漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

優しさに飢えた優しげな時代で

■タイトルはどこからの受け売りか。最後にスクロールすればわかります。

アメリカの中間選挙。どうやら下院は共和党が負けて民主党過半数を取ったらしい。トランプにとってはかなり痛い結果となった。いわゆる「米国第一主義」というものにアメリカ市民が疑問を投げかけたのだろう。先週、メキシコと南米から7000人以上の移民キャラバンがアメリカに向かっているという話が出てきたら、共和党が一気に勢いに乗って下院の過半数を維持するのではないかという話が出ていたが結果として下院は民主党が勝利した。

■結局のところトランプお得意の、「未来の脅威」という‟妄想”を理由に現在の行為の正当性を主張する作戦は失敗だった。共和党の選挙キャンペーンcmがなかなかひどいもので、「あるメキシコ移民の犯罪者は民主党が入国させた。今そんな奴らがたくさん来るぞ」このcmはさすがに差別的すぎてまずいと思ったのか、放送局各局が放送を中止した。トランプ寄りのFOXですら中止した。そんなことはもうやめにしようぜ。一個人の妄想を市民に押し付ける政治は偉大な国になるどころか堕ちるとこまで堕ちていく。それはナチドイツ等がすでに歴史上で証明されているではないか。

■私的には遠い国より近くの人の方が大事。今週初めにめでたい事がありました。どうもその手の話を聞くとスピッツのスピカとチェリーを交互に聞くという条件反射が働きます。なので今日の一曲、スピッツのアルバム「花鳥風月」から、スピカ。

■”幸せは途切れながらも続くのです”