■■■山田:1972年室蘭生まれ。アルト5MT■■■
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2012-02-07(火) 曇り時々湿った雪
■[日誌][相馬]明日泣く

■仕事の後、映画を観にいった。「明日泣く」。原作は色川武大の短編小説。小説で新人賞をとったはいいが、その後泣かず飛ばずで博打に流れされる主人公と、ジャズピアニストを夢見ながら芽の出ない元同級生の女性と、映画の中の言葉を借りれば「路上を漂っている」ふたりの話。
■上映時間76分。ストーリーがどんどん展開する大雑把な映画だったが、かえってそれがよかった。色川武大の小説の人物は(恐らく本人も)いつもどこかギクシャクしている。世界との距離を掴みそこねて、余計なことまで考えて、結局傍観したり黙ってしまったりする。細部にこだわらなかった分、図らずもそんな臆病な感じが出ていた。
■町並みがいろいろ新しすぎる。時代設定はいつなんだとか、そのカメラワークは変だろう、とかいろいろ突っ込めるところはあったけど、そんなのは細かいこと。心中穏やかじゃないのに踏み込めない。仕方ないから黙って崩れる。そういう色川武大のカラーを感じられたらそれでいい。無頼じゃないんだよ。
■そうそう。勝手にしやがれのボーカルがジャズドラマー役で出ていた。札幌市北区北9条西3丁目タカノビルB1「蠍座」で、2/13(月)まで。
■[フォーラム][相馬]第4回JDEC日本フリースクール大会 その二

■なので、少し方向を変える。JDECは「日本フリースクール大会」と名前がついているが、そもそも「Japan Democratic Education Conference」の略だ。Democratic Educationの要件はいくつかあるが、最も重要なのは、
の二点だろう。ここさえ押さえておけば、暴力的な指導をする施設や営利のみを目的とする施設についての心配はほぼ要らなくなる。
■そして「オルタナティブ教育法」の目的も、Democratic Educationを普通教育として位置づける、とした方が実は分かりやすい。シュタイナー学校やブラジル人学校の関係者がシンポジストとして登壇したのは、それが主流の流れになりつつあるからでしょう。
■ちょっと驚くが、「オルタナティブ教育法」を進めるには、フリースクールが足かせになっている。なぜなら日本のフリースクールは「不登校」とほぼセットで、不登校とDemocratic Educationは隣にあるかもしれないが、別のものだからだ。
■「オルタナティブ教育法」骨子案の趣旨はほとんど不登校の記述で占められている。不登校対策のひとつは多様な学び方を保障することだろうが、多様な学び方の保障を不登校で語るのは無理がある。だって、不登校の原因は学習にのみあるわけじゃないでしょう。これは不登校対策なの? それともDemocratic Educationを普通教育として位置づけたいの?
■なので、もういっそ、JDECを「日本フリースクール大会」と呼ぶのは止めたらどうだろう。止めて、名称の通りDemocratic Educationを進めるための大会にしてはどうか。いくつかのフリースクールは離れるかもしれない。代わりに一条校が入ってくることもあるだろう。はっきりしてるのは、そういう大きな動きを生む可能性のある、重たい法案だということだ。
■そしてそこへホームエデュケーションを巡る見解の相違が加わるのだが、それはまた次回。
「オルタナティブ教育法」骨子案(↓)※pdfファイル 全15ページ
http://www.freeschoolnetwork.jp/110307Alternativekyoikuho.pdf
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