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遥香の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-07-24

景気悪化で4830億円の赤字 21年度の協会けんぽ

23:00 | 景気悪化で4830億円の赤字 21年度の協会けんぽを含むブックマーク 景気悪化で4830億円の赤字 21年度の協会けんぽのブックマークコメント

 中小企業の従業員ら約3500万人が加入する全国健康保険協会協会けんぽ)は12日、平成21年度決算案を発表し、景気悪化に伴う保険料収入の落ち込みにより、単年度収支は4830億円の赤字となった。赤字は前身の政府管掌健康保険の時代を含めて3年連続。20年度(2538億円)から大幅に悪化しており、積立金(準備金)は3491億円の不足に陥った。協会は積み立て不足を24年度末までに解消する計画で、現在全国平均で9・34%の保険料率は23年度も引き上げられる見通し。

産経ニュース 2010.7.12 23:02)

 協会けんぽ国民健康保険同様、深刻な財政難に陥ろうとしているようです。この財政難は、景気が悪く従業員の給与が減らされていることに起因しています。今協会けんぽが抱えている課題は、「給与の減少」→「保険料収入の減少」→「保険財政の悪化(赤字)」→「保険料の引き上げ」という社会保険料負担の増大です。給与から社会保険料天引きが増えれば、ただでさえ不景気で削られている可処分所得が減少するため個々の家計を切り詰める。そのため、企業の儲けが減少しそのツケが従業員の給与しわ寄せされることから、「給与の減少」と「社会保険料負担の増大」という悪循環ないし負のスパイラルが既に起こってきているようです。

この悪循環を断ち切るためには、保険料の引き上げではなく、短期的には税金を投入する。中長期的には景気回復にむけて財政出動と成長産業の育成をはかることです。協会けんぽ財政の悪化は、中小企業経営状態のそれを端的に示すものでしょう。

社会保障の安定的な運営のためにも企業の活動が活発に上向くことが期待されます。