ホテルから空港

起きたら8時30分。出発は9時30分ですよナベキュウさん!というわけで、奇跡的な起床。まだ寝ているルームメイトをたたき起こして、せっせと出国の準備。朝食を食べに行く時間もなく、昨日のドンちゃん騒ぎで散らかった室内を整理。朝シャンも忘れずに!そしたら集合時間がギリギリ。朝からギリギリチョップでした。
バカみたいに広い成田空港に到着。空港ってこんなに広いの?って思ったので、空軍の基地とかアホみたいな広さなんだろうね。こりゃ、米軍の基地にも反対したくなるよ。うんうん。

荷物検査でひっかかったらイヤなもの

到着後はすぐに荷物を預ける。スーツケースとかの大きいのを預けるんだけど、これも赤外線で荷物検査が必要なのです。さて、ここでクイズです!実はこの荷物検査で筆者はなにかでチェックを受けることになりました。さて、そのひっかかったものとはなんでしょうか?これは事前に募集していたので……って、問題前に回答が来ると言う早押しの頂点を極めてますね。事前に募集しておいたので、みなさんの答えを見てみましょう!
『大きなダンゴムシ』(おふくろの味さん)。これなんですか?バウムですよ、バウムクーヘン!ちょっとチェックさせてもらっていいですか?どうぞ。ギャー!!荷物検査というか検疫でひっかかりますね。
勝新パンツ』(ロッペンさん)。平成の4次元ポケットこと勝新パンツですね。4次元だから無限に詰め込めるんだけど、なぜか覚せい剤しか入れれない。だからチンコがべろーんなっちゃってます。これも荷物検査っていうか、身体検査でアウトですね。
『長島一茂の私物』(ヤスダさん)。空港内に爆破物は持ち込めませんよ!
『カタツムリ』(名無しさん)。ツムリさんの生命力はかなりの低温でも元気なくらいなので、機内で一番寒いと言われる荷物室でもピンピンさ!でも、これも検閲でアウトなんですよ。
というわけで、残念ながらみなさん不正解〜。正解はパーカーの帽子部分をキュっと締めるヒモでした!どうしてそれがアウトだったかって?実は、朝のドタバタでパーカーのヒモがぶらりとスーツケースからはみ出てたんだね。それを見つけた係りの人に「ちょっと、それダメですよ!」と言われまして。たぶん爆弾の導火線だと思われたんだね。テロ対策にはしっかりと協力する筆者なのでありました。

搭乗までのあれこれ

搭乗時刻までは時間があるのでいろいろ回って歩く。とりあえずは、朝ごはんを食べていなかったのでお食事。ちょうどマクドナルドがあったので入店。が、お客さんのほとんどが外国人というホームなのにアウェイ状態。しかも、カウンターにいってメニューを見たら全部英語ときたもんだ!しかし筆者も海外モードに入ってましたから果敢に店員さんに聞いてみる「日本語大丈夫ですよね?」すると日本人の店員さんに思いっきりの笑顔で「裏が日本語なんですよ」と。裏返したらお馴染みの日本語がズラリ。国際空港のマックに行ったら、とりあえずメニューをめくってみよう!
ハンバーガーを食べても時間が余ったので飛行機が見える展望室みたいなところに行く。たいして見ることがないのに、何故か有料の望遠鏡。それ使ってアップで見たいところなんて360度見回してもなくねぇ?と思うくらいに不必要と思われる望遠鏡。ボクの予想だと、あれ使ってスッチーを凝視するんだと思う。
時間になったので、手荷物検査と出国手続きを面白みもなくスルー。あっさり搭乗完了。ボクの座った座席は”3−4−3”の4のさらに真ん中。要するに左右が人ってことね。これが後々地獄だとわかってくるのであった。

飛行機でゴー

離陸までは高校3年生のときと同じなので省略。出発時のGでかなり眠くなりました。さてさて、この飛行機の旅で一番楽しみにしていたのが映画鑑賞!座席の前には1人1台の個人用テレビがついていて、映画やら音楽とかゲームができちゃうんだよね。
まずは映画鑑賞。行きの機内で見れたのは『亡国のイージス』と『アイランド』でした。前者は原作への思い入れが強いからかわかんないけど、ただのアクションものになっていたのが残念でした。ラストがぜんぜんオチてねぇよ!と言いたくなりました。アイランドはオーソドックスな展開だったけど面白く見れました。
そして、映画よりもボクがオススメしたいのはスッチーとの触れ合い!じゃなくて、機外カメラというもの。そういえば、スッチーと触れ合いたくて友達といろいろがんばりました。というわけで、しばらくスッチーに脱線しますね。国際線ということで、スッチーに外国人の人がいましてね。あの人の国籍が知りたい!というわけで、思い切って聞いてみたんだよ、そしたらドイツだって!「ワールドカップで会いましょう」って言っておきました。って、こんな触れ合いは触れ合いのうちに入りません!身体と身体がぶつかってこそ、ボクの触れ合いパーセンテージは満たされるんですよ!
あのね、この個人用テレビってのがよくバグるんですよ。これから国際線に乗り人にアドバイスなんだけど、ダウンロード中には絶対にボタンを押すな!です。これね、すぐにバグるから。でもね、一回はバグっとくべき。というのも、これをバグらせることでスッチーとの絡みができるわけ!ボクももちろんバグらせたわけで「ちょっとスッチー」と声をかけたわけね。すると、このテレビのリモコンが座席の肘掛部分。ちょうど、ボクの腰辺りにセッティングされてるわけね。これは取り外しできるんだけど、邪魔だからセッティングしたまんまでボタン操作しちゃってたの。まぁ、そしたら間違ってバグらせちゃったわけでね。んで、スッチーくるじゃん。マニュアル通りなのかわかんないけど、リモコンで操作しようとするじゃん。そのスッチー、笑顔で何も言わずにセッティングされたままのリモコンに手を伸ばしたわけ!どうなる?正解は、ボクの背中にスッチーのおぱいのぬくもり!みんなも、わざとバグらせてスッチーからの逆セクハラを感じてみよう!
んなことはさておいてだ、機外カメラについて。これ、前方と下方が見えるの。前方はずっと雲と太陽した見えないんだけど、下向きがヤバイくらいに楽しい。普通に小さく街とか見えるのよ!うわぁー、森ばっかりじゃん!と嘆いた数分後に急に町並みが見えてくる興奮度ったら最高だね。ずっと機外カメラで万里の長城を探したんだけど、ちょうど雲に重なってて見えなかったのは残念。この機外カメラばっかり見てたおかげで、映画は2本しか見れなかったのね。

オランダに着陸

スッチーで至福の時を得たに見えた飛行機だったが、ここで軽いエコノミー症候群な状態に。左足が痛てぇ!エコノミーの座席だけあって、ちょうど左足の部分が前の座席の支柱に当たる部分だったの。それで、それを避けるために変な体制をしていたら案の定。痛みをこらえて歩いていくと警察犬がボクをクンクン。さすがは警察犬。ボクが前日に飲んでおいた正露丸にはまったく反応しませんでした。
入国審査は笑顔で「ハロー」で通過。空港を出るとオランダの街並みが広がった。第一印象は硬い感じ。うまく説明できないんだけど、日本とは違う硬い空気だった。そのままバスで移動。
バスでホテルまでは1時間弱。その間、現地のガイドの女性が案内してくれた。そのガイドの人が「こちらがアムステル橋です」というたびに何故か大爆笑の運転手のルイス。日本人がキョトンとする中、アムステルダムはソフトドラッグが合法だということで「アムステル橋」の”橋”の部分に着目してみよう!はし、はし、はしし、ハシシ……どうやら、ハシシっていう合法ドラッグがあるらしいんだよ。第二印象は麻薬で笑える陽気な国。
そんなこんなでホテル到着。夕食はバイキング形式だったんだけど、席が足りないということで友達数人と女子ばっかりの科と一緒の席に。軽い合コンみたいな雰囲気になるが、機内で機外カメラばっかり見てて一睡もしていないボクはオランダチーズで胸焼けを起こす。その後、部屋に入って即就寝。