漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

サイクル

■スタッフ送迎が休みになったので子供の靴や水筒を買いに行ったりして過ごす。

■このあいだ、「きっかけって目標から微妙に外れたところにあるのかもしれない」と書いたが、やっぱり俺個人に限定されるのかもしれない。だって、いろんな人にその場ジャンプを伝えたけど、やったって話は聞かないもの。俺は「うさんくさくて手軽だからやってみる気になった」わけだけど、「手軽だけどうさんくさいからやる気にならない」ってこともあるよな。「手軽だからやる気にならない」ってこともあるし。当たり前だけど人はそれぞれだなと思い直したのでした。

■4月から週に2回、大通駅を通る行程になったので駅にある図書館のカウンターをつかうことにした。予約した本をそこに届けてもらい、ついでに本を返す。サイクルができると進むのは読書も減量もおなじだな。サイクルをつくりやすい環境も大事ってことか。で、俺があんまりゲームをしない理由もそのあたりにあるんだろう。

阪神とハムも勝つサイクルに入ったか。調子いいぞ。

オッペンハイマー

■映画「オッペンハイマー」を観に行った。金曜日にチケットをオンラインで買って、夜なんとなく楽しみで朝四時過ぎまで寝られなかった。上映は10時20分からだというのに。映画の公式サイトは無かったので、NHKの監督インタビューを貼っておく。
www3.nhk.or.jp

原子爆弾を作るマンハッタン計画のことは、ウィキペディアやネットの記事を見たりしてどんなことがあったのか大まかには知っていたが、オッペンハイマーにフォーカスしたことは無かった。自分の興味は原子爆弾そのものにあったので、プロジェクトの推進役には興味が薄かったという感じだ。野球でいえば、監督より選手や記録にフォーカスしていたようなことである。映画はオッペンハイマーの伝記映画だったので、善くあろうとする自己の魂が国家プロジェクトや周囲の人間関係の中で、思うように生きていけない葛藤が描かれていた。葛藤は個人の心の内で起こるものだが、それは対人関係の中だけではなく所属する社会、国家、世界と自分とが、相互に複雑に絡み合って生まれるものだと感じた。映画の中では、恋人の死という極私的な葛藤が、映画を見ているものからすれば如何に大きなものと繋がって起こった出来事であったか感じ取ることができるように描かれていると思う。こういう神のごとき視点で人の有様を見ることができるのは映画の醍醐味だけど、実際は苦しみの中でもがき呪うだけの時間を過ごすものだろう。しかし、映画の中でオッペンハイマーの妻が恋人の死にショックを受ける彼にたいして「罪を犯しておいて、その結果に同情しろと?」と語りかけることで正気に引き戻したように、個人と個人の繋がりの中の、ふとした瞬間や言葉が世界と自分の繋がりを感得させる原動力になるのだろうとも思う。

■ということで、核兵器について考えさせてくれる映画かというと、ちょっと違う。ので、原爆被害が描かれていなくても特に問題は無いと思ったよ。

■その後訪問し、夜回り。夜回り後の打ち上げで、最近来ている人が相馬の大学の後輩とわかったから今度飲もうという話になったよ。(火曜日)

小学生を見て

■昨日に雨が降ってほこりっぽい空気も落ち着いた。コブシはいまが満開、サクラも早いところでは咲いている。まだ咲いていなくても芽は赤みを増してきた。シラカバやヤナギの枝に萌黄色の葉が顔をのぞかせている。慈雨を得てここから一気に伸びるだろう。

■最近の漂着教室は小学生の利用が多い。星園のトイレは古くてちょっと怖い。トイレに行くの行かないの、付いてきてほしいの付いていきたくないの、毎度大騒ぎしている。トイレに行くだけでエンタメになってずっと騒いでいられるんだと思うと皮肉じゃなく感心する。すごいよ。

■でも、別に俺だってそうやって楽しんでもいいんだよな。昨日と今日はおなじじゃないし、さっきのトイレといまのトイレだっておなじじゃない。いや、トイレに限定しなくていいんだけど。

■年度末年度始めはどうしても先のことを考えてしまうけれど、いまに興じる感覚を脇に置いたままもよろしくないなと小学生を見て思ったのでした。大事なのよ「いま」って。これまでもちょくちょく書いていたのにな。気を抜くと忘れてしまう。

hyouryu.hatenablog.jp
hyouryu.hatenablog.jp

別に時間の流れのなかに自分を置かなくてもいいんだぜ。「真夜中のサイクリング」を聞いて思い出そう。


www.youtube.com

8番出口

■スイッチに8番出口が出たという話を聞いて早速買った子のスイッチを貸してもらって遊んでみる。8番出口ライクゲームはよく実況で見ていたんだけど果たしてできるかな。

■結論からいうと出来ませんでした。出来る出来ないというよりかは、性に合っていない。スイカゲームもそうだったけどせっかちな人間にこの手のゲームをプレイするのは無理でした。じっくり観察して異変を見つけ出すなんてよく考えたら私向いてませんでした。

■実況動画は楽しく観ていたし実際自分でも異変を探しながら見ていたのに、実際にやるのと見るのとじゃ大違いでした。後スイッチの8番出口は画質が悪かった。

肩こり

■肩こりが酷い。息を吸うだけでピキッ!となるぐらい痛いのでもうこれは枕を変える云々レベルではないのでは

■この肩こりの原因が視線の悪さだったりスマホの見過ぎとかではなく霊的なものだったりしないかな。それだと除霊で一発なのに。出来ないけど。心当たりもないけど。でも日々の生活習慣を変えるより簡単に思えてしまう。呪術廻戦の読みすぎ

初見に厳しいよな

■皆さんこんにちはボラスタの山川です。

■4月になり新しく新人が入ってきました。レジの新人、PC関係の新人とで6人近く入ってきました。研修を終えて新人に電話の雰囲気とかを教えるOJTをしている最中で、自分はそのトレーナーの役割を任せられたんですが、人に教えるのが物凄く苦手ですね。「教える」っていう言葉自体もあまり好きではないのですが、どういうふうに言えば伝わるだろうかとかを色々考えると頭が余計に痛くなりますね。うちの職場はパソコンのテンプレートとかはあるんですが、マニュアルやフローが少ないのでいろんな事考えながら電話取るんでなかなか根気がいるなと思います。

■研修でまったく知らない知識を1から頭に入れて1ヶ月も経てば1人で電話を取ってるなんて、新しく入った人からしたら恐怖以外のなにものでもないと思います。そんな中僕は来月で2年と半年留まりました。なにしてんだ。ではまた。