■まさか『ハルチン』の2巻が出るとは。1巻と出版社も違えば装丁も違うが、そんなの瑣末なことだ。奥付を見ると1巻の出たのが1998年。10年待ったよ俺は。そして待った甲斐あって、やっぱり面白いのだった。一人暮らしのフリーター、ハルチンのどうでもいい日常を描いただけの話がどうしてこんなに面白いんだろう。あー、いいマンガだ。
■ということで、とても気に入ってるのだが、これは子供が読んでも分かんねーだろーなー。大人でも一般受けするとは思えない。よく「Hanako」で連載してたよ。ダメな人の方が面白いと感じるかも。多分。ダメ人間発見器なのか。巻末の「ナナナン」も面白いぞ。
■今日は「漂着教室」の引越しだったのだが、そういうわけで俺には『ハルチン』発売の方が重大事なのだった。寝る前にまた読もう。
■ガランとした元の部屋と、倍の広さになった新しい部屋。奥まで遠いでしょう。新しい畳も入れた。片付けもあらかた済んで、明日から「漂着教室」新装開店です。近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。でも、電話工事の関係で、月末まで元の部屋も使うんだけどね。