Raspberry Pi を無線アクセスポイントにする2

実際どのぐらいの速度が出るのかネットワーク速度を測ってみた。

download:9Mbps
upload:3Mbps

下に比べて登りがぜんぜんでない。モニタリング中も速度もふらふらしていた。
ちょっと調べたところ無線LANのパワーマネジメント機能が有効になっていると、遅くなる場合がある模様。

http://lowreal.net/2014/01/09/1
http://qiita.com/Hiroshi-Ito/items/77610be6e49de62a5b48
http://raspi.uassist.co.jp/category/extention/
http://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?t=46569&p=666920
http://thr3a.hatenablog.com/entry/20140515/1400163713

sudo iwconfigで状態を確認すると
Power Management:off
となっていた。

それぞれ参考にして、/etc/network/interfaces の iface wlan0 inet manualの下に下記を追記し再起動

wireless-power off

再度計測

download:9Mbps
upload:10Mbps

ということで、自分の環境もパワーマネジメント機能のために速度が出ていなかった。
ただ多少はマシになった程度なのでクライアント側をちょっと見てみるとリンク速度が54Mbpsとなっており、802.11gで接続されていた。使用している無線LANドングルはバッファローのWLI-UC-GNという11nに対応したもので最大150Mbpsとなっている。
そこでhostapdを見てみると、11nの接続を有効にするには /etc/hostapd/hostapd.conf に

ieee80211n=1

と追記する必要がある。前回の設定ではieee80211g=1のみで11gのみ有効状態になっているようなので追記して再起動。
そして再計測

download:20Mbps
upload:11Mbps

と、だいぶ良くなった。uploadが遅いのはまだまだ改善できそうだがRaspberry Piのスペックの低さも出ていると思うのでとりあえず今の所はこれでよしとしておこう。


http://obdnmagazine.blogspot.jp/2013/03/tested-lan-w150nu2-hostapdwifi-ax3.html
http://bibo-log.blog.so-net.ne.jp/2012-05-15
https://github.com/tatsuya6502/rensai_arm/blob/master/02/hostapd-example.conf