■涼しいので眠い。
■オルタナティブ教育法についてはもう何度かここでも書いた。今のところ、それ以上の思考には至っていない。あの法案は不登校を外せばすっきりする。そうしないから鵺のような様相を呈す。「学校設立の自由」を求めるのか、「子どもの権利」を求めるのか、教育と生活のふたつを混ぜてひとつの法案にしたところに無理がある。
■そもそも成立自体かなり困難な法案だけれど、進むとすれば、学校設立の自由に傾くだろうと俺は予想している。だから、この法案に反対する人たちはそんなところに構わないで、子どもの権利条約が適切に守られる仕組みをどうつくるかに邁進した方がいい。下火になってるんじゃないか、一時期より。
■ちなみにこの法案ができても漂流教室にはちーともいいことがない。でも応援している。学校設立の自由はあった方がいいと思うからだ。教育を国に預けっぱなしなのは、世の中の仕組みとして弱い。学校に行かなくなったら、代わる他の教育システムがないというのも弱い。少数の異物はおいておく方がいいのです。
■ま、一番の問題は、ほとんどの人には見えない小さな争いだということと、争ってる側がそれに気づいてないってことなんだよね。世界が変わるようなものでは、今のところ全然ない。騒ぐなら大きくしてから騒ぎたい。
