けた。水に濡れたアスファルトが光を反射して運転しづらい。たまに融け残った氷の塊を踏むと、車がびっくりするくらい跳ねる。明日も暖かいらしい。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060214

2006-02-13(月) 暖かく雪緩む

[][]理由か気持ちか 理由か気持ちかを含むブックマーク

■暖かい。雪が緩むのはいいが、こういう日はとても滑りやすいし、フロントガラスも汚れる。ワイパーが古くなっていて全然機能を果たさなくなっていたので新しいのを買った。快適快適。どうしてもっと早く変えなかったのかと後悔百万光年ですよ。

■「段差が一回で大きいものなら、大きいからできなさそうと悩む。段差が小さくても数が多いものなら、たくさんだから途中でできなくなりそうと悩む」どちらにしても共通なのは「できない自分が困っているという気持ち」で、理由は後付でしかないと思う。まず漂流教室が相手にしなくちゃならないのは、その気持ちの部分だ。

■ところで、学校復帰でよく非難されたり、嫌がられるのは正にこの気持ちの部分をとりあえずおいといて、理由の部分だけで押し通そうとするからだろうが、結局理由か気持ちのどちらかを選ぶ必要はある。悩んでいたってしょうがないと気持ちの面で踏ん切りをつけるか、段差が一回だから/段差が小さいからやってみるかと理由の面を信頼するか。いずれそのどちらかを取るしかないというのは、伝えられる時に伝えておいた方がいいと思っている。

[]発達障害者支援を考える道民フォーラム 発達障害者支援を考える道民フォーラムを含むブックマーク

発達障害者支援法の理念を普及するため、支援に関わるさまざまな分野の関係者が一同に会し、支援を進めていくための共通の認識をもち、今後のあり方について考える。参加対象者は一般道民、当事者家族、母子保健・発達支援、特別支援教育、障害福祉、就労、医療精神保健等の関係者。


日時:2006年3月12日(日)10:00-16:00

場所:かでる2・7 かでるホール札幌市中央区北2条西7丁目)

費用:無料

定員:500名

主催北海道

共催:北海道教育委員会

後援:北海道厚生局、北海道労働局、札幌市


基調講演―『育ち、学び、生きる』

 講師:田中康雄氏(北海道大学大学院教育学研究科教授


シンポジウム―『発達障害者の生涯を支えるネットワーク

 パネリスト大塚晃氏(厚労省障害保健福祉部企画課)

        石塚謙二氏(文科省初等中等教育特別支援教育課)

        未定(就労支援関係者)

        未定(家族当事者活動団体)

 コーディネーター:田中康雄氏(北海道大学大学院教育学研究科教授


申込期限:2006年3月8日(※会場の都合により定員になり次第締切)

申込方法:申込書にご記入の上、郵送、FAX等にて申込

申込先:北海道保健福祉部障害者保健福祉課

    〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目

    TEL:(011)231-4111(25-720/721)

    FAX:(011)-232-4068

    E-MAIL:hofuku.shohuku1@pref.hokkaido.jp

相馬相馬 2006/02/14 22:03 手法の話をしてるので、山田の言う「できない自分が困っているという気持ち」というのはここでは関係ないんだけど、自分がどうするかということになると、そこになるのかなやっぱり。ところで、タイトルないぜ

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060213

2006-02-12(日) 晴れ 寒い

[][]表ありゃ裏も 表ありゃ裏もを含むブックマーク

山田が中庸云々の話をしたのは豊富町での講演会だよ。中庸は中道よりむしろ止揚に近い、というようなことを言っていた。

■午前中は、スタッフ志望者5人を迎えてのトレーニング。実は新人トレーニングは初めてなのでした。タイミングが合わず、これまではいっつも山田がやっていた。山田トレーナー相馬トレーナーで、その後に違いが出たら面白い。今回は「中庸」の話まではいかず。次回に持越しだな。

■その後、訪問1件。いよいよ来週に迫った私立高校受験を前に、日程変更で呼ばれたのだ。中1から通っているが、本当に成長した。本人まだまだ不安なようだが、不安な中にも、手応えは確実につかんでいるはずだ。あとはそれに気づけばいい。

■数年前から、私立高校は2校受験できるようになった。俺の頃は1校だけだった。合格の可能性は高まったが、受験の負担は増えた。良いことが増えれば悪いことも増える。良いことだけというのはなかなか難しい。

学校復帰の手法に、今日は玄関まで、明日は玄関の外まで、明後日は門のところまで、と次第に外出距離を延ばしていくものがある。そうやってひとつひとつの障害を小さくすれば、それぞれのクリアは容易くなるだろうが、越えなければならない関門はむしろ増える。ひっかかるポイントをやたらにこしらえるわけで、かえって大変になるとも言える。それよりは、仮令段差は大きくとも、たった一回の挑戦で越えられる方が楽だ、ということもあるだろう。だから、スモールステップという考え方も俺はちょっと疑っている。何事も相手に依る。そして、ベターと思った方法にも良い面と同じだけ悪い面がある。文字にすれば当たり前だが、当たり前がなかなか当たり前にはいかなくて、さて、次回のトレーニングでそれを伝えられるかしら。


本日の脳内BGMメモリーグラス(堀江淳

あんみつあんみつ 2006/02/13 00:03 すべての人にとって完全無欠な「手法」なんて、きっとないでしょうね。スモールステップにしても、そうでないやり方にしても、一つ大事なのは「それが上手く行かなかった時」どう子どもが受け止めるか、ということだと思います。スモールステップで次々クリアして行った。そして途中で、あるいはあと一歩のところで躓いたとする。その時子どもはどうするか?そして支援してきた人は、なんと言ったらいいのでしょう

OZAWAOZAWA 2006/02/13 09:32 その時子どもはどうするか?っていうのは、もうわからないですよ。本人じゃないとね、そこをわかったつもりになるのはどうかなぁ。どう考えるかは、その本人の考えるとおりですよ。私が本人だったら、もう好きにさせてなんだよな。田中敦氏が言っている「プロセスが大事」っていうのがよくわかるな。あしたはきょうを飛び越えたはいかないっていうけどそんなふうに考えていきたいなと思うんですけど。あんみつさん、ブログ主に聞いたのかな?

あんみつあんみつ 2006/02/13 10:22 ?? ブログ主って、この日誌の?聞いたかって、もし12日の日誌についてなら、何も聞いてませんが・・・。「わかったつもりになるのはどうかなあ」については、「いえ、わかりません」。

>その時子どもはどうするか?

「子どもはどうしたら良いのか?」とは書いていません。支援者はどう言ったらいいの?とは書いたけどね。紛らわしかったですね。単純に「どうするんだぁ?」」と書いてしまいました。どうするかは、おっしゃるとおり、わからないですよね。誰にもわかりません。子どもですら、すぐにはわからなかもしれない。長いことわからないかもしれない。ただ、上手く行かなかった時どんなふうに子どもは受け止めるんだろうかということには、関心があるのです。以前はそこまで考えていなかったけど。こう思うようになったのには理由があるけど、それはまた別の機会にね

相馬相馬 2006/02/13 12:54 何と言ったらいいんでしょうねえ。ぼくはどっちかというと、「上手くいったとき」に子供がどう受け止めるかに興味があるんですよ。できた、上手くいった、という感覚をしっかり感じて欲しいな、という。でも、それはコインの表裏かもしれないですね

OZAWAOZAWA 2006/02/13 18:08 外にでていて書き込めなかったでした。
ごめんごめん。よくよくあんみつさんの書き込みを読んだら、主旨がどうも違ってたようですね。「なんと言ったらいいのでしょう」とは、「!」がつく意味なのね。はやとちりだった。ほんとにごめ〜ん。あんみつさんがわかってること書いちゃったのね。最近読んだ本に「聞き手に主体がある」だったかなそんなこと書いてあったけど、こりゃ、変な方向に話しそれたのかもね。

あんみつあんみつ 2006/02/13 19:24 大丈夫よ〜ん。支援する人については、ほんとに、「何て言うのだ?」と聞いていたし。たぶん、ワタクシのコメントに触発されて^^、何か伝えたいことがあるんだと思っていましたよ

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060212

2006-02-11(土) 曇り

[][]焼き肉〜 焼き肉〜を含むブックマーク

■午前中から訪問四件の土曜日。忙しくなったものだ。昨日は訪問途中でなんだか風邪気味になったので、早引けしたのだった。おかげで体の心配無しに今日の訪問はできた。

■昨日の日誌の内容だがとんと覚えがない。「中庸」を説いているなんてことがあったのだろうが、自分はどうもエラソーなことを言っているものだ、と思った。明日は相馬氏がスタッフトレーニングをする予定だから、その準備かな。

■訪問途中で実家から電話が来た。夕方に焼き肉屋に行くから来れないかという。訪問しているから無理だ、と答えるのがいつものことだ。ああ、無情。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060211

2006-02-10(金) 雪のち晴れ

[][][]マンガ大王 マンガ大王を含むブックマーク

訪問の心構えを聞かれたら、いつも、「安定しつつ不安定に」と答えている。今日は安定、明日不安定、ということではない。態度が矛盾してはいけない。自分は安定している。ゆえに子供のどんな話も聞ける。これはいい自分は安定している。ゆえに子供不安にも心動じない。これはうまくない。安定はしてなきゃいけないが、同時に不安定でいる必要もある。安定と不安定を両軸に、どちらも満足するよう動く。後に、それは「中庸」ということだよ、と山田から教わった。

■なので、自分の中に矛盾を抱えることは別にイヤじゃない。イヤじゃないというより、多分、矛盾を抱えていないとどう動いていいかわからない。「矛盾」は「矛」と「盾」と書く。矛盾を持つということを、右手に矛、左手に盾と捉えれば、おお、冒険の準備が整った。では、竜王を倒しに行ってまいります。と、これはただの言葉遊び

訪問は3件。1件目ではマンガの話をし、2件目でもマンガの話をし、3件目でもマンガの話をする。マンガ大王だ。大王様は、マンガのことでは、ちょっと安定しすぎてる感がある。好みが固まっちゃってる。幸い、子供らの方が頭が固いので(仕方ない。あいつら、まだあんまり生きてないからな)まだ誤魔化せている。誤魔化せてるうちに、勝手に柔らかくなっておこう。「FEEL YOUNG」誌で柏谷コッコの『人生漫才』復活。「復活」って、覚えてる人どれくらいいるんだ。

megu-1129megu-1129 2006/02/11 11:47 うちの漫画大王
先日雪掻きしてる時 『日差しがきつくて具合が悪い』と言って部屋に引っ込んでしまい。
その後ずっと 漫画読んでました。


相馬さ。がいる!うちに・・・相馬Jr。

って思いましたわ。

あんみつあんみつ 2006/02/11 18:02 今読んでいる本の著者は、中庸を今の言葉で言うとバランスだと言っています。自分のバランスをいつも自分の中にとらえて自覚している人は人生の達人だそうですョ。そして自分のバランス、自分のほどよさは自分でなければ見つけられない、と。ふむ・・・

相馬相馬 2006/02/12 01:31 いや、バランスとは違うんじゃないかなー。ものすごく大きく捉えればそう言えないこともないと思いますが

加藤浩司加藤浩司 2006/02/12 17:08 中庸って空中にスッと立ってるイメージ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060210

2006-02-09(木) 地吹雪

停車中の車内にて

[][]地吹雪に遭遇 地吹雪に遭遇を含むブックマーク

■午前中の訪問終了後、さて移動と思ったら地吹雪がひどい。前が見えないので20勸焚爾任そるおそる走っていたが、突然2メートルほど目の前に前方車両のテールランプが見えて慌てて停車した。気づいてみれば、まっすぐ走っていたつもりだったが道の端にも寄っている。それは自分の左右にうっすらと他の車の影があるのでわかった。しばらく待って警官も来ていたが、自然の猛威が収まるまではどうにも動けない。一時間ほど経ったところでほんの少し弱まった隙をついて動いてみたら、ぼくの車は見事に腹をすってスタックした。何とかしようと外に出ると、凄まじい地吹雪のためみるみる体は濡れ鼠になり、手がかじかんで動かなくなった。結局、除雪に来たブルドーザーに牽引してもらい、脱出したのは一時間半後なのであった。

■午後、NPOほうすい、あらため「アウ・クル」の会議。入居予定の部屋は一教室分の大きさのところを二団体で分けて使う予定なのだが、消防法上真ん中に天井まで届く仕切を入れることができない。さて、これでもいいか。

■帰宅後、寒いので鍋。鍋はいい。

めぐめぐ 2006/02/10 08:38 すさまじい吹雪だったんですね。札幌はいい天気だったのに。。。ちょっと走っただけでこんなに天気が違うとは。。
無事脱出できてよかったですね。

テンテン 2006/02/10 09:21 我家をお昼頃出たのに、2時頃「今、セルフのスタンドの所です。」と電話があったので、びっくりしました。3キロもない距離を2時間かかってしまったのですね。なんだか申し訳なさでいっぱいです。

昨日のようなお天気は、ここでも年に数回なのに、今年はとても荒れる日が多くて。「やばい!」と思う日はお休みにしてください。

「うう〜 早く来い春!」

あんみつあんみつ 2006/02/10 17:10 大変だったのですね。こちらは町内会の排雪の日程がずれ込んでいます。

「アウ・クル」とはどういう意味でしょうね

ゆきゆき 2006/02/11 09:49 大変でしたね!!地吹雪は、ほんとに怖いですね。長野も、例年より地吹雪が多くて冷や冷や、緊張して体は筋肉痛。
無事で何よりです。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060209

2006-02-08(水) 晴れときどき雪

[][][]地域について(その2) 地域について(その2)を含むブックマーク

■前回からずいぶん期間が空いてしまいました。前回はこちら

■前回、「監視カメラと、通学路に個人商店が軒を連ねるのと、どっちが効果が高いだろうか、という話です」と書きましたが、別に個人商店安全監視目的にしてるわけじゃありません。客を待って往来を見ていれば、自然、登下校の子供が目に入ります。店には客が来ます。近所の客なので歩いてきます。やはり、子供たちに出会います。どちらも、本来目的にくっついてきた"余分"ですが、この"余分"が網の目のように重なって、図らずも安全管理を担ってきたのだと思います

生産の場と暮しの場を切り離すということは、役割によって生活を分割するということです。役割ごとの分担は"余分"を生みません。"余分"がなければ、それが担っていた安全も一緒に消えます。そうなれば、もともと「安全管理」なんて役割は持っていない"地域"は、子供安全を守るため、その役割を果たす何かを新たに追加するしかありません。スクールバス住民パトロール監視カメラ、全てそういうことです。

■それを咎めようとは思いません。ひょっとしたら「漂流教室」の活動だって、かつて"余分"がカバーしていた領域なのかもしれないのですから。ただ、「子供安全を守れ」といって出てくる解決法が、どれも「役割による分担」からの発想しかないことが気になります。余分排除思想しかないわけです。

■「知らない人についていかないように」と、子供に教えることは大事です。しかし、「知らない人についていかない」という"実際"は、「知ってる人をたくさん増やす」という"余分"に裏打ちされるものでもあったりします。"余分"を含む方法もきっと必要だと思うのです。

病気だったり寝てたりで、昼の訪問2件が休み通信作成後、助成金申請書類を作り提出する。夕方訪問の子中学3年。私立高の入試を来週に控え、さすがに不安になってきたらしい。どうしよう、緊張してきた、そんなことをしきりに言っていた。緊張してんだね、不安なんだ、といちいち返す。しかし、これ、傍から見たら禅問答みたいだな。僕らは迷い子。ワラをも掴めスラッシュ禅問答


OZAWAOZAWA 2006/02/09 23:39 ときどきの少年〜五味太郎 少年は見るのが仕事です。
がここの文と合わせるといいですね。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060208

2006-02-07(火) 曇り

[][]こじつけ こじつけを含むブックマーク

ボランティアスタッフの清野くんが専門学校卒業するのに伴い、訪問先と今後についての話しをした。とりあえず二月一杯で終了し、何かあれば連絡をもらうことになった。帰りの車内で今日の訪問についての話しを聞いた。カードゲームをしようと子供が誘ってきたという。訪問を始めた時には、公園で鬼ごっこをはじめても自分が捕まりそうになるとルールをぱっと変えたり、ひとときもじっとできないところが目立っていたが、三年も経つうちに変わるのだねぇ、と二人で感慨ひとしおだった。もっとも、我々ははなから子供と一緒に過ごすのみというスタンスなので、「こうしていこうね」と語ったことはないのだ。ただ、少し多動の気がある子供の場合、学校や家でいつも落ち着いていこうと指導される中で動いてしまうのだから気楽ではないだろう。ぼくらが訪問している時だけでも、気兼ね無く過ごせていたので有れば幸いです。

■自分の訪問先でトランプをした。カードゲームはずっとやっているが、トランプを手にしたのは何年ぶりだろうか。ところが、その子もそうだったので、二人して遊びのルールが心許ない。ポーカーページワンとしてみたがどうも「あれ、これでよかったよな」と疑問符を出しつつゲームしていた。最後の神経衰弱だけはルールをお互いにわかっていて、安心してできた。人間にはルールが必要なのね、なんてこじつけてしまえるエピソードですね。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060207

2006-02-06(月) 晴れ

[][]不登校なのが問題なのか 不登校なのが問題なのかを含むブックマーク

■「不登校フォーラム」の分科会について。2/4の日誌では「支援」という言葉の使い方を指摘したのだが、そもそもこの「LDADHD等の疑いのある不登校児童生徒への支援について」というテーマ自体、ややピントがずれている。

■「漂流教室」の訪問先にもLDADHD発達障害の子供たちは少なからずいる。その中には、学校に戻ってなお訪問希望する子供たちもいる。彼らにとって必要な何かがあるのだろう。「不登校フォーラム」の分科会ではあるが、この問題は、学校に復帰したから解決といった問題ではない。むしろ、復帰してから重要なのではないか。問題不登校ことなのか。ピントがずれている、というのはそこだ。

■討議は主に、障害の特定および保護者への告知に集中した。つまり、教師の困っているのはそこだ、ということだ(だから、やっぱり『支援』の使い方間違ってるんだよね。だって子供が一切出てこないんだから)。これに対し、道教旭川校の安達潤氏から、次のような話があった。例えばアスペルガーというような障害名を伝える必要があるのか。障害とは支援の枠を決めるものしかない。この子には苦手な分野がある。それをクリアするための方法がある。その方法をやっていきましょう。それでいいのではないか。「特別支援教育」→「障害」と捉えるのではなく、学校適応が上手くいってない子のための教育、と捉えればいいではないか。そう。そういうことなのだ。

■月曜の訪問は3件。週末の雪のせいか雪まつりのせいか、道が混んでひどい。最後訪問先に少し遅れてしまった。もう1年半くらい通っているのだが、最近、ぐっと打ち解けた気がする。あれがあったこれがあった、という話は以前からよくしていたが、ああ思ったこう思った、という話が増えてきた。なんでも格ゲー全国大会予選に出るそうで、実に楽しみなんだとか。きっと予選落ちだけど、と言って笑っていた。

何の気なしにときめきトゥナイト』を読み出したら、止まらなくなってしまった。いま、真壁くんが魔界の王子だと判明したところ。記憶より展開が速い。


ゆきゆき 2006/02/07 21:46 『特別支援教育』と変わったのは、『障害』の有る無しではなく、今支援を必要としている特別なニーズがある子どもへも、支援が出来るようにという願いからだと聞いています。でも、浸透するには時間がかかりますね。
「支援」を考えるとき、困っている子どもが出てこないのは悲しいです。教師も困るでしょう!!でも、子どもはとっても困っている。お家の人が受け止められない状態なら、よけい苦しんでいます。
診断名も、当てにならないんですよね・・・。子どもによってかなり違うので。支援の方法を探る手助けにはなるけど、その子にあった支援をするには、その子との間で見つけていくしかないなと、思います。
子どもも、家庭も、学校もみんな困っているんだから、協力して小さなことでもいい方法を見つけ共有していきたいなあと願って、一歩一歩取り組んでいます。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060206

2006-02-05(日) 吹雪。ちらと晴れ間もあり

[][]支援のこと 支援のことを含むブックマーク

寒い。訪問前にガソリンセルフで入れていたら手が凍るかと思った。本日は振り替え訪問など二件。訪問後、実家に行き父親の誕生日回転寿司で祝った。

あんみつさんのブログhttp://d.hatena.ne.jp/mononoaware/20060204で「親も子どもの支援者の一人」という話しが出ている。これ、支援しようと思う人は皆支援者たりうると思う。ただ、支援を受ける人が自分に支援されることを望んでいなければ、支援者にはなれないだろう。つまり、支援者であるかどうかは支援される側が決めるということだ。こちらにできるのは「当方に支援の用意アリ」(覚悟のススメのもじり)ということではないか。

あんみつあんみつ 2006/02/06 09:01 そうですね。正確には、言ってみれば、有資格者ならぬ「有用意支援者」とでも言えるのでは、などと山田さんの日誌を読みながら思っていました。支援したいと思っていても、断られれば、その子どもには何もできないかもしれません。

いつかのブログでは書きましたが、親の場合は、支援者であると同時に支援される人でも
ある、というように少し複雑だと思います。
自分の子の不登校で言うと、支援の用意というものは初めからあったわけじゃなかったなあ、と思います。初めは知識も心構えも、覚悟も、何もありませんでした。親である自分は、周囲の人(支援しようとしてくれる人や、支援の用意がある人ですよね)に支えらたり、助けられたりして、段々自分も子どもを支えていけそうだと、気付いてきたように思います。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060205

2006-02-04(土) 時折地吹雪

[][]誰がための「支援」なりや 誰がための「支援」なりやを含むブックマーク

■昨日の基調講演、俺は、結構面白いと思って聞いていた。アセスメント(客観的な調査、ということでいいのかな)が特に重要との話だが、実際、子供とはみな会えてないのだ。「漂流教室」のような活動の情報は、きっと貴重に違いない。これはきっと武器になる。ただ、山田の言うように、何を目的としたアセスメントなのかによって、武器になるかどうかも変わる。短期間の対応だけでなく、長い関わりの中での支援という視点も欲しい。

■第三分科会「LD、ADHD等の疑いのある不登校児童生徒への支援について」は、資料を家に置いてきてしまったので、詳細は後回し。代わりに、全体を通して感じたことをひとつ。この分科会にも、山田の出た分科会にも言えることだが、「支援」という言葉の使い方が間違ってないか。困ってる人がいて、それを解決しようとするのが「支援」だろう。相手の困難を無視して、対処もへったくれもない。なのに、分科会で聞こえてくる「支援」は、そもそも相手が何に困っているのかまるで斟酌していない。さもありなん。困っているのは、実は参加者だからだ。困ってるから参加する。それは別に悪くないが、ならば、分科会の名称はこうあるべきでしょう。「LD、ADHD等の疑いのある不登校児童生徒への関わり方に悩んでいる教師への支援について」。これで受け手と送り手が一致する。

■収穫と思った話。北広島の適応指導教室では、SSNの事業費を使って、「チャレンジポートあゆみ」なるNPO法人に訪問支援を依託してるとのこと。北広島に出来て、札幌で出来ない道理はない。経緯と成果を教えてもらおう。訪問支援担当の人に聞けば、毎日試行錯誤の連続だとか。うちのノウハウならいくらでも伝授致します。

■毎月最初の土曜日は、月に一度の勉強会。吹雪の中来てくれたスタッフたちは本当にえらい。来月もよろしく。就職が決まって、今期限りでお別れのスタッフもいる。訪問先でその旨伝えたときの反応がまた様々で、訪問の終り、というのもまた成長のひとつのきっかけであるなと改めて思う。

今日は夕方から谷山浩子コンサートに行くつもりだったのだが、所用入って叶わず、悔しいので明日TRAライブに行ってくる。例の「♪君は40歳、ぼくは17歳」の歌をクネクネ歌ってるバンドだ。楽しみなり。

テンテン 2006/02/04 19:39 ということは、北広島に出来て、石狩で出来ない道理はないですね。教育委員会には提案しているんですけど、反応がないですね。経緯等興味がわきます。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060204

2006-02-03(金) 吹雪

[][]久しぶりに飲んだよ 久しぶりに飲んだよを含むブックマーク

寒い寒いと言いながら、午前午後と不登校フォーラムに出席。内容については、下の欄に書く予定。

■夜訪問一件。中三の子、高校に推薦合格が決定。今年の一番乗りだ。

■帰ってみると留守電募金協会からの電話と北星余市からの電話。おお、今年も受けることができるのだろうか。

今日明日と雪がひどいらしい。ミーティングへの参加者はどれくらいになるやら、などと思いつつ久しぶりに飲んでいたら良い心持ちになったので、フォーラムについてはミーティング途中に書こうっと。

[][]不登校フォーラム 不登校フォーラムを含むブックマーク

主催文部科学省北海道教育委員会のこのフォーラム、出席者は北海道各地の小中高教師、適応指導教室職員、スクールカウンセラー、民間施設職員だった。午前中は基調講演「地域社会における不登校児童生徒への支援の在り方」、午後は三つのテーマ学校教育支援センター(適応指導教室)、NPO・民間施設等関係機関による連携の一層の促進について家庭にひきこもりがちな不登校児童生徒への支援についてLD、ADHD等の疑いのある不登校児童生徒への支援について について分科会で討議をした。漂流教室は分科会↓に分かれて出席した。

■基調講演は、学校内で不登校児童生徒支援を行うサポートチームをどのように作っていくかを専門にしてきた東京理科大学八並光俊教授が行った。聞くにあたって、学校(特に義務教育期間)が終了してから、このサポートチームがどのように振舞うと考えているのか気をつけて聞こうと思った。学校外の視点から見ると、教師達の語る不登校が自分達の関わることができる期間内に子供をどう復帰させるかという話にしかなっておらず、子供がどのような支援を求めているかというニーズに基づいた話が出てこないことがしばしばあるのだ。サポートチームの効果で大きなものは、多くの目で子供ニーズを捉えることができるというものだろう。

■しかし、話は結局「在籍している期間という短期決戦で子供学校復帰させるのに有効なサポートチームのシステム構築」の話に終始した。教師の仕事量を考えると短期決戦でいくためにはサポートチームが必要だということでしかなかった。方向性がこれでは「アセスメント→個別教育計画→チーム援助実践→チーム援助評価」という流れも大人側の都合によるバイアスがかかるだろう。実際に子供と会っている中でアセスメントが一番難しいと思うのだがこれについて考えてみよう。漂流教室であれば一年近く子供と会って子供の特徴と成長の行方を見る。しかし、このサポートチームの方向性では、子供の姿の中で学校復帰に繋がりうる部分しかピックアップされないだろう。子供の成長を捉えるのではなく、大人の関わりが可能性を見ることがアセスメントとなる気がしてならない。課題としては就労教育にどう繋げるか、基礎学力をどう身に付けさせるという話も出ていたが、ここも同じ方向性によるバイアスがかかるだろう。

■分科会は家庭にひきこもりがちな不登校児童生徒への支援について に出席した。余市の適応指導教室、岩見沢IPCユリーカのボランティアスタッフ、道立教研究所の事例報告があった。ユリーカの報告以外は「ひきこもっている子供のところに家庭訪問して、教師がその子供の好きな教科についてプリントを作ってやっている」という程度の話だった。これは本当にそうで、その子供がどんな具合に毎日を過ごしているのかや言葉がけの仕方、プリントを作る際の注意点、指導に当たって気をつけていることと子供の変化等の報告は一切なかった。ユリーカの報告は、漂流教室でやっているミーティングの中で聞く話と変わりない訪問の話で子供と会っている様子がよくわかり、そうそうとうなずきながら楽しんで聞いていた。

■事例報告の後は、討議ということで1、ひきこもりがちの子供へのかかわり方 2、子供のアセスメント・関係機関の連携方法 3、学習支援の方法 という三つの柱を立てて話していこうと司会者が発議した。この分科会は三つの中で一番参加者が多い分科会で参加者も意識が高いのかと思ったが、一つめのかかわり方について教師・適応指導教室職員どちらからもなかなか話がでない。ようやく教師から発言が出たと思ったら「適応指導教室というのはどこが設置しているのですか」という質問だ。

■おそらく、多くの人たちが不登校子供に会うことができずにいる状況にやきもきしているのだろう。そして、その状況を「ひきこもりがち」と捉えている。しかし、社会引きこもり不登校になった子供が教師達と会わないでいるのとは違う。学校に行かないのだから、教師達と会わないのは当たり前のことだろう。家庭訪問しても会ってもらえないのだって、会わす顔がないからとか先生が嫌いだという一言ですむことのほうが多いのに、「ひきこもりで心配」という話にすりかわってしまう。学校に行かないということは、学校に関わるものは全部嫌われていると自覚したほうがいい。その上で会いに行くとしたら、まず「行きたいと思っているんだけど、どうかな。来るっていうなら来てもいい、くらいだとうれしいんだけど」などと聞いてみてからはじめるべきだろう(※「行きたいと思っているんだけど、いいかい」ではダメ)。これは単なるマナーだ。ふられた相手にもう一度交際を申し込むことと似ているな。

■ということで、分科会△砲呂っくりしましたとさ。については相馬氏のレポートをよろしく。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060203

2006-02-02(木) 雪曇り雪

[][]要プレゼン 要プレゼンを含むブックマーク

事務所開設が正式に決まってからこっち、俺の頭の中は、(子供を集めるとして)利用料をいくらにすれば赤字にならず回転するか、といった勘定や、パンフレットやサイトを作り直さねば、といった事務作業ばかりに囚われている。これじゃいけないと、先日の「漂流しない教室」会議では、山田に全てを預けて、少し距離を置いてみた。

■離れてわかることもある。山田はどうやら、企画にも運営にも、いろんな人を巻き込んで進めていきたいらしい。それはなかなか面白い。やってみる価値はある。だが、イマイチ理解できないところもあった。俺で理解できないなら、ほかの参加者も理解できなかったろう。言いだしっぺ云々の前に、もっとわかるように説明しなくちゃならない。プレゼンが当面の作業になるかな。とりあえず、明後日の勉強会で打ち合わせをしよう。

■しかし、こうしていると「漂流教室」の立ち上げ準備をしてたころを思い出すね。確か、あのときも俺は、ランニングコストとか、シコシコ計算ばっかりしてたのでした。人間、あんまり変わんねえな。

■朝から大雪。まるで目の前に白い壁ができたようだ。車は白い山になっていた。昼ころから小降りになってホッとする。木曜夕方からの訪問が1件、今月来月と休みになった。空いた時間で、有朋高校FOR YOU会主催講演会に出かける。去年は同じ会で、俺と山田がしゃべったんだよなあ。あの日も雪だったんだっけ。(いま去年の日誌を確認したら、天気が「雪ちらほらと」になってる。えー、そうだったかな)

[][]有朋高校講演会「親と子どものかかわりについて」 有朋高校講演会「親と子どものかかわりについて」を含むブックマーク

参加者30人弱。講師は札幌子ども情報研究会松尾つよし氏。税務署や市役所、ほか様々な職業を経験し、小学校の教師も務めた。現在は教育評論家として、新聞コラムラジオ番組担当している。

■演題は「親と子どものかかわりについて」。講演というより、親子について氏が普段考えていることを雑駁に語った、という感じだった。雑学や専門用語をまぶして、格言や訓戒めいたものを語るスタイル。曰く、「"つ"離れは親離れ」「理解10日、しつけ100日、変身10ヶ月」。「子供ダメにする三原則」「やる気を出す四箇条」なんて、定食屋の湯呑に書いてありそうだ。ちなみに「子供ダメにする三原則」は「好きなものを好きなときに好きなだけ与える」。「やる気を出す四箇条」はマズローの「欲求の五段階説」の焼き直しでした。

■何か目新しいこと、役立つことがあったわけではない。しかし、それはそれでいいのかも、と思った。新しい知識を授けるのも教育だろうが、このように、昔から言われてることを分かりやすく伝えるのもまた教育だろう。少々怪しいことも言ってたが、それを指摘するのは野暮というもの。ケーシー高峰の医学漫談を非科学的だと糾弾する人はいない。講演も話芸なのだ。ああいうやり方もありだな。参考になりました。今度、人前で話す機会ときは、前とは少し違うかもしれない。

あんみつあんみつ 2006/02/03 00:09 今、講演後のお茶飲みーー;から戻ったところです。相馬さんには「講演会、今ごろじゃなかったですか」と聞かれたのでお伝えしたのですが、講師が不登校についてどうお考えかわからなかったので、ネット上では宣伝しませんでした。

するのは野暮というもの。ケーシー高峰の医学漫談を非科学的だと糾弾する人はいない。

>講演も話芸なのだ

そのとおりですね。

>少々怪しいことも言ってたが、それを指摘するのは野暮というもの

^^;

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060202

2006-02-01(水) 曇り

[][]「いいだしっぺやる」の原則 「いいだしっぺやる」の原則を含むブックマーク

シビアタイミングで通信作成。相馬氏の会議終了には間に合わず、すまぬ。

漂流しない教室会議の中で、「アイデアは原則言い出しっぺがやる」旨の話をしました。そうすると無口になっていったと、とある出席者がブログに書いていたがそれでいいのです。それでもやりたいということがボランティアでしょう。ブレインストーミングだとこの点を気にしないで語りあいますが、何かを実現させるためには始めるときにせめてそれくらいの意気込みがほしい。「いいだしっぺやるの原則」はそれを計るバロメーターです。

■ちなみにこれは「原則」です。だれか自分の話を実現してほしい、という思いを「自分はやらないけど…」という前置きがあって語ることに異論はありません。運良く誰かが助けてくれるかもしれません。ただし、実現されないからといって、文句をいうのは勘弁。自分がやらないでいることを認めるなら他人がやらないことも認めるしかないわけで。

■ん?「やらない」ではなく「やれない」だって?だったら他人もやれない人ばかりなんですよ。もっとも、ホントに「やれない」ことって、あまりないんじゃないと思いますが。

相馬相馬 2006/02/01 15:49 いま通信受け取りました。お疲れ様です。「『言い出しっぺやるの原則』の言い出しっぺやらないの原則」ってない? だから、「言い出しっぺやるの原則」って俺はちょっと苦手。まあ、どちらにせよ、言うだけで実現することってないから、やらなきゃいけないものはやらなきゃいけないんだけどさ(2/1 15:45)

OZAWAOZAWA 2006/02/01 17:07 アイデア浮かんだよ。
『通行パス』っていうか、わからないがそのようなもの。
ひとつの構図/絵を、人数分にカットしてラミネートしたもの。パズルね。何人か集まるほど繋がってわかっていくの。「あわせて見る」って声かけやすい。作為的でいやらしいかしら。そんなんもうどこかであるんかな。『出会えるといいなカード』
そんな段階ではないと怒られそうですが・・・

相馬相馬 2006/02/01 20:04 「原則」じゃなくて「法則」のが適切だ。「『言い出しっぺやるの原則』の言い出しっぺやらないの法則」。これ、なかなかいいんじゃない。話は変わって、OZAWAさんのアイディア面白そう

あんみつあんみつ 2006/02/01 20:37 コメント削除ありがとね〜

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20060201
2004 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |