漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

彼岸荒れ

彼岸荒れ

■朝から大荒れ、との天気予報だったが、目が覚めるときれいな青空が広がっていた。雪も積もっていない。また外れたか、と思いながら家を出たら、訪問先では吹雪だった。帰ってきたら、家の周りも真っ白だった。散歩の犬の足跡がまっすぐ続いている。雪は今も降っている。彼岸荒れ。

■一昨日の分科会の内容をまとめるのに四苦八苦している。面白かったのだが、他人に伝えるよう上手く咀嚼できない。しばらくかかるかもしれませんが、長い目で見守って下さい。

■1件休みになって2件の訪問。去年の夏頃から通っている子は、だいぶ固さがとれてきたのか、憎まれ口へらず口を叩く回数が増えた。そのくせ、帰るときに「あー、楽しかった」なんて呟いてるのがかわいらしい。それも計算だったらちょっとすごいけど。

■世は3月、卒業シーズンで、息子の娘の卒業式があった、感動したという投稿がラジオでもよく読まれている。何だかわからないが、その度むかっ腹が立つ。そんなこと俺の知ったことか、ボケー。特に男親からの投稿が許せない。男のくせしやがって、子供の卒業式になんぞ出てんじゃねーよ、と。なんだろう、これ。自分の中の差別的な感覚にちょっと戸惑っている。天気の荒れはまあいいが、気持ちの荒れは精神衛生上よくないので、最近はNHK第二を聴いている。